自 省 録 

自 省 録 

2009.04.12
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カテゴリ: 論文
『 Ultrasonically guided systematic subsegmentectomy』

Makuuchi M, Hasegawa H, Yamazaki S

Surg Gynecol Obstet 161: 346-350, 1985


幕内先生が,肝切除における系統的亜区域切除の概念を提唱されて,

約4半世紀が過ぎた.

その間,肝臓外科は革命的な進歩を遂げた.

その根本となるのが本論文である.

この術式の開発により,

どれだけの命が救われることになったか知れない.





carcinoma during operation.

2) how to perform the radical resection upon patients with small

hepatocellular carcinoma in cirrhotic liver.

3) identification of the vessels to be ligated and divided in the

hepatic parenchyma.

4) how to control bleeding during division of the parenchyma.


以上の4点がそれまでの高率な手術死亡の原因であった訳だが,

本論文によりそれらが見事に解決される.

本論文で採用されている方法は,

4半世紀が経過した現在でも,色あせることなく,

世界中の肝臓外科医が採用している.



幕内先生はマスコミが嫌いで,

どこかの天才外科医とは違って,

ほとんどテレビには出ない.

だから世の中の人はあまり知らない.

外科医の父を持ち,幼い頃から父の姿を見,



東大教授となった.

幕内先生は3人兄弟で,分野は違うが全員外科教授である.

ひたすら努力を続ける真の天才である.

幕内先生の主義は,

『24時間365日医者』であることで,

土曜日曜,盆正月も全く休まない.

『365日しっかり患者をみていけば,

人間は非常に強くて元気になる.

患者さんが助かるために仕事をしているわけで,

その他のものではありませんから』

と明快である.

頭が下がるばかりである.






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Last updated  2009.04.13 04:42:55
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