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2006年03月24日
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カテゴリ: 露野
 五条の姫君は、私との逃亡から連れ戻された後、しばらく太政大臣の屋敷で監禁されていた。はじめの頃、姫君は物も食べず、眠りもせず、誰とも口を利かなかったという。そして、いくら私との関係を問われても何も言わず、私の名を口にすることすらなかったそうだ。

 太政大臣も兄の少将の君も、情の強い姫君にずいぶん手を焼いたらしい。それに、確かに私に言われた通り、私とのあからさまな情事の噂のある姫君を、すぐに入内させるわけには行かない。

 ましてや、姫君が入内する予定だった東宮は、父帝が急死したのを受けて新しい帝に即位してしまった。その後宮にはすぐさま、高官の姫君がぞくぞくと入内し始めている。

 しばらくして噂が少し下火になった頃、姫君の美しさを人々に誇示しようと、姫君を新嘗祭の五節舞姫の一人として宮中に連れて行ったこともあったそうだ。だが、いくら朝廷で絶大な権力を持つ太政大臣とはいえ、まだまだ敵対する勢力も強く、姫君の入内には難色を示す者が多かった。

 せっかくの素晴らしい持ち駒を生かすことが出来ず、太政大臣はほとほと困り果てたのだという。

 しかし、ここで諦めてしまうような太政大臣ではない。大臣は密かに宮中で根回しをし、数年後には何とか帝の妃の一人として姫君を後宮に入れることに成功したのである。





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最終更新日  2006年03月24日 15時58分41秒
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