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2007年12月17日
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カテゴリ: 蒼鬼
「何ということだ。あれほど有徳の僧を集めて何度も祈祷をさせ、高名な陰陽師を招いて祓えもしたというのに。ますますひどくなるばかりではないか。この染殿にいるのが良くないのだろうか。もう東宮御所に戻った方が……」

「いえ、明子様はお戻りにはなりたくないそうでございます」

「なぜだ」

「元々人交わりがお好きではございませんので、御所は心が休まらぬと申されます。それに、御所でも他の別業のお屋敷でも、長くいるともう耐えられないほどご持病の頭痛がひどくなられるそうで。この染殿に、どうしても戻って来てしまうと申されるのです」

「そうか。あれの頭痛は見ているのが辛くなるほどひどいでな。無理もない。だが、このままにして置くこともできぬだろう。一体どうしたら良いのだ」

 良房は頭を抱えてしまった。かといって、継子にも何か妙案があるわけではない。

 今まで既に、天台であろうと真言であろうと高位の僧には全て声をかけ、験がないと言っては南都の僧たちまで呼び出して祈祷をさせた。陰陽寮中の陰陽師を集めて盛大に祓えをしたこともある。だが、はかばかしい効果は現れなかった。

 しばらくいろいろ考えては見たものの、二人とも新たな方法は思い浮かばず、昨夜は一旦継子を下がらせたのだった。


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最終更新日  2007年12月17日 12時23分35秒
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