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2007年12月28日
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カテゴリ: 蒼鬼
 白々しい顔で噂を広めているらしい業平に、良房は腹が立ったが、このように明子のことが公になっているのでは仕方がない。それに、どれほど祈祷をしても明子の苦しみが治まらないのは事実だ。これ以上の対処が見つからず、困り果ててもいる。良房はしぶしぶ言った。

「実は、その通りなのです。いや、明子が天狐に取り憑かれているなどということはございませぬ。ただ、何やら物怪が現れておるのは本当のことで」

「物怪? 何の物怪だ」

 そう問う文徳帝だったが、良房はさすがに、明子に取り憑いているのはあなたや私に恨みを抱いて死んでいった者たちでございますと答えるわけにはいかない。良房は首を振りながら言った。

「それはわかりませぬ。ただ、近頃では毎夜物怪が現れて、明子は眠ることも出来ぬ有様。何とかしなくては、明子の命も危ぶまれまする」

 それを聞いていた文徳帝の顔は、ひどく青ざめてきた。

 今まで明子のことなど気にも留めぬ様子であったのに、一体どうしたことだろう。


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最終更新日  2007年12月28日 10時40分39秒
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