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2012年08月01日
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カテゴリ: きりぎりす
「何とおおせられます?」

 正盛は急に顔色を変えて、実能の方を向いた。実能は穏やかに正盛を制しながら言った。

「もちろん、そなたを疑うわけではない。だが、あの義親は名うての剛の者。わずか数日で討ち果たすことができるわけがないと、その頃からずいぶん疑問に思う者がおったのだ。義親は死んではおらず、正盛が持って来た首は偽物ではないかと言ってな。そのせいか、今まで何度も義親と名乗る者が現れた」

「全て偽者じゃ! 本物の義親など、絶対にあり得ませぬ!」

 むきになって言い募る正盛にまた苦笑しながら、実盛は言った。

「この通り、正盛は絶対に義親は討ち果たしたと言っておる。だから、鴨院にいる義親が偽者であることを証明して見せるために、鴨院の者たちより先に何とかこちらで義親を捕らえようとしたのだが……」

 実能ははたと膝を打った。

「もしかしたら、鴨院の者に先を越されたのかも知れぬ」

 そう言うと、実能は桜子に向って言った。




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最終更新日  2012年08月01日 14時34分08秒
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