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2014年09月26日
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カテゴリ: 羅刹
 兵藤太は少し眉を曇らせながら続けた。

「出入りというより、入ったまま出て来ないと申しましょうか。そのような宴の前になると、よく若い女が屋敷の内に入っていく姿を見るそうです。でも、出てきた姿は見たことがない。屋敷内に留まっているような様子もないといいます」

「女が姿を消す?」

「はい。しかも、女たちはいずれも似たような姿形だそうで。身なりは遊女のようだったり雑仕女のようだったりと様々ですが、年の頃はいずれも十六、七歳。色の白い細面の、どことなく儚げでほっそりとした感じの女だったといいます」

 能季の胸の中に、ふいに昨夜思い浮かべた面影が甦ってきた。だが、能季は慌ててその面影を振り払い、兵藤太に訊ねた。

「その話は確かなことなのか」

「ええ。あの屋敷の周辺でも、ここ十年ほどの間に二人ほど若い娘が姿を消しているのだそうです。私が話を聞いたのは、そのうちの一人の兄だという男で、妹を探しているうちにわかったことをいろいろ教えてくれました」


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最終更新日  2014年09月26日 17時17分24秒
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