佐遊李葉  -さゆりば-

佐遊李葉 -さゆりば-

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

vyゆりyv

vyゆりyv

カレンダー

カテゴリ

カテゴリ未分類

(0)

露野

(129)

心あひの風

(63)

孤舟

(59)

かるかや

(68)

蒼鬼

(253)

光明遍照

(53)

山吹の井戸

(52)

きりぎりす

(217)

遠き波音

(50)

羅刹

(193)

コメント新着

vyゆりyv @ Re[1]:羅刹 -193-(10/05) 千菊丸2151さん いつもお読みいただいて…
千菊丸2151 @ Re:羅刹 -193-(10/05) 是非このブログを残してください。 ゆり様…
vyゆりyv @ Re[1]:羅刹 -192-(09/14) 千菊丸2151さん だらだら更新に最後まで…
千菊丸2151 @ Re:羅刹 -192-(09/14) 漸く完結しましたね。 ちょっと後味が悪い…
vyゆりyv @ Re[1]:羅刹 -190-(09/08) 千菊丸2151さん 花山院皇女は惚れた弱み(…

サイド自由欄

QLOOKアクセス解析
2014年09月29日
XML
カテゴリ: 羅刹
「詳しく話してくれ」

「妹は当時十六歳。実家は西寺の門前で染物をしていたそうですが、ある日屋敷奉公の口があるからと言って家を出たそうです。そして、それっきり戻っては来ませんでした。兄はそこら中の屋敷に行って妹について尋ねましたが、どこにも妹はおりませぬ。兄は諦めきれずに、それからずいぶんいろんな人間に尋ねたそうで、ようやく妹らしい女が小八条第へ入っていくのを見たという話を掴んだそうです」

「その女は、確かにその男の妹だったのか」

「はい。実家の染物屋は紫染めを西寺に納めておりまして、妹はいつも余りの染料で染めた小袖を身に着けていたそうです。高価な紫染めの衣を着た庶民の娘など、そうそうおりませぬからな」

「そうか。それで、その女はそれからどうなった」

「兄は小八条第に行って、妹を出せと掛け合いましたが、知らないの一点張り。何度掛け合っても埒(らち)があきませぬ。そのうち、言いがかりをつけるなと、それは恐ろしいほどの剣幕で。中には人相の怪しい者どもがたむろしているし、とてもそれ以上問答することができませんでした」


にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
↑よろしかったら、ぽちっとお願いしますm(__)m





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年09月29日 16時25分46秒
コメントを書く
[羅刹] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: