コロナの感染拡大している地域では
精神科のデイケアも休止しているところがあるんですね。
基本、集団活動がメインのデイケアになるので
休止になっても仕方がないんですよね。
そんな中でも感染対策をしながら続けてくれているデイケアに
今は感謝しきりです。
健康な人でもこのコロナ感染対策は気が滅入ってしまう。
私のような精神疾患持ちは、健康な人以上に
セロトニンが不足していたりするために
気持ちが落ちやすい人が多かったりします。
だから、デイケアに行って、生活のリズムを整えることが
免疫力をあげて、気持ちも安定させるためには
とても大切なことなのです。
最近はデイケアの話ばかりですが、
デイケアに積極的に参加すると決めてから
改めて、デイケアで学ぶことが多いことに驚いています。
話は変わって、免疫力を上げると言えば
早寝早起き朝ご飯。そして規則正しい生活習慣。
休校になって一週間のいちご(娘)。
遅寝遅起き朝食抜き!
1時間の勉強以外はゲームやビデオ三昧。
散歩など一切の外出を拒否。
こんな生活に変わってしまって
さらに、友達とラインでグループトークに花が咲き
スマホを気にせずにはいられない
スマホにとらわれるの巻。
中学生だから、自分で管理できるようにならなきゃね。
なんて、甘い態度で接していたら
ずぼら生活を満喫。ソファに根が生えてしまう始末。
そして、しょっちゅうお腹が痛くなるってか。
ということで、ドカン!と行きましたよ。
タイムスケジュールを書かせて、3食きちんと食べること。
起きる時間と寝る時間を一定にすること。
勉強も計画を細かくたてさせて、3時間勉強に変更。
散歩も計画にいれましたが、本人が乗り気ではないため
私の買い物時間を散歩時間に合わせて
外に連れ出す作戦。
もちろん、スーパーの中には私一人でしか入りませんが。
ゲームもタイマー機能をつかって制限。
スマホを気にしない生活ができるように心がけさせる。
・・・
1週間分のタイムスケジュールをたてさせるときに
今後の定期テスト勉強のスケジュールのたて方だと思って
計画のたて方をみっちりおしえました。
・・・
今回のいちごとのやりとりを通して
やはり発達障害の特性を感じざるを得ませんでした。
そして、さらにその発達障害の特性に対処するには
私の能力が邪魔をするというもどかしさも
改めて感じました。
デイケアに行くと、何度も言われることがあります。
頭が良すぎでも大変なんですね。。。って。
最初はとても不思議でした。
今まで、私の周りには私の能力をはるかに超える人ばかりだったので
むしろ、私は頭が悪いと思っていました。
そして、まだまだがんばらないと!なんて思っていました。
でも、デイケアではその逆で
いろんな特性を持った方が集まっていることもあり
先回りして答えを出してしまう私がネックだったりするんです。
どんな人の話も遅いとかそんなことでイライラせずに
最後まできいて、対応する。
これができるようになれば、家族に対しても
もっとおおらかに対応できるんじゃないかと思います。
相手が自分と同じようにできるって
身近にいると、不思議とどうしてできないの!?
的なことがストレスになったりするんですよね。
このストレスの原因が、実は自分では気がついていなかった
「自分と相手との能力の乖離」
だったとは、目からうろこ的な発見でした。
ここでいう能力の差とは、勉強とかではなく
日常生活を送るために必要な能力のことをいいます。
発達障害の人は、その特性により必要な能力に凸凹が生じているように思います。
私も最初からできていたわけではないと思うのですが
飲み込みの早い項目が人よりちょっと多いのかもしれない
ってだけかもしれないんですけどね。
でも、それがストレスを生むってことに
今まで気が付いてこれずに、そのストレスにやられてしまって
うつになってしまったというひとつの原因といえるのかもしれません。
デイケアに行くようになって、そんなことを発見したりもします。
まさに認知行動療法にもなっていますね。
ということで、私にとってデイケアに行くことで
精神疾患が思いのほか好転していっていることに
驚きを隠せませんが、事実なんですよね。
だから、こんなご時世ですが、開所しつづけてくれることは本当にありがたいです。