今年も精神疾患(うつ病とパニック障害)の治療、リハビリに
1日1日を積み重ねたいと思います。
厳しい精神科医のもとではありますが、それが先生の治療方法ということで
最近の毎回の診察では、短く明るく診察してもらっています。
今思えば、私にとっては本当にショック療法でした。
でも、おかげで、死に関する価値観を変えて生活できるようになりました。
もちろん、志半ばでこの世界を旅だった友達の影響が大きかったのもありますが。
あれ以来、1日1日を生きることの大切さを感じられるようになりました。
そして、自分の感情、感じたこと、感じていることを大切にしながら
感情を表現して周りと接していく中で、
うつ状態に落ちていかないような接し方を学んでいます。
薬だけでは治らないし、できないものを無理してやっていてはうつ状態に逆戻り。
今の自分は、目の前のことに対して、できる体力と気力があるかどうかを
毎度毎度確認しながら、6割の力で生活して、エネルギーをためるように心がけています。
うつ病生活が長いので、想像以上にかなり、体力がなくなっています。
そして、ここ1,2年の薬で肥満になってしまったので、余計に体に負担がかかっています。
太りやすい薬をやめたからといって、痩せるわけではなく
それでも、太る速さが落ち着いて、現状維持または微増ですんでいるだけでもありがたい。
だから、この肥満体型にあわせた体力を作っていくことに決めました。
もう、前のような体重に戻れるとは思わなくなったので
(あきらめたというか、受け入れたというか)
これからの人生はこの体型で生きていこうと思っています。
(前までは言い聞かせていました(^^;)
そして、今はデイケアに通う頻度を減らして
電車に乗って、歩いて、実家に通うようにしました。
精神科医は、デイケアで人間関係を学んでほしいと言って、デイケアを勧めていますが
私は6割の力で生活するためには、デイケアはまだ負担が大きいと感じ
それよりも、規則正しく生活リズムを整えて同じ時間に実家に通うことで
体力を作りたいと思いました。
そして、実家デイケアと名付けて、12月は実家にできるだけ通うようにしました。
すると、やはりなんだか気持ちも前向きになって、家事も回せるようになりました。
ちょっとだけ、足に筋肉もついた気が(笑)
そうこうしながら過ごすうちに、わかったことは
今の私は思いのほかエネルギーがなく、自分が思っていた以上に
できることのキャパシティが小さくなってしまっていたんだと痛感しました。
だから、1日1日を積み重ねることで、少しずつ体力を取り戻すリハビリが必要だと
改めて、毎日を少しずつ頑張っていこうと決めました。
今思うと、こんな状態で、よく働きゃなきゃなんて思っていたもんだと
自分に無理をさせすぎていたことに気づかされます。
働くことが当たり前だと思い、
働いていないと落ちこぼれとまでに思い詰めていた頃を振り返ると
何がそこまで私を追い込んでいたんだろうと、やはり強迫性性格という根本を変えないと
私はまた同じようにうつ病をひどくさせてしまうんだろうなと
ようやく、自分自身のありのままに目が覚めた気がします。
家事ができるようになって、料理も少しできるようになって
化粧して外出できるようになって、電車にものれるようになって
少しでも歩こうという気力がでるようになって。
こんな些細なことですが、できるようになったことに幸せを感じます。
料理もまだまだ味の調整ができないので、市販のたれを愛用しています。
疲れると、お弁当も多用します。そんな感じで手抜きして
6割の力で生活するように心がけて、少しエネルギーがたまってきた気がします。
今の私はその程度のエネルギーしかありませんが、
それでも幸せだと思います。動けるんですから。
冬休みは3日間ほど、娘の部活でお弁当を早朝から作りましたが
今の私は、3日間作ることで限界を感じていますが、
3日間作れたことも少し自信につながりました。
そうやって、今年は、1日1日を大事に生きていきたいと思っています。
そして、いつか寛解できたらな~と思います。