もう花粉の季節がやってきてしまいましたね。
マスクをしているから、まだ本格的な症状はでていませんが、
くすぶる鼻の中では、確実に花粉と格闘しているようです(笑)
去年も同じようにマスクをしていたけれど、花粉症の症状が出なかった。
確かに花粉の量が少なかったというのもあるんでしょうが、
今思えば、まだ花粉が少量の今の時期でさえ、私は鼻の中に違和感を感じているのに
私の花粉症が、花粉が少量だからという理由だけで症状が出ないはずがない!のです。
だから、確実に抗うつ薬の副作用(私にとってはうれしい花粉に反応しない作用)
だったのですよ。。。その名もリフレックス。
私の体にとっては、抗アレルギー作用に似た副作用をもつ薬だったんですよね。
実際には、花粉と格闘して暴走する免疫系を沈静化してくれていたんでしょうね。
花粉の季節をすごく楽に過ごせたので、
北海道でスギ花粉のない生活を送った時のように、心はルンルンでした。
でも、それって、実は他の神経系までも沈静化してくれちゃっていて
後にこの薬が恐ろしく体重が増加してしまう原因だったとわかるのに、
1年かかってしまったという悲しい事実。
リフレックス恐るべし!
サインバルタとリフレックスの多剤服用はカリフォルニアロケット療法というらしく
かなりうつに対して効果が高い治療法なんだとか。
実際、その二つの組み合わせで飲んでいた頃はとても体調がよかったんですよね。
頭痛もなければ、体の痛みもなく、体力すら戻ってきたかのように
家での料理も楽しめるほどで、久しぶりの解放感!という感じだったのですが・・・
しかしながら結局、体重増加の心理的デメリットのほうが大きくて
リフレックスを別の薬にかえてもらってから、やはり体調が悪くなり始めて
今にいたっています。
そんな私をみて、精神科医は私は薬では治らないと断言したんでしょうね。
ショック療法的なアドバイスや、心をゆさぶる言葉での治療に方針転換した感じです。
結局、リフレックスの処方でメリットデメリットを天秤にかけて
私にはデメリットが多いということで、処方しなくなった今
花粉症も、頭痛も、体の痛みやだるさも出現し、気力も必死で持ち上げる感じ。
さらに、肥満となった体は現状維持で
リフレックスを服用開始する前と比べて、変わったことと言えば肥満体型のみ。
肥満体型と表現すれば、簡単な言葉ですまされますが
この言葉の奥深くには、女性にとってはすさまじく鋭い心の傷ができてしまった
ということになると思います。
正直なところ、カリフォルニアロケット療法に失敗して、
以前の状況にもまして、肥満まで背負ってしまった。
そんな感じです。
精神科医には、リフレックスを処方するとき
私は考えすぎるから、ネットとかで調べたりせずに、
医師の言われた通りに薬を飲んでおけばいいんだよ
と言われて、すぐに調べたがる自分が悪いんだと思って、
何の疑問も持たずに飲み続けた私。
でも、リフレックスの処方をやめてもらってから、しばらくたったので
ふと、どんな薬だったのかを詳しく調べたくなって、予想はしていたけれど
抗うつ薬の中で、リフレックスは最も太りやすい薬!だったんですよね。
これを知った瞬間に、精神科医が調べるなと言った理由が
私の調べ癖を封じると同時に、
この最も太りやすい薬だってことを知らせたくなかったのでは!?
ということを察しました。
それ以来、ショック療法にしても、心をゆさぶるアドバイスにしても
先生の言葉にはどこか裏の意図があるから、それにまんまとのったりしないぞ!と
警戒心がより一層、強くなりました。
まぁ~、うつがひどいときは、思考回路が停止しているため
先生の言葉を素直に聞く以外に選択肢はないので
今の私は、少し良くなってきたのでしょう。
少し前までは、精神科医の言葉にゆさぶられまくってました。
悪く言えば、バカ正直に
先生の言葉を真に受けて悩んだり、行動したりしていたんですよね。
でも、私の心友にどうやってうつを寛解させたのかを聞いて
今の私の状況を相談してみたんですよね。
そしたら、今の私は、本来の私ではない!
本来の私は、惑わず迷わずだったはず。と、一喝いれてくれました。
そうなんですよ。自分の方向性を見失っていたことに気づかせてくれたんです。
私のうつって、自己否定や自己肯定感の低さからきてる部分があるのに
さらに、精神科医に、私のここがだめだから、治らないんだよ。
みたいに二重で自己否定されてるんですよ。
そして、精神科医曰く、私は人間関係が苦手で、人間関係を避けている
とまでいわれ、いろんな理由を作って、デイケアを避けていると言われました。
確かにデイケアの人間関係は苦手です。
人と接することが苦手な人が集まっているから。
精神科医も、苦手な人をデイケアに勧めていると言ってました。
だから、私もデイケアを勧めているんだと。
でも、先生が思うように本当に私は人間関係が苦手なんでしょうか?
私自身は、実は、全くそう思っていません。
むしろ得意なほうじゃないかとさえ思っています。
ただ、うつだからできる範囲が限られてしまっているという現状はあると思うのですが。
そう思うと、本来の自分らしさを出せる場所はデイケアではない気がして、
心友の勧めもあり、
本来の自分らしい部分を活かせるボランティアなどの別の場所を見つけたい
と思うようになりました。
そして、検索するとすぐにヒットしたのが、外国人学習者に日本語を教えるボランティア。
場所も家のはす向かいという好立地。
これは、ちょっと挑戦する価値があるかも!と、ボランティア登録に向けて行動中です(^^)
久しぶりにいろんな意味でワクワクしております。
私らしい自分を再構築するいい機会だと思って、いろいろ行動してみたいと思います。
とはいえ、無理は禁物なのは百も承知なので
ぼちぼち、ゆるゆると、できる範囲を少しずつ広げていけたらいいなと思っています。
心友は、もっと好きなことをしたらいいと、
計算すらできなくなっていた私に
うつの自然治癒力のために自己力をセーブするだけでなく
やりたいことをやってもいいんだと思わせてくれました。
そして、買い物の暗算ができなくなって自信がなくなっていた私は
積分の本を取り出してきて、積分の計算練習をはじめました。
そうすると、なんだか楽しくなってきて、頭もキレッキレになってきて
こうして、長文を打つことも、
キーボードでの打ち間違えもなく楽しく打てるようになっている自分が戻ってきました。
脳の自然治癒力を高めるための行動が、功を奏したのかな?とかも思いつつ
やっぱり、好きなことはセーブしなくていいんだと
改めて、自分らしさをもっと出して生活していきたいと思いました。