カツラの葉っぱ 大好き!

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小川洋子ミニブームR12

<小川洋子ミニブームR12>
『犬のしっぽを撫でながら』という本を読んでいるのだが…
このところ集中的に小川洋子の本を読んだわけで、ミニブームとなっているのです。
で、それらの本を並べてみました。

・小川洋子と読む内田百間アンソロジー(2020年刊)
・『あとは切手を、一枚貼るだけ』5(2019年刊)
・『歓待する文学(NHKテキスト)』5(2019年刊)
・小川洋子の陶酔短篇箱(2014年刊)
・注文の多い注文書(2013年刊)
・ことり(2012年刊)
・とにかく散歩いたしましょう(2012年刊)
・言葉の誕生を科学する(2011年刊)
・妄想気分(2011年刊)
・HOTEL IRIS(2011年刊)
・ミーナの行進(2009年刊)
・小川洋子対話集(2007年刊)
・博士の本棚(2007年刊)
・犬のしっぽを撫でながら(2006年刊)
・海(2006年刊)
・密やかな結晶(1994年刊)
・妖精が舞い下りる夜(1993年刊)

R12:『HOTEL IRIS』を追記



『あとは切手を、一枚貼るだけ』2 :一通め
『あとは切手を、一枚貼るだけ』1 :『幸福の王子』

『歓待する文学(NHKテキスト)』5 :『ことり』

『注文の多い注文書』1 :『肺に咲く睡蓮』の注文書
『注文の多い注文書』2 :『肺に咲く睡蓮』の納品書
『注文の多い注文書』3 :『貧乏な叔母さん』の注文書
『注文の多い注文書』4 :『貧乏な叔母さん』の納品書

『とにかく散歩いたしましょう』

『言葉の誕生を科学する』4 :時間の発見は、ゼロの発見にも等しい
『言葉の誕生を科学する』3 :おふたりの対談(続き)
『言葉の誕生を科学する』2 :おふたりの対談
『言葉の誕生を科学する』1 :言葉の起源

『妄想気分』1 :ミーナの行進
『妄想気分』2 :フランス語への翻訳者との付きあい
『妄想気分』3 :私の書いた本たち
『妄想気分』4 :小川さんの読書体験

『HOTEL IRIS』 :冒頭の語り口

『ミーナの行進』

『小川洋子対話集』1 :翻訳家の柴田元幸さん、作家のレベッカ・ブラウンさんとの対談p69~72
『小川洋子対話集』2 :翻訳家の柴田元幸さん、作家のレベッカ・ブラウンさんとの対談の続きp133~136
『小川洋子対話集』3 :田辺聖子さんとの対談p11~14
『小川洋子対話集』4 :翻訳家の岸本佐知子さんとの対談p48~51
『小川洋子対話集』5 :田辺聖子さんとの対談(続き)p16~20

『博士の本棚』1 :『中国行きのスロウ・ボート』を開きたくなる時p273~275
『博士の本棚』2 :翻訳者は妖精だp94~97
『博士の本棚』3 :風の歌を聴く公園p150~152
『博士の本棚』4 :『中国行きのスロウ・ボート』についてp239~241
『犬のしっぽを撫でながら』1 :アルルの出版社p46~49
『犬のしっぽを撫でながら』2 :書店の役割p71~73、本を買う贅沢p175~178

『海』1 :バタフライ和文タイプ事務所

『密やかな結晶』1 :第4章の一部
『密やかな結晶』2 :小説の最終章
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【小川洋子と読む内田百間アンソロジー】


内田百間著、集英社、2020年刊

<「BOOK」データベース>より
現実と幻、笑いと恐怖、彼岸と此岸、あらゆる境界をするりと越えて、不思議な光を放つその作品を、百間をこよなく愛する作家・小川洋子と一緒に楽しもう。「冥途」「梅雨韻」「旅順入城式」「サラサーテの盤」…珠玉の24篇を集めて贈る、新しい内田百〓の世界。

<読む前の大使寸評>
小川洋子と内田百間という取り合わせがいいではないか♪・・・とまあ、小川洋子マイブームは続いています。(ところで百間という名前は門構えに月なんですが、パソコンが受け付けないので「間」でまに合わしています。)

rakuten 小川洋子と読む内田百間アンソロジー


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【あとは切手を、一枚貼るだけ】


小川洋子×堀江敏幸著、中央公論新社、2019年刊

<「BOOK」データベース>より
かつて愛し合い、今は離ればなれに生きる「私」と「ぼく」。失われた日記、優しいじゃんけん、湖上の会話…そして二人を隔てた、取りかえしのつかない出来事。14通の手紙に編み込まれた哀しい秘密にどこであなたは気づくでしょうか。届くはずのない光を綴る、奇跡のような物語。

<読む前の大使寸評>
巻末を見ると、文芸誌に2017年7月~18年8月まで連載されたエッセイを単行本として構成したもののようです。
いわば出版社の企画の勝利というか、一粒で三度美味しいケースでんがな♪

rakuten あとは切手を、一枚貼るだけ


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<『歓待する文学(NHKテキスト)』5>
図書館で『歓待する文学(NHKテキスト)』という本を、手にしたのです。
ぱらぱらとめくってみると、多和田葉子、小川洋子、カズオ・イシグロ、村上春樹等々・・好きな作家が多く 魅力的なテキストになっています。

ところで、帰って調べたら、この本を借りたのは二度目であることが判明しました(またか)。で、この記事は(その5)とします。


【歓待する文学(NHKテキスト)】


小野正嗣著、NHK出版、2018年刊

<商品説明>より
文学は私たちの心にどう入り込み、個人の生活や社会に影響を与えるのか。芥川賞作家である著者が欧米、アフリカ、中東、アジアの選りすぐりの作品を紹介。書き手がどのような土地に根ざし、どういう言語で作品を生み出したのか、それが読み手にどう作用するのかを探る。

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくってみると、多和田葉子、小川洋子、カズオ・イシグロ、村上春樹等々・・好きな作家が多く 魅力的なテキストになっています。

rakuten 歓待する文学(NHKテキスト)


第5回講座では小川洋子著『ことり』が取りあげられています。
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【小川洋子の陶酔短篇箱】


小川洋子編著、河出書房新社、2014年刊

<「BOOK」データベース>より
魅惑の16本と小川洋子のエッセイが奏でる究極の小説アンソロジー集!
【目次】
河童玉(川上/弘美)/遊動円木(葛西/善蔵)/外科室(泉/鏡花)/愛撫(梶井/基次郎)/牧神の春(中井/英夫)/逢びき(木山/捷平)/雨の中で最初に濡れる(魚住/陽子)/鯉(井伏/鱒二)/いりみだれた散歩(武田/泰淳)/雀(色川/武大)〔ほか〕

<読む前の大使寸評>
短篇16本それぞれに、小川洋子の解説と短篇の語り口がセットされるという構成になっています。やや古風な作品が多いが、それが小川洋子の好みなんでしょう。

rakuten 小川洋子の陶酔短篇箱


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【注文の多い注文書】
注文

小川洋子×クラフト・エヴェング商会著、新潮社、2013年刊

<「BOOK」データベース>より
【目次】
人体欠視症治療薬/バナナフィッシュの耳石/貧乏な叔母さん/肺に咲く睡蓮/冥途の落丁

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくると、クラフト・エヴェング商会の通信歴のような構成となっていて、写真の挿入も多く…
装丁や編集が素晴らしいでぇ♪

rakuten 注文の多い注文書

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【ことり】


小川洋子著、朝日新聞出版、2012年刊

<「BOOK」データベース>より
世の片隅で小鳥のさえずりにじっと耳を澄ます兄弟の一生。図書館司書との淡い恋、鈴虫を小箱に入れて歩く老人、文鳥の耳飾りの少女との出会い…やさしく切ない、著者の会心作。

<読む前の大使寸評>
この本を『歓待する文学』というNHKテキストで、小野正嗣さんが高く評価していたので、即、図書館に予約していたものです。


<図書館予約:(1/19予約、副本14、予約0)>

rakuten ことり

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【とにかく散歩いたしましょう】
小川

小川洋子著、毎日新聞出版、2012年刊

<「BOOK」データベース>より
締切前の白紙の恐怖。パン屋での五千円札事件。ハダカデバネズミとの心躍る対面。何があっても、愛する本と毎日の散歩ですべてのりきれる…心にじんわりしみるエッセー集。【目次】
「る」と「を」/ハンカチは持ったかい/イーヨーのつぼの中/本の模様替え/散歩ばかりしている/ポコポコ頭を叩きたい/盗作を続ける/長編み、中長編み、長々編み/肉布団になる/自分だけの地図を持つ〔ほか〕

<読む前の大使寸評>
小川洋子の著作といえば『博士の愛した数式』のタイトルを知っているだけで・・・
その著作を読むのは初めてなのだが、動物好きのほんわりしたテイストが、いけるかも♪
rakuten とにかく散歩いたしましょう


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【言葉の誕生を科学する】


小川洋子×岡ノ谷一夫著、河出書房新社、2018年刊

<商品説明>より
言葉は〈求愛の歌〉から生まれた。鳥のさえずり、クジラの鳴き声、ハダカデバネズミの歌……言語以前の“歌”から“言葉”へ、ジャンプした謎に、人気作家と気鋭の科学者が迫る。

<読む前の大使寸評>
言葉の誕生には鳥のさえずりが関係していたそうで・・・
鳥大好きな大使のツボに、ヒットしたのです♪

rakuten 言葉の誕生を科学する

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【妄想気分】
妄想

小川洋子著、集英社、2011年刊

<「BOOK」データベース>より
異界はいつでも日常の中にある。目を凝らし耳を澄ますと入口が見えてくる。そこを覗くと物語がはじまる。創作をめぐるエッセイ集。

<読む前の大使寸評>
内田先生の『呪いの時代』という重厚なタイトルのエッセイ集も借りたので、もう1冊は明るく軽いエッセイ集で中和しようという魂胆があったのでおます。

rakuten 妄想気分

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【HOTEL IRIS】

Yoko Ogawa著、 Vintage、(2011年刊)

<商品の説明>より
Both very weird and very good... Image by perfect image, we are led down into a mysterious and gripping universe, simultaneously beautiful and terrifying... From the opening sentences of Hotel Iris you know that every word will count and that every scene will be the occasion for strong and strange feeling (Times Literary Supplement)

<読む前の大使寸評>
追って記入

amazon HOTEL IRIS

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【ミーナの行進】
ミーナ

小川洋子著、中央公論新社、2009年刊

<商品の説明>より
美しくてか弱くて、本を愛したミーナ。あなたとの思い出は、損なわれることがない――懐かしい時代に育まれた、二人の少女と、家族の物語。

<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくると…土地勘のはたらく芦屋~神戸が舞台で、本を愛するミーナのお話になっています。これは期待できるかも♪
データは文庫本だが、借りたのは2006年刊のハードカバーでした。

amazon ミーナの行進


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【小川洋子対話集】
小川

小川洋子著、幻冬舎、2007年刊

<「BOOK」データベース>より
日ごろ孤独に仕事をしている著者が、詩人、翻訳家、ミュージシャン、スポーツ選手と語り合った。キョロキョロして落ち着きがなかった子供時代のこと、想像力をかきたてられる言葉や文体について、愛する阪神タイガースへの熱い想い、名作『博士の愛した数式』秘話など心に残るエピソードが満載。世界の深みと、新たな発見に心震える珠玉の対話集。

<読む前の大使寸評>
小川洋子対話集ってか…目次を見ると対話者が異色で、期待できそうである♪

amazon 小川洋子対話集


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【博士の本棚】
博士

小川洋子著、新潮社、2007年刊

<「BOOK」データベース>より
本という歓び、本という奇跡。『博士の愛した数式』で第一回本屋大賞を受賞した著者が、大好きな本の数々を紹介しつつ、本とともに送る生活の幸福を伝える極上のエッセイ。
<読む前の大使寸評>
ぱらぱらとめくると、大使は書名も著者名も知らない洋書の数々、村上春樹の作品などが出てくるではないか…
これは期待できるかも♪

amazon 博士の本棚


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【犬のしっぽを撫でながら】
しっぽ

小川洋子著、集英社、2006年刊

<商品の説明>より
『博士が愛した数式』の著者の痛快エッセイ。
数の不思議に魅せられた著者の「数にまつわる」書き下ろしエッセイのほか野球の話、本の話、犬の話などを収録。

<読む前の大使寸評>
個人的な小川洋子ミニブームの一環で借りたわけでおます。

rakuten 犬のしっぽを撫でながら


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【海】
海

小川洋子著、新潮社、2009年刊

<「BOOK」データベース>より
恋人の家を訪ねた青年が、海からの風が吹いて初めて鳴る“鳴鱗琴”について、一晩彼女の弟と語り合う表題作、言葉を失った少女と孤独なドアマンの交流を綴る「ひよこトラック」、思い出に題名をつけるという老人と観光ガイドの少年の話「ガイド」など、静謐で妖しくちょっと奇妙な七編。「今は失われてしまった何か」をずっと見続ける小川洋子の真髄。著者インタビューを併録。

【目次】
海/風薫るウィーンの旅六日間/バタフライ和文タイプ事務所/銀色のかぎ針/缶入りドロップ/ひよこトラック/ガイド

<読む前の大使寸評>
小川洋子の初期の短編集か…期待できそうやでぇ♪

なお 借りたのは2006年刊のハードカバーでした。

rakuten

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【密やかな結晶】


小川洋子著、講談社、1999年刊(単行本は1994年刊)

<「BOOK」データベース>より
記憶狩りによって消滅が静かにすすむ島の生活。人は何をなくしたのかさえ思い出せない。何かをなくした小説ばかり書いているわたしも、言葉を、自分自身を確実に失っていった。有機物であることの人間の哀しみを澄んだまなざしで見つめ、現代の消滅、空無への願望を、美しく危険な情況の中で描く傑作長編。

<読む前の大使寸評>
今年の英国ブッカー国際賞の最終候補になったそうで、同賞の選考委員は「あまりに現代的で目を見張らされた」と評したそうです。

<図書館予約:(10/8予約、副本4、予約59)>

rakuten 密やかな結晶


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【妖精が舞い下りる夜】
小川

小川洋子著 、KADOKAWA、1997年刊

<「BOOK」データベース>より
人が生まれながらに持つ純粋な哀しみ、生きることそのものの哀しみを心の奥から引き出すことが小説の役割りではないだろうか。書きたいと強く願った少女が成長しやがて母になり、芥川賞を受賞した日々を卒直にひたむきに綴り、作家の原点を明らかにしていく、珠玉の一冊。繊細な強さと静かなる情熱を合わせ持つ著者の、人と作品の全貌がみえてくる唯一のエッセイ集。

<読む前の大使寸評>
ちょっと古い本であるが小川洋子の原点が載っているかもと、期待するのでおます♪
なお 借りたのは、1993年刊のハードカバーでした。

amazon 妖精が舞い下りる夜

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