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2004年03月19日
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スペインにおける列車爆破事件、その後バグダットにおけるホテル爆破、ブッシュ大統領が言うほど、テロとの戦いはそんなに容易なものではありませんね。

日本政府の反応は、概して冷静、しかし「鈍い」と映ります。まるで他人事のような取り扱いです。首都他において、サリン事件を体験した国としては、この鈍さは、どうも理解できません。対北朝鮮「拉致問題」等も、国民が隣国にさらわれて行くのに、この鈍さで、長期間放置をしていた日本政府の反省、責任の認識、全く薄弱ですね。

米国における9.11も、ブッシュ政権の「鈍さ」が米国内3000人を超える犠牲者を出した遠因だと思います。それを逆に外に向けて、アフガニスタン、イラクと次々に侵攻して、それで世界中のテロは減ったのでしょうか。

EU諸国などでは、米国の一国主義に基づくイラク侵攻等は、かえってテロによる危険性をさらに増加させたと感じている国民の割合の方が多くなっているのでは無いでしょうか。

アナン事務総長のテロとの戦い

1年前、安保理決議無く米国が開始したイラク侵攻は、国連の存在意義そのものに危機感を招き、その後イラクにおける国連事務所に対するテロ攻撃は国連に大打撃を与え、国連にとっては、苦渋に満ちた一年でした。

そして、スペイン総選挙における与党の大敗。アナン事務総長のスペイン総選挙の評価は、与党政権のアスナール首相の「米国のイラク侵攻の支持」および列車爆破事件に於いて、事件直後に非合法組織 ETA の仕業と断定をしたことに、敗因有りと評価をしました。

さらに、テロとの戦いに対しては、各国が正確な情報を共有の上、外交、政治努力で行うべきと言っています。

同じく、総選挙に大勝したスペイン野党党首は、7月1日以降イラクの統治権は国連に移すべき、さもなければスペインはイラク駐留軍を撤兵させる、とブッシュ大統領にはっきりものを言っています。テロとの戦いは、空爆とトマホークミサイルで行うものではなく、「法治」によるべきものだと、スペイン次期首相は明快です。






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最終更新日  2004年03月19日 05時25分42秒
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