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2005年11月16日
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カテゴリ: 国際
11月15日(火曜日)夕刻、ブッシュ大統領は大阪国際空港(伊丹空港)に到着、本日16日(水曜日)午前中には、京都迎賓館で小泉純一郎首相と会談する予定。
The NewYork Times  NYTimes.com
In Asia, Bush Hopes to Advance Trade, but Soft-Pedal Iraq and North Korea

By DAVID E. SANGERPublished: November 15, 2005


KYOTO, Japan, Tuesday, Nov. 15 - The first time President Bush visited Asia as president, just two months after the Sept. 11 attacks, he had little time or patience for a summit meeting that traditionally focused on trade and globalization. He talked only about terrorism, and insisted that everyone else follow his lead.

But when Mr. Bush arrives in this ancient Japanese capital tonight, his first stop on a four-nation tour, he will be embarking on a trip that sounds like those of his father's presidency and President Clinton's.
ブッシュ大統領は、韓国、中国、モンゴル、4カ国訪問のスケジュールのものと、まず日本を訪問しました。

モンゴルは、イラクに160名の軍隊を派遣しているので、歴訪の一つに選択されているのでしょう。

ブッシュ大統領は、南米自由貿易地域 構想討議では手厳しい仕打ちを受けたばかり、本国では支持率の低下、等々取り巻く環境には厳しいものが有りますが、韓国などに於いても一種冷ややかな歓迎となるのではないでしょうか。その点、頼りになる小泉首相との会談には臨みやすいと思います。

中国とは、増大する貿易赤字の対策に関する協議を中心に、人権問題、民主化、米中懸案事項盛りだくさんです。米軍再編問題や北朝鮮核廃棄問題の日本に及ぼす影響、牛肉の輸入再開問題、自衛隊のイラク派遣延長、等々は何となく霞んで見えそうです。

北東アジアの地政学的な見地から見ると、どうやら、最近の日韓外相会談などを見ていると、小泉外交を中韓共同で封じ込める策を取り始めた様子、日本人から見るとまるで反日共同戦線のごとく映ります。

その点、日米軍事同盟だけでなく、経済的にも政治的にも日米関係強化は、日本に取って重要性を増して来たタイミングのブッシュ大統領の訪日ですが、大統領の滞在時間が余りにも短すぎます。中国への途上、京都迎賓館を一宿一飯のお宿に提供しただけみたいに見えます。

ブッシュ大統領の対中姿勢
小泉首相と会談したブッシュ大統領は、「中国は、自由と民主主義の強化」への努力が必要と、共産主義政府へのメッセージを日米同盟の絆を訴えながら発信をしていきました。
現在、米国内では、イラク開戦の根拠情報に関して情報操作の疑いをもたれるような状況で、ハリケーン災害への対応の遅れ、米大陸自由貿易圏構築サミットにおけるいわば反米雰囲気、等々政権への支持が低下の環境で、中国へ向かう大統領としては、日本の牛肉輸入再開と、自衛隊のイラク派遣延長を首相からほぼ約束を取り付けた、程度の成果でした。



ブッシュ大統領は、北東アジア地域の安全という観点から、小泉政権の対日韓外交の摩擦関係に触れており、大統領がこれから中国を訪問するというスケジュールを割り引いても、そろそろ日本の靖国問題なども、中国重視姿勢を取る米国民の間にも、問題意識が強くなってきているのかもしれないと、ブッシュ大統領の発言はそう示唆していたのかもしれません。

小泉首相は、今のところ靖国問題では、対中韓強気策を取っていますが、米国内で民主党などが中国にこの問題で肩入れし出すと、文字通り四面楚歌、日本の国益も損ないかねません。

首脳会談後の記者会見内容も、ブッシュ大統領のスピーチ内容は、即座にホワイトハウス発表のフル テキストがマスメディアにレリースされて、日本国民でもすぐに読めると言うのに、小泉首相のスピーチ内容は、その同じ時刻頃に、首相官邸サイトや外務省サイトを探しても見つからないというのは、問題ですね。IT政策で日本は米国に追いついたかのような自己レビューをしていますが、国民への発信という点ではまだまだ遅れていると思います。

首相官邸サイトでは、最近TVチャンネルが開設されたのに、こういうときに活用しないと意味が無いですね。
(11月17日 05:00 追記)





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最終更新日  2005年11月17日 05時04分30秒
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