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昨日はロシュ時代の同期忘年会に参加。9名が顔を揃える。1期上の金子さん、久富さんが飛び入り参加してくれ、いつもよりも賑やかな集いになった。メンバーに定年の足音が迫り、退職後の人生設計についても話がおよぶ。
定年退職を迎えた人に、日本人は「長いこと、ご苦労様です」と頭を下げる。刑期を終えた、ヤクザの親分にかける言葉と同じだ。ところがヤクザの場合は、またいっしょに悪道に励みましょうのニュアンスがある。
サラリーマンの方は、これで働かなくてすみますね、本当にお疲れ様という感じがする。これって、寂しすぎないか。
日本ロシュでは、定年退職をハッピーリタイアメントと呼んでいた。これから新たな人生を送るのですね、がんばってください、との響きがある。つまり、終わりではなく、はじまり。だから当然、賑やかに送り出す。
若いころは、この光景に違和感を抱いていた。傷に塩を塗るような印象だったのだ。それが独立してみて、やっと理解できるようになった。そう、定年退職はハッピーなことだった。
真っ白いキャンパスに、思いっきり未来を描く。20年先まで見通せる夢を活写するのだ。