PR
カテゴリ
キーワードサーチ
コメント新着
サイド自由欄
連載の依頼
「藤光 伸の文芸界ウォッチ」というタイトルで、連載を開始した。毎週一二〇〇字と、格闘した。出版社の情報誌を購入し、作家のプロフィールの研究もした。作家別に五〇冊のクリアファイルを作成し、情報の整理も行った。
ホームページ作成は、難渋していた。会社のIT担当者に、何度も教えてもらった。書評とエッセイを二本柱にして、運営しようと考えていた。完成したのは、五〇歳の誕生日から半年後だった。
今思えば陳腐なタイトルなのだが、「藤光の読み書き考える」という名前をつけた。これまで書いた書評を、著者別に並べ来訪者を待った。まったくアクセスがない。餌をつけた釣竿に、魚がかからない状態が続いた。
ある日、強烈な引きがきた。発信人は、高嶋哲夫とあった。最初に書いた書評、『イントゥルーダー』の著者だった。「好意的な評価をありがとうございます」と書かれていた。
それ以降高嶋氏とは、メールで何度もやりとりをしている。署名入りの著書を贈っていただいたり、自家製のキビナゴが届いたこともある。
この経験から、私は「発信する」ことの大切さを学んだ。