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2021年01月16日
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人生には3つの山がある

山本藤光2021.01.16

006:人生には3つの山がある
――第1章:人生
物心がついてからの人生には、後記の3つの山が待ち受けています。人間はそれらの山を、天秤棒を担いで登り降りします。天秤棒の両端には、2つの荷かごが提げられています。

3つの山とは、次のとおりです。

1.学生期:学校に拘束されている期間
2.仕事期:仕事や会社に拘束されている期間
3.老齢期:学校や仕事に拘束されていない期間

2つの荷かごの重さが均一でなければバランスを欠いて、とてつもなく歩きにくくなります。 2つの荷かごの荷物を確認しておきます。

1.学生期:学校と日常
2.仕事期:仕事と日常
3.老齢期:日常と日常

「日常」とは、学校や仕事(会社)に拘束されていないすべての時間のことです。たとえば「仕事期」なら、出社してから退社するまでの通常8時間を拘束されている時間とします。通学、通勤時間は「日常」に含めます。もちろん、睡眠や食事時間も「日常」の範ちゅうになります。

学校や会社に拘束されている8時間を除く、すべての時間(16時間)は「日常」の荷かごのなかにあります。これでは天秤棒のバランスは悪くなります。つまり「日常」のなかから4時間を、「仕事」の荷かごに移さなければならないわけです。日常のなかから、「知的活動」を拘束されている時間の方に4時間分移すことになります。これは勉強や仕事の役に立つ時間のことです。

仕事に役立つ読書などは、立派な「知的活動」になります。会社に拘束されていない時間から、いかに「知的活動」時間を見出すか。これが三つの山登りの第一歩なのです。
往復2時間の通勤電車では、必ず本を読む。この人は、仕事8時間に知的活動2時間を合算できます。あと2時間を加えると、荷かごのバランスを整えることができます。通勤電車で居眠りをしている人は、残念ながら「知的活動」を放棄してしまっているわけです。

仕事バリバリ家でゴロゴロ。これは2つの荷のバランスがとれていない典型例です。会社には仕事はよくできるけど、ちょっとねという人がいます。この人は「知的活動」が欠落しているのでしょう。だから「人間力」が脆弱になっているのです。

2つの荷かごの理想的な形は、下記のようになります。1日の24時間を12時間ずつに配分することが、荷かごのバランスを整える第一歩なのです。

1.学生期:(授業+知的活動)と日常
2.仕事期:(仕事+知的活動)と日常
3.老齢期:(知的活動)と日常

「知的活動」とは、見聞を広める行為のことです。およそ次のようなものと考えてください。

読書をする。新聞を読む。教育テレビ番組を観る。図書館に行く。美術館に行く。博物館に行く。メールを発信する。ネット検索をする。手紙を書く。友と語り合う。旅行に行く。散歩をする。ショッピングをする。骨董を収集する。家庭農園をする。囲碁をする。

一方「日常」とは、睡眠、食事、入浴、娯楽などのことです。老齢期の人は、まず「知的活動」と「日常」を12時間ずつに割り振らなければなりません。





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最終更新日  2021年01月16日 04時12分45秒
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