2019.09.16
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カテゴリ: 京の見どころ
    今回の記事、大徳寺 よく知られた大寺院ですが春・秋二回の特別公開中のみ拝観できますが、内部は写真一切不可という事で意にそぐわずUPせず留保としてきましたが、前記事・信長にも所縁ありと云う事もありご紹介させて頂きます

大本山 大徳寺」 臨済宗大徳寺派の総本山で 号は龍寶山(リュウホウザン).

 前記事・織田信長を祀る建勲神社から東へ4~500mにあり、信長とも縁の深い寺院です



 大徳寺 本尊は釈迦如来、開基は大燈国師(宗峰妙超禅師)で鎌倉時代末期の1325年に創立された寺院です、後醍醐天皇時代は保護を受け京都五山の上位に位置付けらていましたが、足利将軍家からは軽んじられ五山を離脱し大徳寺派という別派を選択し独自の道を歩むも、応仁の乱(1470年代)で当初の伽藍を焼失していますが、その後一休宗純禅師が堺の豪商らの協力を得て復興し、近世以降は豊臣秀吉や諸大名の帰依を請け大伽藍の寺容を整えています

 ↓「勅使門」 三門前にあります、前後唐破風・左右切妻・檜皮葺きの四脚門で後水尾天皇より京都御所の門を拝領したと伝えられています


 織田信長が本能寺で明智光秀の反逆に遭い死亡したのち、豊臣秀吉がその100ヶ日後に葬儀をここ大徳寺で盛大に執り行いました、又その後信長の菩提寺として寺内に「総見院」を建立しています それに呼応して細川忠興・前田利家・小早川隆景・大友宗麟ら有力武将らが次々と寺内に寺院を建立し、現在寺内に塔頭(タッチュウ)20ヶ寺と門外に2ヶ寺を有します 
 ただほとんどの寺院が本坊と同じく非公開か若しくは時期を定めた特別公開のみとされています

 ↓「三門」 二層の門ですが、一休禅師の参徒連が寄進し1529年に下層部分が竣工し、約60年後 茶人・千利休が上層を完成させ「金毛閣」と名付けられました


 ↓「金毛閣」の額が掲かる三門の階上部です 千利休はその上層部に諸仏ともに雪駄を履いた自分の木像を納めましたが、豊臣秀吉に「この秀吉に足下を通らせるのか」と怒りを買い完成の2年後切腹する事態に発展しています


 ↓「仏殿」 すでにご覧頂いた勅使門・三門とここ仏殿と次の法堂の一直線に並ぶ大伽藍はすべて重用文化財に指定されています、また後にご紹介する方丈と唐門は国宝とされています


 ↓「法堂(ハットウ)」 天井に描かれている「雲龍図」は狩野探幽35才時の作とされています 


 ↓「本坊・方丈入口」 簡素な門ですが国宝への入り口となります


 ↓「庫裡」 最初の写真と同様で方丈への玄関です




内部に入りますここより以降は写真シャットアウトです お寺のパンフレットと記念写真集からのUPです

 ↓庫裡の中の台所、使われていた竈(カマド)です


 ↓「方丈と方丈庭園」 立ち並ぶ他の禅宗様式の伽藍と異なり日本様式の建物で入母屋造り桟瓦葺(元は檜皮葺)で前後2列・左右4列の計8室ある稀な構造の様です、堂内の八十余面ある襖絵はすべて狩野探幽の作でやはり重文です
     (撮影ダメの一因となる多くの貴重な襖絵でした) 
 庭園は、白砂に岩を配する枯山水庭園で史跡・特別名勝に指定されています


 ↓「唐門」 秀吉が造営した「聚楽第」の遺構と伝えられた門が移設されました、前後軒唐破風付きの向唐門と呼ばれる四脚門で随所に龍や鯉の彫刻が施されていて豪華な造りの門です 方丈の向かい側に設えられています


 ↓狩野探幽作の天井龍図「雲龍図」です 真下で手を打つとパチンと音が跳ね返りそこから”鳴き龍”と呼ばれます


 以上、大徳寺でした

           次回はここ大徳寺の門外塔頭「孤篷庵」を予定しています

     ***********

 京都ええとこ一覧
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ただ最近の 下105~118の各所については図の中に表示出来ていません、
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105 岩倉邸跡と常林寺 106 京都迎賓館 107 秋の北野天満宮 108 初詣であちこち 109 今宮神社   110 年初め北野天満宮 111 大本山・相国寺 112 梅の二条城 113 梅の北野天満宮  114 桜の背割堤 115 岩清水八幡宮  116 桜の平安神宮 117 桜名場面・東部  118 桜名場面・中西部
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「京都ええとこ記事一覧」     
 1.(No. 1~ 48はこちらから)

 2.(No.49~ 96はこちらから)
 3.(No.97~118はこちらから)

京都各所について何かお尋ねになりたい事などありましたらコメント欄にお入れ下さい、こちらの判る範囲でご返事差し上げます

そしてもう一つ拘っていた「京都ええもん」身体を悪くして不発に終わり申し訳なく思っていますが、看板倒れのその中で今もご訪問頂く記事ご紹介しておきます (地図には出てきません)
全国で唯一のお茶ふくさ専門店・・北村徳斎帛紗店
生涯一陶工を貫いた土と炎の人・・河井寛次郎の世界
京都唯一の和傘屋さん・・・京和傘・日吉屋
京都の銘木・・・北山杉・北山丸太

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最終更新日  2019.09.16 05:00:06
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