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2014.07.06
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(五)祈祷会

「害悪党」の首領ハミルトンが遂に議会に多数を制して、これを実現するに至ったのである。太鼓の響きはとうとうとしてスコットランドの山河に鳴った。「四万のスコットランド軍」は彗星のごとくイングランドの空にかかり、全イングランドは鼎(かなえ)の湧くありさまとなった。数週を経るならば、エールズも乱麻のごとく乱れるであろう。イングランドもまた・・・・・・。
 この時〔一六四八年の春〕におけるイングランドの一小党〔軍隊〕の位置は、勇者の心をも沮喪させるものであった。四囲は皆敵で、勝つか、あるいは見苦しく敗れるかのみであった。島にあって大陰謀の中心である王は第一の敵であった。辛うじて征服したが再起の力が備わる王軍はその二であった。ロンドンを根拠地とした長老派はその三であった。獅子身中の虫たる「平等党」は第四の敵であった。あまつさえ下院は敵味方半数で形勢は逆転しかねない。スコットランド軍は次第に迫り来る有様であった。
 そのためクロムウェルは民党の一致融和のためにこの頃全力を注いだように見える。軍隊と議会の貴族を自宅に招いて晩餐会を開くなどして、融合を計ったが、無効であった。議会は軍隊と一致せず、議会は二派に別れ、市は議会と一致することを欲しない。四月八日、クロムウェルは市会に出て、熱心に説くところがあったが、彼らは彼を軽んじて、その言葉に耳を傾けなかった。市はハミルトンのスコットランド軍に同情するものの、王党や長老派の叛乱の兆しはあるものの、果して四月九日に至って青年徒弟の暴動が起こり、諸門を占領して「神とチャールズ王!」と狂ったように叫び、四〇時間の後ようやく軍隊の鎮圧するところとなった。以上がこの頃の情勢である。





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最終更新日  2014.07.06 14:03:33


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