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こんばんわ! 3月観賞した最後の作品『人生は、奇跡の詩』。あの感動作『ライフ・イズ・ビューティフル』のロベルト・ベニーニ監督の最新作。No.27『人生は、奇跡の詩』(2005年 イタリア)<監督>ロベルト・ベニーニ<出演>ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ、ジャン・レノ他 『ライフ・イズ・ビューティフル』から10年ですか・・・時の経つのは早いものですね?≪STORY≫ 時は2003年のローマ。 主人公・アッティリオは詩集『Tiger And Snow』を出版し、巷では評判を得ていた。 だが彼は現在は妻と別居中のひとり身の淋しい毎日。 そんな彼の楽しみは離れて暮らす娘たちと再会することと、心から愛しているヴィットリオとの結婚式を毎日夢見ることだった。 そんなある日、アッテリオは愛するヴィットリオが開戦したばかりのイラクで戦禍に巻き込まれて瀕死の重傷を負ったことを同じ詩人仲間のファドから連絡あって知ることに。 居ても立っても居られないアッテリオは定期航空便も無くなってしまったイラクの首都・バグダッドへ向かう。 果たしてアッテリオは愛するヴィットリオと再会出来るのか?そして、ヴィットリオの病状は? アッテリオの真の”愛”を実証する為の過酷な旅が今、始まった!≪レヴュー≫ う~ん、映画序盤は話の筋も今ひとつ解りづらくロベルト・ベニーニのオーバー・アクト気味な演技ばかりが鼻に衝いて、あまり感触は良くなかったのですが・・・ところが最後は流石のロベルト・ベニーニ。 やはり”アモーレ(恋愛)の国”の男ゆえにラブ・ストーリーの王道というかツボを獲た脚本が本当に旨い!! 思い返してみると一見何の関連も無い様な あのセリフ、あのシーンと全てに無駄がなかったのが解る。 めちゃくちゃに絡まった話のひとつひとつが見事にラスト・シーンへと繋がっていくのだ。 ロベルト・ベニーニ&ニコレッタ・ブラスキの夫婦コンビの映画づくりの姿勢が垣間見える、そんな秀作に仕上がっています。 でも本質はラスト・シーンに。 今までうるさい程に喋り続けていたロベルト・ベニーニが急に静かになり、背中で男の一本筋が通った女への愛の伝え方を僕たちに魅せつけてくれる。 カッコイイね!!≪評価≫☆☆☆☆ 観終わったあとにジワリと伝わってくる心地良さ。 男も無言で愛を語るが、女性もそれに無言で答えた!!≪今週の一本は最近、お気に入りのこのチリワイン!!≫
2007年03月28日
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こんばんわ! 今週観た『アルゼンチン・ババア』をブログ・アップ!!No.26『アルゼンチン・ババア』(2006年 日本)<監督>長尾直樹<原作>吉本ばなな<出演>役所広司、鈴木京香、堀北真希、森下愛子、手塚理美 他 結構、映画館で予告編観ていたので遂々映画館に足を運んでしまいました!≪STORY≫ 父と母と娘・みつこの3人家族、そんな仲睦まじい家族の大黒柱的な母が闘病の末に亡くなった。 しかし、父親は母親が亡くなった日から行方不明に・・・ それから半年後、父・悟は”アルゼンチン遺跡”と呼ばれる洋館に住む”アルゼンチン・ババア”の屋敷に潜んでいる事が判る。 なぜ父は半年も”アルゼンチン・ババア”の下に居たのだろうか?みつこは父を館から引っ張り出すべく”アルゼンチン・ババア”の館へ向った!≪レヴュー≫ 話的にはシンプルな物語です。それは”愛”を語る物語。 みつこの父・悟は愛する妻の死を受け入れられずに謎の女”アルゼンチン・ババア”の下に身を寄せる。 それは何故かと言われると男は誰もが淋しがりやということの証明かも。 例え相手が見知らぬ人だとしても愛する妻が居なくなった時にすがる人が居なかった男は大地の様に大きな女性の心にすがって悲しみを忘れ様とした。 それはすがっていくうちに救われて、その感情は”愛”へと変わった・・・ 男は本当に淋しがりな生きものだと男の僕は思う。 それはなぜだか判らないけれどやはり心の結びつきが感じられないと生きている実感が味わえないからなのかな。 ”情”という言葉があります。 男と女がともに色々な経験をするうちに、最初は”情(け)”から始まった心の移ろいは、いつしか”愛”へと変わる。 そのプロセスは摩訶不思議だけれども、確実に二人の心に変化があったことは誰の目にも明らか。 男の悲しみや苦しみを和らげてくれるのは、やはり女性の暖かな愛情しかないんだと僕は思う。 だから男は女性の”愛”を求めて止まない・・・≪評価≫☆☆☆☆ ファンだから言うのではありませんが、鈴木京香サンの美しさに改めて実感!! 白髪頭だろうが、厚化粧だろうが、あんなキレイな”ババア”だったら僕もお付き合いしたいです!! あの官能のダンス”タンゴ”を一緒に踊ってみたいな!!≪あなたはやはり原作から読んで、映画を観ますか?≫
2007年03月26日
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こんばんわ! 今日もポカポカ陽気で、春がまたひとつ近づいて来たって感じですね!No.25『ホリデイ』(2006年 米)<監督>ナンシー・メイヤーズ<出演>キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラック他 巷の若者は次の新しいスタートまでの束の間の”ホリデイ”を味わっているみたいです!≪STORY≫ 主人公は二人の女性。 ひとりはロスに住む映画予告編の製作会社の経営者・アマンダ、もうひとりはロンドンに住む新聞会社の編集者・アイリス。 二人はバリバリに仕事をこなす女性なのだが、お互いに恋に”ブロークン・ハート”したばかり。 そんな彼女達がリフレッシュする為に、ネット上でお互いの家を交換してステイする”ホーム・エクスチェンジ”によってお互いの生活を二週間の間で交換することに。 アマンダはロンドンへ、アイリスはロスに。 そこには彼女たちの素敵な”ホリデイ”が待っていた!≪レヴュー≫ う~ん単なる”ラブ・コメ”と侮って観に行ったのですが、そこには思わぬサプライズが・・・ ナンシー・マイヤーズの思わぬこだわりが垣間見える脚本の細やかさ。 主要人物4人以外のキャラへの気配り然り、その舞台の小道具ひとつひとつへのこだわりが感じられるからだ。 例えば今回の舞台となる”映画予告編”製作の重要なキーパーツである”音楽”へのこだわりが。 ジャック・ブラック演じるマイルズが車で聴いているのが『ニュー・シネマ・パラダイス』のメイン・テーマ(僕も個人的に大好き!)。 E・モリコーネへのオマージュではないかと感じさせるくらいに(”パッション”も確かモリコーネ作)こだわりまくっているし。 そこいらだけでも満足出来る作品に仕上がってます! でも僕が一番に感じたのは、彼女たちの新たなる”ラブ・アフェア”との出会いではなく自分たちの居場所を探し出せたという感動を共感出来たから。 どんなに愛すべき恋人を得ても、その相手の中に自分の居場所を探し出すことは本当に困難だと僕は思うから。 それは互いに心に”キズ”を持った恋人たちだからこそ実感出来るのだが。 今週観た『パフューム』と対極な”愛すべき人”と”自分の居場所”があるという幸せが実感出来るハッピー・ムービー。 単なるデート・ムービーで終わらせるには惜しい映画でした!≪評価≫☆☆☆☆☆ 思わぬ場面でサプライズなハリウッド・スターがカメオで出演!レンタル・ビデオ屋サンのシーンを見逃さないで!!≪今週末の一本は、このロゼでした!≫
2007年03月24日
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こんにちわ! こちら九州は桜が早くも開花宣言!巷は花見と行きたいところですが、まだ肌寒く花見にはちと早いかな・・・No.24『パフューム -ある人殺しの物語ー』(2006年 ドイツ・フランス・スペイン)<監督>トム・テイクヴァ<原作>パトリック・ジュースキント(『香水 ある人殺しの物語』)<出演>ベン・ウィショー、レイチェル・ハード=ウッド、アラン・リックマン、ダスティン・ホフマン他 春ももう間近!巷は花香る季節が近づいてきました!≪STORY≫ 話は18世紀、パリから始まる。 ”花の都”とは名ばかり。悪臭と人にまみれた都市だった。 そんな街の雑踏の悪臭の温床でもある魚市場で主人公ジャン=バティスト・グルヌイユ。 彼は生まれ落ちると直ぐに母親と死に別れ、孤児院へ。 数年後、少年へと成長したグルヌイユだったが、その類まれな嗅覚を持つゆえにか周りの子供たちとは馴染めずに革なめし職人の下へと売り飛ばされる。 その仕事は辛く、厳しいもので彼の才能を生かす場所ではなかった。 しかし、更に青年へと成長したグルヌイユは革の配達を命じられてパリの街へ出かけることに。 そこには”焼きたてのパン””生牡蠣””ワイン”ETC”香水”と魅惑の香りが漂っており、グルヌイユの嗅覚を呼び覚まし、再認識させることに。 そして、街角で出会った”赤毛”の少女との出会い、彼女の漂わせる天使の様な香りが彼の運命の新たなる第一歩を踏み出させることとなるのだが・・・≪レヴュー≫ ある男の類稀な才能を持ったばかりに歩んでしまう魅惑の物語。 それは神に近づこうとした故に味わえる禁断の蜜の味と”死”が隣り合わせだからこそ感じられる人の人生の儚さと美しさ。 人の愛を知らずに成長したグルヌイユが自分の本能のままに犯行を重ねる様は、社会のモラルや概念に縛られて窮屈にストレスさえ感じながら現代社会に生きている僕には羨ましくさえ思る。 逆に彼が愛を与えられて青年に育っていれば、あのパリの街角での”赤毛の少女”との出会いも彼の中で美しい初恋として成就出来たのかと思うと彼の歩んだ”運命”の残酷さを感じられずには居られなかった。 グルヌイユは”ある香水”の完成をさせることにより、その"香水”によって人々に愛を与える(人々に隣人愛を感じさせる)ことで一気に神に近づく・・・だが彼自身には”愛” ”恋人” ”居場所”が見つからなかったという悲しい現実が待っていたという皮肉。 その”愛”という感情の重さを感じさせるところが、この映画の素晴しさなのかも。 泣けるでもなく切なさだけが妙に胸に残った1本でした。≪評価≫☆☆☆☆☆* ”美しい”⇔”醜い”、”芳しい”⇔”臭い”と対極なものを同じ映像の下で描かれる。そのアンバランスさが作品自体をより美しく輝くものにしている様に思えた。≪貴族が食していた”生牡蠣”が印象的でした!そういえば今シーズンは全然食べてなかったな・・・≫
2007年03月22日
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こんばんわ! 春休みのお子様向け映画の第二弾と思って観に行ったのですが、これが懐かしのオールディーズから80'sミュージック他満載で大人もノリノリになれる映画でした!No.23『ハッピー・フィート』(2006年 米)<監督>ジョージ・ミラー<声の出演>イライジャ・ウッド、ロビン・ウイリアムズ、ブリタニー・マーフィー、ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマン他 本当に意外なノリの良さにあっという間の2時間でした!≪STORY≫ 舞台は南極大陸。 架空の皇帝ペンギンたちの国、エンペラー帝国。その国では愛する異性と恋におちる為に”心の歌”を唄って相手を魅了させるというのがルール。 メンフィスとノーマ・ジーンという二匹のペンギンが出会い、メンフィスの”心の歌”でノーマ・ジーンが恋におちたところから話は始まる。 それから数カ月後、ノーマ・ジーンがアイの結晶の一個の卵を産み落とす。 そして、冬。卵が孵化する季節だが二人の卵だけは一向に生まれる気配が無い。諦めかけた、そんな時に卵はやっと孵る。 マンブルは生まれおちた時から奇妙なステップをとって、周りの大人から奇異な目で見られることに。 それから数年、成人を迎えたマンブルだったが周りの同年代のペンギンたちよりも明らかに発達が遅れていた。 そして、決定的なことに恋愛を成就させる為に必要不可欠な”心の歌”を唄うことが出来ないくらい音痴だった。 憧れの娘・グロリアがいながらも告白のチャンスを得られないマンブル。しかし、彼もあるトラブルから群れから離れてしまうことになる。 そこで出会ったのはアデリー・ペンギンの変な5人組アミーゴスたちだった。 そこから始まる珍道中・・・果たしてマンブルは愛するグロリアと再会し、”心の歌”を唄い旨く愛を告白することが出来るのか?≪レヴュー≫ う~ん、何と言ってもアニメーション技術もさることながら選曲の良さとペンギンたちを画面上で縦横無尽に躍らせてくれる演出力が見事。 プレスリーから始まり、プリンス、シナトラETC 僕的にはEWFの”ブギー・ワンダーランド”の選曲と曲に合わせて踊るペンギンたちのダンス・シーンにはノック・アウトされてしまいました。(そのシーンだけでも観る価値ありです) しかし、映画自体にはもっと深いテーマが。環境問題ですか。 ペンギンの食料(魚)問題に繋げて語りかけてくる環境問題には最近”不都合な真実”を観たばかりだけに余計にそのメッセージ性を強く感じ取りました。 特に魚介類の依存を広く世界に求めている僕たち日本人には耳が痛い話でもあったけれど。 人間が増えすぎている為に地球全体の生態系も崩れかけている現状はもはや眼を背けられる状況ではなくなってきています。<評価>☆☆☆☆ 映画全編に渡ってはほとんどSFXで描かれているのですが、生き生きと動くペンギンたちのダンス・シーンには特にご注目を!≪サントラは必聴もの!≫ ≪昨日飲んだのは”クロ・デュ・マルキ”97年でした≫
2007年03月18日
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おはようございます! こちら九州は久しぶりのポカポカ陽気!桜の開花ももう間近の様です!No.22『アンフェア the movie』(2007年 日本)<監督>小林義則<原作>秦建日子(『推理小説』)<出演>篠原涼子、江口洋介、加藤雅也、寺島進、椎名桔平、成宮寛貴 他 TVドラマ『ハケンの品格』も好評のうちに終わったばかりですが、早速、映画の『アンフェア』も観に行ってきました!≪STORY≫ 話はTVのスペシャル版から数ヶ月。 警視庁公安部総務課に勤務する雪平夏見は父が絡んでいたという警察組織内での裏金の存在を記しているという極秘ファイルの行方を追っていた。 そんなある日、雪平の車に爆弾が仕掛けられてその爆発の被害により娘・美央が負傷し、警察病院に搬送される。 が、その警察病院が突然テロリストに占拠されてしまう。現場に駆けつける雪平。すぐに何の要求も無いままに人質が開放されるが、その中に娘・美央の姿はない。 やがてテロリスト側から要求されたのは警察側が不正流用しプールした裏金80億円の拠出だった。人質は来院していた警察庁長官。 警視庁の入江次長はその裏金の存在を否定し、長官救出の為にSATを警察病院に突入させる。 果たして事件は解決出来るのか? そして、”警察の裏金”の存在は確認出来るのか? 息詰る交渉・・・ そんな中、雪平は娘・美央救出の為に単身、病院内へと潜入する!≪レビュー≫ TV版では謎解きの楽しみもあってか劇中に引き込まれていた小生だったが、映画となるといささか期待ほどは・・・ 上々のアクションシーンで幕開けしたのだが、娘の救出と”警察の裏金”存在を暴こうとする雪平にとって誰が捜査を妨害する裏切者なのかという点にあまりに注力し過ぎた脚本の為に話の点と点が旨く繋がっていかないし、細かな設定の荒さが目に付いてしまった。 ”警察の裏金”を抱える警察組織とそれを暴こうとする警察内のもうひとつの勢力の構図が解り憎いのもよりストーリー進行にもたつかせているし・・・かといってアクション・シーンも冴えないしなぁ。 愚痴ばっかりになっちゃったなぁ。<評価>☆☆☆ 篠原涼子ファンにはまあ満足の一作。 それとエンド・ロールが終わるまで席を立たたないで!そして、多分、続編も・・・≪主題歌、挿入歌はもちろん伊藤由奈チャン≫≪先週の1本”ドメーヌ・ド・ラ”04年でした!≫
2007年03月17日
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こんばんわ! まだまだ肌寒いですけれど、もう学生さんたちはもう春休みなんですよね・・・そんな訳で映画も春休みのお子様向け作品が今年も続々と公開され始めました!No.21『ナイト・ミュージアム』(2006年 米)<監督>ショーン・レヴィ<出演>ベン・スティラー、ロビン・ウイリアムズ、カーラ・グギノ、ディック・ヴァン・ダイク他 この映画を観ていたら昔、小学生の頃に夜の教室や理科室のことを思い出しました・・・<STORY> 舞台はニューヨーク。 主人公・ラリーは現在、失業中の身。唯一の楽しみは離婚した妻の下にいるひとり息子のニッキーと会うのが唯一の楽しみ。 だがその息子にも仕事が長続きしないことを心配されているちょっと頼りない父親なラリーだ。 しかし、そんな彼も一念発起して新しい仕事を探し、やっと博物館の夜警の仕事を見つけることが出来る。 早速、夜警の仕事に勤務に就くラリーだったが、その博物館には誰にも内緒の秘密がたくさん隠されていた・・・<評価> 全体的にはSFX技術を屈指して”博物館”の中のワンダーランド展開を演出しながら、ロビン・ウイリアムズとベン・スティラーの好演で本当に旨く纏められいたかな。 時間も1時間40分とコンパクトにまとめられており、子供が飽きなくてGood! しかし、この映画”恐竜の骨が動いたり””ミニチュアがちょこまかと動いたり”とそういった映像面ばかりが注目されてますが一番のミソはラリーとニッキーとの親子愛なのかな。 息子にとってふがいない父親のラリーの奮闘ぶりには、僕も父親ゆえにスゴク共感出来ました。 最初は本当にしがない父親・ラリーが映画中盤から仕事に自身を持っていく中で本当にたくましい父親へと変貌していく。 僕も思いますけど、自分が格好良く仕事をしている姿を息子には常に見せていたいからね。 ラストでは息子から信頼を得られたラリーが頼もしく見えたのは僕だけですか?<評価>☆☆☆ ≪今週飲んだ1本はこれ!”Ch.ラネッサン93年”≫
2007年03月10日
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こんにちわ! ここ九州はもう春気分のポカポカ陽気です!No.20『さくらん』(2006年 日本)<監督>蜷川実花<原作>安野モヨコ<出演>土屋アンナ、安藤正信、椎名桔平、成宮寛貴、木村佳乃、菅野美穂、夏木マリ、石橋蓮司、市川左團次 他 吉原といえば江戸時代の政府公認の大人の社交場だった。現在の様な銀座とかのクラブでもなく、ソープとかの風俗とかでもなく。 どちらかと言えば二つを足して二で割った感じなんでしょうねぇ・・・<STORY> 江戸・吉原、そこは幕府公認の風俗街だった。 そこにある少女が高級楼閣『玉菊』に8歳になる少女が連れて来られる。その彼女は”きよ葉”と名づけられる。 負けず嫌いな彼女は区切られた空間”吉原”から抜け出すべく、脱走を繰り返すが連れ戻されることを繰り返す。 そんな彼女に吉原内のお稲荷さんにある咲かないと言われている桜の木に花が咲いたら、外に連れ出してやるとなだめる店番の清次。 だが、きよ葉は”てめぇの足で、吉原を出てやらぁ”と言い放つのだった。 そんな”きよ葉”も年頃を迎えて、遊女としてデビュー! 天賦の才能なのか、徐々に頭角を現していく”きよ葉”。 だが花魁・高尾の間夫の絵師・光信が”きよ葉”に興味を示したことが火種となって、”高尾”とひと悶着迎えることに。 又、ある事件をきっかけに遂に花魁まで昇り詰める”きよ葉”から”日暮”改名し、当代随一の花魁として噂される様になる。 そして、上客の武士・倉之介から求婚を受け、身請けされることも決まる。 順調に吉原を脱け出すチャンスを得る”日暮”だったが、徐々に自分の本心(誰のことを一番に愛しているか?)にも気付くこととなる。 人生の岐路に立った彼女が選ぶ道は・・・<レヴュー> いやぁ~冒頭のお風呂での”オッパイ”一杯のシーンからスクリーンは女の園が全快! そこでは男は単なる脇役となってしまう! そこからは壮絶かつ艶やかな女の園の凌ぎ合いが繰り広げられる、優秀な(お金持ちな上客)男を奪い合う熾烈な争いが。 しかし、よく吉原の遊女の世界を学習するとまず、その幾重にも階層があって。 そのしきたりには男と女の恋愛における”侘び”と”寂”がこなせる大人しか遊べない社交場だったという事実も解る。 同時に普通の恋愛と同じく男と女の心の通いあいが底辺があったのも、映画を観れば充分に理解出来る。 ”冷やかし千人、遊びで百人、間男ひとり”だったという吉原の実情も推察するとそれは現代の恋愛にも似た弱肉強食の世界が存在したことも。 いつの時代も一握りの強いオスがメスにたどり着けるという事実は覆らない。 ただ僕的には現代の日本に於いて、ここ20年余りの恋愛事情は女性がその主導権を握っていると思っているのだが、遥か昔の江戸の時代も結局は女性が恋愛に於いては主導権を握っていたのは間違いないと思った。 いつの時代も恋愛に於いては女の天下・・・<評価>☆☆☆☆ 蜷川監督の女性ならではの感性で描かれる吉原の色町の艶やかさには、その美しさとともに妖しさが漂う。 多分、江戸の時代の男達もその妖しい光に導かれる様に吉原に通っていたのだろう・・・ あと『愛の流刑地』しかり、激しい性描写の奥に隠された男と女の本音を見つけて欲しい!≪全編、椎名林檎ワールドが繰り広げられるサントラも必聴≫
2007年03月03日
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こんにちわ! 昨日発表の米アカデミー賞の最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞した話題のドキュメンタリー映画。No.19『不都合な真実』 (2006年 米)<監督>デイビス・グッゲンハイム<出演>アル・ゴア他 アル・ゴアさんと言えば何年か前のアメリカの副大統領だったという印象しかなかったのですが、ここまで深く環境問題に取り組まれていたとは・・・<STORY> 近年、地球温暖化の影響とされる異常気象とそして、台風等の相次ぐ大型天災や”鳥インフルエンザ””SARS”等の新種の奇病に遭遇している人類。 政治家でもあったアル・ゴア氏がそんな人類の未来を悲観し、世界を講演して周り急激な地球温暖化が様々な異常気象をもたらしていることを一般市民に問う。 97年の”京都議定書”でのCO2排出量の規制の約束を守りきれていない人類自身にも責任もある。 又、温暖化による南極地方、北極地方の氷河の融出による二次災害、三次災害が地球環境にも深刻な影響及ぼしてきており、そこに住む生物たちも種の継承が困難になりつつある。 もうそこまで迫りつつある人類の滅亡の危機。今、立ち上がらなければ・・・<レビュー> う~ん、予想以上にショッキングな映画でした。 最初はゴア氏の大統領選に向けた選挙絡みの政治色の強い映画なのかなぁと思って観始めたのですが、彼の志は高かった。 アメリカ国内の主要都市の他、ヨーロッパ、アジア等の主要都市でも既に千回以上の講演を行い一般市民に身近に迫っている人類滅亡のシナリオが熱く語られる。 環境問題の礎でもある”京都議定書”のCO2抑制に関しても守りきれていない現状。 特に民主主義のリーダーである筈のアメリカ自身が守ることが出来ていない事実にも焦点をあてて政治と経済との絡みが深刻な環境問題を単なる学説にしてしまいるという事実も語られる。 それゆえのタイトルが『不都合な真実』特に石油産業を中心とした経済界や経済界との繋がり故に深刻な事実を国民に伝えられていないという政界にとっては不都合な事実だという訳だ。 最近の日本でも似た様なことが、インフルエンザ抑制剤”タミフル”の摂取が一因ではと噂される一連の飛び降り事故だ。 厚生省は”タミフル”と飛び降り事故の因果関係を頑なに否定し、マスコミ各社が盛んに因果関係を問いただす。 数年前の血液製剤によるHIV感染事件の前例があるだけに国民のお役所と製薬会社に対する信頼感が薄くなっているだけにマスコミがあおっている事実もあるが、ここでも企業の利益最優先している事実はミエミエだ。 結論は藪の中になり・・・薬を飲んで死んでしまったら元の木阿弥だ。自己責任(防衛)も問われる時代なのだ。 地球上に生存している人類も自己責任というモラルにおいて、地球温暖化という眼の前の大問題に対処していかなければならない時期に入ってきているのは間違いない事実だ!<評価>☆☆☆☆ この映画を単にロードショーとして一般市民に公開するだけでよいのか? どこかのマスコミ(TV局)が買取って、ゴールデン・タイムにオン・エアして一般市民に広く観てもらうのもひとつの手段だったのではと思わせた作品でした。 でもそんなことしたら肝心なスポンサーが付かないか・・・
2007年03月03日
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