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こんばんわ! 1月もはや終わり、もう2月に突入! 一向に冬らしくないポカポカな今年の冬ですが・・・No.9『幸福な食卓』(2006年 日本)<監督>小松隆志<原作>瀬尾まいこ<出演>北野きい、勝地涼、平岡裕太、石田ゆり子、羽場裕一、さくら 他 原作を読んでいない僕は予告編を観た限りでは、平凡な家族に何かが起こる・・・くらいにしか思わずに観に行ってきたのですが!<STORY> 舞台はある地方都市(ロケ地は山梨県らしいが)。 そこに住む少女・佐和子とその家族たち。 その構成は兄・直と”父さん”、そして、訳あって別居中の”母さん”の4人家族。 一見して、どこかおかしい家族には秘密があった。 3年前のある日に教師をする”父さん”が心のバランスを崩して自殺未遂を起こしたのが、家族崩壊の現在に至るきっかけだった。 そして、又、”父さん”が今日から”父さん”を辞めるという重大発表をするところから映画は始まる。 ”父さん”は教師を辞めて、再度、大学受験にチャレンジするというのだ。佐和子は中3で高校受験を控えており、家族で父と子のダブル受験となるのだ。 そんな中3の新学期に”大浦勉学クン”という転校生が佐和子のクラスに転校してくる。彼は地元の進学校・西高校に進学する為に転校してきたのだ。 そんな大浦クンは平凡に日常に流されて生きてきた佐和子に変化をもたらすことに。佐和子は彼に触発され、諦めかけていた進学校・西高校への受験にトライすることを決めて、見事に佐和子と大浦クンとともに西高校受験に見事成功する。 バラ色の様な生活が続く、佐和子と大浦クンの高校生活だったがある悲劇がふたりを襲い幸せな日々が崩壊する。 落ち込む佐和子・・・そんな時に彼女を救ってくれるのは誰?<レヴュー> 映画を一見すれば解る主人公・佐和子の家族関係の異常さ、みんなそれぞれが自分のしたいことをやり放題。まとまりのない家族。 最近ではどこにでもありそうな一般的な家族かも。 だがそれを観ていて僕ん家の家族もあまり変わらないなあと思ってしまった。 だって家族の主たる僕も仕事中心の生活で子供とは平日は遊ぶ時間もないし、時間が出来たと思えば自分の好きな映画を観に行く。お酒を飲みに行く。と自分中心の生活リズムに家族を振り回しているなぁとつくづく思う。 かといって自分の好きなことを中心にやりながらも、カミさんや子供たちには最低限の義務は果たしているとは思っていますが・・・ この映画でもある程度の距離感を持って互いに接していた家族たちが、佐和子が落ち込んで立ち直れなくなった時には少しづつ距離を縮めて励まし、支えてくれる。 確かに家族仲が良いに越したことはないが、ベタベタに何もかもあからさましてしまう仲の良い家族像も僕には今いちしっくりと来ないのも確かだ。 僕的にはこの映画の様に家族の誰かが困った時に”助け舟”が出せる家族関係であることが一番大事なのではないかと思う。 ”きっと君を見守ってくれる誰かが居る”・・・そんな家族を支えていける父親でありたいと僕は思う!<評価>☆☆☆☆☆ 先日の『愛の流刑地』もそうだったけれど、映画の内容を充分に汲み取ったベスト・マリアージュな主題歌は映画をより一層引き締めてくれる。 今作の主題歌『くるみ』もベスト・マリアージュな主題歌だ。 ラストの佐和子の心情を励ます様に流れるこの曲は、まるで原作者の瀬尾サンとミスチルの桜井クンが話し合って詞をを書いたのではと思うくらいのグッとくる詞です。 映画のラストを盛り上げてくれる曲です。オススメです!!ミスター・チルドレン/『くるみ』
2007年01月30日
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こんばんわ! この作品は先週、一般公開に先駆けて試写会で観てきた作品です。No.7『幸せのちから』(2006年 米)<監督>ガルビエレ・ムッチーノ<出演>ウィル・スミス、ジェイデン・スミス、タンディ・ニュートン他 ホームレスから実業家にとアメリカン・ドリームを掴んだ実在の人物クリス・ガードナーと息子さんのサクセス・ストーリーです。<STORY> 1981年サンフランシスコ。 主人公クリス・ガードナーは健康器具を販売するセールスマン。 しかし、骨密度を計るその機械の売れ行きは悪く。クリス一家の家計は厳しかった。 妻・リンダはそんな生活に嫌気が差して息子を連れて家を出ようとする。 だが父親の存在を知らずに成人となったクリスは息子を引き取る決意し、クリスとクリストファー父子ふたりの生活がスタートする。 そして、クリスも現状打破の為に現在の仕事から証券会社への転職を試みるが試用期間は6カ月、その間は無給で採用されるのは20名中たった1名の狭き門だった。 無事入社試験にパスしたクリスは人生の成功を勝ち取る為にその狭き門に挑むことを決意する。 その道のりは厳しいものであった・・・<レヴュー> 主人公クリス・ガードナーは実在の成功した人物。 映画も彼の成功までの一部が描かれるのだが・・・だが話の筋が欲張り過ぎの感もあって、その成功の実像が最期まで実感出来ないのが苦しいところか。 そして、クリスのキャラの描き方もトラブル連発とお間抜けな一面ばかり観せられるとますます実感が湧きません。 挙句の果ては生活資金が底を尽き、その場をしのぐ為に昔売っていた医療機械を修理して売るところエピソードなんかは本当にストーリーから逸脱していく始末。 いったいクリスはどうやって成功を勝ち取ったのかが?となってしまいました。 しかし、そんな中でも時折織り込まれる、彼が息子と過ごす時間を捻出する為に無駄を省いた効率重視で集中して仕事に挑む勤務態度。 得意先のキーマンとの商談を成立させる為の、大バクチを打って仕事を勝ち取るところなどは一営業マンである僕にも見習う部分がありました。 あと準主役のウィル・スミスの実子・ジェイデン君はまずは合格の演技。今後に期待しましょう!<評価>☆☆ 個人的には大好きなタンディ・ニュートン、演技は光るものあったけれどもったいない使い方だったような・・・ あとウィル・スミスはやはり、アクションもので光る俳優さんなのかと改めて実感させられました!
2007年01月28日
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こんばんわ! はやくも1月も今日で終わり!年々、時間が過ぎるのが早くなっている様な・・・No.8『どろろ』(2006年 日本)<監督>塩田明彦<原作>手塚治虫<出演>妻夫木聡、柴咲コウ、中井貴一、原田美枝子、瑛太 他 僕の記憶の中ではモノクロのアニメの”どろろ”のイメージしか残っていないのですが、果たしてどの様な映画に出来上がっているのでしょうか?<STORY> 舞台は日本の戦国時代か?未来なのか解らない異世界。 その世界は常に争いが絶えず、侍が自分たちの私利私欲の為に天下取リをを目指す世の中。 そんな侍の中の一人、醍醐景光はとある国を治める武将のひとり。そんなある日、景光は魔物が宿るという”地獄堂”という異様なお堂で自分の”天下統一”という野望達成と控えに48の魔物たちと究極の取引を行ってしまう。 それは妻の中に宿る、幼き我が子の体48箇所と引き換えに望みを叶えるという取引だった。 そして、生まれた子供はその醜さから川に流されてしまうが呪医師・寿海に偶然に拾われて新たな体を与えられることに。 それから約20年。 たくましい青年に育った”百鬼丸”はある言葉に導かれて魔物退治の旅に・・・それは自分の本物の体を手に入れる為の旅だった。 そんな、魔物退治の途中で百鬼丸は少年(少女)”どろろ”と出会い、共に旅することに。 果たして百鬼丸とどろろにはどんな過去が隠され、どんな未来が待っているのか?<レヴュー> 舞台設定、登場人物のキャラが一部変更されているが、手塚サンの原作のモチーフは充分過ぎるくらいに映画全体に漂っています。 ”地獄堂”の雰囲気といい、百鬼丸が自分の体を取り戻す瞬間の描写といい良い感じで描いてくれてます。 唯一違うのは百鬼丸の着物の柄くらいか・・・(笑) でも僕だけかもしれないけれども、映画の中の酒場の雰囲気は”スターウォーズ”のタトゥィーンの酒場の雰囲気。 逆に西洋系の人たちも混ぜた方がまだ良い感じになったかもね! しかし、この映画のメインテーマはやはり”親子愛””血の繋がり”なのかな? 百鬼丸は実の親は知らずとも、育ての親となった寿海の愛を知り立派な青年に成長する。これは"三つ子の魂、百まで”という言葉をそのまま体感させてくれる。 一方、百鬼丸と醍醐景光の真実の親子関係は一旦、景光が自分の野望の為に実子を捨て去ったと思われたが最後の土壇場で真の親子の情を見せてくれる。 でも言えてるのは”実の親””育ての親”と立場は違えども、やはり親ってものは子供に対しては煩悩を捨てきれない生きるもの何だと。 自分も然り、我が子と過ごす時間は少ないけれど彼らの幸せを一番に願っていますから。 最近、世の中では自分で産んだ子供を殺してしまう親も多い。これは親が自体が悪いのか?世の中なのか?果たして・・・<評価>☆☆☆☆ 百鬼丸が自分の体の一部を徐々に取り戻すシーンが印象的。 足に声帯に腕に眼に心臓と取り戻すのだけれども、一番泣かしてくれたのは心臓を取り戻したシーンかな。 何といっても心臓と共に”切なさ”という心の痛みも同時に得てしまうのだから・・・≪バレンタイン・デーに貰いたいワインはこれ!”恋人達”って畑の名前のワイン!≫
2007年01月27日
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先ほど現地で各部門のノミネーツが発表された模様。 一番の興味の作品賞は・『バベル』・『ディパーテッド』・『硫黄島からの手紙』・『クィーン』・『リトル・ミス・サンシャイン』とメジャーからマイナーっぽい作品まで幅広い5作品が選ばれています。 さあ、どの作品が受賞するんでしょうね!!発表まで楽しみ!!
2007年01月23日
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こんばんわ! 今年の正月第2弾は本当に粒揃い! 今週末も”どろろ”に”魂萌え”と目白押し!No.6 『マリー・アントワネット』(2006年 米)<監督>ソフィア・コッポラ<出演>キルスティン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、マリアンヌ・フェイスフル、ジェイミー・ドーナン他 僕たち世代にとっては”マリー・アントワネット”っていえば、マンガの『ベルサイユの薔薇』を連想してしまいますが・・・天真爛漫の純真な心の幼い王女像ですが。<STORY> 時は1769年、オーストリアの末の皇女マリーが、国と国の盟約の為にフランス皇室に嫁ぐことに。 マリーはわずか14歳。フランス王太子ルイと結婚する。 しかし、マリーを待っていたのは今までの自分とは異世界。 跡継ぎの誕生だけを待望されるプライベートが認められない結婚生活。しかし、それと裏はらにゴシップとスキャンダルにまみれた乱れた貴族社会。 夫・ルイの身体的な問題もあり、真の夫婦にはなれないマリーとルイ。 マリーはそんな夫に愛想を尽かしてギャンブルにパーティ、シャンパンにと浪費を積み重ねていく。 そんな彼女に待っているのは・・・<レヴュー> いやぁ~予想外の展開でした。 やはり”ベルばら”の影響なのか少女マンガの世界での”マリー・アントワネット”像を描いていたので、悲劇の涙の似合う女性を連想していましたが。 そんなマリー・アントワネットは映画序盤だけでした。 途中からは役立たずで頼りにならない夫に愛想を尽かして、パーティ三昧、シャンパンを飲みまくる、お菓子食べまくり、ギャンブル好きにと遊びまくるマリー! その額、月間で約5万ルーブルとか・・・ そんな姿を観ていると感じるのは、本当に女性の環境適応能力の高さ。どんなに自分に厳しい環境に置かれても、自分のペースを崩さない力強さ。 家のカミさんもそうですが、本当に女性は強い! 映画自体もフランス革命の一般民衆の不満、貧しい生活を何するものぞとばかりにマリーのベルサイユでの豪華絢爛な貴族な生活が映画一杯に繰り広げられる。 ゴーイング・マイウェイ!な、そのあっぱれなマリーの生き様をトクと観よ!!<評価>☆☆☆ 映画全編に流れるのはバロック時代のクラッシックではなく現代のロック!若干の違和感を感じさせながらも良い感じです。 ≪サントラは是非、オススメ!!≫
2007年01月23日
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こんばんわ! オスカーの作品賞、監督賞の候補にも挙がっているマーティン・スコセッシの新作『ディパーテット』を公開初日に観に行ってきました!No.5『ディパーテッド』(2007年 米)<監督>マーティン・スコセッシ<出演>レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソン、マーク・ウォルバーグ 他 僕の大好きな香港映画『インファナル・アフェア』がリメイクで登場!男と男の魂がぶつかり合う映画をスコセッシがどの様に描くのか?注目!!<STORY> アメリカ北部のボストン。 白人でも貧しさに喘ぐアイリッシュ系の住民達。コステロはそんなアイリッシュ系のマフィアのボス。そこに住む貧しい家庭の少年・コリンは賢い子供ながらも貧しさから抜け出す術をコステロにゆだねてしまう。 そして、数年、成人となったコリンは警察学校を経て、州警察へ。 一方、優秀な成績で警察学校を卒業したもの自分の縁戚の犯罪歴から正規ルートから外れて、マフィアへの潜入を命じられるビリー。 本来あるべき立場の人間たちが、もし入れ替わったら・・・マフィアと警察に自分自身が生き残る為に互いが潜入した男達がもがき苦しむ姿を描く物語。 生き残るのは誰だ!<レヴュー> う~ん、『犬神家の一族』でもそうだったけれど、オリジナルを知るだけにストーリー進行と演じる役者たちを自然と比べてしまっている自分がいた。 脚本もまずまず、無駄も省いた。 問題ないはずなのに、満足度100%といかないのは我が儘なのかな!逆に何も知らずに観ていた方が、もっと楽しめたのかもね。 ただ言えるのはオリジナルでは互いが違う世界に潜入し、そこで生き延びる為に”無間地獄”という仏教の”偽る”ことへ対しての罪の意識からもがき苦しむ主人公ふたりに互いにスゴク共感させられたが、今作の中ではどちらかといえば人種差別や貧しさから抜け出そうとモガキ苦しむ主人公ふたりコリンとビリーの姿に共鳴を受けました。 宗教をベースに敷いたか、人種問題をベースに敷いたかの違いなんでしょうけどね。観る人にはスゴク大きな違いを感じられるのでは。 あと主人公ふたりを演じるレオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン。どちらかというとマット・デイモンのもっさり感が今作にマッチしていたと思いましたが、御大ジャック・ニコルソンのチョイ悪どころか大悪なマフィアのボスのノリノリ(遊び心たっぷり)な演技がふたりを飲ん込んでいました! まずは映画を観て”もがき苦しむ男達の姿を観てやって下さい!”<評価>☆☆☆☆* コステロが語る”ボストンではイタリア系が幅を効かせていた。60年代になってやっとアイリッシュ系もまともな仕事にあり付ける様になった。黒人はそんなことなんか知っちゃいない・・・”。 その言葉に多民族国家アメリカの悩める事実を改めて知った。≪オリジナルを観てから観るか!オリジナルを観ないで観るか!さあ、あなたはどっち?≫
2007年01月20日
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こんばんわ! 今年になって、映画は観ているのですがついつい怠けてしまいブログアップが遅れています・・・No.4『王の男』(2006年 韓国)<監督>イン・ジュンイク<出演>カム・ウソン、イン・ジュンギ、チョン・ジニョン、カン・ソンヨン他 この作品、昨年の韓国アカデミー賞の作品賞他過去最多の10部門を受賞した話題作。 同じく昨年話題となったが日本国内ではずっこけた『グエムル―漢江の怪物』があるだけに心配しながら観に行ってきました!<STORY> 時は16世紀の韓国。 暴君と呼ばれる”ヨン・サングン”の治世の時代。 そんな時代に自由に生きる芸人が二人。チャンセンとコンギル。混沌とした時代に大道芸という自分たち独自の芸のみで天下一となろうとする二人だった。 ある日、二人はとあるトラブルから大道芸の仲間たちと別れることに。そして、大道芸での立身出世を目指すべく都・漢陽を目指す。 時の皇王ヨン・サングンが姑生出身の・ノクスを側室に迎え入れあげていることを知り、その事実を題材とした芝居を打ち成功を収める。 それも束の間、チャンセンらはヨン・サングンの重臣に芝居を観られてしまい。王の前で芝居を観せることになってしまう。 日頃から笑顔を見せない王を笑わせることが出来たなら無罪放免にするが、もし笑わなかったら命は無いと告げられる二人。 しかし、修羅場を迎えた二人だったが女形芸人のコンギルの笑顔と美貌に王が魅せられた為に辛うじて生き長らえる。 宮廷内のお抱え芸人となった二人だったが、どんな運命が待ち受けているのか?そして、美貌の女形芸人・コンギルの運命は?<レヴュー> いままでの韓国映画と違うのかなと思い観に行ったのですが・・・でもやはり男3人と女1人の四角関係を描いた恋愛映画でした。 監督曰く、主人公は芸人・チャンセンらしいのですが僕は感じたのはこの映画の主役は女形芸人・コンギルです。 まずコンギルを挟んで王ヨン・サングンと王の妾ノスクの男2人と女1人の変な三角関係が出来上がる。 その三角関係にチャンセンが男同士の友情(愛情)から加わり、本当に危ういアンバランスな四角関係が出来る。 そんな人間模様の中で一番輝いていたのは、やはりコンギル! 他人に対しての思いやりを忘れないキャラながらも、その美貌ゆえに我が道を気ままに生きられる自由を得ている恵まれた人生。 そこに何もかも手にいれているはずだが実は何も儘ならない不幸な王ヨン・サングンが焦がれるという構図。 中国最期の皇帝・溥儀を描いた映画『ラスト・エンペラー』も然り、王とは名ばかり自分の恋愛すら儘ならない不幸な人生をこの映画も魅せてくれます。 人間生きていると自分の意のままにならない事が多いと思うので、ラストのチャンセンとコンギルの跳躍のシーンが鮮烈に印象に残ってしまいました。 地にも、空にも触れていない。空中に浮かんでいる。 何ものにも頼ることなく自由に飛んでいる二人の姿が美しかった!<評価>☆☆☆☆ 王ヨン・サングンは、あの『チャングム・・・』とも関係あるとか。 チャングムが仕えた王チョン・ジュンはヨン・サングンの異母弟らしいです。≪韓国現地版映画ガイドも発見!≫≪今週、飲んだワインはこれでした!≫
2007年01月19日
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こんばんわ! 考えた挙句にやっと昨年2006年の洋画ベストテンを発表させていただきます! さあ<第1位>『クラッシュ』 この映画の様にいくつかのエピソードを最終的には束ねていく脚本の力が強い映画には惹かれてしまいます!<第2位>『硫黄島からの手紙』&『父親たちの星条旗』 個人的には、やはり『硫黄島・・・』でオスカー取って欲しいです!<第3位>『ブロークン・フラワーズ』 男はいつまで経っても優柔不断な生き物なんだと自覚させられました!<第4位>『ヒストリー・オブ・バイオレンス』 人間の本質にあるのは”暴力”と”SEX”なんじゃないかな・・・<第5位>『007 カジノ・ロワイヤル』 これぞ”大人の男の娯楽映画”と言い切れる一作!<第6位>『ウインター・ソング』 ミュージカル仕立てな展開が気になるが、サントラと映画の雰囲気で選んでしました!<第7位>『DAISY』 これぞ”大人のファンタジー”!<第8位>『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』 あの何とも言えないラストには、あっけに取られてしまいました!<第9位>『シャーロットのおくりもの』 クリスマス・イヴの日に涙を流しながら観た感動の一作!<第10位>『レディ・イン・ザ・ウォーター』 自分の存在意義は何かと考えさせてくれた一作。シャマラン監督作品のスピチュアルな一面には、遂々魅かれてしまいます。 といった2006年洋画ベストテンとなりました!果たして今年2007年はどんな映画が観れるのか、本当に楽しみです!!
2007年01月19日
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こんばんわ! 先週末公開の渡辺淳一氏原作のあの話題の映画『愛の流刑地』を早速、家内と観てきました!No.3『愛の流刑地』(2007年 日本)<監督>鶴橋康夫<原作>渡辺淳一<出演>豊川悦司、寺島しのぶ、長谷川京子、仲村トオル、陣内孝則、佐藤浩市、富司純子、高島礼子、貫谷地しほり他 実は今年、観賞3本目の映画だったのですが、カミさんと一緒に観に行って、本当にシビれた。『愛の流刑地』を先にブログ・アップします!≪STORY≫ 真夏の夜明け前に事件は起きた。 加害者は、以前はベストセラー作家で世間を賑わしたが最近は鳴かず飛ばずとなった作家・村尾菊治。 そして、被害者は彼の不倫の相手だった人妻・入江冬香。 菊治は情事の途中の彼女からの”本当に愛しているなら、私を殺して・・・”という願いを受け、彼女の首を絞めて殺めてしまう。 警察に逮捕され、刑事、女性検事・織部からの尋問、取調べ。それから裁判へと。 その中で次第に明らかになってくる二人の濃密な出会いから永遠の別離までの愛の日々。 ”なぜ、菊治は冬香を殺めたのか? 冬香は何故、死を望んだのか?”その真相は・・・≪レヴュー≫ う~ん、やはりこの映画に流れるテーマは前作『失楽園』でも描かれた”性愛”なのかな。 普段は理性でコントロールし、表に現すことは決してない。どちらかといえば恋愛の裏側。 又、愛には”夫婦愛””親子愛””恋人への愛””友情”と色々な形もあり、そんなどちらかといえばプラトニックな愛の形が表側にある現代。 精神的な愛が尊いとする道徳観からすれば、SEX(体)の結び付きで繋がっている性愛はどちらかというと”ふしだら”と思われがちで低俗に位置づけられてしまう。 しかし、裏側で抑えることが出来ない生理だからこそ、そこには人間の本質が潜んでいるのだと思えるのだけれども。 この映画でも激しい性描写が多くの時間を割いて描かれてはいるが、僕はその二人の性愛のシーンにあまりエロスを感じなかった。 その性愛シーンの連続から、逆に不倫愛の未来の見えない恋愛故の”狂おしさ””もどかしさ””後悔”といった二人の感情の動きが映画を観ていて痛いほどに伝わってくる。 そんな先の見えない恋愛だから、冬香は周りの人たちへの”贖罪”という行動として”死”を選んでしまったんだと。 二人の愛はたまたま不倫というカタチであったけれども、奥底には清い愛が流れていたのだと僕は理解しました。 結論はちょっとスピリチュアルなまとめ方になってしまいましたが、皆さんもあとは映画を観て感じてきて欲しいです。<評価>☆☆☆☆☆☆≪映画内で菊始と冬香が、冬香の誕生日のディナーで飲んでいたのがこのワインです。『Ch.ラフィツト・ロートシルト』 ※ヴィンテージ未確認≫ 映画自体も良かったけれど、平井堅の歌う主題歌『哀歌(エレジー)』が映画のストーリーとマッチしていてGood! ちなみに僕は原作は読んでない派です!”読んでから、観るか!観てから、読むか!”
2007年01月15日
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これも今年2本目に観た映画だったのですが・・・No.2『パプリカ』 (2006年 日本)<監督>今敏<原作>筒井康隆<出演>林原めぐみ、古谷徹、大塚明夫、山寺宏一、堀勝之丞、江守徹 他 子供連れではアニメ観賞するのですが、今回は久しぶりにひとりで観に行ってきました。<STORY> 時は近未来の東京か? 主人公・千葉敦子は精神医療総合研究所に勤務する優秀なサイコ・セラピスト。 一度、所長の島からの依頼があれば最新のサイコ・セラピー機器を使用してクライアントへの治療を行うこともあり、その時は”パプリカ”という夢探偵となる。 そんなある日に研究所で極秘に開発されたサイコ・セラピー機器”DCミニ”が何者かによって盗難に遭う。 ”DCミニ”は機器を装着したもの同士が夢を共有出来、精神的な病の治療にも活用出来るかもしれない優れものの機器であった。 ただそんな機械も使い方によっては、人間の人格を破壊しかねない危険な代物だった。 そして、第一の被害者は研究所の島所長。既に犯人は島所長の精神に侵入していたのだった。 敦子は同僚・時田ともに捜査することに。 パプリカとなって島所長の夢を調査する中で、その夢の中身から犯人を研究者の一人・氷室だと断定する。 だが氷室は逮捕に向かう中で自殺図ってしまう。 事件の真相は如何に・・・そこには裏で事件を操る人物の影が見え隠れし始めていた。<レヴュー> アニメとはいっても原作は日本SF界の巨匠・筒井康隆、監督は最近の日本アニメ界を担うクリエーター今敏と何をとっても不足ではない布陣。 しかしながら原作者・筒井氏の奇想天外な空想力にあっけに取られただけでなく、それを観る人を魅了させる見事な映像センスで描く今監督のタッグがガッチリと組まれている。 これもやはり脚本段階から筒井氏と今氏の念入りな構想がくまれているからの賜物。 優秀な映画を作るには”脚本が命”というのを実証させてくれた作品でした。 それにしても僕ら世代では”星飛雄馬””アムロ・レイ”を演じた名声優・古谷徹が久しぶりに登場。 最近のアニメや洋画の吹替でも、その声を聞く機会がなかっただけに、その雄姿が観れた(声が聞けた)だけでも満足の一本。<評価>☆☆☆☆ あと今監督(筒井康隆氏か?)の思わぬ映画フリークぶりもチェック! 僕が解っただけでも『ローマの休日』『007ロシアより愛をこめて』『ターザン』等々の一シーンが織り込まれてます。あなたは幾つ発見出来ました?≪サントラもなかなかいけてます!≫
2007年01月13日
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こんばんわ! 1月も残り2日となりましたが、今月観賞していて、まだブログ・アップしていない映画が3本あって急ぎ足で・・・No.1『麦の穂を揺らす風』(2006年 アイルランド、英、ドイツ、イタリア、スペイン)<監督>ケン・ローチ<出演>ギリアン・マーフィ、ボードリック・ディレニー、リーアム・カニンガム他 アイルランド独立運動を描いた小作と聞いて観に行ったのですが・・・<STORY> 1920年アイルランド南部の町・コーク。 長らくイギリスの統治下にあり、自分達の言葉である”ゲール語”を話すことも禁じられ又、娯楽のひとつ”ハーリング”というスポーツすら行うことを禁じられ抑圧されたアイルランド市民たち。 武装警察隊”ブラック&タンズ”が常に市民の不穏な行動を監視し、弾圧してきた。 そんなアイルランドの若者・デミアンは医学を目指す若者だった。 ロンドンの病院への就職も決まり、前途洋々な道を歩むはずだったデミアンだったが身近な隣人が武装警察隊に暴行を受けて亡くなったことから運命の歯車は狂い始めてレジスタンス運動に手を染めることとなる。 兄・テディや友人・ダン、運動員の紅一点シネードらと激しい戦闘が続けていくデミアン。 戦いは長期戦となり、たくさんの友や仲間を失う。 だが戦いは徒労になるかと思われたが、ある日突然イギリスから停戦の申し入れが。 講和条約も締結し、アイルランドに平和が訪れると思われたが条約の内容がアイルランドの完全な独立を認めないものだった為に条約賛成派と反対派に分かれての同じ民族同士の新たなる内戦を生み出すことになる。 昨日まで仲間だった友人や隣人たちと戦うという状況はますます国を疲弊させていく・・・果たして主人公・デミアンはどの様な決断するのか?<レヴュー> う~ん、映画が謳っているテーマは『硫黄島からの手紙』と同じ”反戦”なのだけれども、この映画の場合は話のルーツが歴史を700年ほど遡る独立戦争だからその重みも少し異なる。 12世紀のノルマン人の侵略からイギリスからの介入が始まり、そこにキリスト教のカトリックとプロテスタントの対立の構図も加わって、イギリスによる激しい統治と弾圧の引き金となる。 そこにこの映画でも描かれるナショナリストとユニオニスト、ロイヤリスト、リパブリカンという思想も加わっての些か異国の人間には理解しにくい様相を呈している為に、そこら辺の下知識を理解していないと映画を観ていても?な部分が何箇所か出てきます。 ≪アイルランドの歴史を知りたい方はこちらを≫ しかし、言えるのはこういった独立運動や革命はとかく思想や理念が高尚過ぎると実際に争いに勝利したとしても。 その後に待つ現実に直面すると挫折したり、この映画の様に更なる改革運動を招いてしまう。 確かに人それぞれに思想や理念の違いはどうしても生じてしまうので、どこかで誰かが妥協点を見出さないと争いは永遠に終結することはない。 宗教、思想、民族etc 争いの源は違えども、その争いを丸く治めるには優秀な仲裁役が必要な様だ。<評価>☆☆☆☆ 考えてみるとアイルランドといえば先週(1/21)に観たばかりの映画『ディパーテッド』もアイリッシュ系のマフィアたちを主役に描かいていました。 意外なところで繋がったなぁ・・・≪でもアイルランドといえば、このビール!!≫
2007年01月08日
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