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2011.02.12
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カテゴリ: D&D 邪悪寺院再び

注意!
このプレイレポートは市販シナリオ、「邪悪寺院、再び」の内容をばらすものとなっています。嫌な方は読まないようにしてください。



「二体のドラゴンの彫り物…火を噴きそうよね」

「噛みついてくるかもなぁ…ま、バルサミコ頼むぜ」
石造りの巨大な扉は ドラゴンの彫物 が備え付けられており、いかにも重要そうな場所であることが判明します。 ワスパリオの王族・貴族知識 でも何も判りませんでした。結局引きつった表情のバルサミコが扉の捜索を行うこととなります。
扉の捜索を開始した瞬間、 突然足元の石畳がパカッと開きます! 落とし穴にバルサミコは落ちていくのですが、開いて中年を飲み込んだと同時に石畳は閉じてしまいます。バルサミコは(内心は兎も角)冷静沈着に 羽毛落下の呪文 を唱えます。これは瞬間に唱えられる落ちる速度を遅くする呪文なのです。
…下は…棘棘の罠、上は閉じられてしまいました…さて、脱出するには次元扉を発動させるしかないでしょうなぁ。 バルサミコは次の瞬間、びっくりしている仲間の元に現れます。いやあ、落ちていたら本当に危ない所でした。

結局、この罠の起動を抑えることに成功し、扉を開くことにも成功しました。
落とし穴の下にはいくつかのオークの死体があったのですが…どうやらあの連中もここに来ようとしたのでしょう。
アンデットの探知 が一日に総統回数行えるようになっています…といっても、この後何度かやっても引っかかりませんでしたので描写は省かせていただきます。

手前の扉を罠の探索後あけると、そこは荘厳な一室で、大きなの水盤のある部屋でした。
「…なぁ、この水盤…エメラルドで出来ているぜ。同族とはいえ、ずいぶん豪華な事をするよなぁ」
「な…なんですって!?」
「豪華すぎる(茫然)」
この水盤全体が宝石でできているのです。壁には美しい壁絵が施されていますが、全てドワーフですので製作者は明らかです。クラリカは宗教知識によって、これがモラディンの僧侶が彼らの武具を聖別する場所であることが判ります。
「つまり…ここはドワーフの神殿…よ。迂闊に信者でないものが手にするような物ではないわね」
「成程、それは重要な情報ですなぁ。迂闊に手を突っ込むところでしたよ」

「モラディン神…フラミリオの武具を捧げたかったぜ」
この場所が重要な場所であり、水盤を運ぶ訳にもいきません。もしかしてモラディン信者がいれば何とか有効に活用できたかもしれませんが…
「…あれ?そういえば、ワスパリオ様はモラディン信者ではないのですか?」
「オレは無神論者だぜ」
モラディンはドワーフ達の主神ですが、必ずしもすべてのドワーフに信仰されているわけではありませんでした。このメンバーでは活用できない様子です。

次の扉の前ではオークの焼け焦げた死体が転がっています
落とし穴を何とか乗り越えたのか、あるいは別の場所からやってきたのか判りませんが、何か恐ろしい事が起こりここで死ぬ原因となったのでしょう。
次の扉は鍵が掛かっていましたが、バルサミコが 秘術鍵呪文 で開けます。ローグであれば自力で解錠も出来るのでしょうが、バルサミコはビガイラーですので鍵開け自体は得意ではありません。
その部屋はビロウドに覆われたテーブルのある場所で、その上には幾つかの球体が置かれています。一応アンデットの探知を行いますが誰もいませんし、 魔法の探知 で調べたところ球体がそれに引っかかります。

「電撃…オーク達を殺したのはその球体ではないようね」
「冷静な判断ですわ、クラリカ御姉様」
「そんなことより治療してください、マドモアゼル」
苦笑いして罠を外し、中に侵入したバルサミコ。球体は宝石の付いた銀製で…ぱっと見てもダンジョンマスターガイド(笑)には該当する品物は無いのでクラリカは首をかしげます。モラディンの印である金床が刻まれています。
「この場所に入れるのは現状で我々のみ、ここは後で探索しませんか?」
「そうですね…何だかよくわからないですし」

通路を真っ直ぐ行くと、それまでの扉とは異なる豪華なそれがありました。
これを開くと、 巨大な神殿風の場所 です。部屋の端に階段と扉はあります。一番奥には祭壇らしいものが見えます。しかし他には目ぼしいものは特には見つかりませんでした。
仲間で話し合った結果、一番モラディン神に許してもらえそうなワスパリオが戦闘となってはいることにします。 悪からの防御 勇壮呪文 で防護を固めてから…ワスパリオは一歩侵入します。部屋に入ると、壁に刻まれた様々な文様や文章が眼に入ります。
「…モラディンは罪人を滅ぼすが、敬虔な者には報酬を与えん…かぁ」
すると部屋の奥からゴゴゴゴゴと何か揺れる物音がします。ゆっくりと祭壇のあたりから、大きな何か物体がせりあがってくるのが見えます。
それは…それは… 巨大な石の人型…ゴーレムだったのです!!
「関わらねぇ方が良いんじゃないか?オレぁそう思うぜ(汗)」
ワスパリオの一言は、全員の魂の叫びでもありました。


続く

イラストは前回のオーク戦のものです。探索部分では丁度良い写真がなかったのでご容赦を。
敵とは言えない神の神殿…という事で盗掘すのに躊躇してしまったプレイヤーたちでした(笑)。
もしかして見つかったアイテム等は全部持ち帰って売るような品々だったのかもしれませんが、神聖なる場所ということでゴーレムと戦う事も、宝物を持ち去ることにも躊躇した感じです。D&D的にはあんまり遠慮はいらないのかも…
とりあえず悩んだ感じで、大都市の同神殿に情報がてら持っていこうとした辺り、盗掘を正当化しようとしていたとか(笑)、正義の神の呪いが怖かったんだとか、一応正義を愛好する側の冒険者パーティらしいロールプレイだとか色々読み取ってくださると幸いです(笑)
最後の場面ではくろがねの城~とか歌いたくなってきたのは内緒です。










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Last updated  2011.02.12 09:48:35
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