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【追記】No.1結局お風呂上がりに髪を乾かしながら、「カテゴリー」の更新をしてしまいました。「マンガ」に引き続き、「映画」。実はタイトルだけ映画から採ったというようなものも混ざっているのですが、そこはそれ精神を大切にしたい。(なんのこっちゃ)一応「映画」は24、「マンガ」は20です。さっき一旦登録しは「音楽」は削除しました。幻泉館日録の楽天広場「ジャンル」が「音楽」なので、一応なるべく音楽に触れてることが多いんですね。もう少し細分化しないと、カテゴリーの意味がない。といっても、カテゴリーは細分化しすぎるとやはり意味がない。登録の最大数が10に限定されてるのは、いい線でしょう。「本と雑誌」や「テレビ」は別立てしてもいいかもしれない。意外に食べ物のことも書いてるかな。そうすると、音楽を5つぐらいに分けるべきか。う~ん、どんなカテゴリーがありうるか。もちろんCD音楽産業による分類とはまったく違ってかまわないのですが。楽天広場住民の皆さま、申し訳ございません。「カテゴリー」というのを試してみようと、古い日記から「マンガ」に関したものをピックアップしてカテゴライズしていたら、つまり日記がアップされたように見えてしまうのですね。「映画」も抽出しようと思ったけど、今夜は「マンガ」だけでやめておきます。chappiさんが教えてくれた番組は30分遅れ、午後八時から始まった。早く帰ることができたので、最初から全部見ることができた。おお、大阪やなあ。お祭りみたい。 ♪ 明日は東京へ出て行くからは ♪ なにがなんでも勝たねばならぬ「王将」の歌詞にぐっときた。このくだりに引き付けられる人は多いのではないだろうか。あ、出た!木村充揮さん!やっぱり「天王寺」だわ。じわ~っ。ホントにビリケンさんみたいになっとるね~。そうか、私も頭髪がもう少し寂しくなったら、頭丸めて鳥打ち帽かぶるか。 ♪ 安酒飲んで 串にどて ♪ 五月にゃ野音で 春一番 ♪ 人情、カラオケ、大道芸と ♪ サクもなかった公園で ♪ これが俺らの ふるさと天王寺ああ、来年も行きたいな、春一番。堀内孝雄さん、ぴんから兄弟みたいな顔になってきたわ。お、出た!ユカリ&ヒロシ!「大阪ナイトスキャンダル」! ♪ アー 人生さ これがせらび~。これがトリかと思ったら違うんですな。その後眠くなってうとうとしてしまいました。すまんです。
2004.10.31
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【追記】No.2冷たい雨の中、柿の実を採りにいった。熟れ熟れで落ちそうなやつだけ先に採っておかないと。ということで二十個ばかり。また数日後に行かなければならない。一本の木からこれで九十個。あと百は採れるだろう。柿八年というけれど、こうなるのにたっぷり十二年はかかった。【追記】No.1学生時代、映画のサークルにいた。なんとなく『キネマ旬報』の白井佳夫さんをイメージして、たぶん白井さんが学生時代に在籍していたであろう「映画研究会」に入るつもりで、学生会館に行ってみたのだ。ところが、その頃映研は活動を停止していた。有象無象雨後の竹の子のようにやたら映画のサークルがあったのに不思議だ。そこで、単に部室があるという理由でサークルを選んだ。なに、はやりだったのだ。8mmフィルムで映画を作るのが流行だった。汚いバンガローに泊まって夜中に男ばかりで「マイム・マイム」を踊る羽目になったのも、本当は映画を撮りに行ったのだ。この時映画を撮るきっかけになったのは、このメンバーで池袋の名画座に映画を観に行ったことだ。今は亡き文芸座だったと思う。『フェリーニのアマルコルド』(1974年)を観て、喫茶店でその話をした。併映は『フェリーニの道化師』(1970年)だったろうか。おお、実にフェリーニだな。いつだったか部室に寺山修司に心酔した学生が来たことがあったな。短歌会にも入っていると言っていた。一人でわあわあと寺山やフェリーニを語り、去っていった。僕たちはあっけにとられて、後で彼を「フェリーニ」と呼んだものだった。『アマルコルド』や『道化師を』を観た後、我々は熱くフェリーニを語ったわけではない。女優のおっぱいがどうしたとか、その程度の他愛のない話だ。あの青森出身のフェリーニ君への反感があったのかもしれない。それでも、なんだかとても映画が作りたくなったのだ。それは初夏の宵だったろうか。今から作れば、秋の早稲田祭に間に合う。映画作ろうよ。実にいいかげんに話が決まった。「アマルコルド(Amarcordo)」とは、フェリーニの出身地である北イタリア、エミリア・ロマーニャ地方の方言で、「私は覚えている(Mi Ricordo)」の訛なのだそうな。タイトルだけ高校の大先輩の映画よりいただきました。原田真人監督の『さらば映画の友よ インディアンサマー』(1979年) 。川谷拓三さんが主演です。のんびり市のロケが多いので、御当地映画とも言えます。「文化」という名を冠した映画館が出てきます。その数年後には武田鉄矢さんの『刑事物語』(1982年)の舞台にもなりました。市役所勤めをしている同級生がちらりと出演したりしています。聾唖のトルコ嬢を演じた有賀久代さんがとても良かったのですが、この作品だけで引退してしまったようです。そうそう、主題歌が拓郎さんの「唇をかみしめて」。 ♪ ええかげんなやつじゃけ~ ♪ ほっといてくれ~んさい~70前半のように拓郎さんのファンではなかったのですが、広島弁の歌詞がとてもいいなと思いました。 ♪ ひとがすきやけね~ ♪ ひとがすきやけね~ ♪ さば~くも~ さば~かんも~ ♪ そ~らに まかしたんよ~サビが胸にしみます。おっと、映画館で映画見てないなあということを書きたかったんです。青春時代は映画をよく見にいく……といったような話ではないんです。地方都市にひっこんでしまったので、私が見たくなるような映画をやってくれる映画館がないんです。結局今はビデオやDVDで見ようということになっちゃうんですね。ん、今日は時間がありません。追記できるかな。
2004.10.30
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【追記】No.2今日も夕暮れの富士山を撮りました。空は雲に覆われていたのですが、夕焼けはきれいに見えました。雨が降りそうだがなあ。【追記】No.1chappiさんに教えてもらいました。10/30(土) 19:30-20:44 NHK総合テレビ/ラジオ第1「わが心の大阪メロディー」この番組に大西ユカリさんと木村充揮さんが出演します。大物出演者が多いので、きっと二人で「天王寺」を歌うのだと勝手に決めています。録画を忘れないように。と、これは自分用のメモでした。ホント、忘れないように。 ♪ I am sailing, I am sailing, ♪ Home again ’cross the sea.1975年にRod Stewartで大ヒットした「SAILING」。いい曲なんですよ、いい曲なんだよなあ。でも、ある時テレビで故大屋昌子ちゃんが歌ってるの見ちゃったんです。何度も。いや、可憐な人だったんですよ、昌子ちゃん。でもなあ、「SAILING」聴くとその顔が浮かんでしまうのはなあ。こっちの負けですわ。「星影のワルツ」というのは1968年のヒットなんですか。特に好きというわけではないからこちらは実害ないんですが、たぶんこの曲を聴くと、なんだかあんまり有能でなさそうな政治家の顔が思い浮かびそうです。前にも書いたけど、はふはふと牛肉ほおばってるところ。暑苦しいなあ、やだなあ。そうそう、志村けんさんというのは偉大ですな。後々ずしんと効いてきます。喜納昌吉&チャンプルーズの「ハイサイおじさん」。 ♪ 変なおじさん 変なおじさんこんなんなっちゃいます。山口百恵さんの「プレイバックPart2」も。 ♪ 馬鹿にしないでよ~その後「ジャカジャン」となって歌が終わってしまいます。 ♪ ジャカジャン
2004.10.29
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【追記】No.2夕方の画像なんで暗いですが、富士山の冠雪が見えます。もう冬がすぐそこまでやってきています。【追記】No.1livedoorにミラーを作ってわかったこと。popサーバは使えない。たぶん混雑していて入れないのだ。これでは、popのメールアカウントをもらっても、何にもならない。gooの方はwebメールなので、普通に使える。livedoorはスタイルシートが使える。本館で使っているcssを流用してみたが、どうもきれいに収まらない。いじっている時間がないので、とりあえずお仕着せのデザインから選ぶ。この方が簡単できれいなんだわな。gooが提供している「goo RSSリーダー」は少し慣れてきた。これは登録しているblogの数が増えてこそ、使う意味があるのだね。楽天広場の日記が[XML]対応なので、更新された日記をひょいひょいと覗きやすくなった。「ゲストさん」で回ってますが、失礼。いわゆる2ちゃんねら~には実に不愉快な思いをさせられることが多いのだが、それでもさすが巨大掲示板、「新潟ガンガレ、超ガンガレ」と頑張っている連中もいる。新潟中越地震 被災者救援本部@2ch参加者がどんどんページを編集していくwikiを使っている。悪意を持ったやつが紛れ込むとひとたまりもないシステムなのだが、wikiの場合は掲示板のような「あらし」は現われないものである。政治家田中康夫の原点は、あの阪神淡路大震災ではなかっただろうか。康夫ちゃんは神戸の町を原付で走り回ったよな。地球から三億光年の彼方に、「ステファンの五つ子(Stephan's Quintet)」と呼ばれる銀河群があります。気の遠くなるような彼方です。ステファンさんが見つけたんで、こういう名前なんですね。「Quintet」だと本当は「五重奏団」とか「五人組」だと思うんですが、「ステファンの五つ子」という訳は素敵です。双子は英語で「twins」ですね。「twin」は双子の一人を指すので、二人揃った場合は複数形にします。デビッド・リンチさんのあの「ツインピークス」は文字どおり「二子山」です。「おっぱい」なんて意味もありますね。星座の「Gemni」はラテン語で、英語の「twins」に相当します。「双子」には「doublets」という言い方もあります。フランス語の言い回しから来たんでしょうね。そこから「三つ子」以上の言い方が生まれたそうです。三つ子 「triplets」四つ子 「quadruplets」五つ子 「quintuplets」六つ子 「sextuplets」とまあ、こうなります。ご安心ください、辞書引きながら書いてます。小学生のころ、赤塚不二夫さんの『おそ松君』の六つ子の名前覚えましたよね。これはみんな言えたんで、言えても自慢にならない。言えない方はこちらでご確認ください。「おそ松くん」さあ、やっとたどり着きましたぞ。PANTA&HALがやっていた「ステファンの6つ子」です。不思議なタイトルですよね。 ♪ 南の空にペガサス羽ばたき ♪ 輝くたて髪ふるわせて ♪ きみの心に翼をつけるため ♪ 5人の息子を引き連れて歌詞も不思議です。聴いた当時、なんのことかまったくわかりませんでした。生まれた子供を祝福してるようですが、なぜ「ステファンの6つ子」なんだろうと。もちろん、最初に書いた銀河群「ステファンの五つ子(Stephan's Quintet)」を下敷きに書かれた歌詞です。不慮の事故で半身不随になってしまった少年に捧げられた曲なんです。 ♪ 四角い小さな部屋の中にも ♪ でっかい世界が転がって ♪ きみに蹴られるのを待っているはずだよ ♪ 稲妻に打たれて よみがえれつくづくPANTAさんは叙情の人なんですね。きれいなバラードで、歌詞がとてもまっすぐです。今は病室の中で動けずにいるけれども、君がこれから世界を動かすんだ、未来は君のものだよと励ましています。わかってしまえば、これほど素直な歌もなかろうと思うのですが、事実を知るまで、実は大変な誤解をしていました。生まれたばかりの赤ん坊が祝福されている歌で、そしてなぜかドイツ人の子供だと思い込んだので、これはアドルフ君の歌だと思ったのです。『クリスタル・ナハト』に至るPANTAさんの問題意識がわかっていたので、ヒトラー家に生まれたアドルフという赤ん坊の歌だと思い込んでしまいました。すごい誤解です。アドルフは怪物として生まれてきたのではない。周囲から祝福されてこの世に現われた、普通の赤ん坊だったんだ。そういう非常に屈折した受け取り方をしてしまったのです。もちろんアドルフの父親の名は「ステファン」ではありません。「アロイス」というのだそうです。アロイスは妻クララとの間にアドルフ以下6人の子供をもうけましたが、アドルフと妹のパウラ以外は夭折しました。(アドルフには他に異母兄、異母姉もいたそうです。)
2004.10.28
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早速届きました。わが心の師匠高田渡大人のトリビュートアルバムです。いやいや、まだ亡くなってませんがな。危ないですけど。御大ご本人も新曲を披露してます。トリビュートにありがちな、わけのわからない人はまざっていません。渡さんの仲間が録音しています。高田渡という人は唯一無二の歌い手なので、渡さんの歌は渡さんが歌うのが一番いいのです。でも、お仲間も皆すごい人達なので、これがなかなかよろしい。ブックレットは各人一ページずつ勝手なことを言ってます。つまり、各人が思い入れの強い曲を歌っているのだそうです。シバさんのの「ブラブラ節」、おかしいですよ。もちろんブルースハープ吹いて、歌います。シバさんは、この歌と「しらみの旅」が好きなんだそうです。実にうなずけるのがまたおかしいです。イサトさんが「ボロボロ」を歌っているのは意外。GWANさんの「ブラザー軒」、まさじさんの「夕暮れ」、ほろりと来ます。名曲ですな。難は短いことです。15曲も入って、48分しかありません。ありゃま。ジャケットは吉祥寺風景。「いせや」に自転車でたどりつく渡さん。井の頭公園の池のほとり、ベンチに腰を下ろす渡さん。まるで三十年前のような、でも今もそのままの風景です。悪税込三千円ナリは高いなあ。もう少し安くしてくれれば良かったのになあ。楽天市場やamazonでは扱っていないようです。HMVかタワーレコードね。もちろんSeals Recordsでも通販あります。おっと、Seals Recordsへのリンクは切っておきましょ。こんなんで削除されちゃたまらん。googleで検索してください。『高田渡 トリビュート』SEALS RECORDS [SEAL-030] 定価3000円(悪税込)1 長屋の路地に(斉藤哲夫) 2 コーヒー・ブルース(村上律) 3 ヘイ・ヘイ・ブルース(大庭珍太) 4 すかんぽ(なぎら健壱) 5 スキンシップ・ブルース(柄本明) 6 系図(中川五郎) 7 ブラブラ節(シバ) 8 私は私よ(アーリータイムスストリングスバンド) 9 ボロボロ(中川イサト) 10 酒が飲みたい夜は(佐久間順平) 11 風(いとうたかお) 12 ブラザー軒(佐藤GWAN博) 13 祭(フィエスタ)(山崎ハコ) 14 夕暮れ(大塚まさじ) 15 調査節(高田渡)
2004.10.27
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【追記】No.1楽天広場にやってきてから一年以上経ったので、とても慣れてはいるのだが、生来の無料サービス好きから、他のblogサービスもいじってみている。楽天広場から突然削除された時のためのバックアップも兼ねているので、ここの日記をそのままコピーして張り付けているだけ。幻泉館日録@goo BLOG幻泉館日録@livedoorlivedoorはpopサーバを使ったメールアドレスがもらえたり、無料アクセスポイントの提供があったり、なんだかお得だわ感がある。携帯電話からの投稿&閲覧も、gooやlivedoorの方が便利だ。混雑時の重さはひどいかもしれない。本当は自前サーバがあるので、たぶん今なら簡単に自分でweblogサイトを立てることができるようになっているはずだ。ヒマがあったらやってみたいのだが、今のところ本館は借り物の日記作成ソフトを使っている。幻泉館本館ここが突然削除されたら、私の場合は楽天広場には戻りません。そういうことをされて、楽天市場の売り上げに協力したいとは思いませんので。もしも突然消えた場合は、上記のどこかをメインにしてぼやき続けていると思いますので、ぜひ「bookmarks(お気に入り)」に入れておいてやっておくんなさい。もしかしたら、その前に自分で「広場登録の削除」をすることもあるかもしれません。予約したまますっかり忘れていたのだが、中山ラビさんの復刻CDが届いた。不思議な構成で、『ラビ ひらひら』(1974年)と『ラビ 女です』(1975年)それぞれのフルアルバムに、『ラビ・もうすぐ』(1976年)と『ラビ なかのあなた』(1977年)から半分程度の曲を抜粋して付け足したものになっている。本当はすべて1500円程度の廉価版で全曲入った完全復刻が望ましいのだが、中山ラビさんご本人が付けた「解説」によれば、『もうすぐ』と『なかのあなたは』は「聞くのはつらいだろうな」と思っているからだそうだ。そのせいで今までCD化されなかったのだ。私の場合はLPから全アルバムを手製復刻CD-Rを作ったのでいつでも聴くことができるのだが、やはりクリアーな音で全部聴きなおしたいなあと思っていた。めでたさも、中ぐらいなり復刻盤。★オリジナルアルバムからカットされた曲 『ラビ・もうすぐ』(1976年) A面 1. 一年がおわる 5. ひとりっこ B面 4. アフリカへ 『ラビ なかのあなた』(1977年) A面 2. さわる B面 1. よーいどん 2. である 3. 夢うる人 4. 立つラビさんのことは何度か日録に書いているようだ。2004年9月8日 時よおやすみ2004年6月9日 夢のドライブ(1974年)2004年3月19日 人は少しずつ変わる2003年9月25日 中山ラビ『はだ絵』(1978年) 2003年9月23日 中山ラビ「13円50銭」まだ漏れがあるかもしれないが、これではやっぱりファンだな。二十歳前後のころによく聴いたので、心の一番奥の方に滲み込んでいるのだろう。当時の思い出と分かちがたい。中川イサトさんの名曲に「その気になれば」がある。中山ラビさんにもよく似たタイトルの「その気になってるわ」という曲がある。「人は少しずつ変わる」と同様に、安田裕美さんのギターが心地良い。夜中に独りで聴いているとほろっとくる。 ♪ おぼえてる アンタ 海辺のあのこと ♪ 陽が落ちて人がいなくなり ♪ 桜貝もミドリに変わり ♪ 買いたての水着きてみたああ、覚えてる。うん、忘れてたんだけど、今思い出した。いや、それは僕の記憶じゃない。他人様の思い出まで紛れ込んでいたりする。何時間も喫茶店にねばって、僕たちはあのころ何を話していたんだろう。安酒を飲んで深夜に公園で騒いで、それからブランコに揺れながら、何を話していたんだろう。きっとそうやって聞いた友人の思い出が、少しずつ僕の心にも残ってしまったんだ。どこからか湧き出てくるものが自分独りでは抑えきれない。だから酒の力を借りて友人にぶちまける。あのころはそんな酒の飲み方をしていたのだろう。 ♪ 腕ぐみしながら思ったわ ♪ あたしアンタをはなれないこの曲の楽譜のコピーがうちにある。どうやって手に入れたのか、覚えていない。自分で歌うのはちょっと寂しい。この曲を弾き語りしたことはないんじゃないだろうか。どうして楽譜があるんだろう。 ♪ その気になってるわ ♪ あたしアンタをはなれない中山ラビ『ラビ女です+なかのあなた(抄録)』1. あてのない一日 2. ねぇ!やめてごらん 3. その気になってるわ 4. 時にはランボーに 5. ガンマンのブルース 6. 山高帽子 7. じっとしてな 8. こころがけ 9. 小さな嵐 10. 太陽 11. どうしますか 12. やらないか 13. であい 14. 色さめて 15. 橋が燃える 16. よぶ 中山ラビ『ラビひらひら+時よおやすみ+ラビもうすぐ(抄録)』1. 川にそって 2. 人は少しづつ変わる 3. こえられない 4. わかれ 5. こうして二人 6. たいへんだあ! 7. ドアをあけて 8. ひらひら 9. 夢のドライブ 10. いいくらし 11. 祈り 12. 時よおやすみ 13. そもそも 14. かえりたくって 15. アワレこの世にふるものは 16. あんた 17. 二十才になっても 18. 念仏ぐらし 19. いいじゃないか
2004.10.26
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【追記】No.2NHKの教育テレビとFMで読み上げられた地震の安否情報は、データ放送では処理がおいつかなくなったようだ。その原因というわけではないが、情報の中にはかなりの「ノイズ」が混入した模様。つまり、「いたずら」である。非常に悪質。何考えてるんだ。それが2ちゃんねら~の仕業だとは言わない。ただ、心性としては非常に近いものがあるのは確かだ。東京新聞の「特報」面はニュースを掘り下げて追っているのでよく読むのだが、今日(10/25)は間違いがあった。40年前の新潟地震を採り上げているのだが、写真のキャプションに「被災した昭和石油のタンクは、2昼夜燃え続けた」とある。石油タンクの火災は2週間続いたはずだ。これは記者が取材をしている時に「2週間」を「2昼夜」と聞き間違えたのではないだろうか。耳は忠実に聞き取ったのだが、無意識に「2週間のはずがない」と思って情報を「2昼夜」に置き換えてしまったのだと思う。残念な間違いである。【追記】No.1楽天広場の定期メンテナスがありますよ~。メンテナンス・障害情報 [ 2004年10月27日 5時30分~2004年10月27日 12時00分 ] 水曜日の午前中ですね。ダイジェスト版だったはずの幻泉館日録@楽天がメインになってしまったので、本館日録は今ではあまり存在意義がない。それでも、いざという時のイベント会場になったり、楽天が教えてくれるより詳細なアクセスログが取れたりするので、やっぱり自前のサーバを立てていると何かと便利だ。古いダイナブックは二年間電源入れっぱなしなのだが、文句も言わず健気に働いている。ういやつぢゃ。googleなどの検索サイトから飛んできた人は、その検索語もわかる。このごろは[一五一会][中古]なんてのをよく見かける。「はてなアンテナ」に幻泉館を登録している方は、教えてくださらなくてもその人の「はてなダイアリー」がわかってしまう。先日そうやって覗いた「はてなダイアリー」で、こうの史代さんの『夕凪の街 桜の国』というマンガを強力に薦めていた。長崎弁で「買いなさい。今すぐ買いなさい。」と、熱心である。素直な私はすぐにamazon.co.jpで発注しましたともさ。これは絶対に「買い」だなと、私の内なるデーモン君も反応していた。すぐに届いたので、すぐに読んだ。泣いた。夏休みに観た映画『父と暮せば』を思い出した。ストーリーが似ているというわけではないので誤解のなきよう。100ページに満たない二編の連作は、つまりヒロシマのマンガなのである。表題になっている「夕凪の街」と「桜の国 (一)」は『漫画アクション』に掲載されたもの。 「夕凪の街」 「漫画アクション」(双葉社) 2003年9月30日号 「桜の国」 「漫画アクション」(双葉社) 2004年8月6日号 (一)のみ掲載 「夕凪の街」は原爆から10年後、1955年(昭和30年)の話。「桜の国」は21世紀の現代の話。短編なので、内容に関してはこれ以上触れることができない。でも、私も長崎弁でこう書いておこう。買いなさい。必ず買いなさい。こうの史代『夕凪の街 桜の国』双葉社 定価800円+悪税2004年10月20日発行
2004.10.25
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【追記】No.3ぐずぐずしていた空だが、午後から晴れ上がる。選挙の投票と畑仕事に出かけて、一服しているところ。これからまたちょっと仕事をして、浜へ夕陽を見に行こう。選挙は市長選挙。現職と元市長の対決。というとかっこいいが、どちらも建設官僚の天下りだ。元市長が国会選挙に出て敗れたので、こんなことになってしまった。現職は元市長の政策を引き継いでいるので、元市長はかつての自分の施策を否定するというばかばかしい選挙になって、有権者は白けきっています。それでも棄権は悔しいので、いわゆる批判票を投じてきました。畑は何といっても柿ですよ、柿。赤みの濃いものを70ほど採ってきましたが、まだまだこれから。甘い「富有」です。蓼の花がたくさん咲いていました。薬味に使う植物で、「蓼食う虫」の蓼です。葉をすりおろして酢と混ぜたものが蓼酢。鮎の塩焼きなんぞに添えますね。柿の渋抜きにも使うそうですが、試したことはありません。【追記】No.2ところで今日の日記のタイトルはもちろんボブ・ディラン御大の「Tangled Up in Blue」から採ったものです。御大の場合はbobdylan.comで歌詞を見ることができるので、実に便利。「Tangled Up in Blue」英語はちょっとという方、今は便利なものがありまんにゃ。URLを入力すると、ページをそのまんま翻訳して表示してくれるサービス。これで実に明解に……excite翻訳 英→日「Tangled Up in Blue」……う~ん、かえってこんがらがってしまうかな。【追記】No.1新潟ではまだ地震が続いているらしい。電気・ガス・水道といったライフラインを絶たれて、温かく眠る場所を確保するのも困難な方たちも多いそうだ。疲労が限界を超える前に、なんとか十分な救援がいきわたってほしいものだ。特に独居老人が心配だ。今から四十年前、東京オリンピックの年の6月に新潟で発生した地震は、石油化学コンビナート火災を引き起こした。下のリンク先、消防防災博物館から引用する。消防防災博物館-------------------------------------------------------------------また、石油コンビナート災害には、昭和39年6月16日に発生した新潟地震により、石油コンビナート地帯で発生した原油タンク火災がある。これに対応する化学消防自動車及び消火剤が新潟市では不足したため、東京消防庁から化学消防自動車5台と応援隊員36人が、高岡市消防本部から化学消防自動車1台と応援隊員7人が、さらに石油連盟からも化学消防自動車5台が応援出動した。消火剤はトラックにより陸送したが、それでも不足したため航空自衛隊、在日米軍の協力を得て空路による緊急輸送が行われた。この大規模油火災に出場した消防自動車は延べ255台、消火活動にあたった消防職団員2,173人、使用した消火薬剤はエアフォーム原液約100キロリットル、ドライケミカル消火剤約3,000キロリットルに達した。-------------------------------------------------------------------これだけの消火活動にもかかわらず、タンクは二週間燃え続けた。二週間後に消火できたのではない。自然鎮火である。東京消防庁 公開情報当時幻泉館地方では、二市一町の住民が石油化学コンビナート反対運動を繰り広げていたのだが、この新潟の石油化学コンビナート火災が住民運動の勝利を決定づけたといってもよい。「安全だ」と言われる大規模開発がどれだけ恐ろしい結果を招くことがあるのか、目の当たりに見せてくれたのだ。おかげで、高度成長期に反開発の住民運動が勝利を収めた希有な例となった。追い出されたコンビナートは関東地方に計画を変更した。それが鹿島だったのか千葉だったのかは知らない。新潟や鹿島(?)の方々には申し訳ないと思う。私たちの町には富士山の湧水と、きれいな夕陽の沈む浜が残った。amazonでボブ・ディランの自伝を見つけたので、即購入。『Chronicles: Volume One』(Simon & Schuster, $24:悪税込 2067円)まだ出たばかりなんだな。三巻本で出る予定の一冊目らしい。そんなニュースを知らなかったので驚いた。これまた即届いたのだが、今ちょっと読んでいる時間がないかな。読んだぜという報告でなくてすみません。買ったぜ、です。これからぼちぼちと読むのです。ぱらぱらと眺めると、タイトルは「Chronicles(年代記)」なのに、なんだか時系列に従って書いてはいないようだ。きっとブルーにこんがらがって(Tangled up in Blue)いるんでしょう。まあとりあえずデビュー前のことが書いてあるのでいいのだが。固有名詞がよくわからん。ハードカバーで2067円(amazon.co.jp 悪税込)は安いなあと思っていたら、やっぱり紙や印刷製本はあまり良くない。カバーはきれいなので、飾りにはいいですぜ。一応楽天市場で検索したけど、扱ってる店はありませんでした。念の為。
2004.10.24
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【追記】No.2しまった、もう『高田渡 トリビュート』が出ているはずだ。amazonで扱っていないので気づかなかった。もちろん楽天市場でも扱っていない。SEALS RECORDSを覗いてみると、HMVで扱っているそうなので早速注文した。タワーレコードは、以前たまったポイントをいきなりご破算にしてくれたんで、なるべく利用しませんのよ。【追記】No.1あの橋田信介さんの遺族が、保険会社に海外旅行傷害保険の支払いを請求する訴訟を起こしたそうだ。保険会社は約款に「戦争免責」という条項があるのを根拠に支払いを拒んだのだという。そうかあ、それじゃしょうがないなあというのが、普通の人の感覚だろう。だって、橋田さんが亡くなったイラクでは戦争をやっているんだから。そうだったろうか。ブッシュもコイズミも、イラクでは戦争をしていないと言ってなかったか。ブッシュは戦争という言葉が大好きなので戦争をしているつもりだった。だから戦争終結を宣言したのだ。宣戦布告はしてないが、戦争をしていたらしい。コイズミにいたっては、「非戦闘地域だから安全」と言っているはずだ。やっぱりあの二人は嘘つきなんだなあ。 ♪ さよならアメリカ さよならニッポン 突然携帯電話を買い替えようと思い立った。使っている機種に不満はないし、愛着もわいていたのだが、auの「CDMA 1X win」とやらに興味があった。幻泉館を携帯電話でアクセスしてくれる人もいるので、どんなふうに見えるのか気になっていたのだ。定額契約でないと、ちょっとうろつく気になれない。前の機種だと従量制になってしまうのだ。もう一つは、「着うた」というのに興味があった。新しい曲をダウンロードするつもりはない。自分の好きな曲を着信音にしてみようと思ったのだ。データ形式がわかれば、CDからなんとか作れるべいという、根拠の乏しい予感である。私の新しい携帯、W21S(by Sony Ericsson)です。スマイルマークのシールを貼ると、どの携帯も同じ顔になっちゃいます。ストラップは東レのエクセーヌというメガネ拭きの素材を使ったもの。今回は黒にしました。ezwebで楽天広場を覗いてみると、文字だけの世界。コメントや掲示板が見えないのが残念だった。それでも、リンク先で更新された日記がどこでも気軽に読めるようになったのは嬉しい。自前「着うた」の方は、googleで「着うた作成」と検索してみたら、簡単にわかった。WAVEやMP3のデータを、それらしいデータ形式に変換してくれるソフトがあった。とりあえず手元にあったCDで作業をしてみる。はっぴいえんどの「さよならアメリカ さよならニッポン」。おお、結構いい音で聴けるじゃないか。と思ったら、サイズが大き過ぎた。そのままだとイントロだけで終わってしまう。 ♪ さよならアメリカ さよならニッポンこの繰り返しを一回だけは入れたい。ということで、圧縮率を上げてみる。まずまずかな。これはメール着信の音にしよう。なぜかキャンディーズの「年下の男の子」も試してみる。これはイントロだけ吸い出してみた。とりあえず通常着信に設定。試験は無事に終了。さて、どんな曲を「着うた」にしようかしら。ビートルズ「レット・イット・ビー」のイントロはいいかも。CMソングもいいですな。ロッテの「小さな瞳」、サントリーの「夜がくる(人間みな兄弟)」。あ、クラプトンの「レイラ」!せっかくだから、疑似「着うた」ファイル作成方法をメモしておきましょう。フリーウェアを集めなければならない。必要なソフトは下の3つ+1です。「+1」というのは、3つ目の「mmf converter」が呼び出して使うソフトがあるからです。1 CDからWAVE形式でデータを抽出するソフト(ripper)。 M$ Windowsだったら、「CD2WAV32」や「CDEX」。 Linuxの時は「grip」を使っていたが、今の事情はわかりません。2 WAVE形式のファイルを編集するソフト(sounde editor)。 もっぱらM$ Windows上で「SoundEngine Free」を使っています。 いろいろ遊べるので、ダウンロードをお薦めします。 「SoundEngine」公式サイト これで疑似「着うた」用に使うデータを切り出します。 音や秒数をを確認しながら範囲を指定して切り出すことができます。 フェイドインやフェイドアウトもできます。3 WAVE形式をmmf(SMAF)形式に変換する。 これはgoogleで「着うた作成」などと検索してください。 今回は「mmf converter II」というソフトを使わせてもらいました。 「サンプリング周波数」を設定するところがあるので、このレートを落としていけば圧縮率が高くなり、長い時間演奏できるファイルができあがります。 もちろんその分音質は劣化します。 私の携帯だと、「着うた」に使えるデータは20秒ぐらいまでのようです。
2004.10.23
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【追記】No.2今日の東京新聞は見開きの特報面でNTTの電話加入権を扱っている。見出しがいいぞ。週刊誌並み。気合いが入ってる。------------------------------------- 加入権廃止「国家的詐欺」の手口 NTT 財産うたうパンフ 整備を口実 ぼったくり? 「公社時代の怠慢のツケ」 情報通信審も問題視 大口顧客には「買い取り」も 売買が行なわれ 相続税も発生 「基本料金を無料にして」-------------------------------------その通り。基本料金は高すぎる。親父様が死んだ時、加入権を相続した。他の相続者の同意書が必要というので窓口で聞くと、確かに「財産だ」と言っていた。実際は既に市場価格は暴落しているのだが、それでも面倒な「財産」扱いだ。NTTや電力会社は巨悪の一部だ。ケンカはこういうものとせにゃならん。自称論客のネット右翼なんぞに関わってるヒマはないのだよ。【追記】No.1幹事長といい、法相といい、なんだろう、このダメダメ感は。首相が御しやすいと思った人物を集めた結果か。コイズミさん、自分で自分の首絞めてますぜ。というか、早くやめなはれ。人間には器の大きさってものがあるのかと、実に寂しくなってくる。はふはふと牛肉ほおばってるイメージしかないぞ、あの幹事長。古本を購入。上野昂志著『巷中有論』。副題に「街にケンカのタネを拾う」とある。ほぼ300ページある本文のうち200ページ程度、つまり全体の三分の二が『月刊ガロ』に「目安箱」というタイトルで連載したものだ。掲載されているのは、1971年4月号から1978年7月号の『ガロ』に載った「目安箱」。残りの文章は上野さんが同時期に『現代詩手帖』『ニュー・ミュージック・マガジン』『展望』『月刊ペン』『流動』『月刊アドバタイジング』『ベビーエイジ』に発表したもの。初めの方をぱらぱらと眺めると、ずっと以前に読んだものであることが多いのに驚いた。つまり、内容を覚えているのだ。私が『ガロ』をリアルタイムで読んでいた時期の文章が載っているのだから、あたりまえといえばあたりまえ。ただ、それが『ガロ』の「目安箱」で読んだものだということはすっかり忘れていた。いろいろな雑誌を読み飛ばしていた時期なので、誰がどこに書いたものなのか、まるでわからなくなっている。ただ、それだけに頭の中に滲み込んで、いわば私のものの見方や考え方の基盤となっているのかもしれない。
2004.10.22
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★★★10・21国際反戦デーです★★★【追記】No.4映画『ロミオとジュリエット』の主題歌「What is a youth?」は、「youth」に「a」が付いていますね。字幕では「若さとは?」みたいな訳になっていたと思いますが、「若さ」は数えられないので、本当は違う意味ですね。ビートルズの「ノルウェーの森」が本当は「ノルウェー材」だったりするのと同様、名詞の複数形や冠詞が日本語にないので、誤訳しやすいところです。「青春とは何だ?」という歌い出しではないようです。 ♪ What is a youth? Impetuous fire. ♪ What is a maid? Ice and desire. 多少硬い言い回しですが「an impetuous youth」つまり「向こう見ずな若者」などと言います。それと同じ「若者」。「maid(乙女)」と対になっています。私はこの曲の歌詞を「Impetuous spark」と間違えて歌っていたのですが、これでは韻を踏んでいません。 ♪ 若者とは? 激しく燃える火 ♪ 乙女とは? 氷と欲望恐い歌詞ですね。【追記】No.3朝起きると謎が解けていました。やっぱり楽天広場から削除されたのだそうです。でも、またまた生まれ変わって若返っていました。元「まりぃ・ジョー ^^ 」さんは「・まりぃ・」さんになりました。ああ、「君の名は」。しかし、本当に驚きです。まさに削除の嵐。元「まりぃ・ジョー ^^ 」さんは楽天当局にマークされているのか、陰湿な密告者につきまとわれているのか。プロ野球参入に関する不可解な動きや、今回の削除で、もう「楽天」のイメージは最低です。結局こんなことで墓穴掘るというのがわからんのかね、「楽天」さんは。「ピザを食べて平和になろう」の「サンパスタ」さん、「具沢山スープ」の「Good Accent」さん、冗談かましながらがんばってください。【追記】No.2ところで、また「まりぃジョー」さんのところが消えているようなんですが、どなたか事情をご存知ではありませんか?【追記】No.1「ニュース23」でアメリカの反ブッシュ・コンサートの様子をやっていた。やっぱり金平茂紀さんですな。パティ・スミスが「People have the power」を吠えていた。かっこいいです。反ブッシュとは、つまり反戦コンサートである。もちろんブッシュに尻尾をふるミュージシャンもいる。それでも、ロックという音楽の素性からいって、反戦の方に勢いがあるのは当然だ。そう、問題は日本だ。政治家とミュージシャンといえばぱっと頭に思い浮かぶのは、首相に擦り寄っていた元「X JAPAN」のリーダーだったりする。ま、ありゃ元々ロックじゃないんだろう。春一番コンサートの感想で「政治的な発言は不愉快だからやめてほしい」なんて書き込んでる人がいるのには驚いたものだった。ソウル・フラワー・ユニオンの中川君みたいなのは少数派なんだろうなあ。安かったのでDVDを買いました。『ロミオとジュリエット』(1968年)もちろんレオナルド・ディカプリオ君が出ている映画ではありません。小学生の時、お従姉ちゃんに連れられて観に行きました。周囲が女子高校生ばかりでびっくり。レナード・ホワイティングが登場するシーンでは、客席から「かわい~い!」という黄色い声が挙がっていました。あの若者たちのタイツがなあ、股間がなあ。あのベッドシーンがなあ。お姉ちゃんたちに囲まれて私は非常に恥ずかしい状況に陥っていたのですが、映画はとてもおもしろかったです。数年後、中学生になってから朝の番組「ヤング720」で、数年前の映画『ロミオとジュリエット』のサントラ盤LPが売れているよと言っているのを見かけました。劇中で歌われる主題歌「What is a youth?」がとてもきれいでしたね。今でもじわっときます。ところで、この映画のジュリエットを見ると、いつも17世紀フランスの画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(Georges de La Tour 1593-1652)の絵を思い出します。聖なる火を前にしたマグダラのマリア(Magdalen of Night Light)であります。オリビア・ハッセーはハスキーボイスで妙に肉感的なんですがね。
2004.10.21
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【追記】No.3「警告!ウイルスチェックサービス」というタイトルのe-mailが届いた。> Subject: 警告!ウイルスチェックサービス> From: VirusCheckService@VirusGuardman.com> Reply to: VirusCheckService@VirusGuardman.com>> ==========================================================================> VIRUS GUARD and CHECK SERVICE for E-Mail Powerd by SYMANTEC Scan Engine.> > あなたが送ったメールにウィルスを発見しました。> 検知されたウィルスによる感染被害防止の為、メールを削除致しました。> メールを送信しようとした宛先は下記のとおりです。> 729@acdia.net>>> 感染ファイル名:document.txt > .exe ウィルス名:W32.Netsky.P@mm> 感染ファイル名:old_photos_729.zip ウィルス名:W32.Netsky.P@mm> ==========================================================================> TT2 date:2004/10/20 15:09:51げ、うちのパソコンはウィルスに汚染していたのか、などとあわててはいけません。「VirusCheckService@VirusGuardman.com」が発信者になっているのはspamです。つまり、悪質な宣伝メール。「VirusCheckService@VirusGuardman.com」にも「729@acdia.net」にも返事など出してはいけません。皆さんもだまされないように。【追記】No.2私が生まれたのは「戦後は終わった」と経済白書に書かれたころです。でも、東京オリンピックのころになっても、まだ戦争の記憶はひとびとの心に生々しく残っていました。軍隊を舞台にしたドラマがよく作られましたが、実際に兵役に就いた人たちが数多く見ていたのですね。私も街角でアコーディオンを弾く「傷痍軍人」を見たことがあります。その多くは韓国朝鮮人だったそうです。まだ見ていないのですが、牛山純一さんや大島渚さんが制作した『忘れられた皇軍』というドキュメンタリーがありました。皇軍はまだ生きていたのです。「傷痍軍人」のハーモニカやアコーディオンの悲しい調べは、チンドン屋さんと共に、私にとっての最初のストリートミュージックでした。【追記】No.1『馬鹿が戦車でやってくる』という映画の原案は、敗戦後皇軍の兵士たちが武装解除された時に軍の物資をいろいろ持ち帰って帰郷したことに由来する。戦地には赴かず、もっぱら内務班で苦労しただけの親父様も、みんなで好きなものをかっぱらって帰ったのだと楽しそうに話していた。小さなころは痛快な話だと思っていたのだが、このお土産お持ち帰りは軍の方針だったようだ。占領軍に没収されるぐらいなら、どんどん持って帰れということか。戦車持って帰って隠してたやつもいるかもしれないねというのが、この映画の「原案」となった軽口らしい。皇軍がどれだけいいかげんなものだったのか、兵隊たちはよくわかっていた。真空地帯から解放されて、もう二度と戦争なんかやるもんかと、親父様たちは思ったのだ。上々颱風のDVDに「平和が戦車でやって来る」が入っている。字面は「戦争しましょう」という内容だ。だけど、反戦をストレートには言っていない「反戦歌」である。言葉にしてしまうとじつに陳腐だが、「平和が戦車でやって来る」なんてそんなわけないじゃないか、という歌だ。このタイトルはオーケンを下敷きにしたのではありませんよ、その昔の映画『ハナ肇の馬鹿が戦車でやってくる』(1964年)ですよ。山田洋次さんは実は日本を代表する映画監督だと思うのだが、私の場合寅さんシリーズだとちょっと鼻白むシーンが多い。『同胞 はらから』(1975年)を早稲田松竹で観ていたら、渥美清さんが消防団長の役で一シーン出てきた。観客は拍手喝采で大喜びするのだが、まさに監督はそれを狙っているわけで、ちょっとあざといなと感じてしまう。途中から森崎東監督の担当のようになってしまった、もっとどろどろした危険なものが、山田洋次監督にもあったと思う。それがたとえば『ハナ肇の馬鹿が戦車でやってくる』。原案が団伊玖磨さんという、まあ思いつきの一言を山田監督が思いっきり膨らませて作った映画だ。東京オリンピックの年、まだ小学校低学年だったので、街角のポスターを見かけて変な題だなあと思った記憶がある。この時期、山田監督&ハナ肇主演で、立て続けに「馬鹿」シリーズとも呼ぶべき映画が作られた。寅さんの原型のようなキャラクターでもあるのだが、もっと破壊的で、けっして何十年も続くような大シリーズにはなりえない「馬鹿」たちである。社会にある差別も、生々しい形で描かれる。『ハナ肇の馬鹿が戦車でやってくる』の主人公元戦車兵の家族は頭の弱い弟(犬塚弘)と耳の不自由な母親(飯田蝶子)である。農地改革を憤る地主層と対立し、村八分状態にある。最後に文字どおり社会的弱者の憤りが爆発するという筋書きである。喜劇なのだが、後味がざらりと痛い。
2004.10.20
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【追記】No.3火中の栗ならぬ、雨中の柿採り。鈴生りではあるが、なかなか赤くなってくれない。お、紅(くれない)。30ほども採ってきたが、少し置いておいた方がいいだろう。まだまだ鈴生り。早く赤くなあれ。昨夜は夜なべ仕事をさぼったので、DVDも見なかった。昼間PCに向かいながら、鑑賞。あれ、仕事しながらじゃないと見ないのか?紅龍さん、ひげが白くなってきましたね。演劇的ステージであります。メンバーが靴磨きの少年やら酔っ払いの浮浪者やらに扮して、楽曲を披露。ミュージカル『阿国』に出演した方々ではありますが、あまり効果的とは言えないように思います。椅子に腰掛けて鑑賞するよりも、一杯飲んで立ち見で手拍子といった見方が似合うバンドなんですよ。ライブ映像に、後撮りの映像を挟み込むのも、あまり好きではありません。特に細切れにぱかぱか切り換えるのはやめてほしいなあ。もっとも、「ROOTS MUSIC DVD COLLECTION」シリーズのようにインタビューだらけというよりはマシか。途中からはメンバーを順番に「フィーチャー」したおまけ映像のようになって、むしろそちらの方が落ち着いて見ていられる。【追記】No.2知らない間に「Netscape 7.2」がリリースされていたので、バージョンアップした。英語版だけで、日本語版は出ていない。周辺プログラムで、リアルタイムで天気を表示してくれるものが付いてきたが、どうもアメリカ国内だけのようなので、すぐに外した。New Tabボタンが付いたり、ポップアップ広告のブロックが強化されたり、使い勝手はだいぶ向上している。http://channels.netscape.com/ns/browsers/default.jspもう一つ、googleの「Desktop Search」をインストールしてみた。自分のPCのハードディスク内を検索するもので、バックグラウンドでインデックスを作っているようだ。「日本語は使えない」とどこかで読んだのだが、検索できてしまった。あれ?「Desktop Search」をインストールしてからgoogleにアクセスすると、「Desktop」というリンクが増えていたhttp://desktop.google.com/【追記】No.1「人はなぜ人を殺してはいけないの?」若者に尋ねてみた。「どんな人でも、人間として尊重されなければならないから。」にこにことまゆぞう君(仮名♀十代)が答えてくれた。なんだ、見直したぜ。「どうして人を殺してはいけないのか」という質問は、とても根源的で答えにくいものに聞こえるかもしれない。だが、その問い掛けにうろたえているようではダメなんだろうな。だいたい、そういう問い掛けはオリジナルではないことが多い。ぎりぎりのところまで自分で考えぬいたラディカルな問い掛けである場合は少ないようだ。どこかで聞きかじった言葉を、いわば元々タメにするつもりで使っているのだ。「どうして憲法なんか勉強しなきゃいけないの。私の生活には関係ないじゃん。」だいぶ前のことだが、こんなふうに言った知り合いがいる。あかねちゃん(仮名♀当時十代)は、実は憲法の大切さをわかっていながらそう言ったのだ。そう言い放ってみたかった。オトナが困るから。その気持ちはわからないでもない。そこであわてない方がいいんだろう。年をくって、そういうことが少しわかったのだ。PENTAX撮影分もアップしました。夕陽が好き![I Love Sunset!]毎日夕焼けがきれいです。今日も浜へ行ってきました。とりあえずCONTAX撮影分をアップしました。夕陽が好き![I Love Sunset!]上々颱風のDVDが届いた。未視聴。これから夜なべ仕事の友といたします。『上々饗 ~しゃんしゃんぶり~』定価3900円(悪税込)1. GHETTO BLASTER 2. 海の道 3. 黄昏酒場でまた会おね 4. ガード下の靴みがき 5. FANTASY 6. メトロに乗って浅草へ 7. 愛より青い海 8. チャイナタウン・シャッフル 9. マラムレシュの夢 10. 平和が戦車でやって来る 11. 張り扇の薔薇/The Halisen Rose 12. Gen Gen 元気
2004.10.19
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【追記】No.1魯迅に「薬」という作品があった。処刑された者の血に浸した「血饅頭」を、労咳病みの息子に食わせる話だ。もちろん栄養云々ではなく、万病に効くという迷信にすがり、なんとか金を工面してその違法な「薬」を手に入れる父親。その時処刑された者は、高官殺害の罪で捕らえられた革命家だった。清末の実在の革命家をモデルにしたと思われる、その革命家の親もまた首切り役人に金を渡していた。どちらの子もあっけなく死んでしまう。ラストの悲しさと共に、強烈な印象が残っている。うちは貧乏人の一族なので、結核で生命を落とした者が多い。貧乏人はそんなふうに死んでいったのだな。先日行った墓参りの時に見かけた、墓に刻まれた祖父たちの名前を思い出した。いやあ、よく寝たわ。昨日はよく歩き回って疲れました。うちの柿はまだちょっと早いです。比較的赤いのを十個ほど採りました。また明日採りに行こうと思います。日本シリーズ第2戦おもしろかったですね。ひさびさに日本シリーズの試合を見ました。もちろんテレビ観戦です。日本シリーズというと秋の夕日に、影が長く伸びている印象があります。ナイターというのは不思議な感じ。松坂という傑出した投手をどう内崩すか。このあたりが中心に回っていますが、11-6という展開になるとは思いませんでした。ビールを飲みながら見ていて、その後ガーガーと寝てしまいました。おやじ。夜なべ仕事も楽天もすっとばかして、もう翌日。あたふたと出かけたので、お昼はコンビニで肉まん&あんまんということになりました。関西在住の方々、もちろん「肉まん」というのは、豚まんのことですよ。安物なんですが、秋が来て寒くなって、パン屋さんにあの中華まんの蒸し器が出るとなんだかうれしくなります。こしあんにごま油の入った、あのあんが実に懐かしいのです。学校を出てからしばらくコンビニのアルバイトなどして暮らしておりましたので、中華まんも売ってました。お客さんは波があるんですね。やたらに中華まんの出る時間帯が集中します。間に合わないと、本当に申し訳なく思いました。パサパサでもいいからチンして出してくれというお客さんもいましたが、普通はダメです。今はコンビニが主流なので夜中の配送もきちんと受け取って中にしまいますが、70年代だとまだ普通のパン屋さんの方が多かったので、深夜の配送品は店の外に出しっぱなしでしたね。なぎら健壱さんの回想記など読むと、当時吉祥寺周辺で貧乏していたおなじみのシンガーたちは、時々そのパンをナニしていたようですね。明け方、パン屋さんの前にあるトレイからこそこそパンを取っていく若者が、目に見えるようです。
2004.10.18
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【追記】No.1今夜は楽天、メンテナンス入りますね。00:30はちょと早いっすなあ。昨日(10月16日)の夕陽画像、PETNAX撮影分を追加しました。夕陽が好き![I Love Sunset!]枕元の山から、つりたくにこさんの未発表作品集『彼方へ』が転げ落ちた。読んでくれというのだろう。代表作は『六の宮姫子の悲劇』ということになるのだろうか。マダム・ハルコのシリーズもあった。表情に乏しい奇妙な登場人物たちが、奇妙な日常的ドタバタを演じるのが好きだった。表題作「彼方へ」は第1部だけで終わった断章になってしまった。その他の作品は、作風を変えようと夫に変名で編集部に持ち込ませた「住人」と、一部鉛筆描きからトレースされた「無題」、つげ作品のパロディ「李さん一族」が掲載されている。夫である高橋直行さんの「琥珀の中の歯車 つりたくにこ断章」は、詩のようになっていて少しわかりにくい。私は知らなかったのだが、つりたさんはずっとSLE(全身性エリテマトーデス)で苦しみ、早逝したのだ。高橋さんによれば、「自らの抗体が自分自身を攻撃する、狼の名が付く疾患」である。数枚の写真が載っていて、それで私は初めてつりたさんの顔を知った。1971年、罹患前の元気なつりたさん。きりりとこちらを向いた、意志の強そうな若者の姿がある。「ガロ」で馴染んだ作家の逝去リストを作ってみた。思い出した作家だけなので、誰か重要な人を忘れているかもしれない。楠勝平 1974年 30歳つりたくにこ 1985年 37歳滝田ゆう 1990年 68歳山田花子 1992年 24歳ねこぢる 1998年 31歳いろいろ検索していたら、便利なページがあった。「ガロ」全巻が俯瞰できる。ガロ・クロニクル一番下にあるリンク先白取千夏雄さんのコラム「「ガロ」と日本のサブカルチャーを考える」は、青林堂の分裂騒動に関する記述が詳しい。『彼方へ つりたくにこ 未発表作品集』2001年6月14日 青林工藝舎刊四六判並製 限定千部(No.0937/1000)定価:本体1000円+悪税
2004.10.17
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【追記】No.3今日は午後雲が出て空を覆ってしまいました。夕陽は見えないのかなと浜に出てくると、水平線近くで雲が切れていました。それからすごい夕陽。土曜日の夕方なので、人がたくさん出ていました。夕焼けの中で七五三の写真を撮っている親子もいました。早いなぁ。更新しました。夕陽が好き![I Love Sunset!]【追記】No.2室謙二のアメリカ通信にブッシュがどれだけ愚かであるか書いてあった。その例はもう本当に数かぎりないほど多いらしい。室さんが見た大統領選候補者のテレビ討論では、ブッシュが「Internets」と複数形にしてしまって失笑を買っている。 > つまりブッシュはインターネットを使ったことがないのか(信じられる)、 > Internetsという単語をどこかで見たことがあるのか(信じられない)、 > Internetと書いたことがないのか(信じられる)、 > 単数形と複数形を意識したことがないのか(信じられない)、 > ともかく間違いです。この程度のことでは、もうまったく問題にならないらしい。問題は逆なのだ。ブッシュは明らかに愚か(stupid)である。だからこそブッシュは支持されているのだ。前回の大統領選挙で、なぜゴアが敗れたか。ゴアは切れ者で有能である。だからゴアは「嫌な奴」で支持されない。室さんはアメリカが歴史的に持っている反知性主義をその根拠に挙げている。 > 知識人なんて、信用できるか。 > 知識のないやつらを、馬鹿にするやつらだ、神を馬鹿にするやつらだ。 > 戦争を否定するやつだ。ということになる。ブッシュはディベイトなどまったくできない愚か者である。テレビ討論では、無線受信機でアドバイスを受けながらしゃべっている。(もちろんルール違反)だからInternetにsをくっつけてしまったりするのだ。でも、ブッシュがテレビに登場して愚かさを露呈すればするほど、知識や財産にコンプレックスを持っている者たちの支持率が上がるのだ。ケリーがいいというわけではない。でも、ブッシュのような愚か者に、いいように世界をかき回されるのは本当に困る。ところで、「バカサヨ」とか言いたがる連中の心性は、ブッシュが愚かだから支持する者たちに似ているなと気づいた。こいつら、本当に権力が好きなんだなあ。【追記】No.1サッカーのW杯アジア一次予選は既に日本の一位が確定したので、来月の対シンガポール戦は消化試合となる。ウソかマコトか、ジーコ監督はカズやゴン中山や秋田といったベテランを呼ぶのだという。ファン・サービスというか、商売上手というか、それは見たいわな。そう、「昔の名前で出ています」。日本は2002韓日W杯の予選は免除されていたので、1998仏W杯の予選が、前回のW杯予選。あの時ゴンちゃんは代表メンバーから外れて、テレビの中継に解説者として登場していた。それが、絶対に必要なメンバーとして後から呼ばれたのだ。フランスでのワールドカップ本番で日本が得点したのは全部で1点。ゴンちゃんが足を骨折したのは得点の後なのだが、あの骨折と引き換えに入れた1点のような印象がある。ゴン中山はとにかく走る、あきらめないで走る、追って行く。たぶんその運動量は今も衰えていないだろう。最終予選は簡単に突破できるものではないだろう。もしかしたらまたゴンちゃんを必要とするような展開になるのかもしれない。それは避けたい事態なのだが、でも、やはりどこまでもあきらめずに突進を繰り返すゴンちゃんの姿は見たいなあ。秋の好日になりました。日本一のあっぱれ山もよく見えます。雪がまったくないのがちょっと変。ビルの窓から干し柿が吊るしてあるのが見えます。幻泉館大菜園の柿の木も様子を見に行かなくてはなりません。保線区があるので東海道本線の反対側まで結構距離があるのですが、右翼の街宣車の音がよく聞こえます。このごろ鶴田浩二さんの歌は聞こえないなあ。もっぱら旭さん。 ♪ 京都にいるときゃ 忍と呼ばれたの ♪ 神戸じゃ渚と 名乗ったの どうして右翼がこの曲をかけるのかしら。実に不思議。だいたい、普通の人はこういう源氏名商売の方々とおなじみなんでしょうか。私はまったく知りませんぞ。知り合いで源氏名持つようになったという人はいますが、お仕事中の姿は知りません。1977年小林旭さんの歌った「昔の名前で出ています」は200万枚を売り上げ、全日本有線放送大賞グランプリに輝く。これは青春スター小林旭の復活というべきものなのだが、今の旭ファンはむしろこの時からのファンなのではないだろうか。NHKの紅白歌合戦に初出場を果たしたのも、この1977年である。アキラの名前で出ていますもちろんこの曲から採ったタイトルですが、私には滝田修さんの同名著書の方がおなじみです。『ならずもの暴力宣言』(1974年)芳賀書店『只今潜行中・中間報告 』(1974年)序章社『昔の名前で出ています』(1982年)新泉社『わが潜行四〇〇〇日』(1983年) 三一書房ペンネームが「滝田修」、京大パルチザンの指導者でした。朝霞自衛官殺人事件が起きたのが1971年。京都大学経済学部助手竹本伸弘氏は、その首謀者として指名手配されます。いわゆる赤衛軍事件。本人が主張しているように、おそらく「赤衛軍」なんてものは朝霞の事件とは関係がなかっただろうと思います。それでも、官憲に逮捕されることを拒否し、十年近くの間潜行して逃走します。あ、私は以前パルチザン前史というタイトルで書いてますね。その後竹本さんは服役後に「滝田修」を「解体」し、「たけもと・のぶひろ」という本名で文章を発表していたけど、どうしているのかしら。と思ってamazonで検索したらありました。『泪の旅人―ならず者出獄後記 』(2001年)明月堂これ、読んでおくか。夕陽が好き![I Love Sunset!]
2004.10.16
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【追記】No.2いい天気でした。東京からも富士山がよく見えたそうですね。こちらでは青空に溶け込んで見にくかったかも。夕陽も撮りにいきましたが、それはまた後ほど。【追記】No.1昨日(10/14)の夕陽画像、PENTAX撮影分をアップしました。夕陽が好き![I Love Sunset!]新潮社から「カレンダーと手帳のご案内」が届いた。今年はちくま文庫の「文庫手帳2004」にamazon.co.jpのカバーを付けて使っていて案配がいいので、手帳は用がないな。書き込み型のカレンダーと、おっ母さんの手帳&カレンダーを発注かしら。今部屋には輸入もののU2やビートルズのカレンダーが掛けてあるが、これは実に使い勝手が悪い。私は国民の祝日はあまり関係ないのだが、それでも祝日がわからないと不便なのだ。どちらかというポスター代わり。取材をして歩いていたころと違って、それほど手帳やカレンダーを活用してないな。のんびり市で、ふわふわ毎日を過ごしてる。のんびり東高校の大先輩で、平川さんという方がいた。立教大学を出てから文化放送に入り、アナウンサーになった。深夜の時間帯に若者をターゲットとした番組を始め、「兄貴」のような存在として人気を集める。深夜の時間帯を「解放」した開拓者は、土居まさるという名前を名乗っていた。エレックが出した最初のレコードは土居まさるのコンパクトLP(4曲入り)で、最初のシングル・レコードは土居まさるの「カレンダー」だった。 ♪ January いつかどこかで ♪ February 出会った二人1999年1月、癌のために永眠。享年五十八。
2004.10.15
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【追記】No.6今日は昼過ぎには雲が多かったのですが、その後晴れ間が広がり、いい夕陽を眺めることができました。少しですが、CONTAX撮影分をアップしました。夕陽が好き![I Love Sunset!]【追記】No.5啄木さんも雲が好きでしたが、「おうい雲よ」と呼びかける山村暮鳥さんの詩が有名ですね。国民的な詩なんでしょう。私の場合は、あの『原点が存在する』の谷川雁さんの「雲よ」が好きです。--------------------------------雲よ (谷川雁)雲がゆくおれもゆくアジアのうちにどこかさびしくてにぎやかで馬車も食堂も景色も泥くさいがゆったりとしたところはないかどっしりした男が五六人おおきな手をひろげて話をするそんなところはないか雲よむろんおれは貧乏だがいいじゃないか つれてゆけよ--------------------------------中島みゆきさんの「黄砂に吹かれて」のプロモーションビデオでは、モンゴルの家族が笑っていました。広い草原をゆったり流れる雲に、あんな笑顔で呼びかけてみたいものです。この曲から『EAST ASIA』や「夜会 Vol.4 金環触」に至るみゆきさんの汎アジア指向は影を潜めてしまったようだけど、ドキドキするものがありました。大陸浪人のような危険な部分も含めてね。【追記】No.4さて、それで引き続きBS-1でヨーロッパ予選フランス対アイルランドなど見ちゃいました。この前ホームでイスラエル相手に引き分けてしまったフランスは勝ち点3を取りたいところでしたが、アイルランド相手にまたホームで引き分けに終わりました。ロイ・キーンのアイルランドがんばりました。アイルランドのサポーター、大喜びです。まだ先が長いですが、フランス苦しんでますね。イスラエルがヨーロッパというのは、この国のあり方を象徴しております。そりゃアジア予選には出られないわ。【追記】No.3珍しいことに、鈴木通訳が退場処分。ジーコ監督が奥から怒鳴る指示を左サイドのアレックス選手が聞き取って伝えるという状況であります。はあ、終わった~。一次予選だけど、緊張しましたわ。ぜひ最終予選も突破して、ドイツ大会へ進出してもらいたいものです。ほ。【追記】No.2やった!後半7分中村の折り返しから鈴木のヘディング。高原が間にいてDFを幻惑していた。いや~、えがった。【追記】No.1息苦しい前半が終了。オマーンの選手、多少疲れてきたかな。オマーンの選手は20歳の選手が中心。ドレッドヘアーの12番アルマハイジリなんか19歳。若いっすなあ。日本代表は、もうアトランタ世代もベテランの域です。オリンピック代表以下のメンバーがいないんだけど、大丈夫かしら。未来が感じられないじゃないか。途中でニュースが入った。西武堤氏の各役職からの辞任、ダイエーの再生機構支援受け入れと、不愉快なニュースが多い。まさに膿を見せつけられているようだ。責任回避に終始したダイエーの社長もアレだけど、しかしUFJ銀行は偉そうに何様のつもりか。サッカーでも見てスカっとしたくなるわな。後半戦、がんばってくれ!サッカーをテレビ観戦中。W杯アジア第一次予選、対オマーン戦。かなり熱くなって見ております。小学生の時、同級生で歌謡曲の大好きなやつがいた。本当に驚くほど勉強ができないのだが、歌謡番組を熱心に見ては新曲を覚えて、歌真似込みでみんなに披露してくれるのだ。今はそういうタイプの人気者は少ないんじゃないだろうか。彼の十八番は黛ジュンさん。「天使の誘惑」「雲にのりたい」という、もっとも油の乗ったころの黛ジュンさんのヒット曲を、私は彼の歌真似で覚えたのだ。どちらも、ふっとそのフレーズを思い出すことがある曲だ。 ♪ 雲にのりたい やわらかな雲に「雲にのりたい」は、庄司薫さんの「薫クン」のシリーズで使われていたように思うのだが、さてどの作品だったか思い出せない。 ♪ どうして みんな恋しているんでしょう ♪ はてない 涙のなかで代わりに柴田翔さんの『ノンちゃんの冒険』(1975年)を思い出す。あれは石井桃子さんの『ノンちゃん雲に乗る』は出てきたと思うのだが、「雲にのりたい」が出てきたかどうか定かではない。『ノンちゃんの冒険』は主人公「年金さん」の設定がとても気になった。親が残してくれたマンションの家賃で、まるで年金生活のように静かに暮らす中年男性。おお、魅力的だなあと、まだ学生だった私が感心したのだ。だめだなあ、そりゃ。今は「年金さん」の暮らしはもうできなくなっているだろう。おっと、年金生活そのものが、私たちの世代ではもう不可能なのか。
2004.10.14
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山平和彦さんが昨夜(12日)ひき逃げされて、今朝亡くなったそうだ。「フォーク歌手」という肩書きで報道されているが、森達也さんのドキュメンタリーなどをきっかけに、確かにフォーク歌手として復活していた。「フォーク歌手」は山平さんの人生の中ではむしろ短い期間なのだが、ずっと「放送禁止歌」の呪縛を受けていたのかもしれない。やっとその呪縛から解放されたのだろうに。残念である。享年五十二。『放送禁止歌』(1999年)
2004.10.13
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【追記】No.3思えば、ココアでなくてもあのコネコネするのが好きなのかもしれない。今はもう見かけないけど、小さい頃は粉辛子や粉山葵をコネコネするのが好きだった。食事の前の私の仕事ね。インスタントコーヒーでも、お湯を入れる前にコネコネするとおいしいよと、喫茶店のマスターが言っていた。鮮度切れ間近のヨーグルトをたくさんもらったことがあって、食べ切れないので凍らせた。そのままだと氷の部分が味気ないので、少し溶かして必死にコネコネ。また凍らせると、結構いい感じのフローズンヨーグルトになるのであった。言葉をコネくり回すのも好きなのだが、これは危ない。その場ではうまいこと言ったなと思った時ほど、足をすくわれるものだ。たとえば他人様の言動にカチンと来て言葉を探す。「ひとの心の中に土足で」反射的に使うと、そんなことをしてしまったのかと相手が動揺する。お、やったねと嬉しく思う。そういう時が危ない。ずっと昔にこの言葉を見かけた時に、いつか使ってやろうと思ったのだろう。でも、本当にそうなのか。もやもやとした塊を言語化するのは難しい。他にもいろいろ感じていたはずなのに、それは切り落される。カチンと来たもやもやを解消したいから、決まり文句を当てはめてスッキリしたいのだ。悲しい時や怒った時に、これだというフレーズを見つけ出すと嬉しい。悲しんでいるのに、言語化できて嬉しいと感じる自分がいる。変だ、悲しいのに。だからもっとコネコネしようとして、何も言えなくなったりする時もある。【追記】No.210月4日付日録で触れた『うたうたうた フォークリポート』1969年12月~1970年8月号計14冊は、結局41,500円で終了していた。入札履歴を見ると、これは競合入札者が41,000円であきらめたからで、さらに値が上がった可能性もある。1冊当たり3千円は高すぎると思うのだが、入札者にとってそれだけの価値があるということなので、他人がとやかく言うことではないのだろう。落札者と競合入札者の過去の「評価」を見ると、あきらめた次点入札者の方にシンパシーを感じた。加川良『2』/『ホーボーズ・コンサートI&II(CD)』/中川五郎『25年目のおっぱい』おなじみのレコードや楽譜を買っている。こういう他人様の「評価」で参考になるのが、出品者の情報。私が欲しがるようなものを安価に出品してくれる人の見当がつく。私の評価は「253」なのだが、評価そのものは「354」付いている。ずいぶん同じ人から買ったことになる。中古レコードとギター小物かな。最初の落札から5,6年経つのだろうか。トラブルが面倒なので、出品はしない。 ココアのひと匙 (石川啄木) われは知る、テロリストの かなしき心を―― 言葉とおこなひとを分ちがたき ただひとつの心を、 奪はれたる言葉のかはりに おこなひをもて語らんとする心を、 われとわがからだを敵に擲げつくる心を―― しかして、そは真面目にして熱心なる人の常に有つかなしみなり。 はてしなき議論の後の 冷めたるココアのひと匙を啜りて、 そのうすにがき舌触りに われは知る、テロリストの かなしき、かなしき心を。【追記】No.1昨日(11日)の夕陽画像、追加分をアップしました。CONTAX撮影分です。夕陽が好き![I Love Sunset!]スーパーで「ココアミルキー」というのを見かけたので買ってきました。季節商品なんですな。今日は国民の祝日だそうだが、非国民の私は例によってお仕事。周囲がとても静かなので、祝日仕事の友にしようと思ったのです。ところが一粒食べてほうっておいたら、あら不思議。袋は空っぽに、そしてペコちゃんは受験生みたいになってました。う~む、ミルキーは本当に不思議だ。受験生の皆さん、風邪ひかないようにね。受験は体力だ!そうそう、あのころよくココア作りました。ココアの粉にお砂糖を入れて、少しずつ牛乳を入れてコネコネします。ダマにならないように少しずつね。前に書いたと思いますが、TBSラジオで竹谷英子さんの番組を聞くのが好きでした。ストーブでココアを温めて、ラジオを聞きます。あったか~い気持ちになりましたっけ。「ココアど~こ~だ」なんてCMもテレビやラジオでやってましたね。あれは森永ココアかな。ココアミルキーを一粒なめて思い出したのですが、中学高校生のころ、遠足といえばロッテのココロールを買いました。好きだったんです。ココア味のソフトキャラメル。 ♪ コッコロール コッコロール ロッテのキャンディ~テレビでも宣伝してました。1970年に発売開始。それで私の中学高校時代の遠足のお菓子になったんですね。いつのまにか見かけなくなったけど、あれは70年代の味だったんでしょうか。もう生産してないのかな。 ココロール ああ食べたいな 食べたいな (幻)
2004.10.12
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【追記】No.3世間様は連休最終日、夕方の浜は夕陽を眺めに来た人で賑わっていました。BBQびとや太鼓びと、ロックびとなどいろんな人がいました。私は仕事があったので少ししかいることができず、残念。画像アップしました。夕陽が好き![I Love Sunset!]【追記】No.2『水戸黄門』を見ていないのでよくわからないのですが、由美かおるさんすごいですね。あの方、四十年近く前にデビューしたアイドルですよ。1950年生まれ、15歳で「11PM」に出演していたそうです。私もまだ小学生。西野バレエ団の所属で、その精鋭五人娘が出演していた「レ・ガールズ」を従姉ちゃんにつきあって毎回見ていた覚えがあります。なんでも吸収していた時期なので、その五人の名前は今でも言えます。金井克子由美かおる奈美悦子原田糸子江美早苗世の中にはいろいろな方がいるもので、このレ・ガールズの面々が主演した番組のことを詳細にアップしている方がいます。「フラワーアクション009ノ1」上のサイトにも出ていますが、江美早苗さんは作詞家の中里綴さんです。南沙織さんの歌った「人恋しくて」も中里(江美)さんの作詞。亡くなったのは、殺人事件の被害者になってしまったからです。江美早苗さんは後からレ・ガールズに入った5人目のレ・ガールズです。私の記憶はここで終わっているのですが、番組の末期にもう一人、6人目のレ・ガールズがいたそうです。それが「志摩ゆき」さん。後に本名で六文銭に参加し、吉田拓郎さんの最初の奥さんになった「四角佳子」さんです。去年「おけいさんと安倍なつみ(モーニング娘。)」で「母と娘のデュエットソング」を出しましたね。31年ぶりのレコーディングだったそうです。【追記】No.1「さらば日劇 ~青春の街角の半世紀~」(1981年)は初回放映時に見たと思うのだが、番組冒頭で引き込まれた。ただ、お風呂に入らなければならないので、録画しておいて後で見ることにする。初めて見る「東京の山賊」(1970年)はおもしろかった。ストーリーは怪作とも呼ぶべきもので、前提となる受け手の共通意識は左朴全とひまわりキティーズが歌った「老人と子供のポルカ」に近い。 ♪ やめてケーレ ジコジコである。それだけではストーリーが収まらないので、若い警官(関口宏)とウェイトレス(由美かおる)のラブコメディに仕立て上げてある。この俳優陣と、当時の風景がなんとも懐かしい。座談会アナ(中尾ミエ)、看護婦(園まり)の出演は、創成期のテレビのバラエティの雰囲気を伝えてくれる。小沢昭一さんが巫女を怪演。今なら簡単にできる画像合成が、手書きで非常に苦労していることがわかる。実写とアニメのどちらかが静止しているシーンが多い。35mmという異例の形でフィルムが残ったのは、このおかげだそうだ。おそらく当時よりもずっときれいな映像で観ることができたのだと思う。怪人きりぽんさんが教えてくれたのだが、今夜の「NHKアーカイブス」はNHK特集「さらば日劇 ~青春の街角の半世紀~」(1981年)と「東京の山賊」(1970年)。「NHKアーカイブス放送予定」この、「東京の山賊」をまったく知らなかったのだが、すごい。アニメ部分を虫プロが担当して、実写のドラマと合成しているらしい。録画しておこう。
2004.10.11
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【追記】No.4ところでマキシシングルのタイトル曲「大阪ナイトスキャンダル」なんですが、ああ、カラオケのデュエットって、こんな感じなんだなと思いました。ユカリ&ヒロシが交互に歌う、掛け合い漫才です。「遊ぶ」とか「騙す」とかいった飲み屋&カラオケ文化と接点がないので、まったくピンときません。でもなんだか懐かしい感じがします。その辺りが狙いなんでしょうが。酔っ払って掛け合いで歌えば、楽しいのでしょうね。ヒロシ「この愛いらんかね」は、谷村新二さんみたいです。逆か、谷村新二さんが歌謡曲なのか。メロディはさだまさしさんのようでもあります。逆か、さだまさしさんが歌謡曲なのか。二曲ともアレンジがソフトレゲエなのでちょっと驚きました。【追記】No.3台風22号の犠牲者は全国で7人になったそうだ。事務所から眺めていた時の風雨はすごかったものなあ。秋の観光シーズンなので、伊豆の観光地は大打撃を受けたようです。修善寺独鈷の湯の四阿も流されてしまったそうです。幸いうちはまったく被害がない……と思っていたら、ありました、ありました。台風でこんな被害は初めてです。夜が明けてから気づいたのですが、通りから目隠し用に建てた簡易フェンスが風で飛ばされました。2枚のうち1枚はバラバラになってしまいました。その外れたフェンスがぶつかって、雨戸に穴があきました。建て増しした二階はアルミサッシなのですが、築40年の一階は木造の窓なのです。「そういえば大きな音がしていた」と、幻子心母はのんびりしたことを言っています。ぐりとぐらは元気に走り回っています。あとは畑の柿の木。フェンスが外れるようではダメかなと思いました。成りすぎた実を落とさなければならないのに、ほうっておいたからです。車で山の方にある大菜園に出かけてみると、柿の木は健在でした。周囲に家が建ったので、風よけになったのでしょう。少し赤くなった実を四つほど採ってきました。来週あたりにはだいぶ熟しているのではないでしょうか。その後、浜へ行ってきました。松原沿いの道では、折れた枝を切り落したりしているようで、今日も交通規制をしていました。他県ナンバーの車も多く、人がたくさん来ていました。波がほとんどない、非常に静かな海でした。残念なことに雲が出て夕陽はなし。堤防の近くまで流木が打ち上げられ、波打ち際はきれいになっています。流木からさらに堤防の方に、いろいろながらくたがちらかっています。金目のものや役に立ちそうなものは朝早く拾いにきた人達が持っていってしまったことでしょう。それでも、私はZIPPOのライターを拾って帰りました。【追記】No.2昨日、台風通過直後の富士山です。まだ雨が降っていました。画像が少ないですがアップしました。夕陽が好き![I Love Sunset!]【追記】No.1なんとなくgoogleで「ふるさと天王寺」を検索したら、浪速のちんどん屋さん「華乃家」さんがヒットしました。あらまあ。「華乃家ホームページ」昨日ボブ・ディランのCDがあっという間に届いたのだが、もちろん一緒にユカリ&ひろしも届いています。ジャケット写真は道頓堀の赤い灯青い灯、そうあのグリコです。黒猫館主人(仮名)が真似してましたね。もうずいぶん昔のことみたいだけど、まだ半年経っていません。春一番では笑かして、しんみりさせて、木村充揮さんのステージはとてもよかったです。あの「天王寺」を大西ユカリさんが歌っています。非常にゆったりとしたアレンジです。昭和歌謡を模したキッチュな露出の仕方をしてますが、ユカリさん声量もあるし、歌うまいですね。 ♪ 安酒飲んで 串にどて ♪ 五月にゃ野音で 春一番 ♪ 人情、カラオケ、大道芸と ♪ サクもなかった公園で ♪ これがアタシの ふるさと天王寺天王寺の野音で春一番があったのは、70年代。以前の日録で復刻CDに付いていた風太さんの解説に触れているので、ご参照ください。この前気づいたのですが、楽天広場は本文検索機能はないけど、「日記一覧」は出るので、タイトルだけならブラウザの「このページを検索」などといった機能で検索できるのですね。私の場合はタイトルと本文が関係ないことも多いのであんまり使えませんが。それでも「春一番」は何回も出てくるようです。楽天広場で日記を書くなんてことで、こんなに自分の生活が変わるとは思っていませんでした。場所は服部緑地に変わってしまいましたが、春一番にも参加することができました。今まで縁のなかった大阪の街も、なんだかずっと昔から知っているような気がします。天王寺は幻のふるさとなのかもしれません。 ♪ これがオイラの ふるさと天王寺
2004.10.10
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【追記】No.4予報では午後から夜にかけて台風が上陸することになっていたのですが、午後五時には風も止み、雨も弱くなりました。それだけでなく、天空を覆った雨雲の西半分が赤い色を帯びてきました。夕焼け?!急いで車を出して浜へ向かうと、パトカーが止まって交通規制をしています。木が倒れているのです。松原に面した道路は松葉が散乱し、すべりやすくなっていて危険です。地元の人が枝を片付けていました。ごくろうさまです。五時半ごろ堤防に上がってみると、水平線の近くは雲が切れて、夕焼け空がのぞいています。周囲が暗いので色が飛んでしまいましたが、本当は青空も少し見えていたのです。台風通過直後雨が降っている中、夕焼けが見られるとは思いませんでした。【追記】No.3午後五時、雨は降ってますが、風は止んで、通りに人影が見えるようになりました。のんびり市の場合はあっけなく抜けたようです。でも、雨台風なので床上浸水などの被害はこれからも出ることでしょう。不謹慎ではありますが、やっぱりうきうきしておりました。気圧が低いと小さな子供が騒いだりするのと一緒でしょう。映画『台風クラブ』のような狂騒にはもう縁がないのですが。首都圏はこれからですね。台風が来ている間は外に出ない方がいいですよ。あれ、西の空が赤くなってる。雨中雨雲の中の夕焼け?【追記】No.210日(土)午後三時半。あら、台風直撃なんですか。今事務所の窓から外を見ると、だいぶ風が激しくなってきたようで、樹木や電線が揺れています。黒い雲が東から西へ流れています。おお、速い、速い。お、あの家網戸が壊れてる。山の方にある大菜園には柿の木があって、今年はたくさん実がついています。もうすぐ赤くなるんですが、風で落ちちゃうのかなあ。海を眺めていたらおもしろそうだけど、危ないから行きませんよ。とか書いてるうちに、物が飛び始めました。また風が強くなった。外でガシャンガシャン音がしています。電線がすごく揺れている。どこかで切れるかもしれないなあ。【追記】No.1雨雲が厚いので、BSやCSは画像が乱れてダメです。今年は台風が多いから、そうなる回数が多いですね。ヤフーオークション、『うたうたうた フォークリポート』全14冊は三万円を突破。「わいせつ事件」になった号があればすごい値になったかもしれないが、もっと地味な音楽誌のころなので、意外に伸びない。残り19時間。少し前に赤塚不二夫さんの『まんがNo.1』の付録ソノシートのみが出品されていた。はがした跡や傷がある、ぺらぺらのソノシート一枚。曲は井上陽水さんの「桜三月散歩道」。とても欲しいものではあったが、一万円以上でないと落とせないので断念した。この雑誌、ソノシートが付いたままのきれいな状態で、希望落札価格10万円で出品した人がいた。誰も入札する人がいないので、今は希望落札価格を6万円まで下げている。2万円なら買う人がいるだろうなあ。早速アマゾンからCDが届きました。本当に早速ですな。日本盤だと2560円(悪税込)の2枚組CDが、わずか980円ナリというのは嬉しい。日本盤はよほど御立派な解説を付けてくださってるのでしょう。歌詞の精緻な新訳が入っているのかな?あるいは、日本のレコード業界はほとんど他人の褌で荒稼ぎしてきたのでしょうか。そういうズルい既得権益が侵されるという被害妄想が膨らめば、輸入CD規制に走りたくもなるでしょう。この「Bootleg Series」シリーズは、演奏も音もいいんですよね。ライブ盤としてかなり出来がいいんです。昔の言い方をすれば元は「海賊版」ということになるんですが、今は立派な正規版でございます。1964年なので、東京オリンピックの年、ニューヨークのフィルハーモニック・ホールで行なわれたコンサートです。10月31日なので、別名「ハロウィーン・コンサート」。おお、ちょうど40年前のことではありませんか。ブルースハープを首に掛けて、アコースティック・ギターの弾き語り。23歳の若者ディランが語り、歌います。才能にあふれた、生意気な、だけど何かを悩んでいる若者の声が、聴衆を魅了しています。DISC TWOに入って「Don't Think Twice It's All Right(くよくよするなよ)」で声を張り上げると、聴衆が沸き返ります。「待ってました!」続いて"The Lonesome Death of Hattie Carroll"「ハッティ・キャロルの寂しい死」。「これは本当にあったことなんだ」と言って、ディランは歌い出す。 ♪ William Zanzinger killed poor Hattie Carrollああ、何も変わっていない。指にダイヤモンドの指輪を付けたアメリカは、貧しい国に出かけていって、ハッティ・キャロルを殴り殺す。子だくさんのハッティ・キャロルは毎日一所懸命下働きをして、なんとか暮らしている。それがいきなり杖で殴り殺されてしまうのだ。裕福なアメリカはけっして罰せられることがない。DISC TWOでは4曲をジョーン・バエズと歌います。いきなり世界が変わる感じ。Bootleg Series, Vol. 6: Bob Dylan Live 1964 - Concert at Philharmonic Hall [LIVE] [FROM US] [IMPORT2004/03/30US $21.98価格980円(悪税込)DISC ONE1. The Times They Are A-Changin' 2. Spanish Harlem Incident 3. Talkin' John Birch Paranoid Blues 4. To Ramona 5. Who Killed Davey Moore? 6. Gates Of Eden 7. If You Gotta Go, Go Now (Or Else You Got To Stay All Night) 8. It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding) 9. I Don't Believe You 10. Mr. Tamborine Man 11. A Hard Rain's A-Gonna Fall DISC TWO1. Talkin' World War III Blues 2. Don't Think Twice, It's All Right 3. The Lonesome Death Of Hattie Carroll 4. Mama, You Been On My Mind - with Joan Baez 5. Silver Dagger - with Joan Baez 6. With God On Our Side - with Joan Baez 7. It Ain't Me, Babe - with Joan Baez 8. All I Really Want To Do
2004.10.09
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【追記】No.3台風の影響で雨天となり、わけがわからなくなっているけど、今朝(8日)富士山に雪が降ったそうだ。これから白くなっていくんだな。画像は昨日の夕方の富士山。昨日はまったく雪がありませんね。【追記】No.2今夜のヒナ。PCバッグに付いている「お茶犬+中華まん」「お茶猫+桜餅」が気になって仕方がない。ひょいひょいとつついて遊んでいるうちに、爪がひっかかってはずれなくなってしまった。困ったにゃ。【追記】No.1昨日(10/7)は夕陽がきれいでした。堤防の上でフォルクローレのテープを再生してメモしているおばあさん。肩に子猫を載せたカウボーイ。他人様のことはあまり言えないけど、不思議な人が集まっていました。夕陽が好き![I Love Sunset!]吉田拓郎さんの『LIVE '73』に「晩餐」という曲がある。テレビを通して社会を眺め、けっして現実と切り結ぶことのない夕食風景。井上陽水さんの「傘がない」と似た心象を歌った、岡本おさみさんの作詞だ。当時の岡本おさみ&吉田拓郎は、やはりすごかったと思う。この曲では実に恥ずかしいことがある。歌詞を完全に勘違いしていたのだ。「アカシアの雨」を猛毒だと思ったり、「来ないあなた」を関西弁だと思っていたのは小学生の時のことだから、まあ大目に見てもいいだろう。「晩餐」の場合は、つい最近まで勘違いしていたのである。 ♪ 岡山で戦車が運ばれるとニュースが伝えていたこれを新幹線が岡山まで開通したというフレーズだと思っていたのだ。 ♪ 岡山まで電車が運ばれるとニュースが伝えていた なんか変な歌だなあと、ずっと思い込んでいたのだ。変なのはこっちの方だった。光は東方より。したがって、ひかりは西へ!山陽新幹線の新大阪-岡山間が開通したのは1972年3月。博多までつながったのは、それからさらに三年後のことである。ところで、今私がこの曲を歌おうとすると、キャンディーズの「やさしい悪魔」になってしまうのだ。あれれ?
2004.10.08
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【追記】No.4そこは違うっちゅうのに、の「ぐりとぐら」です。生後約一ヵ月の雄と雌。だれかもらってくれないだろうか。【追記】No.3ふと木村充揮さんの「天王寺」を聴きたくなったのだ。chappiさんのところで大阪の風景を見たからかもしれない。amazonで検索してみると、この曲が入ったアルバム『俺らのハウス』は入手不能らしい。残念。もう少しがんばってgoogleで検索していたら、大西ユカリさんが歌っていることがわかった。おお!これが五木ひろしさんとのデュエット「ユカリ&ひろし」で出したマキシシングル「大阪ナイトスキャンダル」に入っているらしい。大西ユカリと新世界むむむ……。「天王寺」はユカリさんが一人で歌ってるんだな。むむむ……。どうするべい。とかやっている間に、「Bob Dylan Bootleg Series, Vol. 6」がえらく安くなっていることに気づいた。1964年10月31日、ニューヨークのフィルハーモニック・ホールで行なわれたライヴ。ジョーン・バエズさんが途中から参加するらしい。2枚組みの輸入盤が980円(悪税込み)である。これは買わないと。しかし、ディランさんのCDだけでは1500円未満なので、送料が付いてしまう。しかたがない、「ユカリ&ひろし」買うか。五木ひろしさんのCDを買うとは思わなかったわ。まあびっくり。【追記】No.2ところでお風呂から上がって台所を通り掛かると、食卓の上にはもう一つ私を誘惑するものがあった。大原松露饅頭である。おお、これも急いで成敗せにゃならぬ。これは唐津の名物で、薄いカステラ地の皮の中に漉餡の詰まった上品な和菓子である。名前になっている松露は食したことがないが、クロマツの根に生えるキノコだそうな。浦賀にペリーがやってくる三年前に創業したというお店。うん、うん、もったいないから片付けないと。学生時代、帰省するizumatsu丼に買ってきてもらったことがありましたわ。【追記】No.1昨日(10/6)の夕陽、PENTAXの一眼デジカメで撮った方をアップしました。夕陽が好き![I Love Sunset!]帰宅すると信玄餅があった。幻子心母が、隣県うみなし県の美術館に行ってきたのだという。あまり独りで出かけることはないのだが、市で主催している万年青大学だとか寿大学だとかいう、高齢者向けの企画だったらしい。信玄餅は意外に新しいもので、信玄餅評論家夏見還さんによれば、のどかな県の安倍川餅を現代風にアレンジして開発されたそうだ。NHK大河ドラマ『天と地と』(1969年)の前年だというので、1968年。稲垣浩監督の『風林火山』も1969年なので空前の信玄ブームが起こり、信玄餅も大ヒットしたのだとか。NHK『天と地と』の主役上杉謙信は石坂浩二さんで、ライバルの武田信玄役が高橋幸治さん。映画『風林火山』では山本勘助が主役で三船三船敏郎さん、信玄役が中村錦之助さんで謙信役は石原裕次郎さん。これは世界が違うなあ。大河ドラマも昔の方がしっかり作っていたような気がするのは偏見かしらん。さて、こうやってバスで年寄りが集まって出かけるのはいいことだと思うのだが、銀行やら宗教団体やら、思惑があるお誘いも多いようだ。とにかく行ってはいかんよと言ってあるのが、政治家がらみのもの。幻子心母は詳細を知らされずに東京へ観劇に出かけて、驚いて帰ってきたことがある。帝劇で観劇して、お弁当が出て、それで破格の参加費だったのだ。これをたかりと言うのだ、二度と行かんよと、本人も申しております。それで信玄餅であるが、まだ食卓の上で私に食われるのを待っている。さて、いつ成敗してくれようか。
2004.10.07
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【追記】No.4急に秋が訪れたような涼しさですが、日没の時刻も急に早くなったように感じます。水平線のあたりに雲が出ていると、もう5時過ぎにお日様が見えなくなります。とりあえずCONTAXのコンパクトデジカメで撮った方をアップしました。夕陽が好き![I Love Sunset!]【追記】No.3養命酒のCMで渡さんの歌が流れてるそうだ。もちろん見たことがない。http://www.yomeishu.co.jp/tvcm/渡さんに養命酒では、まるでブラックジョークみたいだ。【追記】No.2ふと気づくと、CSのシネフィル・イマジカはスタンリー・キューブリック特集。今夜はこれから『時計じかけのオレンジ』(1971年)です。マルコム・マクダウェルさんはこの映画で有名だと思うのですが、そう、『If もしも....』もこの人が主演していたのであります。せっかくだから見るか。明日も私は使い物になりません。【追記】No.1ダグラス・ラミスさんが海兵隊で日本に来たことは知っていたのですが、長い間不思議に思っていました。マッチョなマリーンとイメージが全然合わないのです。さっきgoogleで検索して行き当たったところで、やっと納得できました。浄土真宗大谷派のサイトです。沖縄から問う-仏教は戦争に抵抗できるかイギリスの映画『If もしも....』(1968年)は、日本では1969年に公開。リンゼイ・アンダーソン監督。カンヌ映画祭グランプリ受賞。なんといっても男子中学生だったもので、教室の中を独り裸で歩くおばちゃんの大きなお尻が強烈でした。全寮制の名門パブリック・スクールの中で、ダメ男くんたちが暴力革命を起こそうと爆発するお話でした。戦争を暴力本能で解いてしまおうとする人がいましたが、それは違うでしょう。暴力衝動で起こせる混乱は、この映画の革命ごっこ程度のものです。動物は大量虐殺などすることがありません。欲と二人連れの偉いさんが、無辜の民だまくらかしておっぱじめるから戦争になるわけですわ。『別冊世界 もしも憲法9条が変えられてしまったら』を購入。もしも憲法9条が変えられてしまったらずいぶん懐かしい名前がいろいろ並んでいた。「第二章 もし9条が変えられたら?」の前田哲男さんは「自衛隊 拘束がはずされ、海外派兵が日常化する」。見出しを挙げておこう。「文民統制は劣化する」「拘束がはずされる」「海外派兵が日常化する」前田さんはマイケル・シャラー著『「日米関係」とは何だったのか』から二つのエピソードを紹介している。---------------------------------------------------一九五〇年の朝鮮戦争のさい、昭和天皇はダレス国務長官に私信を送り、「(日本の)長老たち、その大多数は、かつての軍国主義的見解なるもののために追放された人たち」が「貴重な助言と助力」を提供してくれるかもしれないので相談するよう申し出たという。---------------------------------------------------もう一つ。---------------------------------------------------ベトナム戦争でアメリカが苦境に立ったおり、ジョンソン大統領は佐藤首相に対し「旗幟を鮮明に(show the flag)」すべきときがきており、問題は「日本がわれわれをいかに助けてくれるか」だと迫ったとされる。---------------------------------------------------朝鮮派兵やベトナム派兵が行なわれなかったのは、9条があったためである。『イデオロギーとしての英会話』のC・ダグラス・ラミスさんは沖縄国際大学で教えているのだな。「9条に関する9テーゼ」がおもしろかったので、テーゼの一部のみ書き写しておこう。他のテーゼや論証などは買うなり借りるなりして、原文をどうぞ。2 9条は日本の戦後民主主義の要である。3 9条がなくなれば、日本社会は、現在予測される以上に変わるだろう。4 日本の右翼・軍国主義勢力は、彼らがそれを意識している以上、9条によって抑えられているだろう。5 9条がなくなれば、その右翼・軍国主義勢力は、六〇年ぶりに檻から解放された肉食獣のように行動し始めるだろう。6 その解放された肉食獣が狩りに出かける時、その最初の餌とするのは、外国ではなく、日本国内、つまり自分を六〇年間檻に入れた、平和国家を求めた日本国民であろう。『別冊世界 もしも憲法9条が変えられてしまったら』岩波書店刊 定価1000円(悪税込み)
2004.10.06
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【追記】No.4さて、年金番号の怪である。私は社会保険庁様から、「基礎年金番号で管理されていない年金加入記録の年金手帳の記号番号をお尋ね」されちゃったのである。どこにしまったかの年金手帳を引っ張り出してくると、「厚生年金保険」と「国民年金」にそれぞれ番号が書いてある。会社に所属していたり、プータローだったり、いろいろあったんじゃ。ただし、勤務実態がないのに厚生年金に加入して会社に払ってもらったりという非道なことはしていない。そこが小泉君とは違う。おそれおおくも社会保険庁様は、基礎年金番号に統一した時に、「国民年金」の方の記録を一緒にまとめることができなかっちゃったのである。ずいぶんお気楽に、適当に「改正」してくれたものだ。「基礎年金番号で管理されていない年金加入記録」って、いったい誰が管理してるんだ?勝手に基礎年金番号とやらを決めて、データをとりこぼした?めちゃくちゃ腹が立ってきたぞ。社会保険事務所の窓口で年寄りを怒鳴りつけていた無礼な職員を思い出したぞ。年金手帳に堂々と記載されている番号がわからないだと?バカ言ってるんじゃねえよ。社会保険庁ってのは何をするところなんだ。信じられない。 ○予算執行の透明性 ○国民サービスの向上 ○個人情報の保護こんなことが社会保険庁の課題になってるそうだが、つまり、それがダメなわけね、現実は。 予算執行は不透明です。 サービスは悪いです。 個人情報洩らしてます。社会保険庁、こんなモノ要らないじゃん。【追記】No.3今日最大のミステリーは、リンク先「まりぃジョー ^^ 」さんのサイトが削除されてしまったこと。楽天広場は削除理由を一切説明しないので、なぜなのかわからない。商用に利用したからということだとご本人はお考えのようだが、こればかりはわかりませんぞ。無料ホームページスペースを提供しているジオシティーズのようなところはなかなかサイトのコンテンツをチェックするのに人手など割けないものだ。楽天は直接楽天市場が商売しているので、そのためにチェックしまくってる専従がいるのかもしれないが、おおむね通報者がいて削除されるようだ。つまり、チクリ。そんなことをしてるなんて実に寂しい人生ではないかと思うのだが、結構その手合いが多いらしい。いわゆる有事関連法によって、「共謀罪」という犯罪が生まれた。陰湿な密告社会が再び蘇りつつあるのではないか。下地はできている。楽天広場からは突然削除されることがあるようなので私もgooブログにミラーを作ろうとしたのだが、楽天の内容をそのまま書き込むと表示がおかしくなる。http://blog.goo.ne.jp/gensenkan99/ただ、gooブログだと楽天広場よりもトラックバックを気軽に付ける人が多いようだ。考えてみると、日記という形だとトラックバックは付けにくいですな。「まりぃジョー ^^ 」さんは「まりぃジョー」さんに生まれ変わりました。また若返ったのはいいけれど、今までのおやじギャグが、違う、楽しい日記が消えたのは残念です。やっぱり納得できないな。【追記】No.2冷たい雨が降っているので、ちょっとひきこもりぎみ。寝床PCでぐだぐだしていたらgooでRSSリーダーを配っているというので、入れてみた。http://reader.goo.ne.jp/楽天広場のページを登録するのは、付属の説明通りにしてもダメだった。日記トップページにある「幻泉館日録@楽天 [全403件] 」のをクリックすると現われるページ、その中にあるリンクをドラッグしないと、「RSSサイト」に登録できない。たとえば「幻泉館日録@楽天」のURLはhttp://plaza.rakuten.co.jp/gensenkan/だが、RSSのURLはhttp://api.plaza.rakuten.ne.jp/gensenkan/rss/だ。登録が面倒くさい。約50件ある楽天広場のリンク先を登録しようとして、数件でめげてしまった。わざわざブラウザを立ち上げなくてもブログのチェックができるということを売り物にしているが、なんのことはない、「goo RSSリーダー」がMicro$oftのInternet Explorerを立ち上げて、表示しているのである。私の場合はMozilla派なので、その点もやや不満。使い勝手は……gooブログの利用者には、親和性が高いようだ。楽天広場の中だけで完結している人には不要だろう。【追記】No.1社会保険庁から郵便物が届いた。「この調査は、基礎年金番号で管理されていない年金加入記録の年金手帳の記号番号をお訪ねし、すべての年金加入記録を基礎年金番号で管理するためのものです」???「あなたの場合は、この調査に該当する方と思われますので」???該当するのがわかっているなら、つまり統合から漏れ落ちた記号番号がわかっているんじゃないのかな。同封されていた年金加入記録には、厚生年金加入時のものしか書いてない。確かに国民年金に加入時の記録が抜け落ちているようだ。こちらのミスなのか?窓口で言われたとおりにやっていただけだぞ。やっぱり社会保険庁がやっていることは、わけがわからない。謎だ。ミステリーだ。晶文社から出ていた「植草甚一スクラップブック」シリーズの復刊が始まったそうだ。まだ本を見ていないのだが、たぶん少し買うだろう。結構買うのかな。全巻買うかもしれない。まだ思案中である。植草甚一さんというと、経堂を思い出す。前にも書いたのだが、経堂の駅のところにある小田急OXかなにかの入り口で古本市をやっていて、そこで植草さんをみかけたのだ。いわゆるゾッキ本ばかりでロクな本はないのだが、ファンキー爺さんは丹念に眺めていた。植草さんがゾッキ本を知らないはずもなく、そんなことは承知で、古本を引き抜いては見ているのだ。植草さんを見かけたのと、制服警官が女子大生を殺した事件とどちらが先だったか。その一年ほど後には、砧の自宅で祖母を殺した早稲田高等学院の一年生が、経堂のビルから飛び降り自殺を遂げた。経堂というと、そんなことをセットで思い出す。『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』(1972年)は植草さんの著書なのだが、この秀逸なタイトルを、よく間違えて思い出すのだ。「今日は雨降りだから、ジャズでも勉強しよう」って感じ。
2004.10.05
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【追記】No.1ヤフオクで『うたうたうた フォークリポート』の14冊が出ています。1969年12月~1970年8月。残り5日で25,300円。どこまで行くのか興味深いところです。楽天広場ではリンクは張れないのかな。http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c72563371今は文学全集の時代ではないのだろう。「昭和」は箱入りの文学全集がよく売れた。個人全集ではなくて、「日本文学全集」「世界文学全集」などといった企画ものだ。うちにも母と父が買ったセットがあって、小学生の時から正字・歴史的かなづかいの古い小説を読みふけったものだ。イチロー選手の快挙を聞いて、ふとロスの『素晴らしいアメリカ野球』を読みたくなった。「愛国リーグ」などという名称を断片的に覚えているのだが、内容を全然思い出せない。うちの中を少し探したのだが、見つからない。この小説はたぶん集英社が出していた「世界の文学」というシリーズで買ったものだ。第一回配本がシリトー『長距離走者の孤独』で始まっていたのではなかっただろうか。ラジオでスポットCMがガンガン流された。全部そろえようなどとは思わなかったし、実際それは金銭的に無理だったと思うのだが、全集本の端本を自分で買ってとてもうれしかった。両親の蔵書と違って、現代文学という感じがするのも良かった。グラスの『ブリキの太鼓』もこれで買ったはずだ。『素晴らしいアメリカ野球』は大学生になってから古本屋さんで買ったようだ。原題は「The Great American Novel」なのだが、邦題はぴったりだと思った。
2004.10.04
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夜中にCSのJNNニュースチャンネルを見ることが多いのだが、TBSチャンネルのCMがよく入る。懐かしいドラマの1シーンをちらりと見せてくれる。「それぞれの秋」(1973年)あ、これ見たいな。テレビをほとんど見なかったころなのだが、このシリーズは見たように思う。山田太一さんの脚本を最初に意識した作品だろう。数年後に作られた「岸辺のアルバム」の、原型のような筋立てだが、もっとほのぼのとした雰囲気があったように思う。 ♪ おさかなになった ワ~タ~シ~というCMを見たかったのだが、見ることがなかった。若い娘がお風呂に入っているのだという。それが、このドラマで妹役を演じていた高沢順子さん。ちょっときつい目つきが、スケ番グループに入った妹という設定に合っていた。主人公役のダメ男君の小倉一郎さんもハマリ役だったと思う。小さなころは家庭というものが確固としたもので自分をしっかりと守ってくれているように感じるが、ある時突然に脆いものなんだと気づく。ちょうどそんな時に見たドラマだったかもしれない。
2004.10.03
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【追記】No.2 いちま~い にま~い さんま~い おしま~いそれは番町皿屋敷(ちょっと違う)。[番町小学校→麹町中学校→日比谷高校→東京大学]こんなコースを以前書いたことがあったような。四ツ谷駅の階段で「四谷かいだ~ん!」なんて言ったことあるよね。ありませんか、そうですか。番長なんてのも死語なんだろうなあ。例によって広辞苑を引くと「学校の非行少年少女仲間の長」となっています。番長はガキ大将に近い存在です。つまり、子分の面倒見なきゃいけない。それは滅びるわ。横浜ベイスターズの三浦大輔選手や、読売ジャイアンツの清原和博選手がそう呼ばれることがあるのは、おじさんたちのノスタルジアなんじゃなかろうか。「スケ番」「裏番」は生き残ったかもしれない。子分の面倒見なくていいから。森元首相は、番長みたいなつもりでいたんだろう。小泉首相に通用しないところがおかしいですね。あの人は自分のことしか考えてないから、番長の論理は通じません。梅宮辰夫さんの主演で不良番長シリーズという映画がありました。当然ながら東映ですわな。めちゃくちゃです。【追記】No.1CONTAXで撮った画像もアップしました。PENTAXと世界が違います。おまかせだと、CONTAXの方がきれいかな。夕陽が好き![I Love Sunset!]修理に出しておいたPENTAX *istDが返ってきた。修理内容は「CCD面部ゴミの為清掃、各部点検しました」ということだ。修理料金は「5,800円」となっているが、「-(マイナス)5,800円」で「小計 0円」、料金は発生しなかった。一年の保証期限は切れたばかりなので、値引きの意味がわからないが、まあ無料だからよかろう。おかしいのは、この修理票があれば半年間は同一箇所の故障が無料修理になることだ。これでまたトラブッても大丈夫?75年の国鉄スト権ストの時、後で回数券をもらったのを思い出した。あれは三ヵ月ぐらい使えたのかな。重宝しました。それで、ひさびさに愛機PENTAXを抱えて浜に行ってきました。昨日に比べるとだいぶ雲が出てしまいましたが、それでも30分ほどいることができたので、もっとのんびりと夕陽を眺めることができました。三脚を立てて撮影してる人もいました。夕陽が好き![I Love Sunset!]以前から何度も頭に浮かんでいるのですが、作品そのものをあまり覚えていないので出さなかったタイトルがあります。それが「夕焼け番長」。小学生の時「サンデー」「マガジン」「キング」の三誌に浸っていたので、どうも「ジャンプ」「チャンピオン」の後発誌には最初のうちなじめなかったのですね。[週刊誌創刊号]こうしてみると、「チャンピオン」が栄えた時代は意外に短かったのですね。「ブラックジャック」「ガキでか」そして「マカロニほうれん荘」のころは私も毎週読んでおりました。キックボクサーの沢村忠さんが表紙の「週刊少年チャンピオン」創刊号には、梶原一騎&荘司としお「夕焼け番長」が掲載されていました。1969年のことです。安田講堂、「連続射殺魔」逮捕、アポロ11号月面着陸、シャロン・テート惨殺事件、ウッドストック、「ABBEY ROAD」、10.21国際反戦デー……。いやはや1969年は大変な年に見えますね。でも、もしかしたら2004年や2005年の方がもっと大変な年なのかもしれませんよ。
2004.10.02
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【追記】No.5つまり、こんな感じになってるんです。【追記】No.4一昨日に見かけた案山子君の足元を確認しにいきました。土台に固定してあるのは片足だけで、もう片方は宙に浮いていました。案山子君の仲間が他にもいました。ひょっとこ顔とへのへのもへじ顔。へのへのさんの方は、フリーマーケットの宣伝でした。【追記】No.370年 岡林信康「私たちの望むものは」71年 岡林信康「それで自由になったのかい」オリジナルアルバムに入っていたこの2曲は「都合によりこのCDには収録されていません」。元の形で復刻してほしかったと思います。岡林さん、あなたが作った歴史を、なかったことにはできないよ。もう三十年以上前のことなんだ、むしろそれを残す義務があるんじゃないだろうか。次の機会には入れてくださいな。【追記】No.2NHK BS2「夜更かしライブ缶」で吉田美奈子さんが歌っていた。池上本門寺でのライブ。オルガンをバックに、すごい貫禄。いやあ、お元気なんですね。とてもよかったです。【追記】No.1今日(9/30)はきれいな空でした。快晴。ほんの少しだけ時間がとれたので、浜へ。ずっと眺めていたかったのに、残念。夕陽が好き![I Love Sunset!]昨日(9/29)ベルウッドの復刻CDが届きました。いわゆる中津川フォーク・ジャンボリーのライブ盤。1970年第2回と1971年第3回が、それぞれ2枚組み。オリジナルのレコードが出た時はとても手が出ませんでした。ビクターSFから出た71年の第一集だけ買うことができて、それを繰り返して聴いていました。このレコードのことは何度か書いてますね。「生活の柄」山之口貘&高田渡ベルウッド盤の71年一枚目はそれと似た雰囲気です。「遠い世界に」は、ビクター盤第二集では五つの赤い風船ということになっていましたが、実際はトン&フー子の二人、ベルウッドでは藤原秀子さんの名前だけですね。のこいのこさんは、TVのCMで ♪ へ~んですねえ へ~んですね ♪ パンにマリーナじゃないでしょかと歌っていた人です。71年二枚目は、この時大人気だった加川良さんの「教訓 I」をなぎらさんが替え歌にして歌っています。「教訓 I」がどれだけ人気を博したのかがわかります。私もURCシングル盤買ったんですよ。次の岩井宏さんが、ひっかかるのです。「かみしばい」はとても好きな曲でしたが、「サラリーマンをバカにしてはだめよ」は実に寂しい気持ちになります。いいかげんな自称芸術家やヒョーロンカ、今で言えばアーチストなんかより、謹厳実直な勤め人の方が、まっとうな人達です。でもなあ、これじゃ夢がない。岩井さんの優しさがこういう言葉になったのでしょうが、本音にしても逆説にしても、「サラリーマン根性」のようなものを誉め称えたくはないなあと思います。70年と71年のフォークジャンボリーは私のあこがれ。高校生になったら行こうと思っていた1972年第4回ジャンボリーは開催されませんでした。私は過去の音源を聴きながら、今でもその幻のフォークジャンボリーを観ているのでしょう。『1971年 全日本フォークジャンボリー』ディスク: 11.教訓 I / 加川良2.遠い世界に / 藤原秀子3.人間なんて / 吉田拓郎4.雨が空から降れば / 六文銭5.一人ぼっちのお祭り / 六文銭6.面影橋 / 六文銭7.こんなに遠くまで / のこいのこ8.赤色エレジー / あがた森魚9.僕はいったい誰でしょう / 野沢淳司10.秋田竹刀打ち唄 / 山平和彦11.自転車にのって / 高田渡12.紙芝居 / 岩井宏ディスク: 21.教訓 II / なぎらけんいち2.サラリーマンをバカにしてはだめよ / 岩井宏3.カレーライス / 遠藤賢司4.サーカスにはピエロが / ザ・ディラン II5.かくれんぼ / はっぴいえんど6.春よ来い / はっぴいえんど7.もしも / 武蔵野タンポポ団8.俺たちの時代 / 斎藤哲夫9.俺とボビー・マギー / 中川五郎10.お前と俺 / 加川良『1970年 全日本フォークジャンボリー』ディスク: 11.怪盗ゴールデン・バットのうた / なぎらけんいち2.海の風 / バラーズ3.ハナゲの伸長度に関する社会科学的考察 / ひがしのひとし4.南京豆の唄 / アテンション・プリーズ5.こもりうた / アテンション・プリーズ6.ごあいさつ / 高田渡7.銭がなけりゃ / 高田渡・岩井宏8.赤土の下で / 高田渡・加川良9.この世に住む家とてなく / 高田渡・加川良・岩井宏10.9月になれば / のこいのこ11.あげます / のこいのこ12.よせばやし / 田楽座13.夜汽車のブルース / 遠藤賢司14.満足出来るかな / 遠藤賢司15.血まみれの鳩 / 五つの赤い風船16.これが僕らの道なのか / 五つの赤い風船17.遠い世界に / 五つの赤い風船ディスク: 21.ジプシーの音楽 / チェコスロバキヤ・スルタ舞踏合唱団2.追分 / 村岡実とニュー・デイメイション・グループ3.ねえ踊ろうよ / 遠藤賢司4.ああどうしたんだろう / 藤原豊5.値上げ / 高田渡6.悩み多き者よ / 斎藤哲夫7.雨が空から降れば / 六文銭8.賞状 / 六文銭9.春よ来い / はっぴいえんど
2004.10.01
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