全45件 (45件中 1-45件目)
1
半分だけ休日。そんな日はかえって忙しいのです。畑へ生ゴミを埋めに行って、ジーンズを買いに行って、そうそう、夕陽も撮らなくては。 →ヒナのひるね二階の廊下がサンルームのようになっていて、相も変わらずヒナは昼寝。暖かいけど、まぶしいのね。ここはもう春たけなわ。ひな祭りが近いけど、関係ないわな。放っておいたので、ブロッコリーがすくすくと伸びて、花が咲いていました。 →[夕陽が好き! I Love Sunset!]浜は風が出て、波の飛沫が飛んでくる。顔がしょっぱくなってしまいましたわ。
2007.02.28
コメント(5)
おみやげをいただいた。なにわ名物「たこ焼きPRETZ」と、前橋名物「旅がらす」。上州はやっぱり股旅なのか。お菓子屋さんのサイトを見ると神武東征の「八咫烏(やたがらす)」から採ったと書いてあるのだけど、こりゃやっぱり渡世人だよなあ。大学の同級生に新田郡笠懸村出身のやつがいて、「おお、木枯らし紋次郎!」と思ったものだ。今は「みどり市」になっているらしい。紋次郎は架空の新田郡三日月村(にったごおりみかづきむら)の出身だった。高校入試を目前に控えたお正月に「木枯らし紋次郎」が始まった。市川崑監督がテレビドラマを作るということ以上に、主題歌が聴きたくて、毎週観た。 ♪ 微笑には会ったこともない ♪ 昨日なんか知らない 「だれかが風の中で」 作詞:和田夏十 作曲:小室等和田夏十さんは、市川崑監督の奥さん。なんだか六文銭の曲のような気がしてしまうのは、その前年に大ヒットした「出発の歌」と記憶が混ざるのだろう。マーチンのような複数のギターの音がからむ編曲で、それを聴いて「G Maj7」から「F maj 7」へなどというアルペジオを練習したものだ。 →及川恒平オフィシャルサイト:出発の歌本当に高校入試は受験勉強しなかったなあ。札幌オリンピック(2月3日-2月13日)。あさま山荘事件(2月19日-2月28日)。一生のうちで一番よくテレビを観た時期かもしれない。その後はほとんど観なくなった。高校に行ったらフォークギターを買ってもらおうと、数千円のガットギターを一所懸命弾いていた。 上條恒彦 コレクション
2007.02.27
コメント(4)
録画予約メモです。2007/3月2日(金) 21:00-22:28 NHK BS11「フォークの達人 泉谷しげる」 →NHK: フォークの達人 →SHIGERU IZUMIYA OFFICIAL SITE "IZ" 泉谷しげる10枚組BOX
2007.02.26
コメント(4)
予約注文しておいたDVD『第一回林檎大会の模様』が届いた。一昨年の年末に椎名林檎さんが行った二つのライブの模様が収められている。斎藤ネコさん率いるマタタビオーケストラ、それから長谷川きよしさんとのステージ。ちょうど、最新アルバムとNHK『フォークの達人』の別テイクをいっぺんに見る感じ。最新の林檎さんが一昨年の映像というのも不思議だが、一週間を隔てただけの二つのライブがまるで別人なのがすごい。長谷川きよしとのライブのアンコールで登場する東京事変もアコースティックなコンポになっている。この人の最初のアルバム『無罪モラトリアム』を聴いた時は、突然変異を目の当たりにするようだった。林檎ちゃんはいったいどこへいくのだろう。まるでわからないのが魅力ね。長谷川きよしさんのバックでフルートを吹いているMAKIさんは、きよしさんの娘さんだと紹介されていた。『フォークの達人』の時にハテナと思っていたのだが、これで合点がいった。一昨年のライブでなるべく顔がわからないようにしているのは、まだ学生だったりしたのかしら。 →幻泉館日録:黒の舟唄 第一回林檎班大会の模様
2007.02.26
コメント(4)
→Chapter 5: River of Ice----------------------------------------------I immediately differentiated between him and anyone else I had ever heard. The songs weren't customary blues songs. They were perfected pieces--each song contained four or five verses, every couplet intertwined with the next but in no obvious way. They were so utterly fluid. At first they went by quick, too quick to even get. They jumped all over the place in range and subject matter, short punchy verses that resulted in some panoramic story--fires of mankind blasting off the surface of this spinning piece of plastic. 僕は即座に、彼が今までに聴いた他の誰とも違うということがわかった。その歌はおなじみのブルーズではなかった。完璧な曲だった。歌はどれも4節から5節で成り立っていて、対句になっている二行連句がその次の二行連句と編み合わさっているのだが、単純な形で絡んでいるわけではない。まったく優美でなめらかなのだ。最初は素速く過ぎ去る。聴き取れないほど素速く過ぎ去る。それからその世界は大きく飛躍し、次々と光景を繰り広げるようなパンチの効いた言葉が、主題となる。回転するこのプラスチック板の表面から、人間の炎が吹き出してくる。----------------------------------------------ディランの言葉がすごいですね。これを聴いて、髪が逆立ったのです。ギターの演奏で窓が割れそうになり、歌い出すと「ゼウスの頭から完全武装して生まれてきた奴のようだった」というのは、こういうことだったのです。詩的な表現をきちんと説明してくれるところが、ディランの散文なんですな。おもしろうございます。この後に曲名を3つ並べています。"Kind Hearted Woman," "Traveling Riverside Blues," "Come On in My Kitchen."ディランのお気に入りの三曲なんでしょう。 →Wikipedia: Kind Hearted Woman →Kindhearted Woman Blues (take 1) Real Audio →Wikipedia: Traveling Riverside Blues →Come on in My Kitchen (take 1) Real Audio →映画 クロスロード Complete Recordings クロスロード
2007.02.25
コメント(4)
コンピュータをウィルスから守るソフトで、無料で使えるやつ。これはもうAVG Freeなのだけど、スパイウェアを駆除するソフトも、同じところで入手できます。リンク先の「AVG Anti-Virus Free」と「AVG Anti-Spyware Free」です。 →AVG Free Advisor ♪ あの街とこの街に日が暮れて ♪ あなたがおサカナを食べる時 ♪ 私はスパイ ♪ 私はひげのはえたスパイ 別役実「私はスパイ」 →楽団六文銭左から原茂、及川恒平、四角佳子、橋本良一、小室等。このメンバーの「六文銭」は1971年から1972年にかけて活動したにすぎない。でも、これが多くの者にとっておなじみの六文銭だろう。このメンバーで、ブレイク直前の吉田拓郎さんとツアーをしていた。ベルウッドが廉価版で出してくれた『六文銭/メモリアル I 』を買ったのは、1977年。中学生の時に観たライブの曲が聴けて嬉しかった。1枚1300円ナリ。それでも、一緒に『 II 』を買うことはできなかった。別役実さんの劇中歌が多かったので、「追放の歌」も別役さんの作詞だと思いこんでいた。もちろん「休みの国(高橋照幸)」の曲なのだが、六文銭の歌を最初に聴いたので、これがオリジナルだと思ったのだ。 六文銭 BOX
2007.02.24
コメント(4)
思えば、ちゃんと観たのは初めてかもしれない。80年代に作られた続編(?)の『オズ(Return to OZ)』は観たと思う。でも、ジュディ・ガーランド主演の『オズの魔法使』を最初から最後まで観たことはなかったようだ。これが1939年の映画なのか。すごい色だなあ。現実が色褪せたモノトーンで描かれ、魔法の国は過剰な色使いで表現されている。DVD化に当たってデジタル処理をしているのかしら。それにしても、当時劇場で観ることができた子どもたちは幸せなことだ。うちのおっ母さんの世代の、アメリカの子どもたちだ。 ♪ Somewhere over the rainbow ♪ Skies are blue ♪ And the dreams that you dare to dream ♪ Really do come true ♪ 虹の彼方にきっとあるはず ♪ そこはいつも青空 ♪ 夢みるような国 ♪ そこではどんな夢もかなう家を喪失したドロシー。頭脳を喪失した案山子。心を喪失したブリキの樵。勇気を喪失した獅子。彼らの恢復の物語は、幸福の青い鳥を探すよりもずっと切実なはずだ。19世紀末に書かれた原作の寓意は、大恐慌からニューディール政策、そして第二次世界大戦参戦に至る間に、まったく異なった意味を持つようになったのだろう。この傑作映画によって。乱暴な言い方をすれば、今もアメリカは「虹のかなたに」を歌いながら、軍事大国の道を歩み続けている。いや、海兵隊はミッキー・マウスの歌を歌いながら進軍しているのだったか。 →Wikipedia: オズの魔法使い →Wikipedia: ニューディール政策 オズの魔法使い Alone in Iz World
2007.02.23
コメント(6)
NHKのBS11で『オズの魔法使い』をやってくれたので、録画しておいた。まだ観ていない。 →世紀を刻んだ歌 オーバー・ザ・レインボウそれで『未来惑星ザルドス』を思い出して、急に観たくなった。なぜ『ザルドス』なのかはネタばれになるので、やめておこう。ショーン・コネリーという人は、この映画以降本格的な役者さんになっていったと思う。おっと、この映画のDVDも千円切ってるじゃないか。買ってもいいな。 未来惑星ザルドス
2007.02.22
コメント(6)
わざわざ買って読もうなどと思っていなかったのだが、"Princess Masako: Prisoner of the Chrysanthemum Throne"を注文しようと思い立った。「chrysanthemum」は菊を指す言葉。「throne」は王位や王座で、便座という意味もあるぞ。「菊の囚人」の副題が付いたこの本の日本語語訳版が、出版中止になった。昨年の秋に、『週刊朝日』が「雅子さま、皇太子さまは皇籍離脱まで考えていた」と宣伝して宮内庁から謝罪文の掲載を求められたという事件もあった。 →PENDOORS: 雑誌:週刊朝日皇室やヤクザに関して、日本のマスコミはまともな報道をしないので、外国人記者の記事は新鮮に聞こえることが多い。本当は何が書いてあるのか、これは自分で読んだ方が確実だ。 →「プリンセス・マサコ」(ベン・ヒルズ)に関する宮内庁書簡 日本語仮訳 →A letter from the Imperial Household Agenvy on "Princess Masako"(Ben Hills)楽天ブックスは「品切れ」。アマゾンでは洋書のベストセラーになっている。 Princess Masako: Prisoner of the Chrysanthemum Throne; the Tragic True Story of Japan's Crown Princess
2007.02.22
コメント(4)
→[ I Love Sunset! 夕陽が好き!] →Chapter 5: River of Ice----------------------------------------------The stabbing sounds from the guitar could almost break a window. When Johnson started singing, he seemed like a guy who could have sprung from the head of Zeus in full armor.ギターから出る突き刺すような音で、窓が割れそうだった。ジョンソンが歌い始めると、ゼウスの頭から完全武装して生まれてきた奴のようだった。----------------------------------------------なんだかよくわからない比喩です。ロバート・ジョンソンの歌がすごいということらしいんですが、さて、ゼウスの頭から生まれたとは? →†オリュンポス神々の伝説†アテナのことのようですね。戦いと知恵の女神と書いてありますが、リーダーズ英和では「知恵・芸術・戦術の女神」となっています。ということは、芸術の女神みたいに感じられたということでしょうか。しかし、身ごもった母親ごと食べちゃったら頭から生まれてきたとは、すさまじいですなあ。宿主を間違えた寄生虫みたいです。鯖を生で食べたらいけませんよ、アニサキスが暴れるから。 →Wikipedia: アニサキスそうそう、落語で「頭山」というのがありました。サクランボの種まで食べてしまったら頭から桜の木が生えてきて、みんなで花見をしたりするというお話です。おお!この咄をアニメ映画にしてしまった人がいるんですね。すごいなあ。どうやったんだろう。 →Yamamura Animation's pageここで動画が少し見れますね。なるほどなぁ。 →平成14年度文化庁メディア芸術祭 最優秀賞 頭山 「頭山」山村浩二作品集
2007.02.21
コメント(5)
なんとなく「忠誠」をGoogleで検索してみた。トップに来たのが、Wikipediaの人名。どちらも幕末の大名で、老中を務めた人物だ。当時の流行り名前だったのだろうか。滅び行く江戸幕府の中枢にいて、水野忠誠は急死し、諏訪忠誠は権力の座を追われたそうだ。 →Wikipedia: 水野忠誠 →Wikipedia: 諏訪忠誠政権党の現役幹事長が「絶対的な忠誠」を言い出すなど、たまげた話だ。この内閣、よほど末期症状にあるのだろう。元々この内閣の総理大臣は、過剰に価値観を押しつける。具体的な政策ではなく、意味が曖昧な言葉を掲げたがる。「美しい国」政治的言語としては、最も怪しい部類に入る目標だ。ヒトラーの言語に似ている。「閣僚、官僚のスタッフには首相に対して絶対的な忠誠、自己犠牲の精神が求められる」以前地域のテレビ局で流していたCMを思い出した。地ビールの開発苦労談を装いたかったのだろう。キメのキャッチコピーが「社長に誉められたビール」なのである。そうか、社長さんに誉められて嬉しいのか、知らね~よ、そんなこと。そんな水準だ。閣議で言えば良いだけだ。外に向かって檄を飛ばしたところで、内閣のダメさ加減を宣伝するばかりだ。あ、そうか、自民党中川秀直幹事長は、アベちん内閣のダメダメさを外にアピールしたかったのか。 忠誠と反逆 ―転形期日本の精神史的位相
2007.02.20
コメント(6)
予約しておいたCDが届いた。椎名林檎姫の新譜、『平成風俗』。例によってタイトルがちょっとアレですが、ストリングスをふんだんに使って、なんだかいい音です。そうか、斎藤ネコさんなんだ。しばらく寝床CDはこのアルバムになります。ぐるぐる。 →東芝EMI: 椎名林檎 →Site Neko
2007.02.20
コメント(4)
少年A君(仮名♂高校2年)が、いわゆる停学処分をくらった。「いじめ」の加害者なのだという。本人は不満そうだ。「普通にふざけていただけですよ」彼は自分が「いじめ」をしていたなどとは、これからも絶対に思わないことだろう。被害少年がそう言ったから「いじめ」になってしまったにすぎないと考えている。それでも数日間の出席停止を受け入れ、せっせと反省文など書いていたようだ。あいつ、反省なんてしてないのにな。
2007.02.19
コメント(8)
1975年の初夏、僕は吉祥寺駅近くの南海屋という家具屋に行った。平和通りだ。パルコはまだなかった。安い木製ベッドを買った。18000円ナリ。その前夜、とても恐ろしい思いをしたのだ。夜中に、大きな毒虫に正面から襲われる夢を見た。顔の上にそいつが乗っかってて、刺のある脚で張り付こうとする。……夢じゃない。はっと気がつくと、それほど大きな虫ではなかった。手で払いのけようとすると、そいつは小さな四畳半の空を飛んだ。昆虫は苦手な方ではないのだが、もう二度とそいつに顔の上を這いずり回ってほしくはなかった。どちらかといえば、こちらがやつらの通り道に寝ていたのだろう。確率的な問題もあるだろうから、ベッドを買うことにした。それからずっと、万年床生活が続いている。たぶん、サンロードの奥にある西友か、ターミナルエコーにあったシズオカヤで、ごきぶりホイホイも買って帰ったのだと思う。人通りの少ない井の頭公園をのんびりと歩いて下宿に戻り、ごきぶりホイホイを組み立てた。当時のごきぶりホイホイは粘着シートではなく、チューブから粘着剤を絞り出した。僕が高校生の頃の、大ヒット商品だ。それ以前は、ゴキブリが中に入れるが外に出ることができない仕組みになった、プラスチック製の捕獲器があった。ゴキブリが捕れることは捕れるのだが、中のゴキブリを始末しようとして失敗し、また逃してしまうこともあった。 →ニッポン・ロングセラー考:ごきぶりホイホイ →La Cucaracha ラ・クカラチャおお、懐かしのチューブタイプ「復刻版 ごきぶりホイホイ」というのが出ているんですね。
2007.02.18
コメント(8)
CDの曲の一部だけ切り取ることができるかと訊かれたので、PCがあれば簡単にできるよと答えておいた。以前書いた、SoundEngineという音声ファイル編集ソフトを頭に描いて、そう答えたのだ。やってみせろと言われるはずなので新しいバージョンに上げておこうと、公式サイトをチェックした。LPレコードから手製復刻CD-Rを作っていたころに大活躍していたソフトだ。今はそういう作業をほとんどしていない。 →幻泉館日録:さよならアメリカ さよならニッポン →SoundEngine FreeSoundEngine Freeの最新版は2.98ですな。せっかくだから、CDから音声ファイルを吸い出すソフトもチェックしておこう。なるほど、今はDVDからのリッピングや、YouTubeからのダウンロードも、周辺領域になるんだな。とりあえず私はCDが扱えればいいや。 →SourceForget.net: CDexCDexは2006年6月の1.70 beta2、これは最新版を持っているようだ。そのまま使っていたけれど、日本語化しておこう。 →ツール保管庫.net: CDex 日本語LanguageFile懐かしい「午後のこ~だ for Windows」は Ver 3.13a」。 →午後のこ~だ for Windows Ver 3.13a一時期よく使っていたCD2WAVEはサイトが見つからなくなっている。iPod/iTunesの出現で、役割を終えたのかもしれないなぁ。私としては、一企業の規格が様々なフリーウェアを駆逐してしまうような状況は好ましくない。お寒~い感じがする。もちろんLinuxならまだそんなことにはなっていない……と思うのだが。
2007.02.18
コメント(4)
「Haruichiban-Staff Page」を覗いた。まだ何も発表されていないのだが、「祝春一番スタッフのページ掲示板」で、活動を開始したことがわかる。祝春一番2007! →Haruichiban-Staff Pageさあ、今年も行くぞ。日程が気になったので、カレンダーを見る。あら、自動的にこの4日間になるのでは。 5月3日(木) 憲法記念日 5月4日(金) みどりの日 5月5日(土) こどもの日 5月6日(日) 日曜日この4日間だとすると、今年は全部観るのは無理かもしれない。直前の5月2日(水)は動けないので、初日の3日に大阪へ移動するだろうから。まだ予想なんだけどね。
2007.02.17
コメント(8)
パローマ(paloma)はスペイン語で「鳩」。パロミータ(palomita)というと「小鳩」になりそうだが、辞書を引くと「ポップコーン」と書いてある。ラテンアメリカでは、「かわいい人、お前」みたいな使い方もするらしい。岡本光博さんが「週刊金曜日」の表3ページで、「FG#488 違法異邦人/illegal alien2」を発表している。それがミス・パロミータ(Miss Palomita)で、スペインのスナック菓子(おつまみ?)キャラクター。要するに金髪のペコちゃんだ。岡本さんは「おそらくペコちゃんの“バッタもん”といえよう」と書いている。絵の感じは、ペコちゃんがオリジナルのように思う。でも、本当にそうなのだろうか。ペコちゃんがミス・パロミータのバッタもんだったら、悲しいなぁ。半世紀の間ダマされていたことになってしまう。検索すると、たくさんヒットする。有名な話なんですな。 →スペイン一の不良娘 →Tan cerca, tan lejos… →?El fin de Pekochan? (que mala leche) ミス・パロミータはイギリスでも商標登録しているようですが、なんだか日付がやけに新しいなあ。 →The UK Patent Office
2007.02.16
コメント(4)
→Chapter 5: River of Ice---------------------------------------------- Dave looked up, peering at me over a pair of horn-rimmed glasses. I had the thick acetate of the Robert Johnson record in my hands and I asked Van Ronk if he ever heard of him. Dave said, nope, he hadn't, and I put it on the record player so we could listen to it. From the first note the vibrations from the loudspeaker made my hair stand up.デイヴは顔を上げて、ホーンフレームのメガネ越しに僕をじっと見た。僕は手にぶ厚いアセテートでできたロバート・ジョンソンのレコードを手に持って、聴いたことがあるかとヴァン・ロンクに尋ねた。デイヴが一度も聴いたことがないと答えたので、聴けるようにレコードプレイヤーにそれを載せた。拡声器からの振動の、その最初の音から、僕の髪の毛は逆立った----------------------------------------------ホーン(角)フレームのメガネというのは、べっ甲みたいに見えるやつですね。楽天市場で検索すると、「絶滅危惧種バイソンの角で出来たメガネフレーム」というのがヒットしまして、89,250円(悪税込・送料別)だそうです。もっとも、プラスチック製でも外見が似せてあれば「ホーンフレーム」と呼ぶようです。ヴァン・ロンクのメガネが本物の角だったのかどうかはわかりません。 もちろんディランの髪の毛は静電気で逆立ったのではありません。霊界アンテナならぬ、音楽アンテナがビビビと反応したんですな。そういえば、当時のディランって、寝癖がすごそう。歌舞伎十八番の内「毛抜」では、天井裏に潜んだ忍者が、磁石を使って鉄の簪を吸い寄せ、姫の髪の毛を逆立てます。そんなアホな。 →壽 初春大歌舞伎この、髪が逆立つという奇病は、謡曲の『蝉丸』にも登場します。 →松岡正剛の千夜千冊『日本架空伝承人名事典』私は小さな頃、百人一首の絵札の中で妙に蝉丸がお気に入りでした。異形というところが良かったのでしょうか。長じて、フィクションとはいえ蝉丸には逆髪という、さらに異形の姉がいたと知って驚きました。70年代末の日本には、DEPというゼリー状の整髪料で髪を逆立てる若者が出現しました。蝉丸姉の逆髪には歴史から消される者の怒りや憤りが象徴されていたようですが、あの頭髪は何だったんでしょうか。
2007.02.16
コメント(4)
新聞サイトを記録する自動巡回ソフトを、少し試してみた。 →新聞くりっぱー →新聞つんどく少しデータが蓄積しないと本当の使い勝手はわからないのだが、ちょっと予想と違うかな。「新聞クリッパー」の方は、もう少し深い階層まで記録してくれるといいのだが。「新聞つんどく」は、新聞を選べるといいのだが。東京新聞が欲しいし、産経新聞は要らない。普通の巡回ソフトを使った方がいいのかな。データはテキストファイルで扱いたい。毎日のように記事企画書を書いていた頃、新聞の切り抜きには大いに助けられた。紙を切り抜いて、日付と新聞名をメモして箱に放り込んでおく。しばらく熟成させてから箱の中を整理すると、漠然と頭の中にあったものが形をもってくる。そんな風に使いたかったのだが、どうもうまく行かない。これだったら、これはと思った記事ごとにFirefox上、右クリックで「名前を付けてページを保存」した方が良さそうだ。結局、一度自分で読んだ記事でないと、後で活用することができなさそう。
2007.02.15
コメント(4)
急ブレーキの音と、ガシャンという衝突音。ああ、事故だ。しばらくしてから通りに出てみると、まだ事故車が道の真ん中にあった。Uターンをしようとしていたタクシーに、ギャル男のヤンキー車が猛スピードで突っ込んだらしい。どちらも落ち度があるだろう。タクシーの酔客が車内でひっくり返って怪我をした模様。さらにしばらく経ってから救急車が来た。大事に至らず、まあ不幸中の幸い。70年代には、将来自分が毎日自動車を運転するようになるとは思わなかった。「来る魔」は、走る凶器だ。子供を交通事故で亡くした人が出しているミニコミに納得した。零細出版社の車を運転している時に、音楽を聴く個室みたいに感じるようになった。大声で歌えるところでもあった。今、地方都市では自動車なしでは暮らしにくい。たいした距離ではないが、毎日自動車を運転している。「来る魔」だということは忘れないようにしないとな。
2007.02.15
コメント(4)
→[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]iPodのようなメモリープレイヤーにCD音質のWAVEファイルを入れて聴こうという「究極の20曲」。これならちょっと値の張るヘッドフォンを買っても良かろうという、個人的大義名分プロジェクトです。既にソノシートからエンコードした、まんがNo.1版「桜三月散歩道」(井上陽水)はWAVEで突っ込んであるのですが、ちょっと待った。いい曲いっぱい、ボブ・ディラン御大は何を入れようというのもあるのですが、ちょっと待った。ジャクソン・ブラウンの「ジャマイカ」も、これから始まるぞという感じがしていいけど、ちょっと待った。ボブ・マーリーの「ノー・ウーマン・ノー・クライ」も入れたいし、ニール・ヤング御大の最新アルバムから「自由の旗」なんてのが最初に来てもいいんだけど、ちょっと待った。一曲目は、「永遠の絆」にしようかなぁと、ふと思ったのです。 →Will The Circle Be Unbroken 「Melody」というリンクをクリックすると、音が聴けます。加川良さんの「その朝」も同じ曲。なぎら健壱さんも歌ってますね。ライブ盤では加川さんがドラム叩いてたかしら。---------------------------------------------- ♪ I was standing by my window ♪ On a cold and cloudy day, ♪ When I saw the hearse come rollin' ♪ For to take my mother away. ♪ Will the circle be unbroken? ♪ By and by Lord, by and by, ♪ There's a better home a-waitin' ♪ In the sky Lord, in the sky. ♪ I told the undertaker, ♪ "Undertaker, please drive slow, ♪ For this body you are haulin' ♪ Lord, I hate to see her go." "Will The Circle Be Unbroken" ♪ 寒いある朝 ♪ 窓辺で立っていたら ♪ 母ちゃん連れてゆく ♪ 天国の車がやってきた ♪ やがて俺達 ♪ 一人ぼっちになるのかな ♪ でもよ 俺が死んだら ♪ また母ちゃんに会えるよね ♪ 車屋さん 車引きさん ♪ 静かにたのみます ♪ あんたが連れてゆく ♪ それは寝てる母ちゃんだからね 「その朝」加川良----------------------------------------------これがまた、どの録音を入れるかというのが問題なんだわ。聴き慣れたのはニッティ・グリティだけど、他のもいいいんです。どれにしようかな。この歌ではないけれど、ナターシャセブンで歌う高石とし子さんの声は、カーターファミリーに似ているんですね。 Will the Circle Be Unbroken
2007.02.14
コメント(4)
現物をまだ見ていないのだが、シンコー・ミュージックから「ヤング・ギター・クロニクル」というシリーズが出ているらしい。フォーク時代の『ヤング・ギター』の抜き刷りみたいなものだろう。団塊世代をターゲットにしているのだろうけど、私もこの雑誌読んで、ギターを弾いていたのだ。お、なぜかすぐに発掘できた。左が1971年5月号。この頃は隔月刊だった。定価は250円。1970年はギター総合誌といった編集で、表紙は写真やイラスト。1971年になって、「洋楽」LPのジャケットを表紙に使うようになった。1月号はサンドパイパーズ(The Sandpipers)のアルバム、3月号はCC&R(CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL)だった。5月号のこれは、メラニー(Melanie)です。右が1972年6月号。「結婚しようよ」の大ヒットで、表紙は日本のフォーク歌手に変わった。高校入試があったけれど、勉強もしないでわくわくとこの動きを見ていた頃だ。「ヤング・ギター・クロニクル」のVol.1は『吉田拓郎 これが青春』。とりあえず買ってみようかな。本当は別冊付録で付いていた歌集が欲しいなぁ。 吉田拓郎 これが青春
2007.02.13
コメント(4)
よせばいいのに、衆院予算委員会の中継など見てしまう。志位和夫共産党委員長の代表質問は、現代の貧困に対する、貧困なる政策を批判。格差が拡大している社会をどう考えるかと、ワーキングプア家庭への母子加算廃止を例に挙げて問いただすが、なかなかアベちんは出てこない。やっと出てきても、その前に柳澤伯夫労働厚生大臣が言ったことを繰り返すだけだ。「福祉から自立へ」とは、つまり公的扶助を打ち切るということである。柳澤君とアベ君の脳内世界では、この「自立政策」が成果を挙げつつある。実際は、格差を拡大している。貧困から抜け出せない社会へ向けて改革を推進している。誰にも言い間違いはある。殉職した警官の弔問に出かけて行って、その名前を間違えるのも、そのおつむでは仕方ないだろう。貧困の実態を想像するだけの能力もないのだから。やっぱり貧乏人は、機械にしか見えないのだろうか。
2007.02.13
コメント(8)
寝床PCがネットに繋がらなくなった。LANケーブルのコネクタがいかれたのである。20mぐらい必要なので、張り替えが面倒だ。この際だから無線LANにしようと、ルータを買ってきた。WZR-G144NHお馴染みのエアステーションなのですぐに終わるだろうと思っていたら、少しばかりハマった。外部との接続(WAN側)が複数設定できるようになったので、余計なことをしてしまったようだ。結局初期設定に戻してやりなおした。サーバ公開用のアドレス変換なども済ませて実際に寝床PCを立ち上げて驚いた。3種の無線LANが見えるのだ。あらま。冷静に見ればどれが自分のLANなのかは明らかなのだが、その気になればよそ様のLANは丸裸にできてしまう。インターネット接続も、そちらから利用し放題だろう。このノンキさには、ちょっとびっくり。無線で繋いでる方、セキュリティに気をつかってくださいな。 →無線LANタダ乗りは犯罪か →急成長の無線LANで個人情報“丸裸”そうそう「air station」は「飛行場」のことですが、タイトルは「空の駅」にしてみました。
2007.02.13
コメント(8)
ちょっと出かけるのでiPodの曲を入れ換えてみた。PCのハードディスクに入っていたMP3を適当に20曲ほど。この適当な選曲はかえって新鮮で良かった。不満なのは音質。iPod付属のインナーフォンもアレだし、何よりもサイズを圧縮すると、かなり寂しい音になってしまう。近頃は数万円するヘッドフォンも人気があるようだが、iPodに繋いでこんな音を聴くのでは、もったいないなあ。と思っていて、気づいた。圧縮しなければいいのだ。CD音質のまま、WAVE形式のファイルをiPodに取り込めばいいのである。私の旧型iPod Shuffleはメモリー1GB。普通の使い方なら、つまりデータを圧縮すれば200曲ぐらい入る。圧縮しないと20曲程度だろう。CD音質で20曲。ちょうどいいじゃないか。音質はMDよりもいいはずだ。iPod Shuffleに入れて持ち歩く、究極の20曲、選んでみようか。さて、その最初の一曲は?
2007.02.12
コメント(4)
アマゾンからギフト券が届いたので、何を買おうか思案中。ふと思い出したのが、"Songcatcher"という映画。2002年にamazon.comへ注文を出そうとしたけど、DVDはダメと断られたのだった。今は日本版DVDが出ている。邦題は『歌追い人』になったんだな。ところが、楽天市場のショップでは、DVDは20%引きが基本で、明らかにamazon.co.jpより安い。 Songcatcher -歌追い人-う~ん、悩ましい。どうしようかしらん。 →松竹:歌追い人 →歌追い人@映画の森てんこ森
2007.02.11
コメント(4)
本屋さんに立ち寄る。おお、『80年代セメント ニューミュージック&ロック大全集』。あの『セメント・フォーク大全集』の続きか。前にも見かけたかなぁ。なんとなく立ち読み。RCサクセションから始まって、ふむふむ。なんだ、80年代もしっかり歌えるじゃん。で、結局また買ってしまった。扉の惹句。---------------------------------------------- ちょいワルオヤジもいいだろう 蕎麦を打つのも悪くない それでもたまにはギターかかえて うたおうじゃないか、あの頃の歌を!----------------------------------------------なんだか変だなぁ。表2の『セメント・フォーク大全集』広告はもっとすごいぞ。---------------------------------------------- 泣きながらうたいつくせ!----------------------------------------------やっぱり夜泣き歌なんだね。いつのまにか増補版になって39曲増えているというのが悔しい。何が増えたんだ? →幻泉館日録:セメント・フォーク大全集 →幻泉館日録:セメント・フォーク大全集II セメント・フォーク / セメント・フォーク2 / 80年代セメント
2007.02.10
コメント(4)
ロッテの季節限定商品「小春」を見つけたので、ほいと購入。「甘ずっぱい杏仁風味ペースト入り」で、すっぱいです。 「ほんのり可憐に 恋ずっぱい…」お、去年の「小春」は白桃味だったそうです。2007年版のニュースリリースはまだ出ていないようですな。 →『小春』新発売(2006年)小春(こはる):小梅の従姉妹。明治32年生まれの16歳(小梅の1つ上)。しっかりもので聡明。小梅の良き相談相手です。 →小夏
2007.02.10
コメント(4)
結局ぎりぎりになって校了。深夜の朱入れなんて、ずいぶん久しぶりだ。おかしいのは、内容が全然わかってないということ。システム構築でのある手法に関する論文で、興味のある分野なのだが、論文の中心である数式の部分がまったく理解できないのだ。珍紛漢紛(ちんぷんかんぷん)、唐人の寝言。わはは。さあ、寝よう。
2007.02.09
コメント(8)
世の中には寂しい奴がいるもので、午前4時に他人様のブログに嫌がらせのコメントを付けて鬱憤を晴らそうとしたりするのである。 →幻泉館日録:原子力発電とはなにか……----------------------------------------------やっと首都圏に原子力が! さざなみさん 原発推進派のさざなみと申します。夜分恐れ入ります。 僕は、電力消費者の『自己責任』を考えて、首都圏に原発が欲しいと思っています。そして終に、原子力空母がやってきます。 しかし、これに反対する輩が多いのは困った事です。(2007.02.08 04:01:13)--------------------------------------------------------------------------------------------しかし皆さん、馬鹿ですねー。 さざなみさん プルトニウムがあれば簡単に原爆が作れるだなんて。北朝鮮の核実験を見て、まだそう思いますか?ソ連や中国が、核兵器製造において苦労した事を、ご存じないのですか?こんな方々が反原発をやるから、『旧東側の核は良い核、西側の核は悪い核』なんて理屈がまかり通るのです。 中国の核を非難しないで、なにが反核だか。 馬鹿は疲れますね。(2007.02.08 04:06:39)----------------------------------------------2007/02/08 03:52:53 218.219.33.234 234.net218219033.t-com.ne.jpこんな落書きをするのに、15分もかけたらしい。ヒマだな。ここまで低次元だと、さすがにいちいち反論する気も起こらない。妄想世界を生きている、かわいそうな人なのかもしれない。徘徊妄人。 「広辞苑第五版」----------------------------------------------もう‐そう【妄想】マウサウ(1)〔仏〕(モウゾウとも) みだりなおもい。正しくない想念。徒然草「所願皆―なり」(2)〔心〕根拠のない主観的な想像や信念。病的原因によって起り、事実の経験や論理によっては容易に訂正されることがない。「誇大―」「被害―」「関係―」----------------------------------------------
2007.02.08
コメント(6)
知人のたけP君(仮名♂二十代)に論文の添削を頼まれた。教授から言葉遣いの点でOKが出ないのだという。学位論文ではなくて学会誌用のようなので、それほどたいした手間でもなかろう。そう思って気軽に引き受けたが、これがキツイ。内容を棚上げして言葉遣いだけをチェックするのが難しい。タームを繋げれば文脈は明らかになるので、余計な「したがって」などをあまり挿入しない方がよさそうだ。e-mailに添付されてきたPDFファイルをプリントアウトして、斜めに読む。----------------------------------------------本稿では~を提案している。~に対して以下の~を提案する。~を提案している。提案手法の評価として~を行っている。~を明らかにしている。----------------------------------------------明らかに悪文だが、誤解を生じないように、できるだけ定型的表現を用いているのだろう。この程度なら問題はないと思う。----------------------------------------------本稿では~の提案を行い、~として期待することができる。----------------------------------------------う~む、主述の対応がおかしいようだ。ここはチェック。----------------------------------------------現在、提案されている~としては~などが提案されている。----------------------------------------------前の「提案されている」が余分だな。トル。たけP君はそろそろ博士様になるはずなのだが、今までどうやって論文をクリアーしてきたのだろう。不思議だ。ああ、もうこんな時間だ。むなしい……。 理科系の論文作法
2007.02.08
コメント(2)
2ちゃんねるというところに、「ネットウォッチ」という名前の掲示板があるらしい。そこで瞬間的に幻泉館日録@So-netをターゲットにしたスレッドができていたようだ。もうGoogleのキャッシュでないと読めない。まぁ、2ちゃんねら~が読んでもおもしろくないっすよ、ウチは。団塊バカとは意味がわからない。アタシは団塊世代じゃないし、団塊マニアでもないんですが。根性悪いだけじゃなくて、メディラ・リテラシーとやらもないんですな、この人たち。しかし、なぜこの手はSo-netなんだ?Googleで「高田渡」を検索してやってきたのだろうか。やっぱりGoogleでは上位にヒットするようになってるのかな。----------------------------------------------【団塊バカ】 幻泉館日録 【高田渡】(?)1 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![] 投稿日:2007-01-30 10:14:49 ID:8NbwQ/akタイトルはつげ義春からパクった模様http://blog.so-net.ne.jp/gensenkan/ 2 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2007-01-30 10:26:49 ID:yYTTDxHYナニコレ 3 ナナシ 2007/02/01(木) 19:30:37 ID:DBl1z4D3 誰もブログ見てないんだね・・----------------------------------------------それでもまだこうやってGoogleのキャッシュにひっかかるだけましだ。彼らは自分の愚かさを公開して、さらけ出していたのだから。Mixiのような閉鎖型SNSでは、外からはその愚かさはまったく見えない。もちろんそれを覗くためにMixiに入ろうなどとは思わない。2ちゃんねるでいくら私の悪口を言おうが、かまわない。だが、Mixiから姑息なリンクを張るのはやめてくれ。都合のいい時だけ公開情報を利用して、自分は養鶏場に隠ってるなんて、本当に気持ちの悪いやつらだ。
2007.02.07
コメント(11)
→[ I Love Sunset! 夕陽が好き!]葉剣英が逮捕されたと聞いてびっくりしたのだが、同じ名前を名乗る詐欺師でした。そうだよなぁ。しかし、そういう偽名はどうなんでしょう。ジョン・F・ケネディやホー・チ・ミンを名乗る日本人なんてあんまり信用したくないように思うのだが。 →Wikipedia: 葉剣英まったくびっくりしなかったのが、柳沢厚生労働大臣の「結婚し、子どもは2人以上持ちたいという健全な状況」という発言。本当にそう思ってるんだろう。やっぱり失言じゃない。本音だ。え~、非国民なんで、結婚してません。不健全なんで、子どもは一人もいません。うちの家庭なんて、とっくの昔に崩壊しとるわい。So what?それがどうしたっていうんだ?喧嘩売ってるのか?びっくりはしなかったが、むかっ腹が立った。早く辞めろ。古館というアナウンサーは「揚げ足を取り合ってる場合か」と言っていたが、これは「相手の言いそこないや言葉じりにつけこんでなじったり、皮肉を言ったり」するのとはわけが違う。厚生労働大臣の、担当する政策に関する考え方の、もっとも基本的な部分である。これを見逃すわけにはいかない。結局は権力者におべんちゃらを言って終わるこのアナウンサーも、ニュース番組などを担当するべきではないだろう。柳沢厚生労働大臣はこの「健全」という言葉が大好きなようで、金融担当大臣就任当時、「日本の銀行はいたって健全であり、公的資金の投入は必要ない」などと発言したことがある。なんだ、あの竹中平蔵経済財政政策担当大臣と対立してたんじゃん。いやいや、そこで甘い顔を見せてはいかんよ。消費税を増税しようとしているお方だ。「ホワイトカラー・エグゼンプション(残業代ゼロ)」法案を強力に推進していた。つまり大企業の代弁者。キヤノン御手洗経団連に都合の良い政策。そりゃ、「健全な家庭」が、キヤノンやトヨタにとっては必要だわな。これで終わると非常に気分が悪いので、ちょっと「健全」を調べてみよう。 「広辞苑 第五版」----------------------------------------------けん‐ぜん【健全】(1)心身ともにすこやかで異常のないこと。たっしゃ。(2)ものごとに、欠陥やかたよりがないこと。堅実であぶなげがないこと。「―な娯楽」「―財政」 ―なる精神は健全なる身体に宿る○健全なる精神は健全なる身体に宿る(mens sana in corpore sano) (ローマの詩人ユウェナリスの「諷刺詩集」から) 身体が強健であってこそ精神も健全である。詩の本来の意味は「健康な身体に宿る健康な精神を願う」というもの。----------------------------------------------ミッチーブームの時の「ご清潔でご誠実で」を思い出したが、それはまた別の機会に。浄化の思想ね。 →ユウェナリス紹介 「リーダーズ英和」----------------------------------------------Juvenalユウェナリス (L Decimus Junius Juvenalis) (c.60-c.128) 《ローマ帝国の政治・社会を諷刺した詩人》.----------------------------------------------A sound mind in a sound body.英語の言い回しが耳に残っている。「健全な」という、形容詞の「sound」。熟睡を「a sound asleep」とも言ったりするね。「音/音がする」「健全な」「測る/ゾンデ」「海峡」他にもあるようだけど、なかなか手ごわい語ですな。こんなことやってても、別に気分は良くならないのであった。
2007.02.07
コメント(6)
ジョン・コルトレーンが吹くソプラノ・サックスが好きだったな。「マイ・フェイバリット・シングス」「チム・チム・チェリー」「グリーンスリーブズ」。おなじみのメロディが熔解していくのが楽しかった。 My Favorite Things Quartet Plays Africa/BrassNHKでトラップ・ファミリーのマリアにインタビューしたものを放映するというのでちゃんと観たかったのだが、そうか、今日だったか。冒頭を見逃してしまった。もちろんお母さんのマリアではなくて、娘さんの方だった。アメリカに逃れてからの苦労はまったく知らなかった。映画『サウンド・オブ・ミュージック』は大好きだし、傑作だと思うが、事実はまさに小説より奇なり。トラップ一家の本当の物語は、つくりごとよりもずっと心を打つ。再放送は見逃さないようにしないとな。 →Wikipedia: サウンド・オブ・ミュージック調べてみたら、実際のトラップ・ファミリー・シンガーズの音源がCDになっていた。演奏も行うフォークと聖歌の「合唱団」だったようだ。 トラップ・ファミリー・シンガーズそういえば、2003年の暮れに遊んだ会場は、「私のお気に入り@ちゃっぴ&幻」だったんですよ~。 →プチコスプレ会場
2007.02.06
コメント(10)
→[ I Love Sunset! 夕陽が好き!] →Chapter 5: River of Iceディランが部屋に入ると、デイヴはデイリー・ニューズ(the Daily News)を読んでいました。「Daily News」で検索すると、世界の様々な新聞がヒットします。もちろんデイヴが読んでいたのは、ニューヨーク・デイリー・ニューズ紙でしょうね。 →New York Daily Newsリーダーズ英和の「Daily News」だと、カリフォルニア州の新聞が最初に来ます。これかな。 →LA Daily News他のデイリー・ニューズ、たとえばこんなものです。NHKや毎日新聞もヒットします。 →Daily News 南アフリカ →The Daily News カナダ →Dailynews タイテリがパンプディングを作っていて、デイヴが新聞を読んでいる。平和な風景ですが、紙面には暗いニュースが載っています。合州国政府が、ネヴァダで核実験を行いました。ロシア人たちも国中で核実験をしていました。ミシシッピ州では、ジェイムズ・メレディスという黒人学生が州立大学の教室に入れないように妨害されました。核兵器と人種差別に関する報道。ディランの関心領域がよくわかります。ディランは人種差別に敏感ですね。 →Wikipedia: James Meredith →メレディス事件 →ミシシッピ大学初の黒人学生ジェイムズ・メレディスの転入にともなう暴動(1962)メレディスの闘いは、この後も続きます。 →ジェイムズ・メレディスの「恐怖への行進」(1966)核実験の方は広瀬隆さんの『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』を思い出します。ジョン・ウェイン、ゲイリー・クーパー、ロバート・テイラー、スティーブ・マックィーン、ヘンリ・フォンダ。ハリウッドの大物俳優が癌で亡くなっているのは、核実験のせいではないかという検証です。今は古本でないと手に入らないようですね。核実験に参加させられた兵士たちを描いたローゼンバーグの『アトミックソルジャー』も入手できません。残念です。 →Wikipedia: ネバダ核実験場 アトミック・カフェ
2007.02.05
コメント(6)
どうも三色揃うのが好きらしい。二とか四ではなくて、三。落ち着くのかな。あんまりたくさん集める気にもならない。三つ揃ってると、なんだかめでたい感じもするし。スーパーで森永のキャラメルを安売りしていたので、ついつい三色買ってしまった。森永というと、反射的にヒ素ミルクと言ってしまうぐらいなので、学生時代には買わなかったな。まあ、あの頃は自分でお菓子を買うこともなかったか。 →Wikipedia: 森永ヒ素ミルク中毒事件 →上野瞭:絵本『はせがわくんきらいや』のこと はせがわくんきらいやこの絵本は1975年に出版され、小学校の教科書に載っていたこともあったはずだが、しばらく入手できない状態が続いていた。ふと思い出して検索したら、やっと復刊されたようだ。集平くん、よかったね。長谷川集平くんは私より一歳年上。私も粉ミルクで育てられたので、もう少し早く生まれていたら、同じようにヒ素ミルクを飲んでいたかもしれない。しかし、キャラメルってのは歯に悪いんだよなぁ。小さな頃は、カバヤのキャラメルが好物だったそうだ。これはほとんど記憶にない。カバヤ文庫も知らない。おそらく下町に暮らしていたころ、近所の駄菓子屋「やなぎや」で手軽に買うことができたからよく食べたのだろう。紅梅キャラメルというのも知らない。 →カバヤ歴史館小学生の時はキャラメルといえば、森永ミルクキャラメルだった。滋養豊富風味絶佳。アナクロなパッケージは、復刻されたのではなかったか。 →森永キャラメルもちろん、グリコのおまけは好きだった。まだ木でできていた。味は、「1粒で2度おいしい」アーモンドグリコの方が好きだったな。でも、ある時「ケンベン」に似ているなと思って、それからあまり食べなくなった。 →江崎記念館明治サイコロキャラメルは大きくて好きだった。 →明治製菓:商品カタログああ、不二家フランスキャラメル!あのトリコロールの真ん中に描かれていたのは、シャーリー・テンプルだったそうだ。つまり、メンタムの蓋に描かれいてるリトルナースと同一人物なんですね。 →まぼろしチャンネル:日本のお菓子に描かれたる外国の子どもたちなんだ、アタシなんでもよかったんじゃん。キャラメル好きだったんじゃん。でも、食べなくなったなぁ。最後に夢中になったのは、ロッテのココロールでした……。あ、ココロール復活してる! →LOTTE NRESLETTER: カカオ香るソフトキャンディが復活!! これはキャラメルじゃなくて、ソフトキャンディなんですね。知らなかった。か……買うか……。
2007.02.04
コメント(12)
「お祈りパンダ」というウィルスが猛威をふるってるんだそうです。ふるってないという説もあります。これです。 →McAfee Avert Labs Blog →マカフィー セキュリティ情報遮光式土偶みたいになっちゃってますが、パンダの絵だということはわかりますね。持ってるのは線香で、お祈りしてるらしいです。「pray(祈る)」と「prey(捕食する)」を掛けてます。かわいいのか気持ち悪いのか、よくわかりません。高橋留美子さんのマンガに出てきそう。こいつがPCに出現したら感染してます。早速駆除してください。でも、おもしろいなぁ。誰が考えるんでしょうね。これが見えたら、おもしろがってる場合じゃないんですが。
2007.02.04
コメント(4)
→Chapter 5: River of Ice契約書にサインをすると、早速初仕事の打ち合わせです。----------------------------------------------John picked out a date on the calendar for me to come back and start recording, what studio to come to and all that, and I left high as a kite, took the subway back downtown and raced over to Van Ronk's apartment.ジョンはカレンダーを見て、僕がまた来てレコーディングを始める日を選び、どんなスタジオに行くとかいったことを決めた。それから僕は凧みたいに舞い上がって地下鉄で街に戻り、ヴァン・ロンクのアパートまで走った。----------------------------------------------若いディランの高揚した感情が伝わってきます。もちろん、走らずにはいられなかったんですね。ヴァン・ロンクのアパートの描写が、とても具体的です。テリがパンプディングを作っています。小さな台所にちらかった食材。フランスパン、レーズン、バニラ、卵。その時目にしたものが書いてあります。テリは鍋の底にマーガリンを塗って、砂糖が溶けるのを待っています。ディランきっとその香りも覚えていることでしょう。生涯で最高のひとときだったのかもしれません。パンプディングなんですねえ。「プリン」なんですけど、穀類ベースの方のプディングですね。そういえば私は以前痛風だったんですけど、「プリン質」の多い食べ物はダメと言われてました。あれは尿酸化合物の原質の「purine」です。 「リーダーズ英和」----------------------------------------------pudding n1a プディング《1) 牛乳と卵を混ぜて蒸すなどしたデザート 2) 穀類をベースに蒸したり焼いたりした食べ物; Yorkshire pudding など 3) スエット (suet) と小麦粉をこねたものに肉などを包んで蒸したもの》.・The proof of the pudding is in the eating. 《諺》 実際に試さなければ真価はわからない, `論より証拠'.---------------------------------------------- →パンプディング レシピ 61品ん、夜中におなかがすいてきました。明日はのんびりできるかな。「バナナブレッドのプディング」に挑戦してみようかしら。 バナナブレッドのプディング
2007.02.04
コメント(8)
人間機械論やチャップリンの『モダンタイムス』を持ち出すまでもなく、人間を機械に喩えることはよくある。東京新聞(2/3付朝刊)「ニュースの追跡」では、田村隆一さんの「恋歌」をとりあげている。---------------------------------------------- 田村隆一「恋歌」 男奴隷の歌 恋をしようと思ったって ひまがない 手紙を書くにも字を知らない 愛をささやく電話もない それでも赤ん坊が生まれるから 不思議な話 男の子は奴隷の奴隷 女の子は奴隷を産む機械 それでも恋がしてみたい それでも愛をささやきたい 言葉なんか無用のもの 目と目で 命が誕生するだけさ 女奴隷の歌 わたしは機械を産めばいい いつのまにか お腹が大きくなって 満月の夜に わたしは機械を産むの 男の子だったら機械の機械 女の子だったら機械を産む小さな機械 仔馬の赤ちゃんだったら 生まれたとたんにトコトコ走って行くけれど 人の子って ほんとに世話がかかる ヨチヨチ歩きまで三百日 機械になってくれるのが三千日 奴隷になるのに六千日 愛って ほんとに時間がかかるもの それでも お腹だけはアッというまに大きくなるわ コーラス 奴隷には涙も笑いもいらない 働いて働いて ただ眠るだけ 鳥や獣や虫がうらやましい 遊んでばかりいて たっぷり眠り たっぷり恋をして そのくせ 機械を産まないんだもの そのくせ 機械を産まないんだから----------------------------------------------ネットでこの詩を探していたら、まさにこの詩を引き合いに出して、柳沢厚生労働大臣の発言もちゃんと前後の文脈から判断しろと、大臣発言を擁護している人がいたので驚いた。奴隷の思想だ。田村さんの詩は女性蔑視ではない。男は「機械の機械」。女は「機械を産む小さな機械」。文明社会への憤りを歌ったものだ。労働による疎外と言ってもよいだろう。柳沢厚生労働大臣の発言はまったく逆なのである。風刺でも、人間蔑視を批判したものではない。むしろそれを推進しようとしている。労働環境を悪化させ、人間を機械化させようという言葉。文脈を無視して言葉の類似だけを採り上げてているのはその件のブログの方だろう。ありゃ本音だよ。失言じゃない。
2007.02.04
コメント(6)
遅い夕食をとってからテレビを点けると、長谷川きよしさんと椎名林檎さんが「灰色の瞳」を歌っていた。「フォークの達人」で林檎姫の歌が聴けるとはなぁ。しかし林檎さん、その髪型では誰だかわかりませんわ。夜中に録画したものを見直した。デビューの頃の話に、美輪明広さんや浅川マキさんの名前が出てきて懐かしい。シャンソン歌ってたんですね。長谷川きよしさんを生で観たのは、あの革新自由連合の頃ではなかったかしら。都知事選で自公民鈴木俊一候補と社共太田薫候補が戦った時。ゲストのつのだたかしさんはリュートとラウタを演奏してくれた。古い弦楽器ですね。つのださんはお兄さんがじろうさんで、弟さんが★ひろさん。ザ・バンドのガース・ハドソンみたい。最後の「黒の舟唄」は、やっぱり一緒に歌ってしまいました。高校生ぐらいの時に、よくギターを弾きながら歌ったのだと思います。どんな川があるのか、わかっていませんでしたが。今もわかっとらんか。 ♪ 男と女の 間には ♪ 深くて暗い 川がある ♪ 誰も渡れぬ 川なれどカラオケでおじさんが吠えるように歌っていることが多かったので、自分では歌わなくなっちゃったのでしょう。 →「心中日本」(1971年) →辻説法 →NHK: フォークの達人1. 歩きつづけて2. 別れのサンバ3. カルナヴァルの朝4. スカボロー・フェア / 達者でナ +つのだたかし(リュート)5. ビアーナへ行こう +つのだたかし(ラウタ)6. 港町 +つのだたかし(ラウタ)7. 化粧直し8. 灰色の瞳 +椎名林檎9. りんごのうた +椎名林檎10. 錯乱11. 死んだ男の残したものは12. かなしい兵隊13. 組曲『ふるいみらい』より ANT あり / BOAT こぶね / EAGLE わし / JOY よろこび14. 黒の舟唄 →黒の舟唄 midi 定番ベスト
2007.02.03
コメント(12)
【追記】リンク先反米嫌日戦線「狼」死ぬのはやつらださんのところに、こんなエントリーがありました。安倍内閣ってやっぱりな。 →暴力団も登場! 松岡農水大臣の怪文書誰が考え出たのか、くだらない日本食認定制度。財務省原案ではゼロ査定だったものを、松岡農相が大臣折衝でねじ込んで満額復活させたそうだ。これで2億7千6百万円の無駄遣いナリ。本物の日本食って何なんだよ。政治家が高級料亭で食うやつか?スパゲティ・ナポリタンなんて日本食だと思うんだが、認定されないんだろうなぁ。これは食文化の保護じゃなくて、食文化の破壊をしようとしているのだ。うつりゆくこそ文化なれ。もっと桁違いの、非常に危険な無駄遣いもある。東京電力の原子力発電所では、検査データを改竄するのが常態化していたそうだ。不二家なんてまだまだかわいいものに見えてくる。どうして怒らないの。「メーカーは電力会社を、電力会社は国をなめている」これは東京新聞の見出しなんだが、もちろんメーカーも、電力会社も、国も、国民をなめきっている。テレビのニュース番組も見る気がしないけど、新聞読んでも腹立たしいことばかり。ああ、浜の真砂は尽きるとも世にボヤキの種はつきまじ。人生幸朗さんの声が聞こえてくる。いや、あいつらやっぱり盗人だ。
2007.02.03
コメント(6)
何度か「GIMP」というソフトを紹介しています。無料で入手できるので本当にお薦めなんですが、高機能なだけにとっつきにくいようですね。残念。 →Gimp wiki - トップページ →GIMPユーザーズマニュアル →Vector: GIMP for Windows昨日本屋さんを覗いたら、なかなかいい本が出てました。 GIMPの教科書。 写真を修整・加工する! 自由にお絵かき! 文字(ロゴ)を作る!どうすればいいのか、PCのキャプチャー画像付きで易しく解説してくれています。もちろんソフトやサンプルの入ったCDも付いてます。完全に宣伝してますが、私は別に関係者ではありません。
2007.02.02
コメント(4)
東京新聞(2/1付朝刊)「こちら特報部・ニュースの追跡」では、日米における反戦運動の違いが取り上げられている。[見出し]----------------------------------------------米で反戦再燃 日本燃えぬわけベ平連世代「いま、動かねば」原則なき時代生き方示せない----------------------------------------------写真は「34年ぶりに反戦集会に参加したジェーン・フォンダさん」だ。「沈黙はもはや論外だ」と、増派阻止を訴えたという。この盛り上がりが日本で報道されることはあまりないようだ。くだらない「情報番組」でいいかげんなことを放送していたので、総務省は「民放15社から監督体制聴取」すると報道されていた。日本放送協会NHKが時の権力者にお伺いをたてながら番組を作っていることは、既に明らか。これからも熱い映像は伝わってこないのだろうか。記事では、60年代から70年代にかけてベ平連(ベトナムに平和を!市民連合)で活動した人たちの言葉を載せている。小田実さんは日本でも地道な活動があるが、マスコミが無視していると指摘する。吉岡実さんは、ベ平連も米兵脱走兵の支援を始めるまでは、東京での毎月のデモの参加者は数十人程度だったと振り返る。武藤一羊さんは現在の違いをこう分析する。----------------------------------------------「日本には戦後、『平和と民主主義』という戦前経験を背景にした原則があった。原則とは踏みにじられることを許さない大切なもの。これが冷戦終結もあって九〇年代半ばに崩れた。米国の原則は『自由』。これは戦争の動員力になる危険もあるが、今も反戦運動の背景にもなっている」----------------------------------------------なるほど。合州国市民の原則は変わっていないが、日本国市民は原則となる価値観を失ってしまった。だから、極右的発言を繰り返す都知事がでかい顔をしていたり、アベちん内閣なんてものが成立していたりするのだろう。吉川勇一さんはさらに厳しい。----------------------------------------------九条の会を批判するわけではないが、高齢者が集まり、まだ仲間がいると安堵している雰囲気がある。これでは世論の基準は変わらない。----------------------------------------------それでも吉川さんたちが編集した護憲パンフレットは増刷を重ねて、一万5千部を超えたそうだ。本当に皆が皆『平和と民主主義』という原則を喪失したわけではない。----------------------------------------------(反戦運動などに)若者がいないのは困ったことだが、嘆いてみても仕方がない。というより、現在の政権の動きをみれば、それに悩む余裕はない。----------------------------------------------そう、本当に余裕がない。「戦後」を清算すると豪語する「昭和の妖怪」の孫になんぞ、負けるわけにはいかない。今止めなければいけないのだ。幸い、今はインターネットがある。ネット右翼なんて、実際はたいした人数がいるわけではない。元々組織や団体が嫌いな私のような人間でも、考えや思いをはっきりと発信できるのだ。つまらない嫌がらせのコメントは面倒だけど、そんなもののせいで黙るのだけはよそう。マスコミが垂れ流す嘘なんかには負けない。憲法九条が「原則」だと思っている人は、まだまだ多いはずだ。他人に頼る必要はない。自分が声を挙げられるかどうかだ。私は後悔したくないから、しつこく言い続ける。9条を殺すな!
2007.02.02
コメント(4)
Vine Linux 4.1CR(製品版)の案内が来た。おお、欲しいなあ。でも、今これを入れるPCがない……あ、あるわ。使ってないデスクトップがあるある。M$ Windowsの新バージョンは魅力を感じないが、Vineは新しくしておきたい。もっとも、製品版でなくてもまったく問題はない。無料でダウンロードすればいいだけの話。サーバ機は現行のシステムでいいけれど、できれば普段使うノートもこれにしたいなぁ。さて、お布施のつもりで買おうか、どうしようか。 →Vine Linux 4.1CR →ヴァインランド Vineland:トマス・ピンチョン著 山形浩生訳 ヴァインランド
2007.02.01
コメント(4)
「プロ市民」なんて言葉を遣う知的水準の低いコメントは無視した方が良いのだろうが、恫喝に屈して沈黙したと思われるのも嫌なので、適当に返事を書いておいた。私は日教組でもプロ市民でもない。こういう人は、誰かに作ってもらった脳内世界で暮らしているのだろう。そして、匿名で鬱憤晴らしのコメントを付けて回る。寂しいやつだのぉ。2007/01/31, 60.32.7.133, Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/418.9.1 (KHTML, like Gecko) Safari/419.3今回のサンプルは、マックユーザーのようだ。Mac OS Xで標準搭載されているというWebブラウザ「Safari」はちょっと気になるなぁ。 →アップル - Safari →教育基本法改悪は戦争への第一歩----------------------------------------------バナーが稚拙なんじゃなくて、主張が稚拙なんだと思います。憲法改正=軍国主義教育基本法改正=戦争強制日の丸君が代=国家主義歴史を色眼鏡なしで見た事無い人の考え方だと思います。国民の7割が基本法改正を支持していますよ。反対を叫んでいるのは日教組とプロ市民のみ。これ以上日本人の足を引っ張るのはやめて下さい。日本と言う国家が嫌なら、邪魔しないで出て行ってほしい。中国でも北朝鮮でも韓国でも、理想の国に移住して下さい。 by ちせつなつこ (2007-01-31 17:24)-------------------------------------------------------------------------------------------->歴史を色眼鏡なしで見た事無い人それを曲解という。歴史的事実を歪曲しようというのか。私にこの国を出て行けという権利は、あんたなんかにはない。気にくわないものがあったら排除しようとは、>中国でも北朝鮮でも韓国でも、理想の国あんたはそんな国が理想なのかい。やなこった。 by 幻泉館主人 (2007-01-31 22:45)----------------------------------------------
2007.02.01
コメント(8)
全45件 (45件中 1-45件目)
1