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2023.10.27
テーマ： 円安(19)
カテゴリ： カテゴリ未分類
円安で増益効果
主要企業10社で
１兆4000億円・程度か❓❗️－
トヨタが筆頭⚡️
✒️黄恂恂
🗓️2023年10月27日08:25 JST
１ドル＝150円前後の円安水準が続く中
為替変動の業績への影響度を公表している主要企業の今期
（2024年３月期）利益には
時価総額
上位30社の内
感応度を開示する
10社の決算資料etc.を基に
試算した
期初から10月25日までは
ドル・円レートの実績値を用い
26日から期末迄は
現在の水準で在る
150円が続くと仮定して
今期の為替レートの平均を算出
感応度を乗じて業績への影響を算出した
恩恵が最も顕著に現れるのはトヨタ自動車で
ドルに対して１円の円安が営業利益を450億円押し上げる
輸出関連が多くを占める上位企業全体では追い風となる。今後業績予想への反映により上方修正期待が高まる上、上振れ分を株主還元や従業員への賃上げに繋げる余裕が生まれる可能性がある
一方で、長期化する円安は輸入企業にとってはコスト増により業績悪化リスクと成る
輸入飼料の価格高騰など原料価格の高騰で、酪農企業などが倒産した
一部の企業にとっては円安は必ずしも喜べない状況だ
多様な事業を抱えるソニーグループの場合は、事業ごとに為替感応度が異なる。ゲームやエレクトロニクス事業ではドルに対して円安が業績にプラスに働くものの、半導体や米国を主な拠点にしている映画製作などの分野では円安により費用が増加する
調査した各社の今期の想定レートは１ドル＝125円～135円で、いずれも現在の円安水準が反映されていない
◆主な影響は以下の通り：
社名
今期想定レート
(対ドル、円)
営業益感応度
（億円）
トヨタ自動車 125 450
ホンダ 125 100
第一三共 130 -7
武田薬品工業 131 13
出所：各社開示資料よりブルームバーグが作成
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