GOAL通信

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2009.05.23
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カテゴリ: 未分類




 2週間に渡り対策で立ち会ってきた「理・社」については、

 その理解度と手応えで大体予想が付く。

 かなりの高い数字が出るであろう生徒が数名いた。



 理科と社会はよくまとめて括られるが、

 そもそもまったく毛色の違う教科である。

 この両方をしっかり仕上げてくる生徒は意外と少ない。


 合計で何点取ってくるか、報告を待ちたいと思う。






 ほんの数回だが、問われるベクトルに沿ってポイントを押さえる指導を進めた。


 真剣に向き合える、資質の高い子だ。

 最初は、湿度の計算や幾つかの原理で、相当戸惑っているようだった。

 ヒントやコツを与え、とにかく解かせることに徹した。

 徹底して肌に感じるほどに解かせた。


 私に執拗に攻められ、さらに家で何度も解いたのだろう、

 回を追うごとにレベルが高まっていった。

 最後の授業での完成度は、

 速度も精度もほぼ合格点だった。




 昨日、試験の結果を報告してくれた。


 1分野の定比例の法則で、酸素の質量を計算ミスした。



 ミスはそこだけだった。


 98点。


 十分誉めてあげるべき素晴らしい得点だが、

 私は、彼女にはこの得点の意味をぜひかみ締めて欲しいと思う。



 2点の重み。



 何よりも彼女の掴むべき到達点はここではない。



 彼女は100点を取りに行っている。

 9割ではなく、満点を取りに行っている。

 100点を取るためにはどうすべきかと考え、完成を試みている。

 素晴らしいことだ。



 98点は到達点ではないのだ。


 私は、その姿勢がある限り、

 いつも目標を掴み取れる位置にいられるのだと思っている。



 「ひとつ失敗しました。試験前も間違えていたところです」

 「そうか」


 私は誉めも追求もしない。

 どうすべきだったかは、もう本人が知っている。

 そしてそれは、すでに次の免疫になっているに違いない。


 100点なりの緻密な完成。

 期末にその作業を託す。





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最終更新日  2009.05.24 01:06:15


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