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断捨離スイッチが入りやすいのは、12月。今日は今年最後の粗大ゴミの日で、持って行ってもらえてスッキリ!捨てたのは、マグネット、壊れた時計、モップ、箒、フライパンの蓋など。タイムリミットがあると、仕事がはかどりますね。先日、本は20キロほど寄付として送り、資料もゴミ袋2つ分ほど処分。おかげで、本棚、机まわりがスッキリ!新しい年を迎える準備ができました。やましたひでこさんの断捨離塾で毎月学んでいるので、それなりに片付いてはいる。そう、私なりにずいぶんがんばっているつもり。家族の共有スペース、台所とか洗面所とか居間など、毎日きれいにするけれど、仕事の資料を整理をするための時間とエネルギーが不足しがちの傾向あり。以前、PCが壊れたとき、「あ~、これでデータの整理をしなくてよくなった」と内心ホッとした自分も確かにいたよね。他人と比べないこと、マイペースで、計画的にが、長続きのコツ。そういえば、最近、探し物をすることがなくなった。年をとってから探し物が減るって、この点だけでも上出来!思えば、若いときは、探し物が多かったなぁ…さて、さて、私のクライアントさんも、今年は大台をまたぐ人が多かった。30代から40代、40代から50代、50から60代。来年は、60代から70代の方も。というわけで、結構、断捨離、終活に興味を持っている人が多い。いまの自分のエネルギー総量、ペース、環境、目的、方向性など、見直してみては、いかが?生き方、仕事、人間関係など、心の重荷を軽くしましょう。年末年始のこの時期は、心の整理をするいいタイミングです。
December 21, 2017
朝日新聞(2017年6月5日)に「死後離婚」の話題が掲載されていました。介護や墓守に不安を持つ人が増え、10年で1.5倍に増加!死後離婚とは、配偶者が亡くなった後、配偶者の血族である「婚族」と関係を断ち切ること。配偶者と死別した場合、関係を終了するには、役所へ「婚族関係修了書」を出す必要があり、これが「死後離婚」。嫁の責任を全うしようと真面目に考える人ほど、婚族との関係に悩んでしまう傾向が強いです。親亡き後の実家の片づけをふくむ諸問題への対応でも結構たいへん。義理の関係となると、さらにハードルがあがります。義父母と同居している場合、「もし、夫が先に逝くようなことがあれば?」ということも、自分が元気なうちから考えて心の準備をしておかないといけない問題。「縁を切る」というと、ずいぶんきつく響くかもしれないけれど、「いまの自分にとっての適度な距離を見直す」と考えれば、いいわけです。自分も年を取ります。体も気持ちもついていかないときもあるでしょう。重荷をもう背負わなくていいのです。今日は、一心寺へ行きました。http://www.isshinji.or.jp/10年ごとに作られる新しいお骨佛様のお披露目。月曜日の早い時間帯だったから、予想していたほどの混雑はなかったです。この10年は、納骨なさる方が、1.5倍に増えたと新聞で読みましたが、墓の管理に悩み、墓じまいをする方も増えているから自然の成り行きですね。死後離婚も、自然の成り行きと言えます。しかし、生きているうちに話し合うのも大事なことで、死後離婚すればよいと先送りするのもよくないという考え方もあります。あなたは、どちら?あるいは、どちらでもない?、
June 8, 2017
今年も小梅をつけました。2006年の5月、このブログを始めたころには、こんなことを書いていました。-----------------「梅干しにカビをはやすと、死人が出る」なんて、コワイ話が 頭にあったもんだから、なかなか梅干し作りに挑戦できなかった。 「カビを生やしてしまったら、どうしよう?」なんて 迷信は信じないほうなのに、躊躇していたころがあった。 今日、梅についていたつくり方の紙を見ると 「カビが生えたら、取り除いて下さい」とあった。 そうなんだよね。カビが生えれば、取り除けば、終わり。 梅干しにカビを生やしてしまった嫁が、人目に触れぬように 川へそのカビ梅干しを捨てに行った、なあんて話をいつ聞いたのか忘れたけど 記憶に染み付いてるものって、ブレーキになるなあ。-----------------つまらない話が、ブレーキになっているってことはありますね。気がつかないとブレーキだらけ。一歩も前に進めなくなります。2006年のころまで病人が多かったことも、梅干しづくりを躊躇した一因。さて、今年の梅仕事。ひとりで2キロの小梅のヘタ取り。3年前は、珍しく夫といっしょに小梅のヘタ取り。塩加減も、夫が自分流にアレンジして、「これからは自分が漬ける!」と意気込んでいたけれど…一回やってみたら、「なあんだ。簡単すぎる」と興味がなくなってしまったのか。去年も、今年もノータッチ。夫の友人は、こだわりの梅干し、梅酒づくりに精を出しているとのこと。興味の方向は、人それぞれ。ブレーキも、人それぞれ。COOPで頼んでいた梅が届くタイミングもあるし、自分でやったほうが早いしと思うと、3年前のようには、いかないものです。自発的な行動を引き出す段取りをするのも、結構めんどうなものです。
May 31, 2017
「高齢者だってセックス」言えない性の悩み NHKクローズアップ現代+ 5月18日http://www.nhk.or.jp/gendai/archives/先月、****サイト閲覧の75歳の男性が5000万円以上をだましとられる事件が発覚。同様の被害に悩む高齢者は急増。介護の現場では、利用者によるセクハラや恋愛といった性の問題に日々直面している。性欲はあるのに周囲に相談できない高齢男性。妻との関係をどう築けば良いのか、息子や娘たちはどう向き合えば良いのか。ゲスト:田原総一朗さん (ジャーナリスト)、宋美玄さん (性科学者)NHKでどこまで話すのかなと思ってみていたが、一般常識程度。高齢男性といっても、当然のことながら状況はいろいろ。妻と同居でも、寝室が別、あるいは、病気療養・介護中。離婚、死別でも、同居家族がいるといないでは、話は違ってくる。それに、みんながみんな性欲が強いという話でもないと思うが。看護師やヘルパーがセクハラ被害に遭ったという話も、よく耳にする。それも相談し難い話だろうが、家の中で起きた場合、嫁の立場であれば、もっと声を上げにくい。何も起こっていない状態であれば、なおさら。定年退職した舅が家にずっといるので、パートが終わっても、家に帰りづらい。姑が入院中、舅の世話をしたけれど、舅の態度が優しすぎる、「怪しい」と退院した姑にいびられた。この二つのケースは、妻がいるケース。「何も起こってはいない」と本当に言えるだろうか?嫁の緊張感、心労は非常に大きい。舅の介護をする嫁は、昔に比べれば少数派だろうが、嫁を死別した妻と勘違いした舅が、いろいろ要求してくることもある。夫や夫のきょうだいに相談しても、「まさか、親父が」と言われ、聞き流されることもある。先日、防犯腕章をつけた高齢男性が、小1の女児を触ったというニュースもあった。そういう趣味の高齢者がいることを考えると、子どもの世話を舅や近所のおじさんにみてもらうなんていう平和な時代は遠くなったのかなと思う。
May 19, 2017
『親の介護で自滅しない選択』介護・暮らしジャーナリスト 太田差惠子 著/日本経済新聞出版社突然はじまる介護突然はじまる同居いきなり、決断しないといけないことばかり。心の準備、シミュレーションは必要です。62の質問に、「自滅する人」「自分の人生を大事にできる人」の答えがそれぞれ書いてあります。自滅する方の答えには、親からの刷り込みや自分自身の思込みの強さが出ています。継続できるかどうかが決め手。追い込まれると目の前のことしか見えなくなります。余力のあるうちに、継続支援の方向で進めることが、双方にとっていい結果になると思います。この本を読んで、バランスのとれた見方ができるようになれば、自滅する人は減るだろと思いますが、親の希望に添いたいという人には、難しい面もあるようです。親を3人看取り、いま最後のひとりと同居している我々夫婦には、役立つことも多いです。ちなみに、「別居の親から同居してほしいと頼まれたら?」の質問では、自滅する人→支障はあっても同居の方向で検討自分の人生を大事にできる人→原則、同居はしない。夫は、自滅派、私は、自分の人生を大事にできる派。押し切られての同居。夫は自滅派の答えを選ぶタイプ。同居7年目で、かなり変わった部分もあると期待。実家の親は10年前に亡くなったけれど、延命治療はしないことも含め、事前に多くのことを決めて、遺影も用意しておいてくれたので、弟も私もある意味、ずいぶんラクであったと今更ながらに思います。夫の家族は、ほぼ真逆。机の上にさりげなく置いておいたら、夫が興味を示してくれました。すぐ読んでほしいけど。いつになるかな。意識改革のために、是非この連休のうちに読んでもらいたい!
April 30, 2017
意志の疎通がうまく行かない、気持ちが伝わらない、行動がかみ合わないのは、もしかしたら自分のせい?自責の念に長年苦しんでいたある女性は、体調を崩してカウンセリングを受けたときに、夫が発達障害である疑いを指摘され、「ああ、自分が悪いわけではなかった」と自責の念から解放された。そのような事例が、4月26日の朝日新聞に掲載されていました。http://www.asahi.com/articles/ASK4N21X3K4NUBQU001.html?ref=sp_con_mailm_0426_16 DV夫やモラハラ夫と言われる人のなかに、こういうケースも含まれています。世間的には問題なくみえる夫への不満を訴えても、姑も、母も、友人も、知人も、周りの人が大人の発達障害についての知識がないものだから、理解できず、非難や説教でかえって妻を苦しめることになりがちです。そういう妻たちのことをギリシア神話に出てくる予言を信じてもらえなくなった登場人物になぞらえて「カサンドラ妻」と呼びます。カサンドラ症候群は、妻や夫などのパートナー以外でも起こります。カサンドラ症候群:アスペルガー症候群がある人の家族や身近な人が、コミュニケーションをうまく築けないために起こる二次障害のこと。 夫が発達障害かどうかの診断は、医療機関で問診や成育歴の聞き取り、スクリーニングテストでわかります。けれど、当事者が生活にとくに不便を感じていない場合、自分から医療機関を訪れようとは思わないでしょうし、診断は幼少時の様子がわからないことなどから難しく、対応できる機関は少ないという現状があります。まずは、大人の発達障害について書かれた本でチェックしてみましょう。妻たちの自助グループもあるので、ご心配な方は検索してみては? (妻が発達障害で対応に悩むも夫が参加できるところもあるそうです。) カサンドラ 語源:ウィキペディア 要約ギリシア神話に登場するトロイの王女の名。太陽神アポロンに愛されたカサンドラは、アポロンから予知能力を授かる。しかし、その能力でアポロンに捨てられる未来を予知したカサンドラはアポロンの愛を拒絶したので、怒ったアポロンに「カサンドラの予言を誰も信じない」という呪いをかけられた。カサンドラは真実を知って伝えても、人々から決して信じてもらえなかった。
April 29, 2017
早めのバースディ祝い旅で、イギリスへ。今回は、伊丹発のツアー。十数年前、娘とふたりフリーであちこち回ったけれど、ツアーもなかなかいい。今回、ひとり参加OK、相部屋OKで、フリータイムも2日ありました。ひとり参加の女性は7人。7人のうち6人が、60歳以上。長男の嫁が、少なくとも6人いました!姑を看取った方3人、いま介護中、見守り中の方3人。「自分も年を取るので、親の介護が終わってから旅行しようなんて、思わない方がいい」と。そう言えば、義母が「友達のとこのお嫁さん、また海外に行くねんて」と言っていたけど、嫁どうし、いずこも同じか。 日常を離れ、エスケープ? いや、リフレッシュ!「義母のことは思い出さない」と心に決めていたものの、似たようなタイプの方にウロウロされて、頻繁に思い出すことに…… おひとり参加の高齢の女性が、迷子になったり、集合時間を間違えたり……「若いうちに海外に行っとこうと思いまして、5月は、ロシアに」などとのたまう。ひとり暮らしが長く、仕事もなさっていて、スゴイ方。しっかりなさっているけれど、思い違いも多く、マイペース。自分も、いずれ、そうなる危険性もありそう。 「運転免許みたいに、旅行の前に認知症テストが必要よね」という声もチラホラ。けれど、旅行の申し込みができるなら、止めるのは難しいよね。家族と同居していなくて自活しているなら、離れて住む子どもは、認知症かどうかなんてわからない。まして、海外旅行に申し込んでるなんていうことも、知るはずもない。こういう類のリスク、ますます増えるんだろうなと思いました。 それにしても、添乗員さんや現地ガイドさん泣かせ。今回は、娘のように、嫁のように、孫のように、みんなで気配りをしました。結果的に、いいチームワークができ、みんなの優しさを感じました。それにしても、ひとり参加の方って、距離の取り方がうまいですね!さりげない気配りもありつつ、心地よい距離感でした。
March 6, 2017
3月3日(金)最終回。「人形の家」http://www.nhk.or.jp/nagoya/okamusu/story.html再放送:3/7(火)午後3:10~3:59(総合/全国)顕子(斉藤由貴)は美月(波瑠)を部屋に閉じ込め自分の元に戻ってくるように説得するが、美月は拒否。しかし、それなら「自分を殺して」とまで言う顕子。その後、ふらふらと町をさまよい、家族で顕子を探し回る。茫然自失の母が車に轢かれそうになったのを美月は助け、ほっとけないといっしょに家に帰る。父親の浩司(寺脇康文)はそんな二人を見て、結局元に戻っただけかと落胆する。一方、松島(柳楽優弥)は、買い物中の美月と顕子の前に突然現れ、美月を強引に連れ出す。そして、二人は長年会っていなかった松島の母親に会いに行く。顕子と新居のための買い物では、ついつい母の好みに合わせてしまう美月。別の日、松島に「自分の好きな物を選べばいい」と言われ、母の好きな物はすぐわかるのに、自分の好きな物は、なかなか見つけられない美月。 父親は、新しい勤務先、インドネシアに旅立つことに決める。「いっしょに来てほしい」と言うが、拒否する顕子。離婚届と貯金通帳を置いて、出発。ギリギリに見送りに間に合い、「後から行ってもいいか? もう一度、一からやり直したい」と言う。そして、やっと完成した家は、「売家」に。顕子の出発の日、美月は見送らない。顕子は、ひとり旅立つ。 取っ組み合いのケンカのシーンもあったけれど、最後はきれいにまとめてハッピーエンドか。ドラマの結末を引きずらなくていいけど、なんかモヤモヤ。 夫が仕事で海外へ行くとなれば、ああいう病的な母親は、いよいよ娘に寄りかかってきます。実際、「殺してくれ」と言ってたから、娘は、母が発作的に自殺するのではないかと心配になる。「落ち着くまで、しばらく入院しては?」と言われても、おかしくない母の状況。娘とケンカして自殺未遂を繰り返す母、うつになる母の話も、ときどき聞きます。娘の罪悪感も大きくて、そんなつらい思いをする親子ってドラマの世界の出来事ではなくて、そんなに珍しいことではないのです。何十年も続き、80代になっても、まだ母のことで悩んでいる方もいます。 家houseは、単なる入れ物。家があるから、家庭homeになるとは限らない。家ができればとか、子どもが生まれればとか、そこに向かって進むことで、次の景色が見えてきます。意図した結果とは違うかもしれないけれど、見ようとしなかったモノ、隠れていたモノが表面化。一瞬にして、魔女の呪いが解けたように、生まれ変わろうとする母、顕子。 リセットするのに、新しい環境は必要ですね。夫のいるインドネシアに向けて、空港から旅立つのは象徴的。 母娘問題は、結局、夫婦問題という、まとめ方かな。
March 6, 2017
NHKドラマ10「お母さん、娘をやめてもいいですか?」今週金曜日は、第三話。第一話「蜜月」では、顔色を見てママの気持ちに合わせようとしたり、困ったことは何でもすぐママに相談するヒロインが描かれていました。アドバイスをもらって、行動。ママに「大丈夫」と言ってもらって安心。ママは、娘に感謝されて、安心する。自分の言うことを聞いていれば、間違いないと。 長年の行動パターン。娘は自分の好みや気持ちより、ママ優先。ママは、「あなたのためよ」と言って、娘を支配。ママの気持ちにそって行動する方が、面倒が起らないと思う娘の選択。しかし、娘の頭には、十円ハゲが…それが、ストレスとうすうす娘も気づいている。 逸脱しているのは、ママである顕子。娘の引き出しを開けて日記を読んで、心配な生徒のデータを収集、困ってる娘に対応をタイミングよくアドバイス。おまけに、娘を尾行、デートの様子を双眼鏡で観察。ここまで来たら、病的。 ママの母、娘にとっては祖母役を大空眞弓が演じていた。こういう人、います!いちばん、リアルに迫ってきました!施設にいる祖母は、「息子は嫁の言いなりで、会いに来ない」とこぼしていたけど、息子は、しっかり彼の妻を守っている。境界線が引けているわけ。この母に近づいては、自分の家庭が危うくなると知っている。それで、余計に長女である顕子ママが、怖い母親のケアと支配から逃れられない。認めないことで、怖い母は長女であるママをコントロール。 ここで、姉弟問題が出てくる。今後、ママ顕子の抱える強い母との母娘問題、、母娘の共依存関係から目が離せません。 第二話「三角関係」では、母娘と青年と3人でデート。母の言葉通りに、心配な生徒にアドバイスしたり、家庭訪問をしたりしたことが、逆効果に。懇談会で保護者に責められる娘。その悩みを青年に相談している娘の様子を盗み見、交際をやめさせようとする顕子。第三話『暴走」では、どんな展開になるのか?動画は、こちら↓http://www.nhk.or.jp/nagoya/okamusu/story.html
January 24, 2017
今月、一番印象的だったセミナーは、田房永子さんとフェミニストカウンセリングの初コラボ、「キレる私」と「母娘問題」。田房さんの講演・フェミニストカウンセラー加藤伊都子さんの対談。加藤さんは、『私は私 母は母』の著者。 『キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~』は2016年7月刊行。そこに至る田房さんの変化が、わかりやすい言葉で語られました。前作の『母がしんどい』も、4年ほどかかってまとめたとのこと。ネットでいろいろ情報を探したけれど、自分のしんどさを説明するものに出会えなかったと。 本当に必要な情報に出会えるまでにどれほどの時間、年月を費やすか…早く出会えた方は、まだラッキーです。「ああ、自分だけの問題ではないんだ」と気づけるから。気づいてからも、深いところまで自分の心の中を覗き込むと、理解が深まるにつれて、見たくないモノも見えて、しんどくなることも。されど、整理がつくて、驚くほど、スッキリ嫌な思いを手放せて、母親と距離をとるのが、とてもうまくなります。田房永子さんのファン、20代~70代まで幅広い年代の方が大勢参加されていました。祖母、母、娘へと、母娘問題の負の遺産が受け継がれていくこともあり、根深さを感じました。 田房永子さんは、カウンセリング、箱庭セラピーなど、いろいろ試してみて違和感も感じたとのこと。カウンセラーやセラピストも、それぞれ得意分野があり苦手なテーマもあると知らなかったからで、余計に落ち込んだこともあったそうです。 『キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~』を読んでいると、声を出して笑ってしまうところ、切なくて涙ぐみそうになるところがあります。母娘問題でお悩みの方、『母がしんどい』と『キレる私をやめたい』をお勧めします。年末年始、モヤモヤすることがあったときは、思い出してね。 AD
December 23, 2016
『重すぎる母 無関心な父「いい子」という名のアダルト・チルドレン』信田さよ子 著https://www.amazon.co.jp/%E9%87%8D%E3%81%99%E3%81%8E%E3%82%8B%E6%AF%8D%E3%80%81%E7%84%A1%E9%96%A2%E5%BF%83%E3%81%AA%E7%88%B6-%E9%9D%99%E5%B1%B1%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E4%BF%A1%E7%94%B0-%E3%81%95%E3%82%88%E5%AD%90/dp/4863890923アダルトチルドレンというのは、自己認知に関わっている言葉なので、「私はアダルト・チルドレンだ」と自分で自覚すればいいのです。実際、「ワタシ、ACなんです」「機能不全家族に育ちました」と自覚しておられる方からの相談は多いです。自覚なさっている分、話が早いです。「お母さんダイキライ! ずっと苦しかった」と言われて、ショックを受ける方もおられます。自分の仕事の忙しいときも、体調の悪いときも、娘のための送迎、早朝の弁当作り、試合の応援など、サポートしてきたのに…良かれと思ってやってきたことを、子どもは親の支配、過干渉だと思っていたのか? ずっと、何もかも親に合わせてきたというのか?そんな母親の嘆きも、よく聞きます。親との関係が息苦しくなったとき、とにかく囚われの自分を早く解放しなくてはと、親を悪者にして飛び立っていくといくことがよくあります。それが、旅立ちのエネルギーとなるのでしょう。自分自身の甘えにも気がつき、あんな親ではあるけれど、感謝できる部分もあると気づけることもあります。もちろん、そうはならない場合もあります。この本が、いま一度、自分自身と自分の家族を見直すきっかけになればと思います。
October 13, 2016
子育てと介護のダブルケアをしている人は、30~40代の8割を占め、晩婚化や高齢化によって、ダブルケアを抱える人は、さらに増加する傾向。40歳以上の45.4%が、身近な問題と感じていることが、厚生労働省の調査で分かりました。 http://www.asahi.com/articles/ASJ9C2HF9J9CUBQU004.html 40代と言えば、仕事も多忙、更年期の症状も現れる時期。子どもが小さい方も、受験生の方も、おられるでしょう。最近、疲れやすくなったと感じる方も多いでしょう。 親が元気なこともあって、これまでは、うまく距離を取って付き合ってきたつもりの方も、いろいろ問題が起こりがち。自分の気持ちを抑えてきたことや子どもの頃の嫌なできごとが、思い出されてくるということは、よくあります。不思議なことではありません。 後回しにしてきたこと、ふたをしてきた思いに向き合ってみるタイミングでもあります。 そうすることで、自分自身の思い込みが誰から来ているのか、いまも縛られているのはなぜかを理解できます。傾向に気づけば、対応もうまくなっていきます。母娘問題を考えることは、自分と子どもとの関係づくりにも役立ちます。
October 7, 2016
脇田晴子先生のご冥福をお祈りいたします。http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20160928000161脇田晴子先生が大阪外国語大学で教鞭をとっておられたころ、日本の中世史、女性史、女性学などで講義を受けました。仕事、学生生活、家事、子どもの受験、そして、親の介護もふりかかってきて、40代初めの私は、毎日忙しかったけれど、先生のお話の数々に、勇気づけられました。長い歴史を見ると、政治的、意図的に変えられたことがたくさんあると学びました。例えば、巫女。初めは神職に女性がついていたのに、ある時代から男性に取ってかわられたこと。出産もしかり。産屋が建てられ神聖な場所として扱われていたのに、血の穢れという概念が入ってきて、見方が180度変わったこと。江戸時代の庶民は女性も仕事で忙しく、モノ売りから、おかずを買うことが多かったこと。昔の人も、おかず買ってたんだ!夫や、義父母に「料理に手抜きしないこと」とプレッシャーをかけられ、毎日の食事づくりに頭を悩ませていた私の心が、フッと軽くなりました。翌年には、別の大学に行かれたので、あの1年は貴重な学びの時間でした。時代は変わって平成の世になっても、おそろしいほどに変わっていない部分があります。私たちが日々遭遇するのは、古くて新しい悩みです。あのころ読んだ本をご紹介。『ジェンダーの日本史 上・下』https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%B2%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89%E5%AE%97%E6%95%99%E3%81%A8%E6%B0%91%E4%BF%97-%E8%BA%AB%E4%BD%93%E3%81%A8%E6%80%A7%E6%84%9B-%E8%84%87%E7%94%B0-%E6%99%B4%E5%AD%90/dp/413026060X/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1475114996&sr=1-1&keywords=%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%B2%E3%80%80%E4%B8%8A
September 29, 2016
『困った親とどうつき合うか』Are Your Parents Driving Crazy?ジョセフ・イラード/キャロル・R.・ロスマン 著 久しぶりに図書館に行って、見つけた1冊。 本書は、頭もしっかりしているし、充分に生活できるが、簡単に解決可能な「ある特定の問題」になると、なぜか道理が通らなくなる親たちとのつき合い方についてのアドバイスが満載。 「あなたは、あなたの親の親になろうとしてはいけません。親が若い子供を見張るようなわけにはいきません」とキャロル。 本書には、高齢の親が車の運転を止めない、医者の進める検査を断るなど、さまざまなケースが紹介されています。「あなたは、何に引っかかっているのか?」「問題解決の話し合いに誰を含めるか?」「あなたの目標(ゴール)は何か?」適切な質問によって問題を明らかにし、緊急度を見極め、解決へと導いていきます。 自分の気持ちを整理し、折り合いのつくゴール設定を考え、解決可能な選択肢を用意する助けとなります。 まさに、セルフコーチングするのに、ピッタリの本です。 親の問題で悩んでいるのは、あなただけではありません。 私が、『心が折れそうな嫁が読む本 姑と暮らすシンプルな習慣』を書くときも、経験豊富なビジネスパーソンのアメリカ人の先生と、家族のコミュニケーションの日米比較の話をたくさんしました。文化は違うけれど、共通する問題は多いです。日本の方が、親子の密着度が高いから、しんどいことも多いと思います。 あなたのモヤモヤを整理し、現状を打開するのに役立ちます。
September 26, 2016
『人はいくつになっても、美しい』THE WAY WE WORE DAPHENE SELFEダフネ・セルフ著 幻冬舎 70歳のクライアントさんのバースディプレゼントに選んだ一冊。 帯の紹介文は「88歳の現役モデルが教える昨日のあなたより、今日のあなたを好きになる方法。」とあります。 20代に5年間モデルをしたあと、夫の死後、70歳で再発掘されたそうです。 年齢はただの数字 歳を取った自分だからこそ、できることがある シワもシミも老いもひっくるめて、この世にあなたはたった一人 好奇心は、知恵と幸せをもたらしてくれるもの 悲しみは乗り越えるのではなく、寄り添いつき合っていくもの 老いはみんなに訪れるけれど、成長は望む人にのみ訪れる 誰かが用意した選択ではなく、「自分のため」に自分が選んだ道を etc 私は20代の頃、グランマモーゼスに出会いました。70歳で絵を描き始め、80歳で個展を開き、100歳まで絵を描き続けたという農家のおばあさんが、とてもステキに思えました。いくつになっても、ステキな生き方ができるんだと希望にもなりました。 いまは、ご高齢で活躍されている生き方のモデルが多いです。自分の中で、「もう歳だから」とあきらめなかったら、ちょっと考え方を変えたら、人生楽しめるかも。 そう思った方が、楽しいのではありませんか?
September 19, 2016
連城三紀彦の傑作小説のドラマ化、観月ありさ主演の『隠れ菊』が9月4日にNHKでスタート。浜名湖畔の料亭、花ずみを引き継いだ上島通子の波乱に満ちた日々を描いたサスペンスフルなドラマ。急逝した先代の女将キク(松原智恵子)から、「あなたは、いいのよ」「あなたは、家庭を守るのが仕事だから、水商売はしなくていいのよ」などと言われ、料亭の仕事からは、一切遠ざけられていました。その姑に愛され、認められていたという夫の愛人が現れ、夫の署名のある離婚届を見せられ、そのときになって初めて、姑の言葉の裏の意味が理解できるのです。結婚して、17年も経ってから・・・彼女が、古い友人に「攻撃してこない人と戦うのは難しい」と語る場面が印象的。そうですね。もっともらしい理由、優しさを含む言葉で、たくみに縄張りから締め出すテクニック。水面下での静かな攻撃。もし仮に、嫁が早めに気づいたとしても、いったい誰に相談できたでしょう?「考え過ぎ」「被害妄想でしょ」と取り合っては、もらえないでしょう。姑は、一回目でお亡くなりになったけれど、この母が息子に刷り込んだことは、今後も影響力を発揮します。あなたは、大丈夫?あなたの気がつかないうちに、静かな攻撃は、進行しているかもしれません。観察力を磨きましょう。 『隠れ菊』www.nhk.or.jp/pd/kakuregiku/
September 5, 2016
母娘・嫁姑関係をテーマにした新しいブログ。「母娘・嫁姑のシンプルライフ塾」 都合のいい娘にも、よくできた嫁にもならない生き方レッスン 状況を整理し、シンプルに考え、行動する習慣を作りましょう! 毎日の暮らしが、楽になって、ご機嫌に過ごせますように♪ 今回は、高畑淳子さんの母娘関係について、書いています。事件を起こした息子との関係ではなく、母娘関係。http://ameblo.jp/tw27l124ch/theme-10098210476.html http://ameblo.jp/tw27l124ch
August 30, 2016
お盆は、読書三昧。新聞の書評を見て取り寄せた1冊がこれ。お盆を繰り返す町で巻き起こる不思議なお話。お盆に帰ってくるご先祖さまの姿が見える女の子・秋。会えないはずの人たちに、もう一度会える季節。「このままずっとお盆だったらいいのに…」ふと頭に浮かんだ妄想は、なぜか現実になってしまう。 毎日違う出来事が起こるのに、朝起きると新しい15日が始まる。同じ一日を繰り返す町の中で謎の青年・夏夫と出会う。夏夫は、おしょらいさんたちと話もできる。 おしょらいさんたちが町にあふれ、生きている人間はだんだん生気ををなくしていく・・・ 秋のひと夏の成長物語でもある。 新聞で書評を読んで買いました。マンガを買うのは久しぶり。 亡くなった人たちがもどってきて、ふつうに家の中にいたら、どうだろう?なつかしい? 怖い? 会って話したい人もいるだろうし、会いたくない人もいるから。その人たちが生きていたときは、表面的な会話がほとんどで、ほんの一面しか知らなかったし、知ろうともしなかったし、レッテルを貼っていたかもしれない。深い話は、してこなかった・・・ いまの私なら、いろいろな話が聞けるかもしれないけれど、共感疲労は、半端じゃない・・・ 亡き人たちの顔を思い浮かべながら、読みました。 高校野球で「履正社が勝った!!」と亡き義父に大声で教えてる義母にとっては、毎日が盆の国なのかなと思います。
August 17, 2016
母娘・嫁姑関係をテーマにした新しいブログ始めました。都合のいい娘にも、よくできた嫁にもならない生き方レッスン状況を整理し、シンプルに考え、行動する習慣を作りましょう!毎日の暮らしが、楽になって、ご機嫌に過ごせますように♪http://ameblo.jp/tw27l124ch
August 3, 2016
大阪府では、もずやんのダンスと動画を募集中! (以下、27日の大阪府メルマガより) 大阪府広報担当副知事「もずやん」をより多くの方に親しんでいただき、府政への親近感を高めていただけるよう、今年2月、もずやんの歌「タッタカもずやん」を発表しました。この歌の動画の再生回数は2万3千回を超え、もずやんのイベント出演時には皆さんが声をかけてくださるようになるなど、温かい応援をいただいています。 そこで、このたび、皆さんが「タッタカもずやん」を楽しく踊っていただいている動画を募集することとしました。踊り方の説明動画も府ウェブページでご覧いただけますので、どうぞ皆さん「タッタカもずやん」を踊ってみてください。そして、その様子を撮影して、ぜひご応募ください。 「タッタカもずやん」の説明動画の作成に当たっては、本日もずとも協定を締結した学校法人コミュニケーションアートが運営する放送芸術学院専門学校の皆さんに撮影・編集などについてご協力いただきました。同校に所属する現役専門学校生アイドルユニットChawChaw(チャウチャウ)にも出演していただいています。本日発売されたDVD付CD「みんないっしょに!ご当地キャラクターたいそう」に「タッタカもずやん」も収録されていますが、この映像作成にも協力していただきました。 皆さんの「タッタカもずやん」を踊ってくださった動画が、たくさん集まることを楽しみにしています。http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=24583
July 28, 2016
楽天は7月22日、自社とグループ会社が営む5つのサービスで性的少数者に配慮した対応を新たに始めると発表。社内規定の改定で、9月から、同性パートナーも配偶者と認めて見舞金など福利厚生の対象にする。性的指向や性自認で差別しないことを明示。今後は、他人の性的指向を一方的にばらすことも違反になる。性的少数者に理解のある社風を内外に打ち出し、幅広い人材を引きつける狙いがあるという。外国人社員が増え、海外では当たり前の性的少数者への配慮を意識するようになった。 (朝日新聞より抜粋)「当たり前」って何?国によって、社会、文化によって「当たり前」は、異なりますね。日々の暮らしも、「我が家の当たり前」と「隣の家の当たり前」は違って、当たり前。親子関係も、「我が家の当たり前」が、新しく家族になった人の目から見れば、「ありえない! この家族は、いったい何時代の人?」なんてことも…夏休み、子どもを連れていって、親や親戚の言動にビックリすることも、また当たり前。性的少数者のカップルでも、DVは起こるということも、当たり前。むしろ、相談し難かったりする場合もある。国、社会、文化、世代が違っているから、まったく理解しあえないということもないだろう。身内より、外国人の方が気持ちが通じることもある。何が当たり前か、無意識、無自覚だから、気づいていないかもしれないけれど、自分の「当たり前」をちょっと点検してみよう。自分の生きづらさの原因が、そこにあるかもしれない。
July 24, 2016
永六輔さんに続いて、大橋巨泉さん、昭和の有名人が次々といなくなって、「寂しい」と感じられる方もおられるのではないでしょうか?テレビや雑誌でよく知ってる人、俳優さんでも、個人差はあるけれど、喪失感はあるでしょう。親友、家族、ペット…つき合いの親密度、距離感など違いはあるけれど、失ってみて初めて、その存在の大きさに気づくこともあります。若いときから、死と向き合う機会が少しずつでも、時間を置いてあれば、50代になったときに、多少、向きあい方が身についているかもしれない。けれど、仕事が多忙、加齢による不調もあり、衰えを感じ始めたころに、親友、いとこ、きょうだい、親との別れに続けて遭遇すると、そのショックはいかばかりかと思います。喪失感は、どうしたって感じます。それを減らすためには、どうすればいいでしょう?喪失によるショックを和らげるためにできることは何でしょうか?「年寄りと会うときは、今日が最後と思いなさい」と昔、母がよく言っていましたが、「これでお別れかもしれない」と意識すること、つまり覚悟することかなと思います。自分が先か、相手が先か、それはわからないけれど。「この夏、無事に越せるかな」と心配な病人のもとへ、通っておられるでしょう方も、おられるでしょう。私も、酷暑の夏、母や父の入院する病院に通いました。精神的にも肉体的にも、かなりきつかったです。自分が倒れたら、もっと困ることになると、いうこともわかっていました。「自分はできる範囲でせいいっぱいやっている」と、自分自身に語りかけることも、予防として必要かなと思います。毎日世話をする役割を担う家族の現実と、遠くに住み、普段関われないからこそ、愛が前面に出てくる家族との間の温度差は大きいものです。死ぬ直前ではなく、生きている間から、どう接していくか考えることが、喪失体験によるショックを和らげるポイントです。
July 21, 2016
18日朝、「とと姉ちゃん」のあとのドキュメンタリー。http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/92372/2372044/index.html『暮しの手帖』をつくるプロセスが紹介されていました。土曜日放送の『とと姉ちゃん』で花山さんが、「私は戦争中、男には毎日の暮らしなどよりも、もっと大事なものがあると思い込んできた。思い込まされてきた。しかしそんなものは無かったんだな。毎日の暮らしを犠牲にしてまで守って戦うものなど何も無かった。毎日の暮らしこそ守るべきものだった」と話していました。さて、いまは、どうでしょうか?「外の生活、仕事が大事で、何よりも優先。家の中の細々したこと、些細なことは、大事ではない。」そう思っている人は、いまもたくさんいるのではないかしら。「仕事に、生活に、追われている」と感じる人は、増えているから。知らないうちに大きなうねりに巻き込まれてしまわないように、しっかり足元をみましょう。コーチングのテーマのひとつに、「丁寧に生きる」というのがあります。ベースになるのは、毎日の暮らし。周りの人とのコミュニケーション。知らないうちに、深い溝を掘ってたり、風景の一部のように忘れ去っていたり、あるいは、自分を責めてばかりいたり…「それをテーマに選んだのは?」理由は、ひとそれぞれ。親が早くに亡くなったから、自分の健康状態が心配だから、安心安全に暮らしたいから、ゆったりと人生を楽しみたいから…「それで、いまは何をしてるの? 何から始めたい?」そんなふうに続けていくと、気づいていない怖れとか、憧れとか、いろいろなものが顔を出します。見たくなかったものかもしれないけど、いま気づいてよかったものかもしれない。「丁寧に生きる」というのは、たまに作る「豪勢な料理」ではなく、毎日、毎日、作り続ける、「平凡だけど、飽きの来ない料理」を作るというイメージかな。そして、「35品目きっちり食べさせよう!」と頑張りすぎるのでなく、忙しいときは、買ってきた惣菜であっても、外食であってもいい。イライラしないで、心穏やかに食事ができたら、それはそれでOKと考えるのもまた、丁寧な生き方だと思います。「丁寧な生き方」というキーワードで、どんどん自分の内面を深堀りしていくと、思わぬブレーキ、思わぬお宝を発見することもあります。「些細なこと」をテーマにすることは、低く見られることもあるけれど、「日々の暮らしを大切にし、改善する」というのは、『暮しの手帖』に通じるところがあると思いながら、番組を観ました。
July 18, 2016
「自己表現講座 自分を見つめ、私らしく生きる」アンケートより20代~80代の方が、アンケートにお答えくださいました。 30代 12.1% 40代 27.3% 50代 39.4% 60代 12.1% 計 80.9% 「大変よかった」「よかった」 78.8%「普通」 12.1% 良かった点― ・受講生に合わせて丁寧にご講義してくださったこと。 ・優しく穏やかな感じで話されていたので聞きやすかった。 ・日常生活に大変役に立った。 ・具体的な例を使っての説明や、質問に答えてもらってわかりやすかった。 ・目的を意識すると、気づくことも増え、行動も変えられると実感できた。 ・内容が明確で、タイトル通りのお話が聴けた。 ・自分軸、境界線、共依存などセルフチェックするなかで、 自分がいかに他者の考えに縛られているかを自覚できた。 ・自分自身を振り返る機会になった。 ・いろいろな方面から考える方法があった。 ・セルフコーチングについていろいろなことを具体的に聞けて良かった。これから先の人生のために知っておいてほしいことをお話ししました。少しでも、生活改善に役立てていただけそうで、うれしいです。
July 17, 2016
朝日新聞2016年7月16日朝刊 「はぐくむ」という記事で、「ネガティブ過ぎるモデル」としてバラエティ番組で人気の栗原類さんのことが紹介されていました。発達障害である類さん、お母さんは、「わかった。がんばれ」と自分が好きなことにはストップをかけずに、いつも伸ばそうとしてくれたこと、「○○くんは、これができるのに、なんであなたはできないの?」とは、一度もいわなかったことなどを語っておられます。昨年5月NHKあさイチで発達障害を扱った番組中に、学習障害であることを公表なさっています。発達障害の有名人は結構多いですね。http://adhd-guide.info/adhd-all/(簡易テストもあります)公表が増えれば、専門家以外の人たちにも理解が深まり、学校での発達障害の子どもたちへの対応や職場での発達障害の社員への対応が改善されるのではないかと期待します。こんな例もあります。自分の子どもが発達障害と診断され、義母に相談すると、「心配ない。うちの子も、そうだった」と。そこで初めて、「夫も発達障害!?」と気づいて、夫とのつきあいにくさの一因を理解でき、「すべて自分のせいだったわけじゃない」と少しばかり安心できたそうです。これまでの一連の言動を振り返れば…「お義母さんも!?」とショックを受けたとか。大人の発達障害の場合、検査をしていない場合が多いので、一概には言えませんが、50歳以上の義母世代が発達障害ということもあるようですね。長年、生きづらさがあったことでしょう。発達障害とわからないより、わかったほうが、「対応方法がわかる」という意味で、しんどい中にも希望の光が見えます。子ども、夫、義母と似たような対応で向き合えば、以前よりうまく行くケースもあります。義母は、あなたに悪意があるのではなく、そういうタイプなのだと理解して、対応しましょう。つきあいにくいお義母さんの場合、もしかして…ということもあります。コミュニケーションの方法を見直してみましょう。
July 16, 2016
コーチングの仕事を初めて13年。駆け出しの頃から、10年以上継続してくださってるクライアントさんが何人かおられます。月2回90分とか、月1回120分のコース。他には、年に2回、定期健診のようにご利用なさる方もおられます。管理職、専門職の方が多いです。この10年、責任も大きくなり、守備範囲も広くなっておられます。私がしていることは――鏡になること。お話をしっかり聴いて、こんなふうに見えます、聞こえますとフィードバック。適切な質問をしながら、彼女たちが自分の気持ち、立ち位置をご自分で確認するお手伝い。光を当てること。スポットライトだったり、広範囲に光を当てたり。ピンポイントに集中したり、俯瞰的に物事をみたりするお手伝い。触媒になること。本音であれこれ話すことで、物事の本質に早く行きあたります。そういう促進作用。あるいはまた、塾生発酵するように、考えを少しわきに置いて寝かせてみたり。他に、できることは、自分磨き―― 一生懸命、学びます。相乗効果もあって、クライアントさんの満足度が高いのかなと思っています。
July 14, 2016
七夕の日、あすてっぷKOBEで約1年ぶりの講座。テーマ、チラシの言葉にひかれて、定員30名のところ、2倍近くの方からお申し込みがあり、当日朝も、問い合わせがあって、お断りしたとか。ご参加いただけなかったみなさま、ごめんなさい。またの機会に、お会いしましょう。20代~80代まで幅広い世代の方にご参加いただき、ありがとうございました。世代は違っても、共通する課題があるので、その点を説明し、いろいろなチェックシートを使って、自分自身の行動、思考のクセを見直していただきました。最後にご高齢の方も含め思いの外、たくさん質問をお寄せいただき、時間の許す範囲で、お答えさせていただきました。去年もそうでしたが、皆さんの熱意に感激しました!ありがとうございました。
July 7, 2016
「ママコミュニティ プニカ」は6/29(水)にオープン!プニカスクールでは、いろいろな講座が続々と開催されます。「ワタシ時間の増やし方 ~時間泥棒を探そう!~」11日(月)10時~11時半。夏休み前のこの時期、とくにおススメ! 少人数でわかりやすく、すぐに役立つタイムマネジメントの講座です。しかも、フォロー付き!!以前、地元の小中学校のPTA教育懇談会、交流会、青少年を守る会などで「子どものやる気を引き出す7つのステップ」などの講座を開催。その前は、千里中央のよみうり文化センターでコーチングの講座を開催。他市では、関心の高いテーマの講座です。久しぶりの地元で講座!興味のありそうなお友達がいたら、是非ご紹介ください。お申し込みは、下記プニカホームページから、どうぞ。☆プニカスクールの託児付き講座は、プニカホームページのフォームから簡単にお申し込みいただけます。講座の詳細もアップ(どんどん更新中)していますので、ぜひご参加くださいね。http://www.punica.org/
July 6, 2016
人権週間の取り組みとして、本日、「老若男女みんなで考える地域の防災」講座が開催されました。講師:相川康子さん(特定非営利活動法人 NPO政策研究所専務理事)場所:箕面市市役所第3別館 4F会議室ちょうど、会場に向かう途中、学校帰りの小学生たちとすれ違いました。そして、会場には、自治会の会長らしき高齢の男性たち。こんな平日の日中に災害が起きたら?地域にいるのは、高齢者、子ども、女性たち。多くの若者、男性は、地域外に出ているなか、どうする?観光シーズンには、多くの観光客も訪れる箕面。そんなことも含めて、いろいろ考えました。災害対策=男の仕事・専門職の仕事という固定的な考えを改め、地域防災の本質を見直す。生命や人権を守れるようにするには、リーダーの指示待ちではなく、また、マニュアル通りでないと動けないでもなく、普段から、ひとりひとりが臨機応変に対応できるような行動習慣を作ることが大切。男は外仕事を手伝い日銭を稼ぐこともあるが、女は、老いも若きも仕事のある人もない人も、赤ちゃんのいる人も、シフトを組まれ、炊き出しの無料奉仕。災害にあったとき、性別役割分業がさらに強固になる。「この地域の人たちはみんな家族みたいなもんだから、衝立なんかいらない」とせっかく届いたのに、衝立の使用を何カ月も許可しなかったリーダーがいたとか。体育館のような広い場所で、布団にもぐって着替えを強いられた多くの女性たち。授乳も、トイレも、着替えも…プライバシーがないことを、ストレスと感じないリーダーもいる。リーダーには、いろいろな視点が必要である。災害前からできること(減災)、災害時にすべきこと(緊急対応)、発災後にすべきこと(復興)をトータルで考える必要がある。また、計画立案時に、健康な男性ばかりで考えると、弱者のことが抜け落ちてしまうことがある。だから、老若男女、障がいのある人、病気の人など、いろいろな人の視点が入るような会議での話し合いで、決めていくことが大切。自治会に持ち帰って、ワークショップで話し合えるか?それが、課題。
June 30, 2016
NHKあさイチ 6月27日特集特集「延命治療はイヤ! そのとき家族は?」http://www1.nhk.or.jp/asaichi/突然、決断を迫られると、悩む。しかも、時間がない。時間がないときの決断には、後悔がつきもの。事前に十分話し合ったつもりでも、いざとなれば、気持が変わるかもしれない…親や伴侶が延命治療を望まない場合、家族はどう対応すればいいのか。本人と家族、あるいは家族の間で考え方に溝がある場合、どのように合意を形成していけばいいのか。難しい問題。「アドバンス・ケア・プランニング」という新しい取り組みが、医療現場で始まっていて、専門家が丁寧に患者や家族に寄り添ってくれるそうだ。だが、どこの病院にでも、あるわけではない。親が意思表示をしていてくれたら、子どもは、ある意味ラク。うちの親は、子どもにも、医者にも、はっきり伝えていたので、私も、弟もその点は、ラクであったし、そうありたいと思っている。けれど、子どもの間でも温度差があることが多い。親との関係性、遠くに住んでいる、幼い子がいる、家族の介護で手が離せないなど。十分に話す時間もなく、いきなり決断を迫られたら、誰だって混乱する。自分が殺したと思いたくはないし…そもそも、自然死って、なんだろうかと考えてしまう。アドバンス・ケア・プラニングの人が、どこの病院にも、いるようになってくれたら、家族は救われるのではないだろうか?けれど、どちらを選んでも後悔はあるだろう。生きていくうえで、「後悔を学ぶ」ことも大切。
June 27, 2016
「頭と心を集中! 自分らしい時間の使い方 ~心の余裕を持つために時間の使い方を学びませんか?~」伊丹市中央公民館での3回講座。最終回「わたし時間をみつけよう」を担当。1回目、2回目で、他の先生方に視野を広げていただき、最後は、具体的な行動に落とし込むためのスキルをご紹介。途中で、みなさんの気づきをシェアしていただき、とても濃い時間となりました。何から始めたいか、5つ決めていただき、優先順位をつけて、1番になったことについて、語っていただき、スイッチONに!時間の使い方とは、エネルギーの使い方。限られた時間に、多くのことを詰め込むのが時間管理の目的ではないこと。安らぎを得るための時間管理、エネルギーを下げないためのヒントなど、活用していただけたらうれしいです。一生モンのスキルを手に入れられた方も多いのではないかなと思いますこれから先の人生に、役立つことでしょう。
June 22, 2016
内閣府が4月28日、ダブルケアに関する初の推計結果を公表。http://www.gender.go.jp/research/kenkyu/wcare_research.htmlダブルケアとは、育児と家族の介護に同時に行うこと。全国で少なくとも、25万3千人いることがわかったとのこと。女性が16万8千人、男性が8万5千人。女性に負担が偏っている実態が浮かび上がりました。育児の対象は、未就学児なので、実際の人数は、もっと多いのです。年齢別では、40~44歳 27.1%35~39歳 25.8%30~34歳 16.4%30代~40代が、8割を占めています。推計とは別に、2016年1~2月にインターネット調査も行われました。「小学6年生までの子どもを育てると同時に親や祖父母の介護をする」当事者1004人の回答では、ダブルケアになる前に仕事をしていた832人のうち仕事量を減らした人 149人 17.9%離職した人 66人 7.9% 女性に限ると、割合が高くなります。仕事量を減らした人 63人 21.2%離職した人 52人 17.5%仕事量を減らしたり、増やしたりできなかった理由は、「家族の支援が得られなかった」が最多の27.9%。男性より、10.6%高いという結果が出ています。親の介護に時間を取られ、子どもの小さな変化に気が付かずに、子どもが不安定になったり、不登校になったりという話もあります。子どもと過ごす時間が減ることで、親自身が、自分を責めたり、鬱になったりすることもあります。要の人が倒れたら、どちらの家族も立ち行かなくなり、事態はさらに深刻になります。倒れる前に、何ができるか、どこと誰とつながれるか、早めに準備しましょう。
May 6, 2016
こどもの日、晴天に恵まれて、家族で出かけ、楽しんでおられるご家族も多いことでしょう。「結婚した娘が仕事を始めたら、休日も仕事で、なかなか孫に会えない」というAさん。「毎日、孫の面倒をみてしんどい」というBさん。年老いた親と同居のAさんの家に、Bさん家族が孫もつれて大勢でやってきたら、どうなるでしょう?孫たちがいっしょに遊んで、年老いた親が喜ぶ微笑ましい光景。けれど、接待する側のAさん家族の「数か月ぶりのささやかな幸せ」を奪ってることにBさんたちは、まるで気が付かない……ちょっと想像してみたら、わかりそうなこと。「いつも迎える立場」の人と、「いつも訪問する立場」の人と、ギャップは大きいもの。もうすぐ母の日。年老いた母と同居するきょうだいを訪ねる人もおられることでしょう。母の日のCMが多いから、「買ってもらえない私は、不幸せ」なんて親が言ったら、それは、CMに乗せられているのですから、ご用心。「家族のきづなが大切」「三世代同居はすばらしい!」が、強調されすぎてると感じたら、それもご用心。三世代で育ち、いまも三世代同居の私は思います。
May 5, 2016
友人主催のNLPのセミナーに参加したときのことです。受講者の女性が、講師にこんな質問をしました。「母親から何度も電話がかかってきて、困っています。うまく電話を切る魔法の言葉を教えてください。」男性の講師からは、「相手によって、状況によって違うので、魔法の言葉はありません」というような答えが返ってきました。彼女と席が近かった私は、「もし、魔法の言葉があったら、何回使えると思いますか?」と聞いてみました。すぐに、「1回です。何度も、使えませんね」と返ってきました。コーチになりたてだった私としては、もう少し質問をしてみたかったけれど、時間がなく残念でしたいま、いろいろな現場で仕事をしていますが、こういう話題は、結構多いですね。「母親に寄り添って、もっと話を聞いてあげたい。でもできない」と、これまでも一生懸命話を聞いてこられた方々だからこその相談。「仕事が忙しいから」「いま、ちょうど出かけるところだから」と本当のことを母親に伝えても、がっかりされると、罪悪感を感じてしまう。「親の話も聞けない自分は、親不孝な娘?」「もっともっと親孝行しなくてはいけない! まだまだ足りない!」と、自分のことを責めてしまう。心優しい人、責任感の強い人ほど、こういう状況に陥りやすい傾向があります。気をつけましょう。ご自分にあった電話の切り方を見つけて、罪悪感を感じないサポートをしましょう。
April 27, 2016
このたびの熊本地震で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。Facebookでは、被災された熊本の友人・知人の突然変わってしまった毎日の話と被災していない友人・知人の平凡な日常の話を同時に目にします。心が痛みます。4月に入って風邪で寝込みました。そんなとき、夜中に震度3の地震がありました。「避難所に行くような地震になったら…」と、不安になりました。阪神淡路大震災のときは、震度5強を体験。モノがたくさん壊れ、道も建物も歪みましたが、私は40過ぎで、まだ元気でした。子どもは小学生、余震が続いて恐ろしかったことをよく覚えています。東日本大震災のときは、ちょうど引っ越し前日。予定していた日時の引っ越しでも、疲労困憊。不便な生活が何日か続きました。だから、緊急避難の方々の心労をお察しいたします。同時に、東日本大震災のあとしばらくして、かかってきたこんな電話も思い出します。「自分の悩みなんか、被害にあった方に比べたら小さすぎて……我慢しなくちゃいけませんよね。電話してごめんなさい。」「テレビを見ていたら、泣けてきて、何にも手につきません。」若いお母さんたちからの電話でした。未曾有の大災害…比べようもありません。だからこそ、心優しい方々、どうか比べないでください。あなたの悩みを、他の人の悩みと比べないで。小さいか大きいか、人によって、状況によって、受け止め方は違います。不安を感じるニュースが多い時だからこそ、不安がますます大きくなる可能性があります。我慢しないで、どうか早めに相談してくださいね。
April 25, 2016
文部科学書は1日、性同一障害に限らず、「同性愛」「両性愛」を含む性的少数者の子どもへの対応について、小中学校の教職員向けの手引きを公表。http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/04/1357468.htm学校での理解がなかなか進まないためだそうですが、理解ある先生、友だち、親が増え、偏見や差別に子どもたちで傷つくことが減りますように。ちなみに、性的少数者とは、どのくらいの割合で出会うのか?以前、当事者の方に聞いた話をあげます。右利きの人に対する左利きの人の割合。それなら、たくさん出会っていますね。日本の名字ランキングのトップ5を合わせたぐらいの割合。トップ5は、佐藤さん、鈴木さん、高橋さん、田中さん、伊藤さん。それなら、友だち、知り合いもたくさんいそう。これからも、たくさんの出会いがありそうです。
April 4, 2016
「希望する保育所への入園が決まり、先に予約していた認可外保育所をキャンセルした場合、支払い済みの入園金や保育料が返金されなかった。」待機児童問題を抱える都市圏の消費者センターには、そういう相談が寄せられているという。契約問題に詳しい弁護士は、「救済できる可能性が高いケースもある」と指摘。http://www.asahi.com/articles/ASJ3Y5HNMJ3YUTFL00J.htmlこういう悩みを抱えている方は、あきらめないで、最寄りの消費者センターへ!
April 3, 2016
白熱教室、昨年7月放映の再放送。「悲観脳」と「楽観脳」 http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/personality/archives.htmlオックスフォード大学・感情神経科学センターのエレーヌ・フォックス教授は、認知心理学、神経科学、遺伝学を組み合わせた独自の研究で、セロトニン運搬遺伝子と楽観性との関連を指摘する学説を発表し、一大センセーションを巻き起こした。 物事の捉え方の違いは、「サニーブレイン(楽観脳)」「レイニーブレイン(悲観脳)」と呼ばれる脳の働きにあるという。人間の脳には危険を察知し恐怖を感じる回路と快楽や喜びを感じる回路があり、そうした強い感情を抑えようとする回路もある。 自分がランチになるのか(猛獣の餌食になるのか)、 ランチを手に入れるのかを考えた場合、リスクマネジメントとして悲観脳の働きはとても重要だ。 楽観的になるためのトレーニングも可能。2月5日23時~、第2回目「本当の楽観主義とは」
February 4, 2016
NHK スペシャル 1月31日、2月3日(再)で放映の「ママたちの非常事態!? 最新科学で迫る日本の子育て」 www.nhk.or.jp/special/mama/ 最新科学で解明された新事実!出産後、不安や孤独感が増すのは、出産を機にエストロゲンが急減するため。その不安や孤独感は、なぜ必要かというと、「みんなで協力して子育てする共同養育」という人類本来の子育てスタイルによるもの。 夜泣きやイヤイヤ期があるのは、子ども特有の必然行動。生まれた時の子どもの脳は成人に比べ、未発達だから。 夫へのイライラは、オキシトンというホルモンの影響。わが子やパートナーへの愛情を強める働きがあるのだが、最近、他者への攻撃性を強める働きもあるとわかったとか。育児に非協力的な夫には、攻撃的になり、妻の育児相談に熱心に耳を傾ける夫は、妻のリラックス効果を高め、愛情を強めるのだそうです。 いまの世の中、子育てが難しいのは、ママ個人の能力のせいではない、女性が仕事を持つからでもないと理解者、協力者が増えてくれたらと願います。
February 3, 2016
2016年 あけましておめでとうございます!今年は、静かなお正月でした。家でゆっくり読書三昧。 最近、あんまり見ない夢。今年の初夢は、なんと恐竜を飼ってる夢。しかも、放し飼い! 昭和30年代のような古い木造家屋で。草食系でおとなしい恐竜でしたが、家が壊れなかったのが不思議。前日に、「ジュラシックパーク」を チラッと観たせいかしら。 今年は運気が強い年回りなので、謙虚に、おとなしく過ごしたほうがよいそうですが。それにしても、初夢に恐竜って、勢いありすぎ?
January 3, 2016
1ヵ月の入院生活を満喫し、めでたく義母が退院!85歳で、ヒザの手術。元気にリハビリ。すごいなぁ。 いろいろな入院患者さんとの出会い。親切な病院の先生、スタッフに囲まれて、快適な毎日だったとか。 お話もたっぷりできたようで、ご機嫌。 帰宅後、1時間、お茶を飲みながら、談笑。冷蔵庫と冷凍庫の食材を処分したことで、一波乱あるかと覚悟をしていたけれど、お咎めもなく、夫と胸をなでおろしました。 「買い物に行きたい!」「温泉に行きたい!」「田舎の友達に会いたい!」など、希望がある人は、強い!! ヒザもよくなったし、ご長寿を祈念して、今夜は寿司パーティ。 OFFにしていたスイッチをONにして、明日から私の修行も、再スタート♪
December 20, 2015
HERS(光文社)2016年1月号HERS的家族の案件 Case7 嫁姑 「嫁といい関係を築くには?」にインタビュー記事掲載! 読者には、息子の母世代の方が多いとか。その世代の方は、上に姑、下に嫁と、中間管理職的な役割ですね。 NHKのリアル日本人! http://www.nhk.or.jp/real-jp/index.htmlアンケートで、 夫の親の家にいくとき、50代の姑は、「ホテルで泊まってくれるほうが、ラク」と思っているという結果が出ていました。客用布団って、場所をとる。捨てたい。来る前には、干さなきゃいけない。布団は重いし、腰に悪い。 思いきって話し合ってみると、お互いにいい方法が見つかる。そんなことも、ありますね。 息子が果たす役割は大きいですよ。
December 19, 2015
アマゾン、ジャンル別1位になった『心が折れそうな嫁が読む本 姑と暮らすシンプルな習慣』 遊絲社、増刷!品切れで入手しにくくなっており、たいへ ん申し訳けありませんでした。 ご支援ありがとうございます。 某ファッション雑誌1月号に、インタビュー記事も掲載予定。もちろん、ファッション関係ではなく・・嫁姑問題で。 40~50代の息子さんをお持ちのお母様向けの内容。この世代は、姑と嫁に挟まれた、いわば中間管理職的存在。 更年期の不調もある時期。ストレスためないでほしいですね。
December 11, 2015
言われてうれしかった言葉、言われてイヤだった言葉、平和への思いなどをテーマに、タイトルを含め70字でメッセージを書くのは、結構難しいもの。 学校単位での取り組みもあり、小学生の応募も多かったです。 ちなみに、私のメッセージのタイトルは、「父からの皆勤賞」命日が近かったものだから、亡き父にまつわる話を書きました。たった70字に書ききれなったのは、こんな思いです。 母が逝って2年。ひとり暮らしをしていた父。その遺品の手帳に残された言葉、というよりは、単なる通話記録。長年商売をしていた父は、毎日の天気、気温を手帳に書いていましたが、遺品の手帳には、天気、気温に続けて、私の名前、私が電話をした時刻が書いてありました。それを見つけた時は、正直、一瞬、ギョッとしました。 たぶん、他に書くことがなかったのでしょう・・・ 迷惑がられてた気配もありました。 私の単なる自己満足にすぎないとも思いました。実家をたびたび訪ねられない、罪滅ぼしのつもりかと。 父は何を話したいのか? 無口な父と私は何を話すか?いつも、父任せ。 過去と現在を行ったり、来たり。ときどきは、「それって、戦前のこと?」などと確認。 無口な父と向き合ったつもりの会話。タイガースが勝ってるときは、ご機嫌に、母の話のときは、しんみりと。 それまで生きてきて初めてのこと。父にとっても、私にとっても。新しい関係づくり。 その後の闘病生活では、この関係づくりが役立ちました。 最後の日々、父の話が聴けてよかったです。
December 7, 2015
みのお市民人権フォーラム30th人と人をつなぐ 詩と音楽の協奏 出演 谷川俊太郎(詩人)谷川賢作(音楽家) 2015年12月5日(土)13:30開演 グリーンホール minohjinkenforum.jpn.org 今年は30回目7~9月に公募のあったヒューマンメッセージの表彰。 審査委員はジャーナリストの鳥越俊太郎さん、フォトジャーナリストの大石芳野さん、太田順一さん、箕面市長、教育委員会教育長、箕面市人権啓発推進協議会会長ヒューマンメッセー ジには、小学生や中学生の言葉が1300以上.私のメッセージも、も大人の部で入選しました! メインの谷川俊太郎さんの朗読と谷川賢作さんのピアノ演奏。ステキなコラボでした。 6日の第3分科会、佐々木妙月さんの「女性が起業するとき!~貧困から抜け出すパワーがここにある~」に参加。 バブル崩壊後、女性たちの働く環境はどんどん悪化。働く場がないなら、働く「場」をつくろう!実践の場がないなら。実践の「場」をつくろう! ということで、2000年、本町ビジネス街で、飲食店グリッツをオープン。 いまは、豊中市でシングルマザー支援をなさっておられます。2011年に、銀座食堂オープン。2012年には同じくシングルマザーの育成・雇用を目的とし た「ギャラリーカフェぐるり」をオープン!2016年1月には、若者、高齢者、ひとり親のための訓練型食堂をオープン! 何が起こるかわからない世の中、貧困は他人事でなく、明日は我が身。
December 6, 2015
NHKあさイチ 本日は、「女性リアル こんなはずじゃなかった! 親との同居」 http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2015/11/30/01.html 久しぶりに見た「あさイチ」が、このテーマ!!親との同居は、実の親でも、義理の親でも、気を遣うもの。相手も、気を遣ってるのだろうから、「お互い様」と言ってしまえば、思考停止になることも。 「どこへ行くの?」と出かけるたびに聞かれて、出かけにくくなった人の話が紹介されていました。監視されてる感じというのは、よくわかります。 一方、老いた親が外出するとき、「どちらへ?」と家族が聞くのはOKかというと、これも、聞かれた親は干渉されてる感じがするみたいです。 毎回、うそを言って外出。帰宅が遅いと心配した家族が、 「うそをつかれていた」ことに気づく・・・同居してるから、責任があると思い、心配するのですが、親は干渉だと思うんですね。 プライバシーとは?適度な距離とは? そういうことを話し合える関係なら、改善の余地はあります。しかし、異なる意見を受け入れない親なら、何をどう説明しても、「さからう娘・嫁 」「指図する子」というレッテルを貼られてしまいがち。 また、異なる意見・方法を提案しただけなのに、「自分の好意を無にされた」「全否定された」と思う人もいますね。これは、友人関係でも起こることですが。 同居で24時間、緊張を強いられるのは、本当にしんどいことです。耳が休まりません。 「夜中に読経」のケースも紹介されていましたが、「早朝の読経」というのもあります。音だけのことなら耳栓でふさげます。しかし、好ましくない食材のにおい、化粧品のにおいなど、ドアの下から侵入するので、家の中で深呼吸はできません。息をつめて生活すると、 浅い息が多くなり、イライラしがちになり、悪循環。 同じ悩みを持つ人と話し合う会、「同居ママ交流会」が紹介されていました。こういうのが、近くにあればいいですね。ない方は、自治体の女性のための電話相談にぜひ電話して、話を聴いてもらってください。
November 30, 2015
NHK Eテレ「すくすく子育て」http://www.nhk.or.jp/sukusuku/p2015/151121.html先週の「じいじ・ばあばの気持ち」に続いて、今週は「ママ・パパの気持ち」大日向教授が、ママたちにアドバイス そのなかに、「義母が、『かわいそう』という言葉を使うので、自分が責められているような気がして、つらい」というママの声がありました。 例えば、「こんなに薄着で、かわいそう」「足が冷たくて、かわいそう」 教授は、「『かわいそう』を『かわいい』と翻訳して、どーんと構えていたら」 と話されたけど・・・ママを責めてるつもりはないのだろうから、そう考えるといいのかも。でもね、これって、頻度の問題。月1回なのか、毎週なのか? たった一度でも、子どもが深く傷つくこともあるので、じいじ、ばあばは気を付けてほしいと思います。「あなたは、かわいそうな子」ということ孫に刷り込んでいいいわけないでしょう?「ママが、(自分に)かわいそうなことをしてる?」と孫に思わせて、いいことないでしょう? アイスクリームや甘いものを与えることについての悩みありましたが、「たまには、いい。甘やかしてくれる祖父母の存在はいいものだ」 とのお答え。まあ、そうだと思いますが、これも、程度によりますね。 チョコレートやお花の形の砂糖を際限もなく与えたりする場合は、きっぱり抗議しなきゃ、いけませんね。おなかをこわしたり、虫歯になったりするのは、子ども。 歯医者に連れて行って、怒られるのは、たいていママなんだから。 もちろん、教授も、はっきり言った方がいいときは、はっきり言うように勧めておられました。ママのいうことに聞く耳持たない人には、 「本や新聞を見せる」など第三者の言葉を利用した方が、祖父母は受け止めやすいとのこと。 テレビに出演なさってた祖父母のような聞き分けのいい人が多いことを願います。 出演されてたママたち、納得されたかな?そうは、見えなかったのは、私だけでしょうか?
November 22, 2015
『「ことば・表現・差別」再考』が、近日発売されます。おとなの学び研究会 編/解放出版社/¥1500+税 以前に月刊誌『ヒューマンライツ」に掲載されたエッセィ、「トイレの神様とカルチャーショック」が再録されています。 禁止用語集づくり、言葉狩りとかではなく、言葉をもっといろいろな角度から見てみようという内容で、ひとりひとりの感性を磨くのに、役立ちます。 講師業の方、企業、役所の人権担当の方には、とくにオススメ。 11月中旬以降になれば、書店やアマゾンでも注文できます。
November 14, 2015
事務所で電話をかけようと受話器をとったら、ツーとならない。電話をかけても、プルルと呼ばない。こちらの声は聞こえるようだが、相手の声が聞こえない!これでは、仕事にならない・・・ クライアントさんの予約がはいっていない時間帯だったから、よかったが、冷や汗もの。 けれど、ホント早く気付いて、誰にも迷惑かけずによかったぁ~。 幸いにも、子機は無事!かけるのも、かかってくるのも、大丈夫! そこで、親機の故障について、メーカーに問い合わせてみました。 電話で問い合わせると、修理費は¥10,000~¥17,000。メールの回答は少し時間がかかりましたが、受話器、受話器コードの金額も書いてあり、両方替えても、¥1,000円以下。 同じメーカー製の古い電話の受話器と交換してみたら、復活!ラッキー!! 親の家を片づけた時に持ち帰った電話機が、役に立ちました。 電話での問い合わせだけだったら、あせって新品を買いに行ってたかも・・・ 丁寧なご回答に、その会社の製品を今後も大切に使おうという思いが、湧きました。 不要のモノをとっておくのって、断捨離的には、よくないけれど、この古い電話機も、部品取りのストックと考えたら、OKかな。
November 12, 2015
「助けて! きわめびと ~実家がまだまだ片づかない~」11月7日(土)9:30~9:55 NHK http://www4.nhk.or.jp/kiwamebito/ 母を亡くされた方が、父が一人で住む実家の片づけに取り組む話。父親の姿が、いまは亡き父に重なって、切ない。「いま使うモノ」を中心に、快適な暮らしを手に入れるために片づけると、片づけがサクサクはかどるんですよね。このお父様の場合、「切り替えが早い!」と思いましたね。いまは使わないけれど、処分するかどうかを考える「保留箱」が、どんどん増えて行くのが、恐ろしいところですが・・・手放すと決めるにも、時間が必要ですね。これも、6ヵ月先、1年先の日付を書いて、「いるモノ」と 「いらないモノ」に分けて手放すという流れになりますね。 母が逝った後、私も父に片づけを頼まれましたが、難しかったですね。ちょっと触ると、「もう、いい」と辛そうな顔をして止めるので、「まっ、いいか。いまは、そのタイミングではないな」と、あきらめてしまいました。 そんなにモノをためこむ母ではなかったですが、病気で寝付いてからは、片づけはSTOP。3階の天袋にあるモノは、ほとんどが、両親のモノではなく、他の家族が置いて行ったモノ。元気だったころ、2階の天袋にあったモノを片づけようとして、踏み台から、落ちて腰をしたたか打って・・・なんてことがありました。入院されたら、私が困るので「無理しないように」と止めました。仕事を持っていると、実家の片づけのために時間を割くとか、親とバトルを繰り返すとか、エネルギーを消耗したくないという気持ちも正直ありますから。目的が、明確で、意志が強ければ、できるのでしょう。 片づけを家族のイベントにするというアイデアは、いいですね。孫たちが、昔、自分たちが幼いころ「愛されていた」と発見できるのは、ステキなこと。たどたどしい字で書いたお手紙、運動会のプログラムなどを大切にしまいこんでいた祖父母の思いにふれる温かい時間。 思い出に浸るのは、いいこと。片づけが、なかなかはかどりませんが・・・モノたちに、「ありがとう」 と「さようなら」をすることで、人のモノを捨ててしまういう罪悪感からも解放されます。 ものすごくエネルギーも時間もいる仕事なので、少しでも、若いうちから、シンプルライフを送りましょう。 昨晩の「72hドキュメント 街角のダビング店 よみがえる映像」も、思い出との再会を考えるいい内容でした。 http://www4.nhk.or.jp/72hours/x/2015-11-10/21/280/1199111/
November 7, 2015
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