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先日、クリニックにこんな患者さん達がやってきました。 物忘れが酷くて、近所の人のお宅にお世話になっている、大正生まれの男性、Aさん。 そして、そのAさんを引き取ってから、高血圧になって、頭痛やら眩暈やらの不定愁訴が出始めた女性、Bさん。 まず、Aさんについて、診察前の問診を行ったんですが、始終、AさんはBさんの顔色を窺ってオドオドしていたため、問診の後の知能テストはお一人で受けて貰おうとしたのだけれど、Bさんが「私がこの人についての責任を負っていますから!」と、中に入ってこようとする。 出て行って貰おうとしたけれど、Bさん、一歩も譲らず。 まぁ、血縁関係ではないけど、民事上の保護者ではあるらしいので、同席を許可したワケですが。 早々に後悔しました。 Aさんに問いかけた質問のほとんど全てに、「そんなの、この人がわかるわけないじゃないですか」とか「ボけた人に何きいても無駄!」とか、そんな横槍を入れてくる始末。 あと数問、長く続けてたらキレたと思われますが、忍耐力が何とか保って、次はBさんの問診。 私はね、患者さんの差別はしませんよ。 区別はしますけどね。 で、問診の間に、確信しました。 私、このBさん、好きにはなれないな、と。 寧ろ、軽蔑しましたよ。 Bさんの話を総合すると、こんな感じです。 近所のAさんは最近ボケが酷くなってきたので、心配で家族の反対を押し切って、Bさんは家に引き取ったのは良いけれど、想像していた以上にAさんのボけが酷く、引き取って10ヶ月目にして我慢できなくなって、施設か何処かへ追い出したいから、そのための手続きをして欲しい。 えーっと。 Aさんは犬でも猫でもないですよ? 何考えてやがんだ、このババァ。 そして、更に聞いてみると、この話を近所の診療所に持っていったところ、「ウチよりは大きな病院へ」と言われたらしく、○○日赤病院へ紹介状を書いて貰ったのですが、その○○日赤病院でも「ウチは専門じゃないから」と紹介状を突き返され、「専門は××クリニックですよ」と、我がクリニックへ行くよう、指示されたらしいのです。 ってゆーか。 ソレって、診療拒否じゃないですかい、○○日赤よぉ? と、まぁ、そんな日赤への恨み節はサテオキ。 かなり自分勝手なBさんの言い分に腹を立てた私ですが、後々、その二人の診察を引き受けて貰った若先生と話してみて、イロイロ考えてみたのですよ。 もしかしたら、BさんはAさんの年金に目をつけたんじゃないだろうか、とか。 AさんはBさん一家から、精神的虐待を受けているんじゃないだろうか、とか。 まぁ、精神的虐待を受けているのは確実ですけどね、あのAさんの態度を見ていれば。 マスコミは子供の虐待ばかり取り上げて、老人の虐待については触れないようにしています。 でもこの二つには、決定的な違いがあるのですよ。 子供には『未来』があって、老人には『未来』は短いのです。 虐待で受けた傷は、長い時間をかければ癒す事が出来ます。(注:個人差があるので、出来ない子もいますし、癒す前に亡くなってしまう子もいます) でも、ご老人には、虐待で受けた傷を癒す時間なんて残ってない場合が多いのです。 更に、虐待してくる対象は、自分よりも年下の若輩者。 こんな屈辱はありません。 ご存知ですか、ご老人の自殺率の高さを。 家族に話を聞いても、「そういえば最近、身体の調子が悪いと言っていた」とか、「持病のリウマチが……」とか言葉を濁すばかり。 苦労して、子供を独立させた末に、社会のゴミ扱いされて、孤独と屈辱に抗いながら、こっそり亡くなりゆくご老人達。 子供の虐待に関しては、無理もないなと思う事もあります。 親子の相性だってある、自分が辛い時に子供の癇癪やら泣き癖やらを起こされたら、殴り飛ばしたくなる気持ちもわかります。 政府は将来の税収に関わるからと、子供を産め産めと言っていますが、社会などの体制も制度も、子供を育てるのに向かないまま、何一つ変えようとせずに「子供を作れ」と。 そんな社会で子供を産んだって、ぶつけようのない不満や鬱憤や不安を子供に向けてしまっても、ある意味、仕方がないと思います。 けれど、老人はそうじゃない。 彼らは自力で生きていく術を持っているはず。 年金を使って、施設に入ってもらって、他の同年代の方々と共に、介護のプロの手を借りて、楽しく日々を送るという選択も出来たはず。 それを、「親を施設に送るなんて」なんて変な虚栄心を振り翳して、自宅の座敷に寝たきりにさせている人の何と多い事か。 親を介護しようとする心意気は買いますが、悪いけれど、金をケチッて無駄な努力をしているとしか思えません。 少なくとも、今回受診したAさん・Bさん両方にとっても、彼らが同居するメリットはないように思います。 まぁ、一方的にBさんを責めるつもりはありません。Aさんにだって、甘えというものがあったのでしょうし。 きっと、この虐待問題、今後も減るどころか、増え続けるんだろうなぁと思うと、暗澹とした気分になりました。
2005年05月21日

珍しく、仕事が早く終わったので、先週から行こう行こうと思いつつ行けなかったホームセンターに行ったのです。 窒素が少なくて、燐酸の多い肥料を買おうと思ったのです。 土が少なくなってきたし、土も買っておこうと思ったのです。 レジに並んだ私のカゴには、それらと共に、ラベンダーの苗(しかも、わっさり茂った苗)と、枝を伸ばしたピンクのミニバラが入っていました。 だってね、ラベンダー、種、発芽しなかったんだもん。 悔しかったんだもん。 見たら、微妙に徒長している株だらけの中、コレだけが徒長してなかったんだもん。 今を逃せば、来年まで待たなきゃならなかったんだもん~!ラベンダー。つぼみ、いっぱい♪ ミニバラは『レオニーラメッシュ』というそうです。 既に我が家に鎮座している赤いの(ネットで調べたトコロ、『シルクハット』というらしい)は、株が二年ものらしく、かなり根が張って元気なのに比べ、このレオニーラは挿し芽で育ち始めたばかりという弱々しさ。 3株植わっていたけど、元気に育ってほしいと思います。ピンクのミニバラ。細いけど懸命に伸ばしている枝が可愛いv 取り敢えず、肥料とか施して、植え替えとかは、また今度。 ラベンダーは今週末あたりに9cmポットから、一回り大きな鉢への植え替えは必要でしょうけれど、ミニバラの方は根がまだ弱そうなので、しばらくポットのまま、様子を見てみようと思います。 枝が窮屈そうにしてるのが可哀想なんだけど、迂闊に触って萎れさせちゃうのは哀しいし。 園芸日記として使っているヤプログがエラーだらけでUPできないので、コチラに。
2005年05月16日
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