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サイド自由欄
塾には湿度計付きの時計が置いてある
塾の中で加湿器を使用していると
塾内の湿度が55パーセントくらいになるが
出勤した直後はたいてい40パーセントを下回っている
さて
ここで不思議なことが起こっている
そもそも湿度とは・・・?
空気中には含むことのできる水蒸気の限界値が決まっている
これを飽和水蒸気量といい(思い出されました?)
気温によってこの量は決まっている
しかも気温が高いほど飽和水蒸気量は大きくなる
0℃では4.8g(すべて1立方メートルあたり)
10℃では9.4g
15℃では12.8g
20℃では17.3g
30℃では30.4gくらいである
たとえば
20℃の気温の時に17.3gの水蒸気が含まれているとすると
湿度は100パーセントであり
約8.7gの水蒸気を含んでいるとすると
湿度は50パーセントということになる
また仮にこの気温で
17.3g以上の水蒸気が存在するとどうなるかというと
17.3gを超えた分が水滴となって現れることになる
(すなわち水蒸気とは水の気体の状態であるから
その存在は目には見えないが、
水滴は液体の状態で目に見える形となって現れる。
冬場の窓際にできる結露の状態は、部屋中の水蒸気が
水蒸気でいられなくなって液体となって付着したもの
よく勘違いされるのはヤカンからでている湯気であるが
湯気は目に見えるので液体の状態であり水蒸気ではなく
ヤカンの口と湯気の間の何も見えない部分が水蒸気である)
話をもとにもどそう
20℃の部屋に50パーセントの水蒸気があったとする
すなわち約8.7gの水蒸気があったとして
その部屋の気温が下がって15℃になったとすると
飽和水蒸気量は12.8gとなるが水蒸気量は急には変化しないので
湿度は12.8gに対する8.7g分の割合になるので約68パーセントと
上昇することになる
さらに8℃にまで気温が下がると
8℃の飽和水蒸気量は8.3gなので水蒸気量8.7gの方が多くなり
湿度は100パーセントとなり約0.4g分の水滴が出来ることになる
単純に言えば気温が下がる方が湿度は上昇しやすい
ということである
ところが・・・である
最初に書いたように
仕事中の塾内が気温20℃で湿度55パーセントくらいだとすると
水蒸気量は17.3gの0.55倍にあたる約9.5gが存在する
しかし
一晩明けて翌日塾に来ると
気温は15℃で湿度は40パーセントとなっているので
水蒸気量は12.8gの0.4倍の約5.1gしかないことになる
すなわち一晩で4g以上(半減近く)の水蒸気がなくなったことを意味する
考察できることは
外気がかなり乾燥しているために
一晩の間に塾内の水蒸気が急速に外に出て行った
ということだろう
冬から春にかけては一年で一番乾燥する時期である
未だに学校ではインフルエンザが流行しているようである
ウイルスの飛散を防ぐには60パーセントくらいの湿度が
必要らしい
これだけ乾燥していればウイルスにとっては最高の環境といえるだろう
また今日は
乾燥による火の被害も起こったようである
乾燥・花粉・黄砂と
春なのに嫌な要因も多い環境ですね
みなさん気をつけてください