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前橋市などの水道水に安全宣言ということですが。H25日に群馬県の水道水から寄生虫「ジアルジア」が検出された問題で、県が26日に行った検査では検出されず、前橋市などは27日、安全を宣言した・・・ということですね。 安全宣言したニュースは こちら 。それにしても・・・・安全であって当たり前の水道水に関して 「生水としては飲まないように」 「水道水を飲料とする場合は、1分以上煮沸して飲んでください」 などとして水道局と対象市町村が連携して広報車を走らせて注意を促す事態を招いたというのは やはり大ごとですので、これからはしっかりとした〔原虫の侵入防止〕対策と検査をお願いしたいというのが、水道を利用する市民の偽らざる気持ちというところでしょうね。さて、そんな原虫の侵入経路と、侵入防止の対策についてのご質問がありましたので、その回答にあたると思われる当ブログの記事をご紹介しておきます。 ■ 哺乳動物の腸に寄生している原虫が 河川水に流入するケース ■ 英国におけるウイルスや原虫類の 流入防止につながる対策よろしかったら、ご参考に。 清潔な水を得るためには、なによりも水を汚さないように 努力することが大切になります。ユニセフのダーティーウォ ーター・キャンペーン関連の動画は こちら 。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
2013.02.28

やっぱり地方紙がおもしろい!N民主党のケースで懲りたはずなのにしょうこりもなく/笑、今回もまたマニフェスト〔みたいなもの〕を信じて 自民党に投票してしまい、“はやまったのかな”と 悔やみ始めた私 にとって、いま断然おもしろいのは、地方紙です。 たとえばそんな、魅力的な地方紙の社説や記事が こちら ↓ 。 ■ 秋田さきがけ の 「TPP問題 国民にも判断材料示せ」 ■ 琉球新報 の 「TPP交渉 見切り発車は許されぬ」 ■ 東京新聞 の 「TPP参加判断 首相一任 自民不満根強く」世論誘導的みたいな、あいかわらずの一線横並びみたいな大新聞の意見よりも、個人的には よほど共感できるのです。不平・不満・恨みなどを解消して気を晴らすことを、「溜飲を下げる」といいますが、これら↑の記事を読んだいまは、まさにそんな気分です。 そんな気分を もっとはっきりと表現すれば 金太郎飴みたいな〔大新聞の記事の意〕を食べ過ぎて、またまた体調が おもわしくなかったのだけれど、よい胃腸薬〔いち要約〕に出会えて、 はればれすっきり とした気分になったよ みたいな かんじであります♪ というわけで、よろしかったら、ご一読を。。 『有権者が投票する際の材料を十分に提供するのは、われわれ 新聞の重要な仕事だと肝に銘じたい』とは、衆院選前の東京新聞の 一節です。 参院選を控えたいま、投票したことを後悔し続ける有権者を 少しでも 減らすためも、地方紙のみなさま、今後ともがんばられてください。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
2013.02.27

自民党に投票した理由〔わけ〕。N次回の資料として、当ブログ・2月12日分の再掲載となります。 ↓唐突すぎる 菅さんの“平成の開国”発言と、それに続く 野田さんのTPP交渉参加への前のめりすぎる姿勢 に比較して・・・12月07日の日本農業新聞の第一面、「2012衆院選・党首脳に聞く」シリーズの2回目に登場した安倍晋三自民党総裁のインタビュー記事は、〔農業関係者としても〕得心できるものでした。TPPには、どう対応しますか、という質問に対しての、安倍晋三自民党総裁の答えはつぎのとうり。「“聖域なき関税撤廃”を前提条件とするか限り交渉参加に反対す る。思いつきでTPPを言い出した菅直人前首相の認識とは違い、 日本はすでに国を開いている。農産物の平均関税率は12%で、 62%の韓国や20%のEUよりも低い。 そもそも農業は天候や地形に左右される。世界的な不作などで食 料を買いたくても買えない状況にも直面する。だから、どこの国 も食料自給率の向上に力を入れている。 政権に復帰したら、まず日本の国際交渉力を再構築する。その上 で“聖域なき関税撤廃”の撤回が可能であれば、事前協議を進め るかどうかは米国の出方次第だ。」 のの というものです。これを読んで自民党と自民党の候補者に投票した農業関係者は少なかろうはずはないと思うんですよね。ちなみにこのインタビュー記事と前後して、新聞紙面でのこんな一面広告もありましたし。のののののののの かくいう私は、安倍さんの日本の農産物の平均関税率についての 日本はすでに12%、62%の韓国や20%のEUよりも低いという日本の政治家としての認識〔その正直さに〕に共感し、そして投票させていただいた次第です。いじょう、非常に個人的な話しで申し訳ないのですが、わたくしが自民党に投票した理由〔わけ〕についてのおはなしでした。 国外では前のめり発言するくせに、 国内で問われると 国益に照らしあわせてウンヌンと答える野田さんのやり くちには、〔投票したものとして〕いらいらさせられっ ぱなしだったもので よけいに。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.27

梅は切ったが、桜でまたかいな。H前回は サクラ〔とくにソメイヨシノ〕のテングス病対策として、病原に侵された枝を切除するお話をご紹介しました。そして今回ですが・・・サクラと同じように 日本で愛でられているウメのウイルス病についてのお話となります。ウメの場合も“防除対策としてはウメの伐採しかない”ということで、ご参考までによろしかったら〔現状の対策が甘かったがため に、将来的にいまのサクラと同じように、ウメも全国的に切らねばならなくなった・・・みたいな残念なお話にならなければよいなと思いつつ〕。 ↓感染すると、ウメの実の品質の低下やウメの木自体の成長を妨げるためにウメ栽培に甚大な被害を与えるウメのウイルス病が、拡大しています。ウメの実の商品価値をほぼゼロにしてしまうという、このウイルスの名前は プラムポックスウイルス。日本では ウメ輪紋ウイルスとよばれています。 こちら。このウイルスが日本最初に発見されたのは、2009年の4月のことでした。そしてその後のウイルス拡散の状況は以下のとうり。1.平成21年4月東京都青梅市のウメにおいて、ウメ輪紋ウイルスに よる植物の病気の発生を国内で初めて確認。2.その後の調査で青梅市のほか、あきる野市、八王子市、奥多摩町及び 日の出町の範囲において本病の発生を確認。3.平成22年5月から9月まで、防除区域と周辺地域おいての発生調査 を行った結果、東京都羽村市などでの発生を確認。4.平成23年5月から9月まで、防除区域と周辺地域などでの発生調査 を行った結果、東京都福生市などでの発生を確認。5.平成24年2月から10月まで、防除区域と周辺地域などでの発生調 査を行った結果、東京都昭島市・兵庫県伊丹市などでの発生を確認。という具合に、次第にこのウイルスの発生地域は拡大しています。もちろん上記の発生地域では、ウイルスのまん延を防止し、その根絶を図るために、植物防疫法に基いた緊急防除が開始されるわけですけれど、〔なにせウイルが起こす病気ですから〕病気自体を治療する薬剤がないために ● ウイルスに感染し症状の出たウメの木の伐採と適切な処理 ● ウイルスを媒介するアブラムシの防除 ● 発生地域からのウメの苗木などの持ち出し禁止などといった対処療法しかおこなえないのが実情だという、じつに心もとない状況となっております。実際のところ平成23年に国が全国の梅の木の調査をした結果では、上記の緊急防除がおこなわれている東京都と〔おこなわれようとしている〕兵庫県のほかにも、茨城県・大阪府・滋賀県・奈良県においても、感染が確認されているとのことですので、〔ウメ生産農家であらずとも〕国内におけるさらなる被害拡大が心配されているところです。ちなみに唯一の直接的な病気の蔓延防止策である、感染したウメの木の伐採にいたる基準ですが、 ● ウメ畑では、「感染樹が1割以上で全て伐採」「一割未満で感染樹 及び隣接している木の伐採」 ● 公園、庭木などの場合は、「感染樹のみの伐採」といった基準が取られていますよ〔個人的には公園もウメ畑なみの厳しい基準にすべきだと思えます〕。いじょう、日本の伝統的な果樹であるウメの木の病気が、日本各地へと次第に拡大しているというおはなしでした。 ウイルス病は一気にかたずけるのがキモ。観資源であるから等 の理由で伐採の程度を軽くしていたら、ウイルス病は次第に その 感染範囲を広げていくように思えてなりません。 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
2013.02.26

早春の公園で、サクラの樹の枝を切る人は。H 日本で人気のあるサクラ、ソメイヨシノに致命的な被害を与えるてんぐ巣病についての話のつづきです。 前回、この病気は タフリナ属菌のカビ の伝染〔によるストレス〕によって引き起こされることをご説明してきました。 そして今回は、対策なのですが・・・ 菌そのものに効く薬剤がない、この てんぐ巣病の対策・・・それは 病気にかかった部分の枝を切り落とす という物理的な手法をとることだけなのです。 胞子が形成される前、つまりサクラの葉が落ちている休眠期に『茎・枝が異常に密生する奇形症状を示す部分』をひたすら切り落とすこと、これが 唯一で最良の治療法 なのです。 したがって・・・そう、あしたのジョーの段平の「打つべし・打つべし」の指導よろしく、対策は ひたすら「切るべし・切るべし」の繰り返しとなる。 ちょっとしたサクラの名所であれば、2500本から5000本くらいの樹がありますから、そのサクラの樹の一本一本を目視し、天狗の巣状になった部分がみつかれば、登って切るという地道な作業を繰り返していくことになります。 そういうわけで、早春の 肌寒い公園のなかでのサクラを切る作業、そのほとんどは、てんぐ巣病対策だといえるのです。毎年春に、美しく一斉に咲くサクラ、そのお花が きちんと咲くのは、寒い時期のサクラの樹に対する適切なケアが〔人知れず〕おこわれているから、というお話でした。 そうそう作業をする方ですが・・・ある意味 〔天狗退治の〕花咲か爺さん ! ◎てんぐ巣病対策の効果この対策を3年間徹底的に実施したサクラの名所では、てんぐ巣病の発生が、じつに1パーセント以下になったとのデータもあるようです。サクラの名所における羅病樹の割合が6割を超える という現実下において、この1パーセント以下という数字は、素晴らしい成果だといえるのではないでしょうか。 樹木の販売、これもまた農業なんですよね。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.26

『天狗の巣』とか『魔女のほうき』とか。H そういった妖怪っぽい呼び名が付けられているのが、サクラのてんぐ巣病(てんぐすびょう)です。 変ったよび名 ですよね。 呼び名の謂われは・・・この病気にかかった枝を下から見上げると、とても大きな巣があるように見えることからです。ちなみに英名では witch's broom !と、“魔女のほうき”に たとえられます。 いずれにしても 一斉に花が咲くサクラだけに、花が咲かない部分が目立ちすぎるほど目立つという、そんな病気なんです。 病状ですが、この病気にかかったサクラの枝は、花が咲かずに枝ばかりが伸びる状態となります。その後、症状の進行と共に患部が枯死し、やがて枯れ枝となって落ちていくことになります。同時に患部も広がりますので、樹全体もじょじょに花の咲かないサクラ状態になっていくという経過をたどりますよ。 ・・・このように、ある意味 とり憑かれたみたいに弱っているいく症状を呈することが、天狗や魔女の名前が使われるようになった要因かも・・なんておもっちゃったりもします。 病理学的にいえば、『多くの芽が、鳥の巣と例えられるほどに一度に生長してしまう』症状は、植物ホルモンの異常に原因があるものと考えられています。そしてその植物ホルモンの異常を引き起こす要因は 菌類、昆虫、線虫、ウイルス などの、いわゆる植物の生育ににとって障害をもたらす、いわゆるストレスが原因だとされています〔むしろストレスっていう名前の妖怪のしわざなのかもしれません〕。 対策につづく。 オカルト好きとしては、てんぐ病のサクラを見ると、ついつい天狗 さまの姿を探してみたり。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.25

シン君は、ハヤブサ。GB前回に搭乗したシン君は、 じつは ハヤブサ。 ← 本年に撮影されたシン君 冬の間だけ、おそらくは大陸方面から飛来し、高さ 50メートルの大鉄塔の頂上部分で越冬する雄のハヤブサなのです。この場所で 越冬することが話題となって 17年。例年10月はじめころに飛来したり、4月の終わりころに旅立ったりすると 越冬の様子を伝える記事 → かならずといっていいほど、新聞に報道されるほどの人気者なのです。そんなシン君の食事風景に遭遇したのは 2回ほどなのですが、その初回を書いたものが 前回だったというわけでした。 そんな シン君。最初に飛来した17年前は明らかに若鳥で ありましたから、心配されているのが、その年齢なのです。 そして迫り来る旅立ち。 来年も再来年も、シン君にきてほしいなと願いつつ鉄塔を眺 める町民が、この町にはたくさんいます。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.23

シン君に出会った。GB西の空高く、薄いゴンドラのようなおつきさま。お日さまが沈んで月の光がじょじょに明るく輝きはじめる時間になると、空の一角に黒い塊が出現します。ムクドリの群れです。数百・数千羽くらいのムクドリの冬の群れが、上空を何度か旋回しながら、少しづつ高度を下げてきます。着陸目標は、おとなりの竹林。冬のこの時期は、ここの竹林をねぐらにしているのです。住宅地とはいえ、いくらか田んぼや畑が残るこの地区では、とりあえずの食料も手にはいりますし、天敵のカラスやヘビも人がいるために少ない。彼らにとっては理想的な住環境なのでしょう。・・・大声でおしゃべりしながら降下してきたムクドリの群れは、つぎつぎに寝床となる竹林に消えてゆきます。姿が消えた後も、しばらくは、おしゃべり。とびまわるムクドリもいます。それから約10分後、鳴き声は潮が引くように消えてゆきます。寝床がきまったのでしょう。いままでのざわめきがうそのように、ムクドリたちは、その気配を消して静かに眠ります。そのようなな、ムクドリのいる住環境にある宅地。ムクドリがねぐらにしている竹林のおもてにある家の車庫の前で・・・シン君にであいました。昨年の1月に会っていますから、ほぼ1年ぶり。彼は朝鮮半島から秋にかえってきたばかり。ここから直線距離で200メートルほど離れた町の電波塔の付近に彼はすんでいるのです。元気の良い筋肉質の彼は、とても健康そうに見えました。「昨年よりは体調も良い」と、人づてにきいておりましたし、なんといっても彼は町では有名なのです。後ろ向きに立っていた彼は、こちらに気づきます。驚かせて悪かったのですけれど、ちょっとびっくりした彼。彼の足もとには3~4センチほどの三角すい状の黄色いものがころがっています。その黄色いものを残したまま、シン君は車庫の奥にはいっていきました。ゆっくり倉庫にちかづいた私は、シン君の落としたらしいその黄色い物を手にとって確認してみます。「ん?」「これは・・」堅く黄色いその物体の中身は空洞・・・。そしてシン君を追いかけて倉庫のなかで私がみたものは、一面にちらばった羽根とダウン〔ふわふわしたこまやかな羽〕。そのとき、わたしは、その 黄色いもの の正体に気づきました。ムクドリのクチバシ!それは、上下が合わさっているので三角すいの形にみえるムクドリのクチバシ だったのです。つづく・・・。 なんだかわからない時点では平気なのですが、そのものの正体が わかった瞬間に愕然としてしまう。そんなことって、あるものな のですね。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.23

植木にだって、お日さまは必要。K土壌検査に使用するハウスの土を採取にいった農家の庭先で・・・ 調子が悪い生垣のマメツゲの樹の土も検査してと、農家のお家の方に声をかけられました。その樹はどこにあるのですか?と、お尋ねしつつ庭を見渡すと、ありました・ありました。ののののののののの 樹の中ほどの部分が弱って枯れている伸びすぎたマメツゲの植え込みです。 これは樹が大きくなりすぎて日照不足になっているみたいですねとお答えして、さっそくに樹を切る許可を貰って、鋸とハサミで、枯れた高さから剪定することにしました。のののののののののののの 太枝は鋸で抜き、枝は剪定バサミでカットしていきます。のののののののの そして・・・見えてきた、横から見た樹の内部の様子が こちら。のののののののののののの これでは樹も弱るはずですよね。複雑に絡み合った枝の先端にしか葉がないのですから。のののののののののののの 実際のところ、 中はほとんどが枯れ枝 という状態でしたよ。のののののののの 結果として強剪定になりましたが、植物質のたい肥量のもとである腐植酸肥料をやって土壌を物理的に改良したのちに、リンサンと苦土をあげて化学性を改善してもらうことにしました。これで、きっと春からは 〔切られた手前の樹の状態〕開心形になった樹の内部から新たな枝葉が伸びてくることでしょう。春が楽しみです。 植え付け当初の樹が小さいうちは良いのですが、樹が大きくなっ てくるにつれ、植えられた樹同士の“光”の奪い合いが始まって まいります。それを防ぐためには、生育に応じた 剪定や間伐が 必要になるというおはなしでした。これはもちろん果樹や野菜栽 培などなど、農業全般にも当てはまることになるんですよね。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.20

隕石〔隕鉄〕は突然に。GB2008年4月のこと。コンクリートが一面に張られている倉庫前の通路部分に、唐突にころがってきたのが、この奇妙な石です。 手に取ると、重くて、磁石がくっつきます。いっしゅん、 隕石かな とは思ったのですが、博物館や石の展示会で見る きらびやかな隕石とは、似ても似つかなかったので、とりあえず じぶんの机の引き出しに保管することにしたのです。その後しばらくたって、このような「金属」のような、それでいて石と形容したほうがよいような丸くない隕石があることをしって こちらが隕鉄とよばれる石の例 → あるていど/笑 詳しい方にみていただいたところ、貴重なものではないですが ● 鉄隕石(隕鉄) iron meteorite ● 石鉄隕石 stony-iron meteorite でしょうといわれて、その後も引き続き、引き出しにいれて保管しております。・・・キラキラもしていないし、色も鮮やかではないし、形もするどくはないのですが、幾多の偶然が重なって自分のもとにやってきてくれたのだなって思うと、やはり いとおしい ものですね♪ ちなみに、こちらが 石の表面 ↑ 。 とりあえず倉庫にいったときに、頭にあたらなくてよかった なんてことも、おもったりして/笑。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.19

衝撃波といえば・・・この映画。GB大気圏に水平に近い形で侵入することで、広い範囲にわたって衝撃波による被害を与えた今回の隕石・・・チェリャビンスク市での被害を受けた住宅や学校などは4715棟にものぼると報道されていますね。ということで、思い出したのが この 映画 。ガラスを多用する建築が林立する現代の都市部の中心を、この映画の主人公が飛行したらと考えると、ゾッとします。一瞬でやってくるだけに、のっそりと陸を歩いてくる“G”よりも、むしろ人的被害は大きくなるのはまちがいないと〔今回の隕石のケースで〕認識した次第です。 個人的に大風と衝撃波の区別がなかなかつかなかった のですが、“新燃岳噴火時の空振” を体験してからは衝撃波 の怖さが実感できるようになりました。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.19

窓ガラスが割れる衝撃波といえば。GB隕石のもたらした衝撃波のニュース関連として、2010年2月の記事の再録となります。次回分関連の資料として、よろしかったら。 ↓衝撃波により窓ガラスが割れる『空振』被害続出2月01日午前7時50分過ぎ、霧島山・新燃岳は4回目の爆発的噴火を起こしました。これまでの3回よりも大きい噴火でした。ニュースは こちら 。 その後の調査で、新燃岳の西側にあたる霧島市では、噴火に伴う『空振』現象で住宅や宿泊施設の窓ガラスが割れる被害約100件が報告されたようです。 『空振』現象とは、噴火の勢いで空気が圧縮された状態が音波として周囲に伝わる現象のこと。 宮崎市でわたくしが体験した01月27日の午後に約1時間も続いた『空振』を、あたかもポルターガイスト現象と表現しましたが、今回はそのときとはちがうタイプの衝撃波〔おそらくジェット機が超低空飛行したような感じ〕であったのではないでしょうか。 01月27日の噴火に伴う新燃岳の南東部に広がった『空振』現象が、火口から遠く250キロ以上離れた四国の愛媛県や高知県でも確認されたことを思えば、今回の霧島市の『空振』がいかにおおきいものであったかが推測されてぞっとします。また長時間続く『空振』現象に遭遇すると、心理的にとても疲労してしまうことも、体験した いま わかりました。 今回、『空振』、そしてもちろん火山の噴火被害に遭われておられるみなさまには、心から御見舞い申しあげます。 体験してはじめてわかったのですが、自然災害というものは、 つくづく人智を超えたものなのだなと実感しきりです。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.18

あま~い歌声の “Hard Candy”GB ネッド・ドヒニーの 『Hard Candy』 。はーどキャンディとはいったものの、チョコレートみたいな甘~い ナンバー が ならびます。 そのなかから1曲目の 「 恋は幻 」 は、こちら 。いかにもの西海岸ふうのジャケなんですけれど、音はソウルフル!発売当時には知るよしもなかったのですが、プロデューサーがブルース・ブラザースなどでお馴染みの スティーブ・クロッパーだったのを最近知って納得しました。カクテル片手に葉巻など燻らしながら、いただいたチョコ眺めながらおひとついかがでしょうか、 『Hard Candy』 。 前回の「キス・ミー」より、↑ 大人っぽいかんじで。 ちなみにアルバム『Hard Candy』の最終ナンバーは ヴァレンタイン。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.14

バレンタインにききたくなる曲といえば、やっぱり。GB バレンタインにききたくなる曲といえば・・・ シックスペンス・ノン・ザ・リッチャーの名曲キス・ミー・・・です。 まさに、“ The With Love and Kisses” 。。 そしてバレンタインにつきもののチョコなのですが・・・Godiva もいい、Neuhaus もいい、もちろん Galler も Cote d'Or も大好きです。 が、しかしっ! ここはひとつ 元祖イベントチョコの、そう、ハーシーのキスチョコ かな。 2007年、米国では キスチョコ100周年を記念し、39セントのキスチョコ記念切手が発売になったほどなんですよ。 そして、最近は、男性が女性に贈る場面もおおくなっているのだそうですね。もともとヨーロッパでは、『女性とチョコにかぎったものではなく、お花やカードなどの贈り物を親しい人に贈る日』ということだそうですから、それもまたよし。ということで、贈る人も、贈られる人も、みなさま、よき バレンタインデイを。 シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー。 どちらかというと一発屋・・・そのほろ苦さも またチョコレート。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.14

チョコチョコっと、神のチョコの話を。GBギリシャ語において、その効能から 「神/テオ」 の 「食べ物/ブロマ」 という意味の「テオブロマ/神の食べ物」とよばれていたというチョコレート。そのチョコレートは、中世のヨーロッパ では、いったいどのような形態をしていたのでしょう。そのチョコの形態を現代に伝えている会社があります。1800年創業のイタリアシチリア島の老舗 アンティカ・ドルチェ・ボナイユート がそれ。チョコが媚薬とよばれた古代アステカ時代の流れを汲む製法を今に伝えるチョコ会社のホームぺージは こちら 。こちらの会社のチョコ、「食感はチョコではなく砂糖菓子にちかい味」がするのですが、見た目も たしかに、そんなたたずまいがあります。その砂糖菓子のようなチョコが、現代の多様なチョコレートに変化していくわけですから、食べ物の歴史というのはじつに興味深いものだと思わずにはおられません。そして・・・そんな 「テオブロマ/神の食べ物」 であるチョコの話を書いているるうちに、じつは、自分も ある意味「神のチョコレート」をもっていることを思い出したのです。あまりに目立つ場所においていたので、逆にきづかなかったというわたくし手持ちの「神のチョコレート」の上からみた写真は これ↓ 。 手持ちの神チョコ。 この映像。じつは上からのショットになるのですが、いったいどんなチョコなのか おわかりになりますでしょうか。じつはですね。のの ののそうなんです、米国の人気コラムニスト、ボブ・グリーンをして プレスリーの再来であり、アメリカ文化の頂点に登り詰めた男といわしめた、マイケル・ジョーダンをかたどったチョコレート なのでした。といことで、これは米国プロバスケットボール界で『神』と呼称された ジョーダンのチョコレートですから、正確には「神のチョコレート」ではなく、 米国プロバスケットボール界の神のチョコレートということになりそうですね〔すみません〕。ということで、バレンタインデイにちなんでの、チョコのお話でございました。 ちなみに、このチョコは、ジョーダンが カトゥーン〔漫画〕の主人公たちと競演したことでも話題になった映画 『スペース・ジャム 』 公開時に購入しましたっ。 ちなみにFortune誌 のジョーダン評ですが↓ 本業のバスケットボールだけでなく、ナイキ、マクドナルド、コカコーラ、 ゲータレードなどとのスポンサーシップで、『プロ入り以降100億ドル を超えるの経済効果を上げた』 と、評されました〔1988年時点〕。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.13

自民党に投票した理由〔わけ〕。N唐突すぎる 菅さんの“平成の開国”発言と、それに続く 野田さんのTPP交渉参加への前のめりすぎる姿勢 に比較して・・・12月07日の日本農業新聞の第一面、「2012衆院選・党首脳に聞く」シリーズの2回目に登場した安倍晋三自民党総裁のインタビュー記事は、〔農業関係者としても〕得心できるものでした。TPPには、どう対応しますか、という質問に対しての、安倍晋三自民党総裁の答えはつぎのとうり。「“聖域なき関税撤廃”を前提条件とするか限り交渉参加に反対す る。思いつきでTPPを言い出した菅直人前首相の認識とは違い、 日本はすでに国を開いている。農産物の平均関税率は12%で、 62%の韓国や20%のEUよりも低い。 そもそも農業は天候や地形に左右される。世界的な不作などで食 料を買いたくても買えない状況にも直面する。だから、どこの国 も食料自給率の向上に力を入れている。 政権に復帰したら、まず日本の国際交渉力を再構築する。その上 で“聖域なき関税撤廃”の撤回が可能であれば、事前協議を進め るかどうかは米国の出方次第だ。」 のの というものです。これを読んで自民党と自民党の候補者に投票した農業関係者は少なかろうはずはないと思うんですよね。ちなみにこのインタビュー記事と前後して、新聞紙面でのこんな一面広告もありましたし。のののののののの かくいう私は、安倍さんの日本の農産物の平均関税率についての 日本はすでに12%、62%の韓国や20%のEUよりも低いという日本の政治家としての認識〔その正直さに〕に共感し、そして投票させていただいた次第です。いじょう、非常に個人的な話しで申し訳ないのですが、わたくしが自民党に投票した理由〔わけ〕についてのおはなしでした。 国外では前のめり発言するくせに、 国内で問われると 国益に照らしあわせてウンヌンと答える野田さんのやり くちには、〔投票したものとして〕いらいらさせられっ ぱなしだったもので よけいに。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.12

語られることが少なすぎるTPPにいたる経緯〔TPPを考える〕。N 2010年11月の、当ブログ記事です。菅直人前首相の“平成の開国”発言を受けて書いたものですが、次回の資料としてよろしかったらご参考に。 ↓唐突に話がすすんだ感のあるTPP。そんなTPP問題がでてくるまでの、日本の農業の立場から見た実感といったようなものを記してみます。 各国間の自由貿易の促進を目的とした国際協定を、ガット(関税・貿易一般協定/General Agreement on Tariffs and Trade)と、GATTを拡大発展させた「WTO協定」いいます。「工業製品を輸出したい国は、工業製品を輸出してもいいですよ、農作物を輸出したい国は、農作物を輸出してもいいですよ」という考え方です。 それまでの世界の各国がそれぞれのやり方で自国の産業を守っていくという方針は、このガットによって大きく変えられました。ただし、そこにはルールがあります。「輸出補助金を使って輸出することや、特別な関税を掛けることで自国の産業や産物を保護することを、やめましょう」・「お互いに話し合しあうことで公平な貿易をしましょう」というルールです。 このルールの下でのガットの貿易交渉で、1986年~2000年までの国際貿易に関する約束が交わされてきたのが、これまでの世界の貿易の大きな流れでした。しかし2000年以後、次第にガットの、特に農業部門の交渉が難航して来るようになります。 交渉が難航しているのは主として次のような理由が浮上してきたからです。 ● 先進国と途上国の対立 ● 輸出国と輸入国の対立 ● ECや農業輸出国である米国が、表に出にくい形での自国の農業 保護を行っている ● 多数の農産物輸出国が輸出補助金を使用しているのではないかと いう疑念 ガットの前提となっていたはずのルール、そのルール違反に対する各国間の疑念が表面化し始めた後、交渉が難しくなってきたのです。自国に有利なように交渉するのが、それぞれの国の本音ですから、「輸出は自由にできる方がありがたいが、逆に外国製品が輸入されて国内産業がダメージを受けることは避けたい」と考えるのは当然のことなのです。このように、成果が実らぬまま幾度も交渉が重ねられているのが、2009年現在の多国間の農業交渉の実情と言えます。 そんな中で日本です。日本は貿易自由化の推進を対外経済政策の基本としている国ですから、ご存知のようにガットとGATTを拡大発展させた「WTO協定」を積極的に推進しています。農業分野でも、農産物の平均関税を12%にしている のは従来よりご説明してきた通りですし、国内の農業分野でも「農業保護」の削減が積極的に推し進められてきたのです。 ● 1995年の食糧管理法(食管法)の廃止 ● コメ輸入の関税化特例措置に伴うミニマム・アクセス米の受入れ ● 農業助成金の削減 などがこれにあたります。さらに2000年以降は、2001年4月に発足した小泉政権の「構造改革」が農政に導入されたことを受けて、次ぎのような案が実行にうつされました。 ● 農林水産予算の減額 01年度度農林水産予算3兆4003億円→07年度予算2兆6927億円 ● コメの備蓄米量の削減 150万トンから100万トンに削減 ● 2003年食糧庁の解体 貿易自由化の是非はともかく、現在の日本農業がこれほど衰退していった原因の一つには、このガットとGATTを拡大発展させた「WTO協定」を、日本が律儀すぎるほど律儀に守ってきたことによる影響があるとおもわれてなりません。この状況をもって さらに“平成の開国”発言とは、菅首相は、いったいなにをいいだしたのでしょう。いち農業関係者として、どこの国の首相であるのかと疑わざるを得ない状態であります。 農業交渉が進むにつれ、過疎集落は増えていった・・そんな 気が、個人的には おおいにします。現場の実感として、“これ でよく日本の農業は踏ん張れてきたものだな”と、おもってしま うんです。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.12

でかいといえば、まるで丸太のようにでかい魚Hすみ 昨年分ですが、でかいダンゴムシみたいな生きものの話し関連ということで、日本代表のでかい魚の話をよろしかったら。。 ↓ 『まるで丸太のようにでかい魚』 最大で、体長2メータ、重量40キロに成長する・・と、いわれている気水域に生息する魚です。そんな日本の魚の存在をご存知ですか? 『体は側扁し、銀灰色を呈する。頭部背縁は目の上方でくぼむ。背びれ はまるい。前鰓蓋骨の後縁には鋸歯がある。また、前鰓蓋骨の下縁に は強い4棘がある。鱗は大きい。側線は尾びれの後縁まで達する。 瞳はルビー色。』 といった形状をしたその魚の名前は・・『アカメ』。水中でルビー色に光る瞳の色が名前の由来といわれています。 そんなアカメの画像は、こちら。 大きいものの記録としては、高知県・四万十川での記録で、137センチ・30キログラム、そして宮崎県美々津町河口の耳川で釣られたものは・・・体長150センチ・35キログラムといわれていますよ。 耳川のアカメが釣り上がった様子は、吊り上げた経験をお持ちの複数の釣り人におききしていますが、みなさん、こうおっしゃるのです。 『ルアーで釣れる全長1メートル弱程度は、まあ普通。アカメとしては、まだ小物。ルアーにかかった魚に 喰らいつくのが、大物』 と。 ある方は、河口に釣り用和舟をだしておられたのですが、釣ったアカメを船上に上げることはかなわなかったため、和舟の脇にアカメを引き寄せてなんとか岸までたどりつかれたのといいます。 まるでヘミングウェイの「老人と海」みたいな話であります。 ちなみに、アカメは全国共通の名前。宮崎県でのアカメ は、マルカとよばれます。 おもうのです。おそらくは、丸太/マルタが変化したにちがいないと。 さらに思うんですよ、そのような水辺の生き物が暮らす環境を 守っていきたいなって〔自分の場合は有機系の汚染から〕。 「夢で終らせない農業起業」 「里地里山複合大汚染」
2013.02.11

たしかにダンゴムシの仲間ではありますけれど。Hダンゴムシ好きなこどもを 仮に、磯遊びにつれたいったとして・・・岩場自体が子どもにも安全なことを確認しつつ、自由に遊ばせているとき、 「あっ、でっかいダンゴムシっ。連れて帰ってもいいかな?」なんて、こどもの声を背中越しに〔こちらだって磯遊びに夢中/笑〕聞きつつ、磯にいるダンゴムシっていえば、きっとフナムシかなんか捕まえたんだろうなとかってに想像して、 「いいともぉ!」って気楽に返事して、いざ磯をひきあげる段になって こんなでっかいダンゴムシが、車の簡易水槽に放り込まれていたら、生物好きな大人であっても腰が抜けるかもしれませんね。・・・だって足元にいたら けつまずきそう/笑。まあしかし、そのでかい身体に似合わず小食っぽいみたいだから、飼ってもいいかもしれません。なんてことを 想像させられたニュースでした。 米国の磯には、時にはいるかもしれないな と考えたら ちょっとわくわく。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.11

タイドプール〔潮だまり〕天国。H冬ではない季節の話題で恐縮なのですが、次回関連での再掲載です。よろしかったら。 ↓宮崎県の県南海岸部をはしる国道220号線の海岸線で 有名な奇岩・・・それが「鬼の洗濯板」です。形状がよくわかるサイトは こちら 。 そしてこの「鬼の洗濯板」の最大の特長ですが、じつは満ち潮になると消え、引き潮の時になると、海岸線に姿を現します。 というわけで、引き潮となるとこの岩の周辺には、無数のタイドプール〔潮だまり〕が出現することに相成ります。海の生き物ファンにとってまさに垂涎の地! さっそく大潮時に、網や観察ボックスをもって、帽子と磯足袋スタイルで「鬼の洗濯板」に繰り出します。 海草が生えているタイドプールは、こんなかんじ。 金魚すくい気分で、網をいれ、さっそくに お魚や カニ・エビなどをゲット。10分あまりでの、収穫は、こちら ↓ 。 ちなみに観察ボックス ↑に いれている貝殻ですが、これは 足元を、ただ すくっただけ なんですよ。 持参したランチを食べる間だけ付き合ってもらった、この生き物たちを海にもどして、タイドプール遊びは終了です。 ときどき危険な生物がいることも。そんな次回へと続く。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.11

広がりつつあるウメのウイルス病。H感染すると、ウメの実の品質の低下やウメの木自体の成長を妨げるためにウメ栽培に甚大な被害を与えるウメのウイルス病が、拡大しています。ウメの実の商品価値をほぼゼロにしてしまうという、このウイルスの名前は プラムポックスウイルス。日本では ウメ輪紋ウイルスとよばれています。このウイルスが日本最初に発見されたのは、2009年の4月のことでした。そしてその後のウイルス拡散の状況は以下のとうり。1.平成21年4月東京都青梅市のウメにおいて、ウメ輪紋ウイルスに よる植物の病気の発生を国内で初めて確認。2.その後の調査で青梅市のほか、あきる野市、八王子市、奥多摩町及び 日の出町の範囲において本病の発生を確認。3.平成22年5月から9月まで、防除区域と周辺地域おいての発生調査 を行った結果、東京都羽村市などでの発生を確認。4.平成23年5月から9月まで、防除区域と周辺地域などでの発生調査 を行った結果、東京都福生市などでの発生を確認。5.平成24年2月から10月まで、防除区域と周辺地域などでの発生調 査を行った結果、東京都昭島市・兵庫県伊丹市などでの発生を確認。という具合に、次第にこのウイルスの発生地域は拡大しています。もちろん上記の発生地域では、ウイルスのまん延を防止し、その根絶を図るために、植物防疫法に基いた緊急防除が開始されるわけですけれど、〔なにせウイルが起こす病気ですから〕病気自体を治療する薬剤がないために ● ウイルスに感染し症状の出たウメの木の伐採と適切な処理 ● ウイルスを媒介するアブラムシの防除 ● 発生地域からのウメの苗木などの持ち出し禁止などといった対処療法しかおこなえないのが実情だという、じつに心もとない状況となっております。実際のところ平成23年に国が全国の梅の木の調査をした結果では、上記の緊急防除がおこなわれている東京都と〔おこなわれようとしている〕兵庫県のほかにも、茨城県・大阪府・滋賀県・奈良県においても、感染が確認されているとのことですので、〔ウメ生産農家であらずとも〕国内におけるさらなる被害拡大が心配されているところです。ちなみに唯一の直接的な病気の蔓延防止策である、感染したウメの木の伐採にいたる基準ですが、 ● ウメ畑では、「感染樹が1割以上で全て伐採」「一割未満で感染樹 及び隣接している木の伐採」 ● 公園、庭木などの場合は、「感染樹のみの伐採」といった基準が取られていますよ〔個人的には公園もウメ畑なみの厳しい基準にすべきだと思えます〕。いじょう、日本の伝統的な果樹であるウメの木の病気が、日本各地へと次第に拡大しているというおはなしでした。 今年になって絶滅危惧種に指定されたニホンウナギのように、日本の ウメもピンチが拡大していくのかもしれません。そうなると“食い合 わせ”などの言い伝えをはぐくんできた日本の文化も、意味を成さな くなっていきそうで・・・じつに寂しいかぎりであります。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
2013.02.10

ウイルスは妖怪なのか。H 『ウイルスにかかっていたトマトの残滓などから感染します。感染していたトマトに触れていた農機具からも、支柱からでも感染します。ウイルスにかかっていたトマトの種からでも感染します。さらには、土壌に残った羅病したトマトの残滓からも感染することが知られており、乾燥土壌中でさえ2年間も伝染力を失わなかったという報告すらあります。→ 前回は こちら 』 という伝播力の強いウイルスのトマトに対する感染力の強さや感染経路の多様さから連想するのは・・・そう、吸血鬼/ヴァンパイアです。 映画や小説の中で、心臓に杭を打たれ日光を浴びたドラキュラは、いちどは滅びて灰になります。しかし、その灰に血液をたらすと・・・ふたたび再生復活するのです。これって、温度や湿度やトマトがあるという条件さえ合えば、圃場で再び動き出すいろいろなウイルス病のウイルスの動きとよく似ています。 また、「吸血鬼/ヴァンパイアに血を吸われたものは、あらたに吸血鬼/ヴァンパイアとなって、いままで仲間だった人間を襲う」点。これなども、ウイルス病にかかったことがわからない程度の感染であっても、収穫や芽かぎなどの農作業管理を行ってしまうことで、健全な株に次々とウイルス病が感染していくことにとてもよく似ています。 これまで人間だったはずの仲間が、じつはすでにヴァンパイア化してたというようなシーンですが、このかかっているか・かかっていないかを疑う心理描写は、「吸血鬼/ヴァンパイアの物語」のキモ/売り物ですものね。 もうひとついきましょうか/笑。 こんどは妖怪ですが、たとえば鬼太郎の友人である一反木綿です。この妖怪一反木綿は、切り分けられると、いちどはふつうの布切れにもどります。しかし、切り分けられた木綿に、たとえば水などがかかると切り口が自然につながって、ふたたび一反の大きさの妖怪となり、自らの意思をもって動き出すのです〔八百八たぬきのでてくる 妖怪獣 の回参照〕。 条件が整わなければ、動かないでじっとしている「もの」が、ある条件が加わることで生物化して動き出すということになるわけですが、これなとは、まさに「生物と無生物の中間の存在」であるというウイルスの性質そのものといってもよいほどによく似ています。 そして思うんですよ。 このような吸血鬼や妖怪の話しというのは、「ウイルス病で苦労したわれわれの祖先が、ウイルス病の怖さを伝えるために、妖怪やモンスターの姿として伝承してくださったのではないのか」って。 ちなみに・・・宮崎県における鳥インフルエンザの発生した圃場におけるウイルの侵入経路の不可思議さや同じく宮崎県を襲った口蹄疫ウイルスの広がり方からみたウイルス感染の恐ろしさというのはまさに妖怪でした。 ウイルスについて正式名称は濾過性病原体。DNAかRNAのどちら か一方を持ち、結晶化など無生物の特徴も併せ持つ。単独では自己 増殖できないが、生物に寄生することで自己増殖する。そのために ウイルスは、生物と無生物の中間の存在であるとされています。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
2013.02.10

ウイルス病の怖いところは。Hヒトでいうならノロウイルスに新型インフルエンザ。家畜でいえば鳥インフルエンザに口蹄疫と、ウイルスばやりの世の中です。ということで、今回は農業における作物のウイルス病についてのおはなしです。たとえば家庭菜園でも良く栽培されているトマトですが・・・栽培されているトマトの収量減を引き起こしたり、最悪の場合は感染したトマトを枯らしてしまうこともあるタバコモザイクウイルス病や黄化葉巻病黄化エソ病などのウイルス病があります。その伝染の経路ですが、まずはこのウイルスをもっている昆虫から伝染します。そしていちど感染してしまうと、つぎは昆虫がいなくても、かかった株から健全な株へと、次々とウイルス病が感染していくことがあります。これは、ウイルス病にかかってしまった株といまだウイルスにかかっていない健全な株とを、〔ヒトが〕同じ農作業管理をおこなってしまったために感染が拡大してしまうというケースです。また、そのような農業管理だけではなく、前の作でウイルスにかかっていたトマトの残滓が圃場に残っていた場合は、その残滓から感染するケースも場合によっては〔感染力の強いウイルス場合には〕おこりえます。さらには残滓ばかりではなく、前作で感染したトマトに触れていたトマトの樹に使用した支柱や農具から感染する場合もあります。驚くべきことには、かかっていたトマトの種からでも感染したとか、2年前に乾燥土壌中に鋤き込まれたはずの〔ウイルスに感染した〕トマトの残滓からでも感染したというような実験報告すらあります。ということで、タバコモザイクウイルス病などに代表されるウイルス病は ● なんといっても治療する薬がない ● 感染するちから が、強すぎる ● 第三者によって感染が広がってしまう場合がある ● 条件が満たされれば、不活性化していたものが活性化するといった点が、怖れられているわけです。怖れられるあまりに、「トマト栽培されている農家の田畑では喫煙者が嫌われる」といった伝説さえも生まれました。これは喫煙者の吸っているタバコ製品や、生産現場では喫煙を控えてはいても、ふだん喫煙している喫煙者者の手には、ウイルスが付着しているのではないかと疑われたためです。そして、このような感染パワーに満ちたウイルス病に対する対抗策ですが ● 媒介する昆虫をこまめに駆除する ● 作業に使う農具や農機具を清潔にしておく ● 早期発見に努める ● 発見した場合には、すばやく抜き取って処分すると、いったような手段がとられています。いじょう、今回は栽培されている作物に対して様々な病状を引き起こすことで収量減をもたらすウイルス病についてのおはなしでした。ちなみに栽培管理中の作業現場のヒトの手を介した感染を防ぐ方法ですが ● ハサミやナイフを第三リン酸ナトリウムの飽和液で消毒する ● ハサミなどの農具を、煩雑に取り替える などといった対策をおこなうことで、作物の汁液を介した感染を予防する方法 が取られていますよ。つづく。 植物に感染するウイルスの数ですが、世界中でいえば950種 以上、国内では300種以上があるといわれていますよ。 この種類の多さもまた、脅威です。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.09

厳冬の再来に思いだすのは、きこりの巳之吉・・・。R 舞台となった場所のお話しなどもからめて、よろしかったら。 ↓ 『武蔵の国のある村に、茂作と巳之吉という2人の樵が住んでいた。茂作は すでに老いていたが、巳之吉の方はまだ若く、見習いだった。 ある冬の日のこと、吹雪の中帰れなくなった二人は、近くの小屋で寒さ をしのいで寝ることにする。その夜、顔に吹き付ける雪に巳之吉が目を 覚ますと、恐ろしい目をした白ずくめの美しい女がいた。巳之吉の隣り に寝ていた茂作に女が白い息を吹きかけると、茂作は凍って死んでしま う。 女は巳之吉にも息を吹きかけようと巳之吉に覆いかぶさるが、しばらく 巳之吉を見つめた後、笑みを浮かべてこう囁く。「おまえもあの老人( =茂作)のように殺してやろうと思ったが、おまえは若くきれいだから、 助けてやることにした。 だが、おまえは今夜のことを誰にも言ってはいけない。誰かに言ったら 命はないと思え」 それから数年して、巳之吉は「お雪」という、ほっそりとした美しい女 性と出会う。二人は恋に落ちて結婚し、10人の子供をもうける。お雪は とてもよくできた妻であったが、不思議なことに、何年経ってもお雪は 全く老いることがなかった。 ある夜、子供達を寝かしつけたお雪に、巳之吉がいう。「こうしておま えを見ていると、十八歳の頃にあった不思議な出来事を思い出す。あの 日、おまえにそっくりな美しい女に出会ったんだ。恐ろしい出来事だっ たが、あれは夢だったのか、それとも雪女だったのか……」 巳之吉がそういうと、お雪は突然立ち上り、言った。「そのときおまえ が見たのは私だ。私はあのときおまえに、もしこの出来事があったこと を人にしゃべったら殺す、と言った。だが、ここで寝ている子供達を見 てると、どうしておまえのことを殺せようか。どうか子供達の面倒をよ く見ておくれ……」 そういうと、お雪の体はみるみる溶けて白い霧になり、煙だしから消え ていった。それ以来、お雪の姿を見たものは無かった。』 このお話しは、皆さまよくご存知の、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の『怪談(Kwaidan)』で紹介されている「雪女」です。美しいけれど、しかしほんとうは怖ろしいという雪の世界を象徴するお話だなと思います。 そしてお気づきになりましたか、この物語は、じつは豪雪地帯が舞台ではなく、しかも2人の木こりも雪に慣れていなかったことに。 そう、物語の情景から、ついつい豪雪地帯の山岳部における木こりの遭難の話しだと勘違いしやすいのですが、じつはこの物語は 多摩川べりの船頭小屋が舞台となっており、しかも茂作と巳之吉という2人の木こりは、雪というものに対してあまりに知識もなく無防備なんです。 船頭小屋って こんなかんじ ですもの。 持ち運びもできたというこんな簡単な小屋に、大雪のなか避難したら、それはむしろ遭難しない方がおかしいですよ。 小泉八雲が東京都西多摩郡調布村出身の親子から採録したというこの物語は、じつは あまり雪が降らない地方における“突然の大雪”に対する警告的な教訓談 であったのかもしれません。 普段は豪雪地帯ではない地方 で降雪に遭われている皆さま。 寒さ対策は、万全になされてくださいね。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.08

雷と、農業と。G 春の到来を伝えてくれるという事で大変めでたいものとされ、その雷に伴う雨が農民に喜ばれる春雷・・・とくに日本の早期米地帯では 野焼き → 用・排水路の清掃 → 田起こし という共同作業が、この春雷をスタートにはじまります。 なにせ、イネつくりにとっては水まわりが命。水の出し入れをいかにコントロールできるかで、イネつくりはきまるといってよいほどですから、水周りの整備が必要になってくるのです。 とくに準備のよい農家さんなどでは、2月末には早々と田に水を張り、3月中旬の早期コシヒカリの田植えに備えるかたもいるほどなんです〔水が早くにはいっていると水温を高める効果があり、そのためにも春雷を伴った春の大雨はありがたいのです〕。 そういえば 「雷」の一字。。なにせ、「田」に「雨」を加えたものですものね。 さらにいえば 「雷」が発生する時に、ひかるものは「稲光」、放電現象を「稲妻」 とよぶことからも、米栽培と雷には深い関係があることがわかろうというものです。 そして カミナリといえば 天神さま・・・。 河鍋暁斎描くところの天神さま。 雷と深い関係のある天神さまも、道真公の合祀以前は火雷天神として農耕の神として祀られていたと申しますし、その菅原道真公ゆかりの臥牛、これもまた・・・牛は古来農耕〔田起こし〕になくてはならない農民のパートナーでもあったのは皆さんご存知のことでありますし。 というわけで、今回は3回にわたって 雷と絡めた農業のおはなしをシリーズでお伝えさせていただきました。今年は、豊作になるといいな と、 願いつつ。 この時期にしっかりと土を起こして耕土を深くする ことは、 ジャンボタニシや強害雑草防除にも、そして白濁米の防止 にも効果がありますよ。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.06

電気イコ―ル生命という考え方。G前回の「豊作をよぶ春雷。」の続編です。一瞬にして石〔雷管石〕をつくるほどのちからを持つ雷の巨大なエネルギー。稲妻の通り道となった部分の空気は温度が2万~3万℃にも達するほどだといわれています。そんな電気/雷 の火花〔稲妻〕が大気中を走ると、大気中に多量に含まれている窒素に変化が起こります。 空気中に大量にある窒素と酸素がくっつく ↓ 窒素酸化物ができる というわけです。 この天然の窒素肥料が水蒸気や雨に溶ける ↓ 窒素酸化物を含んだ水分が地面に落ちてくる ↓ 植物が水に溶けた窒素酸化物を肥料分として吸収 と、移動してゆくことで、結果として作物がよくできる。 これが「雷が多いと豊作になる」といわれることの理由です〔昔の方は自然をよくよく観察されていますよね〕。そして・・・そんな自然の変化を目にした人々にできあがったのは、 電気 イコール 生命 という イメージ/考え方 です。 たとえば 映画『フランケンシュタイン』です。ネオン看板よろしく妖しげな電気機械が並べられた博士のクリーチャー製造実験室 です。電気に溢れたこの実験室見ただけで、なんかおこりそうな期待感を人に抱かせますもの。 死体から採取した人の各部位をつなぎあわせ、落雷を利用した電気シ ョックをクリーチャーに与える・・・轟きわたる稲妻・耳を劈く落雷。 マッドサイエンテストの代名詞ともいうへき博士の横顔が、稲光に浮か び上がり、そんな博士を信頼と尊敬のまなざしで見つめる恐ろしげな 形相の召使・・・。 まさに 名場面です。 あらゆる生物の神経に関係する電気反応が確認されている現在、博士は けしてまちがってはいなかったわけです〔心電図・筋電図からはじまってなかには電気ウナギのような発電動物まで存在するのですから〕。 ただ脳をまちがえてもってきちゃうという召使の人選をまちがっちゃっただけ/笑。 脱線しつつ続く。 そして こちらは、パロディの巨匠メル・ブルックス監督の 「ヤング・フランケンシュタイン」の実験室のシーンです。 このシーンで使われているセットは昔日の「フランケンシュタイン」 のものを、そのまま使用しているといわれていますよ♪ 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.06

豊作をよぶ春雷。G古来より、農業にとって大変めでたい雷とされる春雷。その春雷が鳴る年は、農作物がよくできるといわれています。 雷がなる ↓ 雨がふる ↓ 水が大地を潤す ↓ その水によって作物がよくできるまず連想するのは、こういった図式でしょうか。たしかに、そう。水は植物の生育にとって大事ですものね。でも、それだけではないんです。雷が鳴ると、ほんとに土地が肥える・・・なぜに雷が鳴ると土地が肥えるのか。それは 雷の正体に原因があります。そう、ご存知のように 雷 は、 放電量は 数万~数十万アンペア 電圧は 1~10億ボルト 電力量換算 平均約90万メガワット超というものすごい 電気 。どれくらいすごいかというと、石ができちゃうくらいすごい。一定条件を満たした砂漠に雷が落ちると、ほんとうに石ができます。そんな雷由来の石を『Sand Fulgurites/ サンド・フルグライト』といいます。和名は、雷管石。 堆積物にある程度の空間が存在する大地/砂漠などに雷が落ちる ↓ 砂地に撃ち込まれた電流は地中に流れ込む ↓ 電流はいろいろな方向にまがる ↓ 結果、電流の通路にあった石英の砂粒は完全に溶融 ↓ 溶解したガラス状の石英が固まり、石状になると、これが 雷管石誕生のシステム。雷管石は 雷の電流の足跡なのですね。話がズレ気味ですが/笑、それほどの雷が空中で鳴ると、 空気中のチッソがチッソ化合物となって地上に落ちてくるそれが 『春雷がなる年は、農作物がよくできる』といわれる由縁です〔降ってきた窒素化合物は植物に利用されます〕。昔の方って、じつに科学的ですよね。そして人工物だと誤解されている向きも多い 化成肥料のチッソも、雷と同じ原理で、空気中のチッソから取り出されます。『鉄を主体とした触媒上で水素と窒素を400 - 600°C、200 - 1000atmの 超臨界流体状態で直接反応させる』ことで、空気中からアンモニアの形で取り出します。 N2 + 3H2 → 2NH3 という化学式ですね。簡単に言えば、人工的に雷状態をつくることによって、空気中からアンモニアを生産する。これは ハーバー・ボッシュ法(Haber?Bosch process)といわれていて、名前のとうりにハーバーさんとボッシュさんによって1913年に開発された方法なんですよ。つづく。 そういえば 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のデロリアン号も 雷を 動力源にしたことがありましたよね♪ 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.05

春の小川は用水路。G なにげなく見過ごしてしまいがちなのですが、冬の時期に枯れていた田畑地帯にある小川が春になると流れていることに気づかれたことはありませんか。 じつはこれ、自然な小川ではなく農家の手によって人為的に流されている用排水路の場合が多いんですよ。農家を主体にした水利組合の管理のもと、計画的にながされている農業用水なんです。 田の水を管理する水利組合は、農業生産を行う上で欠かせない用排水施設の整備・管理や農地の整備いわゆる土地改良を目的として設立された農家の人たちの組織です。この土地改良区は全国に約7,000・関係する農家は約300万人・関係する農地は約300万haといわれています。 そんな日本の農業用用排水路の総延長は なんと 約22万km! この距離は、ほぼ地球5.5周にも達っするのだそうです。現場にいるわたくしなども、この話しを聞いたときにはさすがにびっくりしました。いや、すごいものですね。 そして、そんな日本の用排水路の管理についてのおはなしです。 田植えに先立つ2ケ月前、水稲農家の苗づくりと並行してこなわれるのが、集落ごと・水の流れる系統ごとの用水路の清掃です。イネの栽培がおわってからおよそ半年、繁茂した草や、その後の増水などで埋まった土砂などが用水路から除去されます。もちろん投げ込まれたゴミの処理も、当然あります。。 しっかりやっとかないと、水の流れがとちゅうで止まってしまいますからね。自分のところに流れてきた水を、次の田畑へ流していかねばなりません。 この用水路清掃には、その水利を利用する方たちが参加するわけですが、かなりな時間と労力がかかります。自分の経験では、ひとつの水利系統で半日くらいの出役となります。このときに、同時に行われることの多いのが、畦の野焼きです。年が明けて、この野焼きの煙が立ち上がると、ほどなく農村のいたるところで“春の小川”が復活します。 規模を拡大したり・高齢化の農家の農地を借りたりして田畑を 耕作する方は、この共同清掃に何らかの形での参加が義務付け されますので、これがなかなかに大変。耕作規模が大きくなる ほど負担も大きくなるわけですから。これもまた、日本の耕地 面積の土地集積が行なわれにくい大きな要因のひとつといえる でしょう。 余談ですが・・・この大きな問題を無視して農業の規模拡大を 唱える一部の農業評論家の方の農業論には、疑問をもってしま いまうんですよね、どうしても/笑。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.05

人によく馴れるオオウナギのおはなし。H 西日本各地で愛されている天然記念物のオオウナギという生き物がおります。そんなオオウナギの代名詞でもあった長崎の8代目うな太郎と、そのうな太郎の世話をされてきた亀太郎さんのおはなし再掲載です。2011年の記事となりますが、絶滅が危惧されはじめたニホンウナギ関連として、よろしかったら。 ↓ 『亀太郎さんが世話してきた、うな太郎くんが。』 「その昔、この島が異国人と交えた海賊団の根城になっていた頃、一味 の者が大ウナギを釣り上げて食べたところ、たちまち腹痛を起こし、 全身にウナギのような斑点がでて、首領諸共死に絶えた」 と、そんなお話しが野母崎観光協会伝えられているのでも有名な長崎市野母崎樺島町の井戸にいる、大ウナギ。古くから井戸の主として祭られ粗末にするとたたりがあると信じられてきました。 狭い井戸のなかで、エサを求めて水面を泳ぎまわるさまは実に壮観なうえ、人によく馴れるために、代々「うな太郎」と名付けられて、地元の人気者でもあるのです。 普段の様子は こちら 。 そんな「うな太郎」の8代目、これまでの歴代ウナ太郎の中では最も大きかったとされる〔1.8m・12.6キロ〕個体が、残念ながら本年2月24日に惜しまれつつ亡くなったようです。 様子を伝える西日本新聞の記事は こちら 。 『長崎市野母崎樺島町の井戸にすむオオウナギの「うな太郎」が24日、 死んだ。うな太郎は8代目で推定年齢30歳、人間なら50歳代半ば に相当するという。祖父の代から世話を続ける幕亀太郎さん(86) が23日朝、衰弱していたうな太郎に気付き引き揚げて見守っていた。 3年前から徐々に餌を食べなくなり、昨年は10月にアジの切り身 を一度食べたきり、冬眠に入ってしまった。同月の身体測定では体重 は2・1キロ減の12・6キロと“激やせ”していた。昨夏来の猛暑 と厳寒で水温差が大きかったことや、井戸周辺の側溝工事による水質 悪化に耐えかねたのではないかと幕さんはみている。「環境が悪い中 よく頑張った。もう一度元気に餌を食べる姿を見たかった」と言葉を 詰まらせた。』 とのことです。 記事中の幕(まく)亀太郎さん(86)は、祖父の代からこのオオウナギの世話をしている方。別の記事で、 「20年余り自分の子のように愛情を持って育ててきた。あと4、5年 は生きてほしかった」 と語っておられるのが印象的でした。 1923年からは「オオウナギ生息地」として国の天然記念物に指定されてもいるだけに、わたくしも、いち生物ファンとして残念な気持ちでいっぱいです。 地元の方々に大切にされてきた歴代「うな太郎」って、しあわせですね。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.03

河には、たくさんいたウナギの稚魚の思い出。H ニホンウナギが、とうとう絶滅危惧種に指定されたというニュースを受けての、当ブログでのウナギの記事 の再掲載となります。ひきつづいて 昨年1月の記事ですが、よろしかったらご参考に。 ↓市場に出回っているウナギの蒲焼きに使用されるウナギのほとんどは、養殖されたものだといわれています。しかし養殖とはいっても、その養殖されるウナギの稚魚は、天然のもの・・・人工的に繁殖させる技術が確立していないウナギでは、海から川に溯上してくるウナギの稚魚を捕獲して育てあげているのが、ウナギ養殖の実態なんですね。そんなウナギの稚魚であるシラスウナギの捕獲数が年々減少していますよ。 昭和32年 207トン → 平成20年 9トン !これがシラスウナギの全国での数字でみた捕獲実績です。これほどまでに捕獲される稚魚の数が激減している・・・まさに危機的な情況です。その原因としては、ここのところの温暖化や、今年のような極端な低温といった気象の変化によるもの、エル・ニーニョやラ・ニーニャの影響及び潮流の変化といった海の環境の変化、さらにはアマモ場の喪失やコンクリート護岸の影響、さらには水質汚染や乱獲によるものといった人為的な影響などが推測されています〔おそらくはいろいろな要因が複合的に影響しているのでしょう〕。それにしても ウナギ です。 人気の食材として、日本人にとって大変身近な存在であるウナギ。であると同時に、いまだに 多くの謎を秘めた生き物であるウナギ 。日本で続く数年越しのシラスウナギ狂想曲を横目でにらみながら、これからもウナギは〔その不思議な産卵行動も含めて〕人の予想を大きく超えた生命活動をとり続けていくのでしょう。 願わくば、漁師さんのためにも、ウナギ好きな方のためにも、日本の経済のためにも、そしてウナギ自身の生活史に関わる水環境の改善のためにも、かつての日本のように丼いっぱいのウナギが普通に獲れるような時代が復活してほしいなと思っています。 そして個人的な昭和40年代の思い出ですが・・・コンクリートによる護岸工事がはじまっていなかった当時の 南九州の大河川の河口付近の岸では、干潮時には砂や泥の浅瀬が残っており、厳寒期にはそこにゴカイなどの生物とともに、シラスウナギの姿が多数見られたものでした。川石を裏返しにすると数匹の半透明のシラスウナギが、くねくね、くねくね。そのころには、丼鉢にいっぱいのシラスウナギも、 そう珍しいものではなかったはずです。・・・いまとなっては懐かしい思い出ですねぇ。 タイムマシンがあれば 当時にもどって磯遊びしてみたいなって、 おもいます。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.02

ニホンウナギが、とうとう絶滅危惧種に。。Hニホンウナギが、とうとう絶滅危惧種に指定されたというニュースを受けての、当ブログでのウナギの記事 の再掲載となります。まずは昨年1月の記事ですが、よろしかったらご参考に。 ↓『高騰するシラスウナギ』12月から翌年3月までの厳寒期 のいま、ウナギの稚魚であるシラスウナギを採取する漁が、太平洋岸の全国各地で行われています。そんな漁の状況ですが、昨年・一昨年同様に、ことしも不漁の傾向が色濃くなっているようですよ。水産庁によると、極度の不漁といわれた10年の9・2トン、11年の9・5トンにさえも、遠く及ばないのではないかといわれはじめているようです〔ちなみに09年には24・7トン/全国〕。そのために シラスウナギ価格が高騰 。大産地のひとつ宮崎県では、今期のシラスウナギの取引価格は当初から1キロ156万円と高騰し、1月下旬には過去最高の1キロ222万円にもなったという高価格も記録しています。といわれても、どれくらい高騰していのかが一般の方には、ピンとこない話しであろうと思います。そこで、1キロ222万円のシラスウナギを 1匹当りの値段に換算してみますと・・・ シラスウナギ1匹あたりだいたい400円!にもなるというのですから、驚かずにはおられませんよね。ちなみに、あのバブルの時代のシラスウナギの価格でさえ「1キロ当り百万円台、2百万円にはとどかなかった」というのですから、今季のキロ222万円という価格がいかに破格の値段であるのかがわかろうというものです。そして、こういう話しを聞くと・・・「よし、今年の冬は西日本でシラスウナギを採って一攫千金を」などと、考えられる方がおられるかもしれません。しかし、シラスウナギ漁はそれぞれの県内水面漁業による許可制です。かってにシラスウナギを捕獲すると密漁扱いとなり逮捕されますので、注意されてくださいね。つづく。 シーズンにはいると密漁逮捕者のニュースが、産地の新聞 紙面を にぎあわせるんですよ。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.01

いろんなトマトを作って販売してみたい。K 栽培するに技術がいるといえばトマト。 そんな栽培者の腕のみせどころないろいろなトマトの品種のお話です。色とりどりのトマトや、味に特化したトマトなどを近在の洋食さんに持ち込んだりなんていう話もけっこうありますしね。 そんなトマトの、たくさんある品種のおはなしです。 ↓ 『トマトが ■くなると医者が青くなる』 トマトをくって 多種類のトマトつくりは、新規就農者の取り組む作物としては うってつけの超定番作物です。「トマトが赤くなると医者が青くなる」という格言があります。いちどは聞かれた経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。これは・・ トマトの赤色はカロテノイド類のリコピンという物質 ↓ このカロテノイド類は体に好影響を及ぼす抗酸化能をもっている ↓ ヒトがリコピンの量が多くなった熟れたトマトをたべる ↓ 摂食されたカロテノイド類の作用が体に好影響を及ぼす ↓ トマトを食べたヒトが健康になる ↓ 病院に行くヒトが減る ↓ 医者の商売があがったりになり、医者が真っ青になる ということを、はしょって〔短縮して〕語っているわけです。 ----- しかし、この格言も次第に過去のものとなりつつあります。そう、食のマーケットが成熟した現代においてトマトの果実色は、赤ばかりではなくなっちゃったのが原因。いまや黄色やオレンジ色はあたりまえ、なかには黒いトマト、そして白いトマトや緑のトマト、杏色なんてトマトもでてきています。斑入り状〔しまうま/ゼブラとよばれます〕のものまであって、実際にみると写真以上にきれいですよ♪ この色の多様性は・・・ ■ リコピンの量が多くなると色が濃くなる ということで、リコピン量が2倍で黒に近い赤色の果実の色を示します。 また リコピン以外のカロテノイド類も トマトの果食に影響を与えており・・・ ■ トマトにはリコピンを含めて約9種類のカロテノイドがある ■ 無色・黄色・オレンジ色・赤色・緑色・紫色などがある ということで、カロテノイドの種類と量によって、いろいろな色のトマトができるということになっています。 ----- さて、こうなったら大変なのはお医者さんです。 むかしは赤いトマトだけに対処しておけばよかったのに、これからはいろいろな色にも気をつかわねばならなくなった。油断できません/笑。 「トマトが黒くなると医者が青くなった」り、「トマトが緑のままでも医者は青くなった」りしなければならないわけです。大変な事態であり、大変な時代の到来です。お医者さんの血圧があがっちゃったりすることもあるかもしれませんね/笑。 多種類のトマトつくりは、新規就農者の取り組む作物としても うってつけの超定番作物です。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
2013.02.01
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