ミシガン・ロール症候群

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ろいろい0822 @ Re:セパハン(11/17) セパハン?ん?なになになに何??? ・…
ぐっちゃんZ @ よみとさんへ マジです。 もう要領をえずに温厚な俺も…
よみと @ ぎゃはははは! コレはマジ話デスカ!? 大概どこのサポ…
ぐっちゃんZ @ ろいろいさんへ 忘れた財布は取りに戻ればいい。 しかし…
ろいろい\( ̄0 ̄)/@ 兄さん… ところで財布忘れてない?って(´-ω-`)…ち…
June 9, 2010
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と声を掛けられた。
すぐにズボンに手を当てて確認して見るとパックリ15センチは破れている。
朝タンスから引っ張り出して穿いたが、考えて見ればこのズボンを穿くのは久しぶりだ。
きっと破れてそのまま洗ってしまい、そのまますっかり忘れていたようだ。
このままではマズイので朝仕事が一段落したら一度家に帰ろうと思っていたら急に忙しくなり、まあ昼にと思っていたら夜帰るまですっかり忘れていた。
ここで「シュレーディンガーの猫」という量子力学で有名な話が出てくる。
まあ簡単な話、猫と猫を死に至らしめるかもしれない装置を一緒に箱の中に放り込む。
一定の時間放置して猫が死ぬ確立は50パーセント。
一定の時間の経過後、箱の中の猫が死んでいるか状態と生きている状態が重なり合っていると考える事が出来る。
逆に考えれば箱を開けて人が確認して始めてどちらかの状況が起きるという事だ。
つまり、昼の間俺はその事を忘れて見てもいないので、俺のズボンのケツは破れていなかったのだ。
恐るべし!シュレーディンガーの猫。
幾度も人類の進化に関心する事があったが、これほどまで社会に貢献出来うる理論は始めてかも知れない。
何にせよ、この理論のおかげで事なきを得た。
ご機嫌な俺は鼻歌を歌いながら食卓に付き夕飯を食べていると嫁が
「ちょっと、また口の下にご飯付いてるわよ」
うむ?
「あんた、ご食べたら必ず同じ場所にご飯粒付けてるけど、その部分細胞死んでるんじゃない?」
などど失礼極まりない暴言を吐く。
「何を非科学的な事をいってるんだ?これはな、きっとこの部分の磁場が狂ってるせいなんだ」
「あんたの顔は富士の樹海ですか?」
「男の子の身体は神秘に満ち満ちてるんだよ!」
実に科学的な夫婦喧嘩である。
「この前も帰って来た時、お昼ご飯のご飯粒つけたままだったじゃない。気をつけてよね社会人として恥ずかしいから」
・・・恥ずかしいから?・・・・ふっふっふ・・・はっはっはっは
この愚か者め!己の無知を恥じるがよい!
俺が居丈高に笑うと嫁は
「ちょっと。恥ずかしいからご飯粒つけたまま偉そうに笑わないでくれる」
と俺の勢いを殺ごうと必死だがそうはいかない。
「君はシュレーディンガーの猫って言う話をしらないのかい?」
「またアニメの話?」
「違います。間違っても猫耳つけた萌え少女は出てきません」
俺は実に有り難い話を嫁に聞かせるが。
「だから?」
・・・へ?
「だから何の?」
「だからって・・・いや、異なる二つの状態が同時に存在・・・」
「現実は一つなの!」
実に主婦らしい夢の無い言葉である。
「あんたのはシュ・・シュ・・シュガーのウエディングベル?」
シュレーディンガー。ちょっと無理やりすぎるぞ。
「そうそう、その何とかの猫じゃなくて、あれ何て言うの?病気とかで毛をそった猫がラッパみたいな奴つけてるの」
エリザベスカラーの事か?
「それそれ。あれみたいに自分だけが恥ずかしい事に気付いて無いだけでしょ」
いや、そんなはずは・・・異なる二つの・・・でも良く考えたら女子から何時にない熱い視線が・・・
「あんた勘違い甚だしいんだから、せめて人の目ぐらいは気にしてね」
どうやら俺はシュレーディンガーの猫では無く、エリザベスカラーの猫だったらしい。





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Last updated  June 9, 2010 06:39:06 PM
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