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2022.01.21
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カテゴリ: 趣味
素敵なスタンドランプもたくさんあるよ 楽天市場


おハロ。

ステンドガラスっていいですよね。
これは、ガラススタンドが
好きになったきっかけでもある
お友達の家のランプです。

ついうっとりと眺めてしまいます。




今回の作品は、島本理生さんの「Red」です。


主演: 夏帆 妻夫木聡


映画化もしましたね。



主人公は、
イケメンの旦那と可愛い娘のいる
専業主婦の女性です。
旦那さんの実家で、家事や育児にも
協力的な義両親と暮らし
傍から見ると
なんとも羨ましい環境だなと思われますね。
ただ、どんなに幸せそうに見えても
その幸せは
本人にしかわからないし


もしかしたら

幸せそうに見せるために
作られた「幸せの形」を見せられているかもしれませんよね。



この作品では、主人公が
本来の自分と取り繕う自分の間で
苦悩する様が描かれています。


自分対自分

だけではなく

自分対 
旦那、娘、両親、義両親、恋人、同僚、友人

様々な人物との関わりについて
本来の自分でいれる場所を探してしまいます。


でも、結局は、家庭という箱庭に
繋がれて

こうしたい

こうじゃない

でも、やっぱり

自分さえ…


なんて考えを堂々巡りさせています。


いったん飛び出したかと思えば
やっぱり…
って弱気になって
振り出しに戻って。って

なんだか主人公の行動に
ヤキモキしてしまいましたが

3歩進んで2歩下がるみたいな


何度もトライしてくじけるけど
実は少しづつ前に進んでいて

この歩みが

最終的に自分の背中を押してくれる
大きな力に繋がったのかな。

なんて思いました。



ヤキモキするとはいったものの

主人公の家庭環境や
恋人とのすったもんだを読んでると

わからなくもないなあ。
(良くも悪くも。)

という共感が生まれたのも確かです。

きっと、すべてうまくことなんて
ほんの一握り、殆ど奇跡のようなもので


後悔したり
すべてが嫌になって

放り出して投げ出して
自分もポーンと

もう一度

自由の世界に帰りたくなることだって

たくさんあると思います。

でも、大人になると
そう簡単に社会から離れることはできないし
家庭があるならそれはなおさらだと思います。


だったら、
自分が我慢すれば
すべて丸く収まるなら

それでいいじゃないか。
って決断になるのもわかります。

実際に、そんな思いで
毎日をがんばってる人ってどれくらいなんだろう。

私は、日本人の7割くらいはそうなんじゃないかなあ。と思います。
(日本に住んだことしかないから、日本人で考えてみました。)


だって、仕事中に

もう辞めたい!ポーン
っていなくなる人のほうが少ないですしね。

ましてや、自分もそんなタイプだと思います。

一瞬の嫌な思いで済むのならば

それくらい耐えてやろう。

その後の悲惨を
考えるほうが長くて辛いから。 



こんなことを考えると暗くなっちゃいますね!

実は、この作品を読んでる途中では、
感想文を書こうか迷っていました。

なぜなら、登場人物たちに
そこまで感情移入できなかったからです。


みんな勝手で傲慢なところもあって

読み手側が振り回されているんじゃないか
と思うほど混沌とした世界観でした。


本文を読み終えたときに
「えっ、ここで終わるの?」と拍子抜けしてしまいました。


いつも読完したあとは
なんとも言えない
達成感やじんわりした余韻が残るものなのですが

この作品の場合は
薄暗いモヤみたいな余韻が残りました。

うーん
という気持ちになりながらも
この作品の余韻が残り続け

あるときは主人公に感情移入し、
あるときは軽蔑し
自分でも考えすぎなほど
もし、自分がその立場だったら、と
考えさせられました。



数日モヤっていたため
本文以後のエピローグと解説を読むのが遅くなってしまいました。


この、エピローグと解説がなければ
この前向きな感想文はかけなかったと思います。
(後半は愚痴みたいになっちゃったけど。)


結局、主人公の女性は
本来の自分を取り戻し

幸せな日常を
手に入れられたのでしょうか?

それは、この作品を読んで
決めていただきたいと思います。

なぜなら、
読み手によっては


幸せを手に入れた!

と思う人もいるし

誰も幸せになんてなれてない。

はたまた

不貞を働いた人に幸せなんて来ない!

と思う人もいるでしょうね。


だから、本を読むって面白いですね。




ちなみに、私は
幸せにはなれていない。


のほうかな、と感じました。




感想文かかかないかも。と言っていたのに
色んな思いや感情が溢れて
長文になってしまいました。






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最終更新日  2024.05.15 21:20:54
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