「野党は『反安倍』一点張り。有権者をつかむポジティブな政策が結局ないゆえ、リベラルというあいまいで口あたりのいいラベルにすがっているだけだ」
・・・ぼくも、そう思う。
政権担当能力のない野党連合が、ただただ政権を取りたいだけで、反安倍や、一極集中批判だけでは、おそまつすぎないか?
戦後のリベラル派の後退は、「護憲」などの「守り」から、「攻め」に反転できなかったところにある。
「 72 年間、憲法9条が平和を守ってきたんです」という間違った認識が底流にあったのだ。主観的な、一面的なものの見方を改め、しっかり現実を見据えていくべきだったと思う。どうして、こんな安易な考え方が、 72 年間も、是正されなかったのか? 僕はそれも不思議に思っている。
なんでも平和憲法のおかげだ・・・と言っておけば、確かに「ラクチン」だったのだろうが・・・そのツケが回ってきた。
もう一度、確認したいが、戦後 72 年間、日本が戦争せずにやってこれたのは、平和憲法の(おかげ)では決してない。安保や自衛隊などの抑止力と、地政学的優位に、その理由があったということだ。
皆さんは、どう思われるか? (はんぺん)
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「リベラル」解釈は多様、「護憲派」の見方/仏語では「左派」と翻訳
2017
年 10
月 8
日 朝日新聞
最近、「リベラル」という言葉をよく聞く。政党や候補者の理念を指すようだが、解釈は多様だ。衆院選に向けて政党の枠組みが変わる中、有権者にも関わりそうだが、そもそも「リベラル」って何なのか。
「リベラル新党、よくできたと期待をいただいている。リベラルによって日本が輝いていた時代の日本社会を取り戻す」。
3日、東京都内で演説した立憲民主党の枝野幸男代表はこう訴えた。小池百合子・東京都知事の希望の党をめぐっては、民進党のリベラル系が排除されたと話題になった。
リベラルには「個人の自由、個性を重んずるさま。自由主義的」(広辞苑)「政治的に穏健な革新をめざす立場をとるさま」(大辞泉)という意味がある 。
だが、 「永田町」で語られるリベラル=表=は「護憲派」 といった受け止めが多いものの、厳密な定義はいま一つ定かではない。改憲を掲げる自民にも、「リベラル」を自任する政治家がいる。
通信社や雑誌向けに執筆する来日20年のフランス人ジャーナリスト、西村・プペ・カリンさん(47)は「日本の『リベラル』は説明が難しい」と話す。
フランスで「リベラル」は経済の自由主義を指すため、仏語の記事では日本のリベラルを「左派」と訳すことが多い。編集会議で「使い方に注意を」と話題になった。
吉田徹・北海道大教授(政治学)によると、 冷戦後、個人の自由を大事にすることがリベラルの核心になった 。
ただ、 米国では少数者の権利擁護や女性の避妊、同性愛の是認など自己決定権の強調という文脈で語られ、欧州では市場への国の介入を防ぐという経済的な意味が強い という。
吉田教授は 「護憲派=リベラル」という永田町的な見方について、自民党と社会党が対立した「55年体制の遺産」とみる。冷戦終結後も、改憲と護憲の対立は続いた。90年代に「民主・リベラル新党」結成をめざした社会党が消費者や生活者を大事にする立場からリベラルを使うようになり、革新政党とリベラルが結びついていったという。
衆院選を前に「リベラル」が飛び交う背景について、 「『反戦・脱原発リベラル』はなぜ敗北するのか」(ちくま新書)の著者、浅羽通明さんは 「野党は『反安倍』一点張り。有権者をつかむポジティブな政策が結局ないゆえ、リベラルというあいまいで口あたりのいいラベルにすがっているだけだ」 と手厳しい 。
吉田教授は「選挙戦を通じ、『あなたが言うリベラルとは何か』という政治家同士の議論があっていい」と提案する。
(清水大輔、仲村和代、田玉恵美)
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