♪ 日常にトリップありて漫ろゆく巷に広ぐトラップの中
で、何故か知らないが、普段何気なく向かうのは南が多いのは、そんなイメージが無意識の中にもともと存在するのかも知れない。だからなのか、今回の北行はちょっと新鮮な気分が有ったのも確か。
♪ おもむにカメラ持参でそぞろ行く
トリップ気分のロング・ウォーク
田園地帯を抜けてゆく。
ケリ三羽が落ち籾を食べに来ていた。
遠くに、二市合同で建設中の病院が見える。
田んぼの横に立派な木の橋が掛かっている。
石垣に蔦の配置が絶妙
珍しく桂(カツラ)の木がシンボルツリーの家
カツラの葉はキャラメルの甘い香りがするそうですが、黄葉の時期に落葉のマットができた状態で、一雨降った後の雨上がりが最もよく匂うそうです。匂うか匂わないかの微妙な香りで、条件が揃った無風の時にそこはかとなく匂うという感じなのでしょう。
階段があるのに柵が有って入れない、
新興住宅街の奥にある山。
近くに中学校があるらしい
因みに、道と言う字が首にしんにゅうを書きますが、白川静氏の「常用漢字 ─ 解」には、こういう解説があります。
古い時代には、他の氏族のいる土地は、その氏族の霊や邪霊がいて災いをもたらすと考えられていたので、異族の人の首を手に持ち、その呪力(呪いの力)で邪霊を祓い清めて進んだ。その祓い清めて進むことを導(みちびく)といい、祓い清められたところを道といい、「みち」の意味に用いる。
この事を思うと、敷地の門口にマネキンの首を立てる人の気持ちが何となく分かった様な気がしますね。
これから帰る方角を、逆光の中で見る。
夕日に染まる病院。
完成するとここへ行く事になり、今までよりも遠くなる。
帰り道。かなり日が傾いてきた。
臨海部には、しょっちゅう問題を起こしている
新日鉄住金らしき工場の煙突が見える。
往きもこの田園風景を越えて東海市に入り、
同じ道を戻って来た。
かくして日が暮れてゆく。
ついつい気候と体調の良さに釣られ、隣の市まで歩いてしまったが、全く知らないところを歩くのは正にトリップだ。新鮮な発見の連続で、地図も何もないので方角すら分からず、ぐるっと回って元の場所に出たりした。およそ13キロ以上は歩いただろうか。歩数計を紛失して正確な数字は分からないが、経験からだいたいの事は分かるものだ。
こういうリアル景観はバーチャルの世界とは違って、決して人を騙したりはしない。結構、面白かったぞ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年012月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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