♪ 雨の日に聴くコルトレーン切々たり逝きてしまひし人の浮かび来
自分よりも年長の人ならまあある程度は納得できるが、年下となるととてもやりきれない。
4人の年長者は、80歳で亡くなった吾らが御大の画家、藍染作家、絞り染め会社社長。そして先日、親しい仲間だった画家が自ら死を選んでしまった。
今後、身近に亡くなる人は増えていくばかりでしょう、多分。自分が先に逝かない限り、見送る側に立たなければならない。
雨の日にはジョン・コルトレーンを聴かない方がいいかもしれない。聴く度に違った感情が湧いてくる彼のサックスは、時にパワフルに情熱的、またある時は切々として内奥に染み入って来る。
「バラード」などとてもいいのだが、時として心の影の部分に寄り添ってくる。そんな時は酒を飲まずにはいられなくなる。
コルトレーン・バラード
逝きし人の言動を思い起こし心に添わせていると、何故か悪い部分は浄化されて、その人の素敵な部分ばかりが浮き上がって来る。他人は逝きゆく者を悪くは言わない。
全てを脱ぎ去り真裸になって去って行く死者。浄化され、すべてを許されて聖者となる。そして、宇宙へ旅立ってその構成要素の一部となって永遠に存在し続けるのだ。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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