歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2023.11.29
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カテゴリ: 観察

♪ 順応と対応性を放棄して機械に生かさるるホモサピエンス


 いよいよお隣さんの基礎工事が始まり、ベタ基礎の最初の段階をやって帰っていった。しかし、この一条工務店のやり方は加藤連合のやり方とはずいぶん違う。目の前の工事を定点観測していると色んなことが見えてくる。


ここに鉄筋が組まれ、型枠を設置されるのだろう。

 大きさの違いで違って来るのか或いは価格の違いなのか、基礎工事からして大きな違いがあるようだ。溝を全く掘らず平らなまま。
 今建っている家はみんな溝を掘り、基礎の周囲が地中に埋め込まれているが、それを全くしていない。


モデルハウスの基礎             正面の家の基礎 
 地震に対する強度は、こちらの方がはるかに頑丈なことは一目瞭然だ。どんな家が建つのか分からないが、建屋の構造、大きさや高さ、重量の違いからこれだけの違いが出るのだろうか。

 一条工務店は温水式(電気ヒートポンプ)の全館床暖房が標準装備らしい。この電気代が高騰する中で建て主には不安があるだろう。ソーラー発電によって自宅の電気は賄えるということらしいが、そのための設備費が余分にかかる。ソーラーパネルだって老朽化する。



 建つ家はわりとこじんまりした家のようで、まさか3階建てじゃないだろ。そんなプランがあるようだが、この基礎の様子ではありえない。

 まあ、人様の家のことなのでとやかく言うこともない。ただ1年中快適な、気密性と衛生的な住居に住んで、それが本当に良いことなのか。人間の持っている適応性の仕組みを使わずに、メカによってコントロールされた密室で過ごすことのデメリットを考えると、ちょっと心配になって来る。

 自分の身体は自分で守ることが大前提なのに、それを放棄して機械に任せることで起こる様々な弊害によって、ますます機械に頼ることになりはしないか。実際には、機械無しでは生きられないようになりつつあるわけだし、弱体化していく人類の未来は真っ暗ということかもしれない。





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最終更新日  2023.11.29 09:14:37
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
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