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カテゴリ: 「ピアノ/PIANO」
やっぱり最後は「えっ」でした。地上波よりヒントが散りばめられていたので、その気で観れば受け入れやすかったかもしれません。

それにしても、インソンきゅんの泣きの演技。聞いてはいたけど凄かった。泣き叫んで気失ってたもんね。前半のスア・ジェスも泣けたけど、後半のオッカンがそれを上回る持っていきようです。そんな「ピアノ」最終話ー。

ギョンホはヨンタクに会い、毒蛇襲撃を持ちかけます。毒蛇より話の分かるヨンタクがなぜずっとナンバー2に甘んじているのか。ギョンホもそこを鋭く突いたのだけれど、ヨンタクは「食わせてもらってる人の首は取れない」と。恩のある毒蛇に仕えるのは当たり前。だから自分は加勢できないと断る。

そう言いつつも警護が手薄になる日を教えてくれたり、一人で乗り込んでくるであろうギョンホの身を案じ、パン屋の子分たちにそれとなく助けを求めたりしてる。

ヨンタク役の俳優さん、これまで主人公の恋敵とか意地悪な役でお見かけしていたので、このままいい人で終わるはずがないと思ってたけど、ヨンタクは最期まで義理と人情の人でした。そんな彼を慕う子分もちゃんといたし。

一方、隠れ家で過ごすスアとジェス。スアのあんな笑顔、始めて観ましたよ。靴下を干すスアを遠くから呼ぶジェスの声。「スアヤー」。気兼ねなく名前で呼べる幸せ。よかったねぇ。

地上波ではカットだった、二人が市場で買い物をするシーン。食堂で麺をすするシーン。買い物を終えた二人がトラックの荷台に乗って帰ってくるシーン、寒さで悴むスアの手をジェスが手と息で温めてあげるシーン。どれも仲むつまじく、ここにくるまでほんと長かった。

「白菜を一株だけ買ってキムチを作りたい」とスア。「お前のことなら何でも分かる。生まれてきてすみません。そう思って生きてきた子よ。ジュヒや父親、患者たちを忘れて幸せになれる人間じゃない」ってことは?

「この次に生まれてくるときは何の関係もない、二人だけで出会いたい」そんな。。。



二人ともソファに並んで座ってます。手を伸ばせば届くのに。決して向き合うことはない。二人は姉弟に戻るのね。隠れて暮らすより一生傍で家族として生きる道を選んだ。キムチを食べ切るまで。それが二人に与えられた時間。

ああ、、、もう何て言ったらいいのか。バカーーーー!

襲撃の前夜、ギョンホはオッカンに会いに行きます。この時のギョンホ、すごく丁寧に話してます。そして、このとき貸したライターがあとで重要なアイテムになります。

襲撃当日、胸騒ぎを覚えてパン屋に引き返したオッカンは、ギョンホの危険を察し、急いで倉庫へ向かいます。倉庫ではヨンタクや子分たちが入り乱れ、毒蛇を追い込んでいく。逃げる毒蛇を追うギョンホは道標のようにライターを落としていく。

タクシーに乗った時は明るかったのに、倉庫についたらもう真っ暗。オッカン、ずいぶん時間かかったね(とりあえず突っ込んでおいて)。ライターに導かれ、遅れて駆けつけたオッカンは、毒蛇の銃から咄嗟にギョンホをかばいます。かばって撃たれてギョンホの胸に倒れこみます。

地上波にはなかったオッカンの回想シーンが入ります。「夢にも出てきてくれなかった」とヘリムに小言を言うオッカン。「でも、思い返してみれば本当に辛くて死にそうなときは傍にいてくれましたね」。イ・ウンシムの姿を借りたあの女性はヘリムだった。そういうことなんだね?

「もう寝てもいいですか?」静かに目を閉じるオッカン。

ギョンホは信じられないという顔で「起きて、、、こんなのない、、、」と、泣いているのか怒っているのか分からない言葉を繰り返すばかり。

前に「生きてるときはスアとギョンホのため、死ぬ時はジェスのため」と話していたオッカン。結局、死ぬ時もギョンホのためでした。ギョンホはたまらないだろうけど。ヘリムとの約束「家族のためにがんばる」は、しっかり果たせたんだから胸を張って会いに行けるね。

物議をかもしそうなラストシーン。あの家の前に並んで立つ四人。ギョンホ、スア、ジェス、ジュヒ。ギョンホがジェミンを呼んで中にはいると、そこにはジェミンが一人、ピアノを弾いていた。人が住んだ痕跡はなく、他に誰もいない。

あの人たちは誰だったのでしょうか?血のつながりや生まれなんて関係ない。皮肉にもオッカンの死によって一つになれたあの家族のように。愛のある人間が家族になれる場所。それがあの家だったのでしょうか?



piano_16


【過去記事】
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| 第10話 | 第11話 | 第12話 | 第13話 | 第14話 | 第15話 | 第16話(完) |


【OST】
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最終更新日  2006.07.08 01:04:46
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お疲れ様でしたー  
ウリしお さん
ちょっとお久しぶりです。
ピアノ、ほんとに細かいところまでのレビューが読めて良かったです。
読みながら「あーそうだよなー」といろいろ思い出しましたv(^ ^)v
最終話、イ・ウンシム=ヘリムさんはいいんだけど、あの老人たちと子供たちは一体なんだったのか。結構気になりました。
結局姉弟として生きることを選択した二人だけど、今までとは違った生き方ができるんじゃないかなぁと思いました。もちろんギョンホもね。
いやーホントお疲れ様でしたー*^ ^*
(2006.07.08 10:55:48)

Re:お疲れ様でしたー(07/07)  
ウリしおさん
>あの老人たちと子供たちは一体なんだったのか。結構気になりました。

ですよね。イ・ウンシムさんがヘリムなら、他の人も誰かの身代わり(って言ったら変だけど)
なのかなぁ。だとしても、老人と子供だけで中間がいないのはおかしいですよね。

>いやーホントお疲れ様でしたー*^ ^*

ありがとうごじゃいます(笑)ハマると書きなぐってしまう悪い癖です。
これでもだいぶん端折ったんですけどね。こちらこそ読んでいただいて感謝ですー。 (2006.07.08 18:33:01)

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