新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2005年01月20日
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「パッチギ! 」

脚本:羽原大介・井筒和幸
原案:松山猛「少年Mのイムジン河」
音楽:加藤和彦
撮影:山本英夫



奈良の資産家のこせがれから、映画監督になった井筒和幸監督は昔から名前は
雑誌プレイガイドジャーナル(ぷがじゃ)などの誌面で知っていた。彼の作品
はともかく、テレビの論評でエゴセントリックさに閉口するばかり。映画を
特別みたいという思いは湧かなかった。

今回、67年頃の京都を舞台に描くというのでスクリーンに向かった。

しかし、奈良の青春では話にならないとみえて京都を選ぶというあたりが多少
ずるいような気がしないでもない。

映画「夜を賭けて」では、自分が生まれる少し前の時代の大阪の空気のひとつを




「パッチギ!」は、同年齢の井筒和幸ならでは。あの時代の心象はよく描けている。
作品が秀逸かどうかは、分からないがあの雰囲気を映画で再現する力量は長崎で
おじょうずに生きていた村上龍などと較べてみても遥かに巧みそうである。風景
や、ディテールではない。時代の心象を再現する点においては、十分感情移入に
堪えるものだという気がした。

この映画が、一定のリアリティを得ているとすればそれは主人公の坂崎幸之助に
実在するアルフィーの板崎幸之助氏の青春期の実体験をあらかじめ緻密に拾い上げ
物語の骨格に据えるなどの手際の良い作品構成が成功しているからだろう。この
映画は、主題そのものよりも細部が愉しい。作品が佳作として成立するための
大切な要素は、この種の映像に盛られている情感や描写のそれぞれ細部について
の入念な配慮と繊細な計算づくのパッチギ(頭突き)が絶妙に調理されていること




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最終更新日  2005年01月22日 17時42分24秒
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