新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

2005年10月03日
XML
カテゴリ: 汝自身を知れ。

レーニンと歓談するHGウエルズ


スターリンは、かく語る(4)

スターリンの生涯については、あまり興味が湧かないのだがこのHGウエルズに
むきになって駁論するスターリンには学ぶところが多い。

わたしなりに、この楽天広場のご同輩に解説を行うとすればこのスターリンの論は
「弱者の戦略」という気がする。あれだけたくさんの反対派殺しをおこなった鋼鉄の
男が、なにゆえに弱者なのか。いや、しみったれてケチでヤキモチ焼きな「左欲」が
あれだけ残忍になれるのも、その出自が惨めで悲惨な弱者ゆえだとわたしは思う。

左翼は、権力に封殺されるよりも遥かにかれらの党派間の角逐で殺戮や抗争を繰り返し
自滅的なまでに消耗していった。それはスターリンが範を垂れたからなどというもの

成長にはおびただしい流血と犠牲は避け難く存在する。よく言われる路線対立などという
ようなものは、その大半がロジックでの対立であったためしがない。実は、成長には
膨大な規模のエネルギーがいる。「金」「モノ」「能力ある人材」「チャンス」
もっといえば「女」だっている。そのどれもが人間を狂わせるようなシタタカな存在
である。いずれもが、そこに存在するだけで「価値」であると言ってよい。それ
自体が「価値」で、お宝で、保有することだけで「勝ち」であるような存在を、
よりによって束にして、るつぼで煮立てて粗末に扱い襤褸のように蕩尽する。そういう
ような世界が、すなわち革命だの変革だのという活動なのである。このるつぼの中では
「金だけで満足だ」とか、「女を得て、ひっそりと暮らせればいいや」などというような
中間的な迷妄は許されない。それらは坩堝(るつぼ)の中の一滴の水蒸気のように瞬時
にかきけされてしまうことだろう。なぜならば、その坩堝は有限の資源であって、常に

少なく、レーニンやトロツキーよりも、遥かに小心でケチなうえに嫉妬深い性格だった
から生き残れた。どうせ、そんなことだろうと想像している。







HGウエルズ;ええ、しかし長い航海には船長と航海士がいなくちゃならない。

スターリン;そのとおりです。しかし長い航海に出ようとすれば、第一条件はまず
大型船ですよ。船を持たないような航海士なんて、一体なんだろう。暇人にすぎません。

HGウエルズ;大型船はいわば人間性であって、階級なんかじゃありません。

スターリン;いいですか、ウエルズさん、あなたは明らかにあらゆる人間は善である、
そういう信念のもとに話を始められた。しかしながら、世の中には性悪な人間が大勢
いるという事実を私は忘れていない。私はブルジョアジーの性善説なんて信じませんよ。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年10月05日 06時05分21秒
コメント(3) | コメントを書く
[汝自身を知れ。] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: