このところ女性の宮家を創設するとかしないとかの論議がありますが、そういう影響もあって日本のことをもっと詳しく知ろうと思い、この本を読みました。

この本によると日本書紀や古事記に記載されていることは、真実であるということが書かれています。僕としては、日本書紀などのいわゆる「神話」というものは、ほとんど作り話で真実などは書かれていないものと思っていました。
著者の竹田恒泰氏によると、日本書紀や古事記に記載されていることは、一部に誇張された部分があるものの、その内容は事実に基づいたものなんだそうです。そして、そこに記載されている神武天皇から始まる皇室は、設立以来一度も覆されたことが無い、世界でも例のない皇室であり、日本人はこれを誇りに思ったほうが良いとのこと。
なぜ「神話」をだれも信用しなくなったかというと、それはGHQの方針であり、日本が再度戦争を起こさないようにと、日本人にできるだけ自分の国を誇りに思わせないようにしたんだそうです。
確かに日本人以外の外国人は、自分の国の生い立ち、歴史を通暁しており、他国人に自慢する傾向がありますが、なぜか日本人にはそれがありません。そもそもどういう経緯で日本国が成立したのかを知らないのですが、実は「神話」がその歴史を示しているということです。
日本人、日本国、日本の皇室などについて、なかなか含蓄のある記載内容でした。
ちなみに、この本の著者である竹田恒泰氏は、もと皇族なんだそうです。

すなわちこの竹田恒泰氏は、明治天皇の玄孫ということらしいのですが、戦後のGHQの方針に伴い皇籍を離脱した竹田宮家の人だそうです。それだけに天皇制については、思い入れがあるのでしょうね。皇室に関する記載には、納得させられるものがありました。
なお、1947年に皇籍を離脱した宮家は、かなり多くて10家もあるそうですよ。
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