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映画もいいですが、勝手気ままな読書もいいですな!リタイアーしたら、「晴耕雨読」が理想ですな。その準備として7年ほど前から近くの市民菜園を借り、一昨年まで5年連続で週末農夫を実践してました。最近は応募が殺到し、ここ2年外れです。 それはそれは凝った自然派農業でした。秋は近所の落ち葉拾い。特に松林や竹の葉は、時間はかかるがいい堆肥ができました。無論、竹林に住みついた微生物や菌を持ってきての自然発酵。無農薬で木酢液の希釈液を活用。ミミズが住みつくいい土でした。作物も実験的に常に十数種類。夢中で土作りをしていると、これが結構、癒しになるんですな。ああ、話がそれていました。 読書です。昨年の読書リストを読み返すと、6月までの前半は広範囲に58冊、下期はややペースダウンしてビジネス書中心の43冊でした。特にHPやメルマガを発行しだしてから読まなくなりました。年末にまとめ読みして何とか最低目標の百冊をクリアーしました。可も無く不可も無く、ずば抜けた本もありませんでした。印象に残った本を強いてあげて見ましょう。 <フィクション部門>・「解夏」 さだ まさし 幻冬舎 涙腺を刺激されるしみじみと味のある珠玉の短編集・「半落ち」 横山 秀夫 講談社 直ぐに自供を引き出したものの意外な展開を見せる熟年夫婦愛・「小説 小栗上野助」 童門 冬ニ 集英社 汚名を来つつも日本国近代化の礎を築いた真の男の物語り・「バカラ」 服部 真澄 文芸春秋 暇を持て余したときに最適な超娯楽大作・「海辺のカフカ」 村上 春樹 新潮社 ネームバリューの勢いで読む本。そこそこかな? <ノンフィクション部門>・「ユダヤ人大富豪の教え」 本田 健 大和書房 誰にでも分かりやすく起業の成功法則を楽しめる本・「ならば私が黒字にしよう」 高塚 猛 ダイヤモンド社 人のやる気を引き出す実践的会社再建哲学・「『武士道』解題」 李 登輝 小学館 日本人である誇りと責任を考えさせてくれる本・「60分間企業ダントツ化プロジェクト」神田昌典 ダイヤモンド 直ぐに使える目から鱗のマーケティング読本・「原因と結果の法則」 ジェームズ・アレン サンマーク出版 人生いかに生きるかの歴史的バイブルの復古版 今年は何冊読めることやら?
2004.01.31
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久しぶりに日比谷で映画を観た。会社帰りに時間が出来たのでぶらっと寄ってみた。1930年代アメリカの伝説になった馬の物語である。ちょうど、十日程前に封切られた映画である。これはアメリカでは、7部門でアカデミー賞にノミネートされた作品である。 競馬というと面白いことがある。不況時には必ず名馬が登場するようである。今、話題になっているのは高知の地方競馬の「春うらら」である。102戦全敗という歴史的な馬であるが、次回武豊騎手が乗るというので話題沸騰である。なんでも外れ馬券が「車に当たらないと」交通安全のお守り代わりになっているそうである。 30年前のオイルショックとその後のインフレ不況のときには、ハイセイコーが一世を風靡した。あの時の気分をぶっ放してくれると言うので、競馬ファンだけでなく、親子連れやカップルが大挙して競馬場に訪れた。 そして1930年代のアメリカである。1929年のあの大恐慌では、国民の四分の一が職を失い、一家離散、巷に浮浪者が溢れた時代である。そんな中、馬高150センチ足らずの「シービスケット」が地方競馬でまさかの連戦連勝。あれよあれよという間にちっぽけな馬が全国区になってしまった。全米で4500万人ものファンが熱狂したという。アメリカを救ったのは、大統領でも、銀幕のスターでも無かった。ちっぽけな一頭のサラブレッドと人生に傷つき、つまずいた三人の男であった。 どうです。映画でも見てみませんか? 感動的なラストシーンです。元気がでます。明日のメルマガでも紹介します。
2004.01.30
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会社に大学時代の友人から1通のメールが届いていた。内容は、「外資系の会社1社と国内の会社のIT部門の2社から内定をようやくもらった」というものである。 話は昨年の10月末にさかのぼる。昼過ぎに1通のメールが会社に入った。「突然、上司から別室に呼ばれた。担当役員もいた。会社に来なくてもいいから、別の会社を探してくれないか。十二月末までは支払いもちゃんとする。君には何も落ち度はないし、これは解雇ではないから、人事部にもまだ話をしてない・・」 ショッキングなメールだった。さらに彼はこう続けていた。「突然のことで何がなんだかわからない。役員は自分の人件費の高さを考えたのかも知れない。普段口うるさい上司がむしろ、優しかった。でもどうすればいいのか分からない。今日は家に帰りたくない」というものだった。 私もテレビや新聞で話には聞いていたが、自分の近くで起きるとは・・。胸が締めつけられ、頭をかち割られた気がした。早速、気持を落ち着かせて、励ましのメールを打った。ごくごく親しい数人の友人に彼は出していて、チェーンメールのようにC.C.で続々と友人達の返信メールが入った。皆、驚いていた。 正直、私はあまり仕事が手につかなかった。しかし、彼はそれ以上に悩んでいるであろう。私に何ができるのか。そうだ。話だけでも直に聞いてやろう。一緒に酒を飲んでやろう。その日は出版者の人と会う約束があったが、時間を遅くにしてもらった。 今晩6時半に目黒で会おうとのメールを送った。もう1人から俺もかけつけるとの返事。突然で来れない奴からは心のこもったメールが来た。 目黒の駅ビルの上の蕎麦居酒屋に集まった。皆、彼の話にじっと耳を傾け、いろいろアドバイスした。来れないといっていた金融関係のT氏も遅れてやってきた。返事の無かった受験産業のS氏まで駆けつけた。急にミニ同窓会になった。その後はチェーンメールが飛び交った。 そしてこの内定メールである。正直嬉しかった。彼は大手のコンピュター会社の優秀なエンジニアであったが、将来を考え、ドイツ系のコンピュターソフト会社に数年前に転職した。何不自由無い大組織から飛び出す彼の勇気を、友人皆が賞賛した。 そして今回またこの困難を乗りきろうとしている。しかも2社から内定がでた。同じ世代として、友人として彼にエールを送りたい。 明日発行する私のメルマガのテーマを急遽変更することにした。「人生一度や、二度のつまずきは誰にでもある。やり直せばいいんです」にした。先週観た映画「シービスケット」を素材にしよう。 彼に対するささやかなプレゼントである。
2004.01.29
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久し振りに中学時代の親しい友人と会うことになった。最近、温泉に行っていない。最後に行ったのは昨年10月の能登・ランプの宿の波打ち際の露天風呂である。詳細は以下参照。http://www.ana.co.jp/kuyujiteki/burari/noto/index.html そんな訳で、今話題の天然温泉、後楽園ラクーア受付で18時半に待ち合わせることにした。まず、ラクーアのシステムをご紹介しよう。受付は6階。ここでロッカーキイと館内着交換用の札を受け取る。お金は要らない。ローカーキイで館内の飲み食い、買い物すべて清算できる。帰りにローカーキイを渡せばいくらか分かる仕組みである。ロッカーで館内着にきがえて、同じ階の天然温泉ゾーンに。 東京ドームの地下1700メートルから湧き出した天然温泉である。早速テーステイング。色はやや黄土色。海藻のようなヨウドの香りがする。口に含むと、凄い塩水である。かなりの塩度だ。これは効きそうな湯である。温度帯別に38度、40度、42度、寝かし湯、やマッサージ効果のあるアトラクションバス、露天風呂など色々なタイプを楽しめる。サウナも60度、100度、そしてミストサウナ、スポーツ観戦ができるスタジオ・サウナなどが揃っている。ここだけでも十分時間を楽しめそうだ。ただ、露天風呂から外の景色があまり見えないのが残念だ。ああ、そうか。よく見えるってことは、外からもよく見えるってことか・・・? ああそれから別料金で、アカスリ・コーナーもある。 1階下がった5階は、レストランとリラクゼーションゾーンである。 ビューラウンジでは、くつろぎながらのホットドックなどのスナックやアルコール類。吹き抜けの窓越しにドームシティの夜景が楽しめる。カクテルでも傾けたらいかがであろう? レストランは、囲炉裏つきの個室もある和食ダイニングと、和牛を楽しめる炭火焼肉。和食ダイニングで夜景を眺めながら、焼き鳥、おでん、蛸のから揚げ、湯葉シュウマイなど居酒屋メニューを正しい親父らしく頼む。なにしろ湯上りの館内着(作務衣を洋風にしたもの)なのでくつろげる。ここでのオススメは大根サラダであった。さあ、お酒も回ってきた。 お次はリラクゼーションだ。一番奥に広いスタジアムシアターがある。リクライニングできるゆったりしたシートに階段状のシアーである。ここで映画を見たら、即、安眠であろう。 手前には、有料のマッサージ店が揃っている。ウーロン茶による足洗いなど烏来・台湾式エステ、心と体のコリをほぐすボディ・ケア、足裏のツボを心地よく刺激するフットケアーなどである。無料コーナーもある。様々なマッサージ・チェアーがずらっと並んでいる。脇には何故かインターネットコーナーが設置してある。 そして壮観なのが二百名近くを収容できる、リラックス・ラウンジ。飛行機のビジネスクラス以上の角度と高さが自動で調節できるフラットリクライニングチェアーである。一席ごとに液晶テレビが楽しめる。白い巨塔を見る。大善教授危し・・。いつのまにか気持よく寝てしまった。隣からもイビキが聞えてくる。ここは朝までやっているので、へたなカプセルホテルよりずっといい。ただし、24時以降は深夜割増、1800円が加算される。それでも安いものだ。温泉にも浸かれるのだから。 もっと遊びたい方にはヨーロピアン・カジノ気分でひと晩中、ルーレットが楽しめる。どうです? これなら一日中、ここにいても飽きないですよね。リクリニング・チャアーで眠りながら、今晩はここで泊まりたくなっちゃいました。 意を決して、「そろそろ行くか」の掛け声。「よーしそろそろ行こう」と返事は帰ってくるが三人とも微動だにしない。やはり居心地が最高なのだ。ようやく横になったフラットチェアーから起きあがる。 まだ、8階、9階のヒーリング・バーデが残っているのである。この癒しゾーンは午後11時までなので注意する必要がある。ここはバリ島か東南アジアの高級リゾートに迷いこんだような異空間である。プールサイドに、ロッキングチェアー。青い妖しげな光。目の前は、ジェットコースターやドームホテルの夜景。このゾーンへはトレーニングウエアーに着替えて入らねばならない。 ここのロッキングチャエアーに横になりながら、ただぼんやりと都会の夜景を眺めているだけで、気分が癒される。大理石、珪藻土とセイント鉱石をふんだんに使った低温サウナ。麦飯石と石英を敷き詰めた床でゆっくりくつろげるリラクセーションコーナー。室温を40度に保ち、貴陽石からの放出される波動エネルギーに癒される蒼海洞。まるでバリ島のカフェといったバーデ・カフェでカクテルを傾ける。 時間を忘れて至福の時が流れていく。また、来たい都会のオアシスであった。本日の料金、締めて六千円なり。
2004.01.28
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政治家を囲んだ勉強会に参加した。来ているのは若手民間人。電力、鉄鋼、自動車、エネルギー、商社などかつて日本を支えていた重厚長大のビッグ・ネームの会社が21社参加している。どうして私が・・?である。それはさておき、先に進めよう。 政治家は茨城から選出されたあの梶山静六氏の御曹司である。昨年の選挙で二期目の当選を果たした。そういえば去年のこの会は3、4人の政治家が来ていた。 例えば、もと名物蔵相のミッチーの二世、渡辺議員。彼も面白かった。ジョークを交えながらよく喋った。まさにミニ、ミッチーである。血は争えない。名前は忘れたが、四国出身の社長で、日本の政治を変えるために期間限定であえて兼業で政治家入りした人もいた。 梶山氏も民間企業(恐らく、東京電力か?)出身である。とても気さくな人で、「先生は辞めてくれ。むず痒い。梶山さんで頼みますよ」といった感じだ。 彼は昨年、親の台からの橋本派を飛びだした。一大決心だった。守ってくれる看板はなくなるし、様々な特権が消える。しかし、その分、自由に動き回れる。いろんな派閥や会派の会合にも顔を出せるようになった。民主党の若手とも太いパイプを持っているようである。やはり、政治の世界もやっと自己責任でポリシーを考える時代になってきたのかもしれない。 昨年の選挙の反省をこう語った。昨年の選挙はマニュフェスト選挙と言われたが、あまりにうわぺらに流されてしまった。聞こえのよいキャチフレーズが横一線に並べられた。本来は、国がどうあるべきかのきっちりとした縦軸を何本か立てて、そこに具体的な横の政策をからめて具体的な政策ビジョンを立てるべきであったと。 まったくその通りである。まず、日本の国としての基本的な考え方を少なくとも、経済、国防、教育の縦軸で将来ビジョンをはっきりさせるべきである。選挙めあての有権者向けの短期的なスローガンでごまかすべきではない。 国家財政ひとつとっても自分の内閣のときだけよければと大きなツケを次世代に渡してきた、場当たり的な政治をそろそろ国益の視野にたって考え直すときである。 その意味でも、坂本竜馬のような若手志士議員の台頭に期待する次第である。このままでは、日本国が世界に置いていかれてしまうと考えるのは私一人であろうか?
2004.01.27
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2004年1月27日(火) 磨け!3分間 知的武装 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 第11号 ★★★★★★★★ 「見方が変わる!『超』マーケティング発想法」■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●発行責任者:アントレプレナー塾 塾長 三丘 大詩 読者数:910名―――――――――――――――――――――――――――――――――◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇ 凄い男・女 列伝 ◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆ 不死鳥の起業家 不屈のアントレ魂を知っていますか? ◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆―――――――――――――――――――――――――――――――――●読者の感想で成功話ばかりでは面白くないぞ、たまには失敗例を出せというのがありました。最近でこそ日本でも失敗学が出てきましたが結構少ないんですよね、失敗話って。勿論、私のでしたら語り尽くせないほどあるのですが。ところで大前研一のアッタカーズ・ビジネススクールの昨年の講師陣の中でど迫力の男がいました。七転び八起きのアントレプレー魂を持った凄い男です。では、今回、その男をご紹介しましょう。―――――――――――――――――――――――――――――――――▼その男は日商岩井のサラリーマンであった。電子機器部配属なのになのに誰もが考えなかったレジャー産業への売りこみを猛烈にアタック。ビッグプロジェクトを一人で進めていた。しかし、上司の結論は、リスクが大きいからノー。会社に無性に腹がたった。そして彼が出した結論はならば俺一人でやろうであった。会社に辞表を叩きつける。家に帰ると、今度は奥さんがひどく驚き、怒り狂った。「私は日商岩井のあなたと結婚したのよ・・」この時、彼は三十歳であった。▼その男の名前は折口雅博。折口の対応は素早かった。大金をはたいてフェラーリを購入。起業家になるとこういう生活ができるのだ、「大きな家に住もうよ」と奥さんを説得。お金に欲があまり無い奥さんは首を縦に振らなかった。折口は自分の夢をことあるごとに語りつづけた。「あなたがそこまで言うならば」と妻はついに折れた。ここで折口の肩書きは「日商岩井電子産業部」からなんと「ジュリアナ東京 経営責任者」に変わった。▼発端は、倉庫会社のオーナーから芝浦にある空き倉庫の有効活用を相談されたことだった。ここでディスコをやったら絶対に成功するとひらめいた。すぐに企画書を書いてプレゼンをする。渋るオーナーをディスコに連れまわす。そして直営はしないが運営会社をどこからか引っ張って来れば金も出すという返事。しかし直属の上司はオーナーが直営しないなら辞めろ危険すぎると大反対した。ならば俺がディスコ運営会社を経営しようと決心。一人で奔走した。ビール、タバコ、アパレル会社などのスポンサーから資金を1億円かき集めた。▼ジュリアナ東京は開店当初から大評判となった。折口は「ジュリアナに火付け役」として一躍時の人となった。初年度の初期投資15億円に対し売り上げは20億円。翌年はさらにジュリアナは大爆発した。儲かりすぎた。そうなると今まで折口に任し切っていた資本家達が黙っていなかった。金の卵を生む鶏を巡って利権争いが勃発した。折口は株も持っていなかったし、利益が出た時の配分を決める契約も結んでいなかった。結局、辞めざるをえなくなった。そして地獄を見る。起業家として2年で挫折を味わう。▼折口に言わせると起業家の必要条件は「夢」と「構想力」だと言う。十分条件は、ハングリー精神、ハードワーキング、スピ-ドである。彼の生い立ちをさかのぼってみよう。父親は人口甘味料メーカーの社長。二百坪以上の豪邸に住む裕福なボンボンであった。しかし突然のサッカリンの発売禁止をまともにくらい、会社は倒産。両親は離婚。生活は一変して惨めな少年時代を過ごす。この時から将来自分で力をつけて絶対に勝つと心に決心する。学費が無いので陸上自衛隊少年工科学校に15歳の時に入学。別名少年院と呼ばれる厳しい日々を過ごす。防衛大学に進学し、理工学を先行する。卒業後ユニパックで1年営業を経験してから、昨年涙を飲んだ日商岩井に再度挑戦して入社する。▼話を元に戻そう。登録商標していたジュリアナ・プロモーションという社名だけが残った。何で再起しようか考え抜いた。そして掴んだ結論は、もう一度ディスコをやろうであった。自分に残っているのはジュリアナをプロデュースした男というブランド資産である。さらに巨大なディスコでよみがえれば折口ここにありと言える。大きなインパクトになるとの読みがあった。東心の場所を捜し求めた。空き地に今までにない巨大ディスコを建ててやろう。いくら探してもそんな立地はなかった。ディスコは風営法で商業地か準工業地にしか作れなかった。絶望の淵に負い込まれて、トボトボ六本木の裏道をさまよった。▼ふと見上げると理想的な更地があった。この間まで駐車場だった土地である。早速、登記簿を調べる。なんと道路1本の差で商業地であった。彼はこの空地を「聖なる大地」と名づけた。所有者は某醤油会社の社長一族であった。日参するがディスコというだけで追い返された。地道に1年ほど通い詰め、ついに相手が根負けした。スポンサー探しはさらに難航した。彼の計画では、30億円が必要であった。とても1社では出せる金額ではない。最終的にはエイペックスの社長を口説き落とす。ここにあの「ベルサーチ」「フェラーリ」「アルマーニ」の自ら考え出した合成語「ヴェルファーレ」を設立し、代表取締役になる。1994年、32歳であった。爆発的人気を博し、時の人に返り咲く。▼六本木の新名所のヴェルファーレが軌道に乗ってくると、またもやオーナーから社長が送り込まれてきた。折口は副社長に降格させられる。出資してない辛さである。ここで折口はまた新しい事業を構想する。軽作業を主とする人材派遣業である。これからの時代、短期間のスタッフ派遣は当ると確信した。電光石化の早技で翌95年、人材派遣会社グッドウイルを設立する。翌年自分で立ち上げたヴェルファーレをスパットと退社し、グッドウイルの経営に専念する。96年33歳の若さである。時代の波に乗り、倍々ゲームで躍進し、人材総合商社の地位を獲得する。▼ここで並の人間なら満足するところであるが、彼はまた新しい事業に挑戦する。常にチャレンジしないと済まない性格なのである。今度は老人福祉事業である。これは彼の夢でもあった。事業倒産後の父親は結局、再起できなかった。折口が日商岩井入社の報告を病床の父親にするとニッコリ笑って嬉しそうな顔をしてくれた。その父が亡くなるまでの三ヶ月は介護のために泊まりこんだ病院で、高齢者やその家族が抱える厳しい現実を目の当たりにした。97年在宅看護サービスの大手コムスンに資本参加する。99年、コムソン社長に就任し、コムスンをグッドウイルの子会社にする。折口、36歳であった。▼若い時から男だけの密室で学んだ折口は「男の嫉妬を甘く見るな」と言う。男社会で出る杭を演じ続けた折口ならではの言葉だ。99年社長になった折口は、2000年4月の介護保険導入を見据えて大量のテレビCMをいやというほど投入した。業界初の24時間訪問介護サービスを売り物に「ハロー・コムスン」のCMをまだ覚えている方も多いのではないか?恐らく数十億単位の広告投資をした。しかし売り上げは思ったほど伸びず、巨額の赤字が発生した。この時の危機対応も素早かった。2000年6月に大幅の事業縮小を行った。1208ヶ所のサービス拠点の3分の1を統廃合。1600人のリストラを英断した。▼待ってましたとばかりにマスコミの折口パッシングが始まった。折口は福祉事業を食い物にしたと。財界展望の2000年8月号の大見出しを引用しよう。<起業家たちの明暗>経営のプロを自認する折口会長の大誤算「コムソンの大迷走ー大幅事業縮小の崖っぷち」。折口氏のために総力特集号を組む力の入れようである。しかし、折口はめげなかった。態勢を整えるとこき下ろしたマスコミをあざ笑うかのように一気にまた驀進しだした。ちなみに折口CEO(最高経営責任者)率いるグッドウィルグループは現在、資本金136億円、2003年度の連結売り上げは623億円、経常利益48億円の優良企業である。アウトソーシング事業の登録スタッフは114万人を越えている。凄い起業家である。―――――――――――――――――――――――――――――――――【 みつおか流料理のツボ 】☆★☆★☆★☆★☆★――――――――――●どうでしたか? この紙面だけでは到底ほんの一部しか紹介できない凄まじい人生航路です。しかも現在進行形での起業物語です。皆さんのなかにもあのジュリアナのお立ち台で扇子を派手に振っていた人もいるのでは・・?ヴェルファーレに通った人は多いのでは?あの刺激的なお立ち台での扇子振りによって、逆にマスコミのパッシングにあい、結局、ジュリアナはつぶれてしまったのですが、利権が絡むと修羅場になるものです。それにもめげない折口、恐るべしですね。アントレプレナー・スプリットの塊みたいな男です。-------------------------------------------------------------▼アメリカの離婚率は高い。しかし面白いことに名声を博している経営者の離婚率データは平均の3分の1以下だという。これをみつおか流に勝手に解釈すると次の二つの仮説にいきついた。仮説1:成功する経営者は人を見分けるのがうまい。生涯の伴侶を娶る時もこの才能を発揮した。仮説2:痘痕もえくぼで選択時には多少の失敗はしたが、リスク管理が行き届いている。さあ、貴方はどちら?エッ、賢い読者諸氏は二つとも持っている!折口は特に後者に優れているようである。▼臨床心理学者の重鎮河合隼雄氏は、百点満点ばかりを追い求めていては人生疲れてしまう。普段は80点でも十分である。しかし、人生には何度か百点満点を要求される時がある。この時は99点でも駄目だと言う。このことは経営にも家庭にも当てはまる。仕事に没頭して経営者たるもの、家庭をないがしろにする時もあろう。でも、子供問題やその他で妻がSOS信号を発する時がある。これを察知し、この時ばかりは百点満点の行動をとらねばならない。▼話は変わるが、私は会社の飲み会は3回に2回はパスすることにしている。上司の悪口や噂話になりがちだからだ。むしろ、一人飲みすることも好きだ。昔はよく夜の街を探検に徘徊した。十年ほど前、六本木の裏道を探検していた。ちょうどヴェルファーレの真裏にタイムスリップしたようなろうな路地があった。その突き当りに極めて品の良さそうな和風BARがあった。酔った勢いで一人で格子戸を開けてしまった。「いらしゃいませ!」和服姿のマダムが迎える。「しまった!場違いの店に入ってしまった」木目調のカウンターにいかにも高級そうな座りゴこちの良さそうな椅子。完全に京都・祇園のBARに迷いこんだみたいだ。お客は誰も居なかったが、カウンター席にぴょこんと座る。▼蝶ネクタイ姿のバーテンダーがどちら様でしたっけと丁寧に聞いてくる。「ええ、みつおかです」「ハイ、左様で・・。どちらのみつおか様で・・」一瞬しまったと思ったが、○○のみつおかですというと「失礼いたしました」と言われた。お酒のリストをみてまた驚いた。高級スコッチやブランデーしか置いてないのだ。腹を据えて飲み出した。こういう雰囲気に打ち解けるのは早い。なんとここは社長や重役陣が…
2004.01.26
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六本木のレディ・バードは、ショーパブの草分け的存在で、スタジオに応接セットが置かれているといった感じの店だ。だからショータイムになると椅子がどけられ、完全な劇場と化す。この道27年の老舗である。 勉強会の気の合った仲間たちの新年会をどこでやるかということになり、高校時代の大先輩の大幹事から、このレディーバードを借り切っての新年会をやろうとの号令が下った。 みな忙しい人ばかりなので、何人集まるか当日でも分からない。二十人くらいに声を掛けているので、十人集まれば御の字であろう。借り切りといってもオーナーの弟教授のゼミの女子大生卒業コンパと合同貸切りらしい。 私は実行幹事でつまみや食料調達係。ワインを持込みでメインにしようと言うことで、その道のプロにチョイスをたのむ。なんでも恵比寿のカーブド・タイユバンのソムリエが選んでくれたようだ。詳しい説明付きのワインリストがメンバーのワイン担当部長の女性から送られてきた。 その説明文が凄い。凄すぎる。専門的で良く分からないが、読んでいると馥郁たる香が漂ってくるようだ。では、その一文を引用しよう。最初のシャンパンの部分だ。 Champagne Louise BRISON-Millesime Eleve Furs-1999コートデ・バール地区はノエ・レ・マレ村の個性的な作り手。樽塾成させるシャンパーニュというとジャック・セロスが有名だが、これもイケル。年号付きシャンパーニュ、ミレジメは特にブドウのできの良かった年にしか造られない。99年は最近リリースされたものだが、樽熟成らしく、黄色くほんのりと琥珀色を帯びる。白い花びらやアプリコット、黄桃のアロマに特徴的なアマレットの風味、熟成感のある複雑な風味が魅力。とはいえ、重過ぎずいきいきとした果実みの味わいが、きめ細かな泡立ちとともに広がり、この二面性がいかにも玄人好み。ビンテージシャンパンのシェリーを思わせる熟成感は、玄人好みですが、それが強く出過ぎると少々嫌味なもの。これはそうした意味でのギリギリのバランス・・・・。 てな具合で、6本の説明。トリはかなりのサンテミリオンのシャトーワインらしい。 さてさて困った。つまみは何にしよう。先ずはチーズだ。三越の地下にでも行って調達してこようか・・?
2004.01.23
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溜池山王にある「春秋 響」はオープンキッチン形式のニューヨークグリルを感じさせるお洒落なレストランである。27階からの夜景も美しい。広尾の日赤産院のお店は行ったことがある。入り口が外から見えるBARカウンター、奥と地下がレストランになっている。周りにはお店が無い、隠家的な店であった。立地によって大分雰囲気とメニューをかえているようだ。 夜のとばりがおり、周りはカップルか上司に連れられたOL達で一杯となってきた。私の連れもようやく登場。髭面の連れであった。彼と会食するのは6年ぶり。まずは生ビールを頼む。 係りの女性は彫りのはっきりした顔立ちだ。メニューを選ぶのがめんどうになり、おまかせにする。コースは前もっての予約とのことで、料理長に聞いてくれて今日のオススメを何品かチョイスしてくれるとのことである。若いのになかなか気が利いている。 最初は洒落たお皿に4種類の前菜、そして刺身の盛り合わせ。お次は何?彼女が答えて曰く、セロリの和え物です。何々、セロリの和え物?早速、箸をつける。海老とコリコリ歯ごたえのする野菜といくらをマヨネーズ風味で和えている。結構イケル味である。確かにセロリのほのかな香がするが、この所感はセロリではない。芋の一種の根セロリであろう。この野菜はソフトボール大の球形の変わった野菜である。 さっきの係りの女性に聞いてみた。「これってセロリではなくて、根セロリでは?」「えー、お客様よくご存知ですね。そうです」と驚いている。「あった坊よ、こちとら、食いしん坊でぃ!」と言いたいとだが、ここは謙虚に「ええ、まー」と微笑み返す。 ここで運ばれてきたのは、またまた変わった食材である。「白子?いや、違う。幻の白レバー?そんなわけはない。ああそうかこの甘味は京都の白味噌だろう。これはフォアグラだ」またまた質問コーナーである。係りの靖子さんに聞く。「そうです。フォアグラに西京味噌を和えてソテーしたのです」ふむふむ、ここはなかなかに凝ったものを出すものだ。ちょっと請求がいくら来るのか不安になる。でも、うまい。 夜景も綺麗だ。あっちの不倫カップルらしき初老の紳士と色っぽい三十路女性のカップルが立ちあがる。八時半までなら、お水関係と勝手に推測していたのだが、微妙な時間だ。八時五十分。おお、女性は知的なメガネを掛けた。むむ、私の品定めでは、お水ではなく、役員とその秘書と断定しておこう。 やはりここは女性と来るお店なのかもしれない。またまた料理が運ばれてきた。野菜サラダと、変わり天ぷらの盛り合わせ、そして駄目押しにテンダーロインの網焼きステーキである。もうとても入らなかったが、無理やり食べる。眼下の赤坂のネオンが呼んでいる・・? いや、とてもそんな元気はなくなった。 今宵も仕合わせ。6年間のつもり積もった話に、お互い心地よく酔ったようだ。どうです、カップルにはお勧めの店ですぞ。
2004.01.22
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昔の知人にあった。待ち合わせ場所は山王ビルの27階、PM7:15分。入り口は一人一人をガードマンが身分証明書でチェックするものものしさ。アレレ!このビルじゃなかったの? 行ったり来たりしてキョロキョロしているとガードマンから声を掛けられる。待ってましたとばかりに「春秋に行きたいんですが・・・」「ああ、それならあそこのエレベーターで27階に」と通される。降りると広いフロアー。左はオフィスで通行禁止、右はさらに馬鹿でかい空間。左奥は横浜・ヘイチン楼、右手は春秋のBARとレストランが並んでいる。 BARは外壁がレンガ作り。ガラス張りにワインがずらーり一面を埋め尽している。ざっと数えただけでも千本は越すのでは・・。夜景を見下ろす窓がわに沿ってカウンター席が伸びている。シャンペンを片手に夜のネオン。この店は使えそうである。ただ、今晩は貸し切りで一般のお客はシャットアウト。 お隣のレストランに入る。入り口は一段高くなっているが、天井が高く一段と照明を抑えている。床はフロリーング、ガラス窓からの眺めは絶景である。厨房がガラス張りになっていて、今流行のオープン・キッチンである。ニュヨークグリルといったムードである。 窓際の二人席に通される。シックでシンプルなテーブルと椅子。広い空間。百万ドルの夜景。まさにニューヨーカーなった気分だ。ギャルソンから飲み物を聞かれるが、「連れがくるまで結構、眺めをゆっくり飲んでいますから・・」と笑顔で答える。ギャルソンも軽くウインク会釈して去る。ここで一言、「イエス、サァー」と言ってくれれば完璧なのだが・・。ひょっとしてここって、カップル席?久し振りの会食にしてはちょっとやりすぎ出では?まあいいか、向こうから指定してきたのだから・・。 それにしても夜景が美しい。私の向かいはのっぽなプレデンシャル・ビル。あの悪高き故・横井英樹氏が所有していたホテルジャパンの大惨事跡地に建てられたのだ。 真下は山王神社。家族で元朝参りした神社である。仕事でも「商売繁盛」「厄除け」をお願いして私のグループで来たばかりである。私は金色のチャンチャンコを着せられ雅楽の演奏の中正座すること二十分、「かしこみ、かしこみ、お願いもーすー」とご祈祷してもらった。ご祈祷料は三万円。まあいいか、これでお願いが叶うならば安いものだ。 この春秋「響き」は昔は、サントリーの経営で、雰囲気はいいが、べらぼうにお値段も高かったチェーン店である。今は経営が変わったが、いい場所にお店を抑えている。その場所に応じて雰囲気や料理を変えている憎いお店である。安くなったとはいえ、大丈夫かな等と夜景を見ながら不安に思う。メニューを先に見せてもらおうか??? いやいやここはどっしりと雰囲気を楽しもう。そうだ、ニューヨーカーになったつもりで。ちらっとまわりを見渡す。 奥の四人席には丸印のOL二人組。と思いきやその上司らしきおっさんが遅れてやってきた。なるほどお偉いさんがお気に入りの娘とさすがに気を使ってその友達を連れてきたのか・・?いや違う。一人で誘ったのだが、「常務、嬉しい。でもアッコも誘っていいですか??彼女も常務のファンだから凄く喜ぶと思います」「そうか、そうか、いいだろ。アッコ君も誘いなさい」なんて内心と裏腹の余裕の態度で笑って言ったのであろう。などと妄想にふける。じっと観察する。 やや、不倫カップル発見。窓側のカップル席の奥に、いたいた。男の年は五十代後半か六十代はじめ、ちょっと偉そう、やはり役員か。おお女性は三十路になったばかりの色香を発している。うーん、お水か素人か難しいところだ。退出の時間で見分けるしかあるまい。八時半までなら、お水関係であろうなどと推測。 時計を見やると七時十五分。さあ、連れは・・・。 明日につづく
2004.01.21
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昨日、小売りと生活者研究会の新年勉強会に初参加した。場所は新橋、第一ホテル。このホテルは待ち合わせ場所としてよく使われる。時間による客層を見ていると面白いホテルである。 昼間はビジネスマンがさすがに多いが、あっちの「ヤ」の字のつく筋の方も見受けられる。これは赤坂東急ホテルほどではないが・・。夕方を過ぎると、ロマンスグレーの紳士と、お水関係の女性とのカップルが多くなる。食事をしてお店への同伴だろうか? 話が脱線してしまった。何を書こうとしていたのか? そうである。景気動向だ。最初のスピーカーは、日経の井上省吾氏である。過去からの時系列の数字を並べて、今年を予想している。 このなにが起きるか予想も出来ない不連続の現代である。テロが起きたら? SARSが流行ったら? 現代の経済は不確定要素に溢れている。こんなやり方ではとても当たらないであろうなどと思いながらうつらうつら船を漕ぎながら聞く。 頭に残った印象的な所では、自動車、家電が上向きトレンドで景気に光明が注している。しかし、個人貯蓄率をみると世界最高だったのが、ここ数年で14%台から9%台に落ちてきている。(総額では依然として世界一だが、個人の率ではドイツに抜けれアメリカに近づいている)ということは、個人レベルではこの不景気のなか、虎の子の貯蓄をきりくづして消費に回しているが、一向に景気が上向かないところに、日本の不景気の奥深さと深刻さを感じる。 小売りではイトーヨーカ堂とイオングループが二強の勝ち組と言われているが、営業利益率でみれば 、IYの0・9%、イオンの0・6%と極めて脆弱である。ウォルマートの出方次第では流動的である。 次に明学の上原先生がちょこっと経済学の流れに触れたが深遠すぎてよく理解できない。 内容は世界の経済学はケインズ学派に代表される、需要サイドの経済学と、イギリス・アメリカに代表される、サッチャーヤイズムやレーガノミックスなどの供給サイドの経済学である。 今は米英の供給サイドの経済政策が主流となってきたが、結果は企業に富が溜まるだけで、環境破壊や消費者の貧富の差が広がってきたというものだ。 なんだか分かったような分からない気分のまま、時は流れた。 良く分からないが、どうやら経済学も、単独の理論だけでは用をなさなくなってきたのだ。いまや経済は一国だけで論じられるものではない。しかも経済が、軍事力をバックに持った政治力と大きく関係してきている。 ところで、アメリカの一人勝ちはいつまで続くのであろうか?そう長くはないような気がするのだが・・・・?
2004.01.20
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2004年1月20日(火) 磨け!3分間 知的武装 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 第10号 ★★★★★★★★ 「見方が変わる!『超』マーケティング発想法」■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●発行責任者:アントレプレナー塾 塾長 三丘 大詩 読者数:904名――――――――――――――――――――――――――――――――― 【はじめに】☆★☆★☆★☆★☆★―――――――――――――――― みなさん、こんにちは!一年の計を立てねばと元旦から思いつつ、はや1月も20日になってしまいました。賢い皆さんはもう今年の大目標を立てましたか? さて、以前新聞のベタ記事で価格破壊の旅行業界で発表すると直ぐに満員御礼になるカリスマ添乗員が関西にいるという記事が心に引っかかっていた。昨日本屋店頭でそのご本人が書き下ろした本を見つけた。昨晩一気に読んでしまった。面白かった。そこで今日は急遽予定を変更して、カリスマ添乗員を素材にして、サラリ-マンの仕事について考えてみましょう。―――――――――――――――――――――――――――――――――◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇ 平田進也を知ってますか? ◇◇◇◇◇◇◆◆◆ 商売とは何かを考える 一サラリーマンだが5億円を稼ぎ出すカリスマ添乗員 ◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆―――――――――――――――――――――――――――――――――●商売の原点は「商い」(飽きない)にあると学生時代、恩師に教わりました。その心は、1回限りの商売ではなく、ずっと続く「商い」こそが大事だと言うことです。そんなことを思い出せる本でした。(「出る杭も5億稼げば打たれない! 平田進也著 小学館 952円)まず平田ワールドをご紹介しましょう。では、・・・。―――――――――――――――――――――――――――――――――▼平田進也。サラリーマン生活二十三年の、日本旅行の添乗員である。その彼が企画し添乗員を務めるツアー旅行はいつも満杯となる。中年のオバさんパワーや熟年カップル、元気なオバー・オジー、リピーター客やその口コミで定員オバーとなる。またそのツアー名も面白い。そのものずばり、「平田 進也と行く ひと味違う ○○ツアー」である。時としてツアーの前に「わがまま」がつく場合もある。平田進也と行く ひと味違う 北陸わがままツアーなど。▼平田ツアーに参加するお客さんは初対面の人でも直ぐに打ち解けて笑顔が絶えない。そうである。このツアー参加者は、観光名所など行き飽きたベテラン客が集うのである。その人達は風光明媚な場所を求めて参加するのではない。平田進也その人と一緒にいる「場」を楽しみにしているのである。平田氏も毎回、「非日常」を考え抜いたアイデアを盛りこみ、お客との心を開いた交流を心から楽しんでいるのである。「平田進也と行くシンガポール・ツアー」は、募集をはじめるとアッという間に六百人が集まってしまったと言う。▼北海道で新鮮魚介を食べる趣旨のツアーの移動のバスの中で、お客さんは「うに、うに、・・かに、かに・・」の大合唱。食事への期待がメチャクチャ高い。こういう場合は中途半端な満足はかえって不満足につながると言う。だからこの時は、採算を度外してこれでもかの満足を提供する。うになら一人一箱。蟹はこれでもかと食べ残すまで出し続ける。要は非日常をプロデュースし120%の満足を追求する。▼お医者様の奥様族の大阪ツアーがあった。ハイソな彼女達の「非日常」とは何かを考えぬく。そうだ。私の日常が彼女達の非日常では?コテコテのなにわを案内したろ。まず最初にたこ焼き屋台に案内してドロドロソースべったりの大判たこ焼きを購入する。そして一つづつ楊枝にさして一人一人の口に「あーん」。一人のザーマス奥様がそんな立ち食いなんて主人に怒られますワと拒否。「何ゆうてはるんですか?大阪の食文化が凝縮されてますがな・・」「おいしい・・」結局、みんなオホホを辞めて、キャーキャーワイワイとうどん、お好み焼き、串揚げなど難波の夜に熱中した。▼ある時帰りのバスの中で童謡を流したところ、いつのまにか大合唱となりこんな楽しい旅ははじめてやと涙を流す人まで現れた。そこではじめたのが、「思い出の修学旅行」。「普通に旅行をしていても面白くないですから今日は、昔懐かしい修学旅行です」「えっ、それなんや。面白そうやねぇ」さすが乗りのいい関西人。「では今日は6年3組の生徒になってもらいます・・」「ハーイ」と元気な返事。75歳のご婦人に「菊ちゃん、列からはみ出しているよ」「先生すいません」58歳の男性に「正太君、おしゃべりはあかんゆうたろ!」いたずらっ子のような顔で「先生、もうしません」てな具合である。「カタチを整えるよりも、まず、心を整える」のがコツなのである。▼通常なら退屈する移動時間は特に大事と言う。はじめてのお客さんからあれこれ話を聞いたり、皆を楽しませる企画やしゃべりをする。夜の宴会は彼の独壇場である。入念に女装して平田進子が登場する。ここでのエンターテナーぶりは、綾小路きみまろも真っ青である。そのあと必ず各テーブルを回りお客様の声をあれこれ聞く。そうすることによって、お客様と添乗員の垣根がとれて心を開いたお付き合いができるという。▼そんな平田も入社9年間はデスクワークが合わず、明日辞めたろの連続だった。コンピューターへのデータ入力と不得意なデスクの整理整頓の仕事に馴染めなかったのである。「もうちょっと、もうちょっとだけなら頑張れる」と諦めなかった。異動や転勤でチャンスが回ってきた。良き上司との出会いである。自分のアイデアをやらせてくれる竹内課長との遭遇。ツーと言えばカーお互い足りない部分を補った。▼へこんでいる時良く読んでいた本は本田宗一郎や盛田昭夫の自伝である。凡人の自分が直ぐにはなれない。でも「合体ロボット作戦で本田宗一郎を目指せ」ばいいじゃないかと考えた。欠点だらけの自分にも人に負けない才能がある。それを生かすために足りない部分を人に補ってもらえばと・・。総務、宣伝、販売、・・それぞれの部署から信頼できる仲間を見つけ出していった。▼「どんなにカッコつけても、サラリーマンは会社のひとつの歯車や。オレはもっと自由で、自分を生かせる仕事がしたいんや!」と言って辞めていった同僚が数多くいる。しかし、夢を実現したのはほんの一握り。「リストラされない程度にそこそこやっていればええんや」という先輩もいる。平田に言わせれば「そんなサラリーマン人生、オモロないやろ!オモロイことなくて、何が人生や」と。▼組織にいる人間というのは、一部の理解者を除いて、個人の成功を認めたがらないものである。マスコミにも頻繁に出演している彼には今でも社内の嫉妬、ねたみ、嫉み、があるという。「お前の勝手な行動でもみんなが迷惑している。そんなことより、ルーチンワークを優先させろ!」と言われた事もある。心がくじけそうになる事もあるが、彼には大きな夢がある。甲子園球場を借りきり添乗員平田進也のツアーイベントをやること。彼の顧客は現在、6,500人。甲子園を満杯にするにはあと八倍の顧客を獲得すればいい。▼昨年末、一人の馴染み客からこんな電話がかかった。「アンタには毎年えらい世話になっとるから、来年、慰安会をさしてもらうことに決まったからな」突然のことに何のことかさっぱり分からなかった。「慰安か会って、なんですの?」「だからアンタのやゆうてるやんか」「私の!?」「そうや。いつも世話になっとるから、みんなでお金を出し合ってやろういうことに決まったんや」電話を切ったあと、平田の目から涙・・・。添乗員冥利に尽きる涙である。―――――――――――――――――――――――――――――――――【 みつおか流料理のツボ 】☆★☆★☆★☆★☆★―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――●マーケティング的に言えば、顧客の心を掴んだ魅力的な商品作りと顧客の囲いこみをうまくやっているケースである。特にリピート客が多く、儲かる仕組みが出来あがっている。しかし私が何よりも強く感じたのは、平田進也の前向きなものの考え方と挑戦的な生き方である。多くのことを学ばせてもらった。-------------------------------------------------------------▼先週、六本木ヒルズのアーク都市塾で宇宙飛行士・毛利衛さんの講演を聴いた。子供の頃からの夢が忘れられず、北海道大学助教授の職を投げ打って宇宙飛行士に挑戦した。宇宙から地球を眺めて分かったことがある。「必ず挑戦する『個』がある。成功して今までできなかったことができるようになって、個が全体のレベルを引き上げる。その連続が最終的には地球全体の連鎖につながっている。個は一見ばらばらであるが、相対的にすべてとつながっている」と宇宙観からひるがえって諦めない個人の挑戦の大切さを説いていた。▼大組織の中では神輿を担ぐ人が多いので、自分がそんなにやらなくてもとぶら下がる人も現れる。得てして会社の批判や批評ばかりする人も多い。そんな人に限って挑戦は何もしない。しかし平田はそんなサラリーマン人生オモロないと言いきる。ただ、彼に対する風当たりが強い。「よし、出すぎた杭は打たれない」と前向きにチャレンジする。その原動体験を本文から紹介しよう。▼今の平田があるのは、最初の添乗時の大失敗の体験だと言う。挨拶の声はウワズル。下調べを充分にしていなかったのもタタリ、失敗、失敗、また失敗の大安売り。不安になったお客から、「添乗員サンこうや」と教えられる始末。「ホンマにすんません。今は舞いあがってますが、誠心誠意やります」と心を切り替えたがその後も失敗の連続。でも、お客様の部屋回りをしたり、スリッパを揃えたり、お客様の為に一生懸命に小さなことをした。帰りがけにお客様のリーダー的存在だった尼崎署の署長さんからこう言われた。▼「添乗業務としては最悪や。でも客は全部見てるもんやで。アンタが偉かったのは、客のために一生懸命やってたことや。添乗はダメだったけれども、気持としては合格や。ほんま嬉しかったわ。でな、これはアンタに対する、みんなからの気持やからとっときい」手渡されたのは電話を掛けるための沢山の硬貨だった。辞退する彼にさらにこう付け加えた。「これはみんなの気持なんや。かえしたらあかん。でな、アンタにひとつだけゆうとく。この先、アンタが何年添乗員をするかわからんけども、ベテランになってもこのときの気持を忘れたらあかんで。このときの気持を忘れたら、アンタは旅行業をやめなあかんと、私は思う」―――――――――――――――――――――――――――――――――【今週のみつおかひろしの薀蓄】☆★☆★☆★☆★☆★―――――――― ―――――――――――――――――――――――――――――――――●【マーケティング公理4】「マーケティングとは平たく言えば『商い』である」 【マーケティング原理24】「ネットワーク作り(関係性構築)が、明日への 成長の鍵」●【今週の一言】 「オモロイことなくて、何が人生や」 「サービス業に就く人間はサービス過剰にならなあかん!」 平田 進也 (『出る杭も5億稼げば打たれない』) 「商品は人間を相手にする。買ってくれる客は人間なのである。人間の心を 理…
2004.01.14
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こう寒くなってくると、突然お亡くなりになる方も増えてくる。ご本家のご当主さまが亡くなられた。そこで年老いた母を連れて夜、車でお通夜に行った。 珍しい神道でのお葬儀である。壇上には鏡が置かれ白木のミニ神殿がものものしく造られている。木靴をはいた神主さんが送別の辞を読み上げる。遅れていった私達は同じ名字で間違えられたのか、親族席の方に座らされてしまった。雅楽の演奏がはじまる。 下を向いて瞑想しながら聞き入る。バックの雅楽に神主さんの独特の読みに、凛とした一種神々しい雰囲気が漂う。「かしこみ、かしこみー・・・」どうやら終わりに近づいたようだ。 お榊を神殿に捧げる儀式に移った。先ずは親しい親族から。向こう正面に逆手に置くようだ。二礼二拍手一礼。音を出さないで手を打つ。 祭壇脇の花束を見る。そうそうたる人物から来ている。細川さん(元首相)、近衛家、三笠の宮さま、東本願寺・・・。 そういえばご本家は元華族である。ご当主は、鍋島家の御曹司、奥様は本願寺のお姫様。しかも昭和皇后の従兄弟に当たる。夫婦養子でご本家に輿入れしたのである。だから、細川家や近衛家とも関係が深いのであろう。 年一回、名字がおなじ「みつおか家」の会があった。広島、岡山、田原など結構遠くからわざわざ集まった。霞が関ビルの上に入っている、元華族会館・今の「霞会館」で毎年開かれた。どいう訳か一時私が幹事をやらされた。わが家は、直系ではない。別個の系列で、直参旗本である。 この会は異様であった。ご本家を中心に皆集まっている家族は同じ名字。出身地で呼び会う。中には家系図を持ってきている奇特な方もいる。話題はいつもご先祖様の話になる。お宅は何処から分かれたのですか。そうですな、鎌倉時代に岡山からでてきたみたいですな。どれどれ、ふふーん、家系図では確かに・・・。 もう、まさにタイムトラベルしているような異様な世界なのである。でもご本家のご当主さまがなくなると、来年からは出るのをやめよう。静に慰霊に拝礼する。
2004.01.13
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15日の木曜日に六本木ヒルズのアーク都市塾で宇宙飛行士・毛利衛さんの講演会を聞いた。題は、「地球はまほろば--宇宙からの贈り物」である。 毛利さんは子供の頃から宇宙飛行士になるのが「夢」だったと言う。しかし北海道大学で科学者の道を歩む。そんな彼が助教授になって宇宙とはかけ離れた研究をしていた。ただ、子供の頃からの夢は断ち切りがたいものがあった。そしてすべてを投げ打って、勇気を持って夢に挑戦した。大学の職を辞して、宇宙飛行士に応募したのだ。数々の難関を突破し、NSAの科学者として宇宙飛行士に合格する。そして日本人としてはじめて宇宙に飛び立つ。 毛利さんは人工衛生の中から自分で撮った写真や映像を使いながら、宇宙から学んだことを語ってくれた。 毛利さんが乗った人工衛星エンディバーは、地球からの距離三百キロの軌道を回っていた。地球をたったの90分で一周してしまう。やはり地球は青かったと言う。宇宙から自分の故郷を眺める。関東平野や富士山が見える。日本を見たときは感動したと言う。 夜眺めると光の塊が点々と見える。この大きな塊がインディアナポリス、北米の都市がネットワーク状に見える。この写真は夜の関東平野です。この光の塊が池袋、こちらが新宿、これが渋谷、そしてこの直線状の点線の光は中央線の駅だと言う。 この巨大な宇宙も良く観察するとすべては「個」である。その個が他の個とつながっている。そしてもっと大きな塊を作る。その塊がまた他の塊とつながって全体を形作っていく。 野茂が投手として大リーグではじめて活躍する。今度はそれに刺激されたイチロウが大リーグで活躍して、大リーグのレベルがまた新たな方向にちょっと進む。松井がホームランバッターとしてこれに続く。 宇宙もこの世も同じである。「個」はばらばらに動いているが、諦めずに「個」が挑戦することが大事だと言う。そして個の挑戦が全体をレベルアップしていく。個の成功が、今まで誰も出来なったことをやり遂げ、全体の能力を上げる。個が全体を引っ張っていく。その連続が、結局は地球全体の連鎖につながっていく。 宇宙から地球を眺めてつくづく思うことは、「地球は美しい。人間はその一構成要素に過ぎない。かけがえの無い地球である。宇宙船地球号、人間はその重要な乗組員。だから一人勝ちするのは宇宙の原則から言えば、馬鹿げている。それぞれの乗組員の良さを認め合って、よりよく生きていかないとならない。イラクでのアメリカの一人勝ちも原理に反しているから、長続きはしないのではないか・・」という。 そして今の自分の使命は、一人でも多くの人に科学を分かりやすく身近なものに感じてもらうこと。だからお台場にある科学未来技術館の館長として尽力している。 毛利さんの熱弁は大分時間をオーバーしていても続いた。しかし明日の金曜日は毛利さんにとって大事な試験があると言う。NASAの宇宙飛行士を続けられるかどうかの、体力テストと健康診断がある。司会者が気を使ってでは今日はここでというので,名残惜しい講演会の幕が降りた。 毛利さん、頑張って!!!
2004.01.12
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目黒の「とんき」で家族四人でとんかつを食べた。雰囲気、味、サービス、どれをとっても大満足であった。さあ、帰るとするか?下の娘がちょっと不満げである。折角、都心まで出てきたのだ。仕方が無い、甘いものでも食べていくか。 外苑西通りを青山方面にぶっ飛ばす。この辺の道は裏道まで知り尽くしている。何しろ会社に入るまで目黒にずっとすんでいたのだから。さあ、甘味どころはどこにしよう。学生時代はケーキ好きで知られた私であるがさすがにこの年になると西洋菓子は気乗りがしない。それにしても学生時代はよく授業をさぼっておいしいケーキを求めて車を飛ばしたものだ。男二三人でケーキにティータイム。今思えば、変わった学生だったかもしれない。 そうだ、あそこに連れていってやろう。青山のパーキングに車を入れる。ああ、もう行列が出来ている。寒空の中、お店の前に五、六組並んでいる。ここは今話題の香港スウィーツの支店である。名は「糖朝」という。 外は寒い。お店の人がメニューを持ってきてくれる。妻と娘の目が輝く。こういうちょっとした気遣いが嬉しい。 中に入る。ここのエントランスが洒落ている。箸のようなガラスの床。透けて見える下には色とりどりのガラス玉が散りばめられている。不思議の甘味処へのエントランスである。 この店はデザートの専門店であるが、実はお粥や香港麺も凄い。真鯛入り粥、アワビ入り粥などお粥14種と蝦麺など8種類の香港麺を楽しめる。点心も充実しているのでちょっと小腹が空いたときには便利な店だ。 さあ、50種類の香港スウィーツの中からどれを選ぼう。私は決断は早い。最もオーソドックスな一品にする。豆腐花のクロ胡麻汁粉がけである。 ここは「豆腐花」が名物である。見た目は豆腐だが、プリンプリンに柔らかく、口あたりがとってもなめらかなのである。選び抜かれた大豆を特別な製法で作っているのであろう。このデザート豆腐に甘いシロップをかけて食べるのである。シロップの種類とトッピングによって味が七変化するのである。だからまたきたくなるのである。 迷いに迷った挙句、妻は豆腐花の杏仁汁粉がけ、娘は特製マンゴ・プリン、息子はマンゴ入りタピオカを頼んでいた。どれもこれもさすがだ。いくら食べてもすーと入る。甘さが軽いからだろう。女性に人気なのが分かる気がする。 息子が座った脇の壁にジャッキーチェーンがマジックで殴り書いたサインが落書きしてある。昨年来日したときのものだろう。ということはこの席に彼も座ったの・・・? 娘は「おいしい!」の連発。まったりした至福の時間が流れていった。今日も生きていることに感謝である。
2004.01.11
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二十数年振りで目黒のとんき本店に行った。妻は結婚前に連れていってもらって以来だという。 相変わらずの気前のよいサービスに今更ながらに驚いた。ここの一階のカウンター席はちょっと見物である。コの字型の白木のカウンターが、直線で20メートルはある。席数も軽く40人は座れる。 昔は名物おばあちゃんがいた。入ってきた人に注文だけを聞く。ロースかヒレを答える。名前も聞かない。そして後ろの待合の空いている椅子にバラバラに座っていく。「えっ、順番はどうなるの?」と思うのであるが、ばらばらに座ったお客を、しっかり順番通りに空いたカウンターに誘導する。まさに芸術技であった。寸分の狂いもないし、無駄がない。その誘導役は、今回は初老のご主人に変わっていた。 ここの白木はいつ行っても真っ白に磨き上げられ清々しい。カウンター内の調理場の床の白木もちりひとつ落っこちていない。 さらに驚くのはここの店員が私語を話すのを聞いたことがない。皆、黙々ときびきび働いている。しかし、挨拶は元気がいい。席に座るとさっとおしぼりが出てくる。一人で来ている客が詰まらなそうにしていると、新聞二紙が差し出される。あくまでさり気なくだされるのである。 入口で頼んだロースとんかつが運ばれてくる。衣はカリカリ、中はジューシーである。うま味が閉じ込められているのだ。ここのキャベツがまた凄い。千切りどころでない。とっても細く万切りになっている。しかも山盛りである。あまりの美味しさにむしゃむしゃ食べていると、何も言わないのにキャベツのお代わりを盛ってくれる。また食べきると、もう一度さりげなく盛ってくれた。感激だ。 食べ終わるころを見計らって、熱いお茶がでてくる。お茶を飲んでホッとすると、何も言わずに楊枝お気が目の前に置かれる。何からなにまでこっちが頼む前に、さり気なくやってくれるのだ。 昔から驚いていることの一つは、若い従業員の肌の色である。健康的な薄ピンク色で頬はほんのり赤みがさしている。いわば、「健康的なこぶたちゃん」なのである。聞くところによるとご主人が新潟出身で、従業員は地元から金の卵を集団就職させるそうである。 久しぶりに気持ちのいいお店であった。また来たい。「商い」の原点を見せてもらった。
2004.01.10
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世界規模でのデフレの進攻である。好景気のアメリカでさえ低価格指向の売りの飛躍が止まらないようである。ただ、デフレ先進国の日本では、少し様相が変わってきている。低価格の旗振り役だった、マクドナルドやユニクロの苦戦と方向転換である。日本では、ただ安いだけでは見向きされない選別の時代に入ってきた。 その一方で、高額商品でも飛ぶように売れている物もある。田中貴金属の福袋、1千万円は、黄金の箱とぎっしり詰まった金貨である。世界十数カ国を回る豪華クルージング3カ月の横浜港からの船旅は、最低ランクでお一人360万円、トップクラスでお一人1600万円である。その船が完売して正月の出航とあいなった。 やはり、有るところには有るのである。幾ら日銀がお札を高速輪転機で回して刷っても、市中に出回る流動資金が増えない。タンス預金やら貯蓄に回っているからである。しかし、その総額や1400兆円。日本は世界一の貯蓄国である。 話は変わるが、日本橋三越に年末、母のお供で行ってきた。三越本店には昔からの「お帳場」なるものが存在する。上得意のお客さんに対して掛け売りをする制度である。今はカードにはなっているが・・。優良個人顧客の名簿が財産なのである。そのお帳場に対する特別セールが催されるのである。この商法がまた凄い。 まず、9階の特設会場にその受付が地区別にある。世田谷区、横浜とか、そして案内状を差し出すと粗品と、各売場の引換券、割引商品一覧等が渡され、担当社員とその上司が恭しく挨拶する。無論、上顧客は担当セールスがべったり侍って、各階をご案内する。 この受付を済ませて先ず通り抜けなければならないのが、同じ階でやっている宝石類の特別セールである。これが半端じゃない。普通のセールと「0」が一桁も二桁も違う。五、六十万位からの宝石類がうじゃうじゃ無造作にガラスケースの上に並べられている。ガラスケースに入っているのは百万以上の宝石である。 細い通路の両側に何十店の宝石商がガラスケースの軒を並べている。展示品には凄い人だかりである。 この無造作に置かれているのが味噌なのである。誰でも五、六十万の指輪をなんの気なしに試しにはめられる。しかも重々しい雰囲気が全くないのだ。千円か二千円のアクセサリー特売場のような雰囲気である。 最初は五、六十万円の宝石が自分とは無縁と思っているのだが、混雑の中を進むうちに〇十万円、や〇〇百万円に慣れてくる。たまに二、三十万円の宝石があると安い物に思えてきてしますのだ。そんな時そんな時、鏡に映った自分の指にうっとり・・周りがまた無造作に宝石を買っていくので群集心理も働く。 かくして数十万円の宝石がぽんぽん売れていくのである。いやはや、越後屋三百年の歴史を感じさせる「商い」である。 要は、五六十代以上のシルバー層は、お金は持っているが、買う気になれないだけである。だから心理的な束縛から開放してやれば売れるのである。 この裕福なシルバー層に気に入られる、商品開発と心理的な財布を開かせる売り方が分かれば、景気回復の牽引車になる可能性がある。 この人達をシルバー層ではなく、「ゴールド層」とか「プラチナ層」と呼ぶべきである。プラチナ層のハートを捕まえることが今後の商売の肝であろう。
2004.01.09
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2004年1月13日(火) 磨け!3分間 知的武装 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 第9号 ★★★★★★★ 「見方が変わる!『超』マーケティング発想法」■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ●発行責任者:アントレプレナー塾 塾長 三丘 大詩 読者数:902名――――――――――――――――――――――――――――――――― フィールド探検、読書、ビジネス誌・新聞記事、TV番組などから見つけたマーケティング、経営、ベンチャー起業、キャリア・アップ、読書、グルメ等の旬の素材を厳選し、みつおか流に味付けして毎週お届けします。―――――――――――――――――――――――――――――――――【はじめに】☆★☆★☆★☆★☆★――――――――――――――――― みなさん、こんにちは!昨年は10月からはじめたこのメルマガをお読み頂き、ありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。さて正月はいかが過ごされましたか?私は珍しくのんびりと過ごしました。本も結構読めました。そこで今回は、予定を変更して読んだ本から、「2004年日本経済を考える」をテーマに書きます。結構、ショッキングな内容です。―――――――――――――――――――――――――――――――――◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 新春特集号 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆ 日本経済の将来を考える 「長谷川慶太郎の世界はこう変わる」長谷川慶太郎 徳間書店 「預金封鎖」 副島 隆彦 祥伝舎 「国家破産 サバイバル読本上・下」浅井 隆 第二海援隊 ◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆―――――――――――――――――――――――――――――――――●2、3年前と違って、日本経済の明るい未来を予測する本も多くなってきました。半々ぐらいの感じです。明るく元気が出る本を1冊と、衝撃的な未来を警告する本を2冊紹介します。では、・・・。―――――――――――――――――――――――――――――――――▼長谷川慶太郎の世界はこう変わるを読むと、日本にもツキが回ってきたようである。元気が出てくる本だ。まず、アメリカの一極支配はさらに進展すると予測する。軍事力ばかりでなく、金融のアメリカ優位も揺るがない。ドル以外の第二の基軸通貨などはあり得ないと断言する。経済発展する中国もアメリカに頼らざるをえなくなる。このことが北朝鮮を不安にさせているが、中国が北朝鮮を見放した瞬間が、北朝鮮の終焉の時でもある。▼日本経済はついに長いトンネルを抜けたと言う。米国一極支配によるデフレの定着が日本経済に追い風となる。今後、世界の経営者が徹底した経営の合理化と設備投資に走る。これが世界で最も技術の研究開発に努めてきた日本に有利に働く。今や米国やドイツでさえ、日本から技術を導入しないと経済の運営ができない。世界中の機械工業は日本からの工作機械供給に依存している。世界的なデフレで、日本の製造技術が真価を発揮するのである。▼民間主導の日本経済は明るい兆しが見えてきた。これに反し日本国の財政運営は悪化の一途である。外資系の銀行で為替業務も経験してきた副島隆彦氏は八年前から一貫して、日本は統制経済に向かっていると主張してきた。そして「預金封鎖」が近い将来に起きるという。日本を襲う非常事態は、2005年を皮きりに数年以内に起きると断言する。人類史上類の無い大不況を予測する。▼今の経済は政治が動かしている。目先の小シナリオは今年は好景気である。ブッシュ大統領が再選を目指す11月2日のスーパー・チュ―ズデーまではなりふり構わず景気刺激策をばら撒くからである。クロフォードお泊まり同盟の小泉首相もこれに追随する。株価上昇と銀行国有化、すべての鍵は「日米首脳会談」にあったと分析する。しかし紙幣と国債の発行量が膨らみすぎたために、戦慄の大シナリオがやってくる。▼それはアメリカの金融恐慌が引きがねなる。デリバティブ投資に失敗したニュヨーク巨大銀行の焦げ付き、米国債暴落、金融大国アメリカが抱える爆弾がついに破裂するのである。無論、米国債を400兆円も有している日本もひとたまりもない。株式や銀行預金や国債はなどのペーパーマネーは大きく減価して最後には紙くずになる。恐怖のハイパー・インフレが襲うのである。この予防措置として「預金封鎖」が実施される。▼政府は着々とその準備をはじめていると言う。今年7月に行われる新紙幣の発行はその準備段階である。大前研一氏も同じ指摘をしている。新札を交換する際に、政府は「愛国課税」と称して税金を徴収するか、将来に向けて国民の現金財産の額を炙り出そうとしているのではないかと訝る。あろうことか政府はアルゼンチンと同様の「預金封鎖」を画策しているという。個人資産が狙われているのである。いっそ紙くずになるのなら、優れた資産防衛策は、人間に投資することだと副島氏は言う。特に周りにいる若い人に投資して夢を託せと。▼様々な経済予測を的中させてきた経済ジャーナリストの浅井隆氏は、もっと具体的に日本国の国家破産の状況を予測する。日本国の財政状況は、もはや「破滅的状況」に突入しており、2006年か7年から激動時代がやってくるのは確実であると断言する。浅井氏はハイパーインフレを経験した、ロシアとアルゼンチンに飛びその状況をインタビュー取材してきた。歴史が教える国家破産は、1)ハイパーインフレ2)増税などの国民負担の増大3)預金封鎖などの徳政令4)治安の悪化と社会の変動であると言う。▼国家破産したアルゼンチンの国の借金(公的債務)は、アルゼンチンのGDPの約50%であった。今の日本の公的債務は1100兆円、日本国のGDP500兆円の200%をすでに越えている。異常な事態である。ただ、貿易黒字で、しかも国民の預金が1400兆円あるので表面化していないだけである。国家破産のシナリオは、国債の暴落ー経済大混乱ーハイパーインフレー徳政令の実施(預金封鎖)である。立花隆氏も「いまの日本経済は、いつ国家的破産状況に追いこまれても不思議ではない」と断言している。▼浅井氏は下巻ではその自衛策を述べている。国家破産時代は実は大チャンスだという。生き残るために自らの発想を大転換しろと説く。要は自分で考え、自分で判断できる力を身につけなければならない。その上で、財産保全には海外を含めてリスク分散を必ずしろと言う。―――――――――――――――――――――――――――――――――【 みつおか流料理のツボ 】☆★☆★☆★☆★☆★―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――●どでした?明暗二つの経済予測を引用しましたが、特に後者は衝撃的な内容です。しかし、ご安心下さい。2004年はどちらも好景気を予測しています。でも、2005年以降をあなたはどう読みますか?-------------------------------------------------------------▼いやー、両極端の内容であった。元気が出た後に読んだ本の内容はショッキングだった。まさかの連続・・・。ただ、気になるのは90年代中頃に浅井氏の本を私は良く読んだが、その時もショッキングな内容でった。銀行破産が起きることを正確に予言していた。その当時、まさかと思って読んでいた。▼どちらの予測が正しいかは分からない。しかし、何が起きるか予測しにくいこいう時代には、情報の洪水の中から、自分の役に立つ情報を見分ける情報感度を鍛えなければいけない。その際、過去の歴史を研究するのも役立つかも知れない。そう言えば、57年前の昭和21年に日本でも預金封鎖と新円切り替えが行われ、国民の財産が奪われたんだよな・・・。結局、自己責任で生き行き抜くしかない。良きアドバイザーを身近に置き、各自の「志」と「ビジョン」が必要な時代に突入したのかもしれない。―――――――――――――――――――――――――――――――――【今週のみつおかひろしの薀蓄】☆★☆★☆★☆★☆★―――――――― ―――――――――――――――――――――――――――――――――●【マーケティング公理3】「物事の本質を見極めろ!根っこと枝葉を区別す る」 【マーケティング原理9】「大雑把に掴み、細かく分析し、大胆に行動する」 ●【今週の一言】「人類史上、戦争以外でこれほどの借金をしてしまったとい う例はいまの日本以外にはない」(国家破産サバイバル読本・上) 「大帝国は内側から解体していく」 渡部 昇一 ――――――――――――――――――――――――――――――――― このメルマガは「まぐまぐ」のシステムを利用して発行しています。■登録/解除フォーム http://www.mag2.com/m/0000119371.htm ------------------------------------------------------------―――――――――――――――――――――――――――――――――★☆☆☆☆☆ <<みつおかひろし の編集後記>> ☆☆☆☆☆★―――――――――――――――――――――――――――――――――■■■■新春□□□□ ■■■ 皆さんは今年のモットーや目標を決めましたか? 私もあれこれ ■■ 紙に書いてるところですが、まずは健康です。年末に送られて来た■ 人間ドック結果を見てびっくり。要注意・再検査の嵐でした。特に、 ウエストが4cm増というのがショックでした。今年は健康元年です。 ところで、あなたの回りの人を見まわしてください。 そしてお友達 にも一声! エッ、まだ読んでないの? 「超・マーケィング発想法」 登録:http://www.mag2.com/m/0000119371.htm --------------------------------------------------------------■第九号、どうでしたか?「うーん、ちょっとねぇー」そいう貴方の感想を待っています。あなたの声を反映します。なんでも結構です。お待ちしてま~す。 メール・アドレス:hiroshi6936@yahoo.co.jp ■みつおか ひろしの「楽楽悠遊日記」 名うてのタウンウォッチャーみつおかひろしのアフターファイブ日誌を覗いてみませんか? とってもグルメな話、ちょっとした流行、先取りした街の「微変」を江戸っ子マーケターの眼で日々報告します。エナジー爆発中! http://plaza.rakuten.co.jp/hiroshi777 ■毎週火曜日にお届けします これから、もっともっと、調子を出します。 ハイ!おまかせください。
2004.01.08
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折角の三連休だと言うのに土日に会社で仕事である。そうだ、美味いとんかつを食べに行こう。そこで仕事が終ったあとに、子供達と妻と目黒で待ち合わせをした。19時、目黒の改札口・・。 権之助坂を少しくだったら左の路地に入る。懐かしい、入り口である。「とんき」のガラス戸から明かりがコウコウと漏れる。早くも中は満員御礼。二階のテーブル席も階段から入り口までずらっと並んでいる。1階のカウンター席も立って待っている。 白髪混じりの初老のご主人がてきぱきと注文をさばいている。さあ、何にしよう。ヒレ二つに、ロース二つをお願いする。もう待合の椅子に三十人以上が座っている。昔は女将が注文を聞いていたような気がしたが・・。何しろこの本店に来たのは二十年ぶりである。でも雰囲気は昔のままである。何時来てもここの客さばきは神業である。 名前も聞かないで注文を聞いて紙にメモするだけである。待合のベンチにはお客は順番に並ばない。空いてる椅子にばらばらに座って待っている。はじめてきた客は三十人以上が待っているので、順番はどうなってしまうのかと不安になる。 どこに座って待っていてもしっかり順番を覚えているのだ。初老の主人が「はいそこのお二人さん奥の角にどうぞ」とか「ハイご三人、こちらへ」とか決して間違えることなく順番に案内していくのである。 娘は不思議でならないらしくどうやって覚えるのと私に聞いてきた。「うーん、顔をみてその特徴で覚えちゃうのだろうな?それがプロの技なんだよ」と答えておく。 でもどうやって覚えているのだろうか?「四人の席が空かない時はどうするの?」「みててご覧。一人や二人の席が空いても、隣が空いて四人の席が連続で空くまで、次の客はいれないのだよ」 私は就職するまで、目黒に住んでいたのだ。だから「とんき」には歩いても3、4分。週末には私が先に来て良く席を取っていたものだ」とんかつといえばとんきであった。 「いよいよ次が私達の番だよ」とそっと妻にささやく。なかなか四人席にならない。二人席が二つに、三人席が一つ空くが、そこには誰もいれない。さすがプロである。するとご主人が私達の方を手招きした。「四人さん、奥の席にお願いします」待つこと三十分であった。息子のお腹がグーグー鳴っている。 ここのカウンターは凄い。コの字型の白木のカウンターであるが、総勢40席もある。なにしろ壮観である。中は調理場である。しかもそのまで白木でチリ一つ無いピカピカに磨き上げられている。しかも若い従業員まで清々しい。私語一つしているのを私は聞いたことがない。二十年ぶりに行ってもそのサービスが衰える事が無い。 ここのキャベツの千切りは、千切りなんて物じゃない。万切りである。しかも何度でもお変わりさせてくれる。ここのサービスは本当に凄いのである。この続きは明日にしよう。では、とんきのサービスの秘訣をお楽しみに・・
2004.01.06
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年末に慈恵医大から人間ドッグの健康診断結果が送られてきた。どれもこれも再検査?? 要注意!!! ど、ど、どうして? 確かにおいしいものを食べすぎたと大いに反省。ウエトがたったの1年で4cmアップ。高脂血再検査・コレステロール要注意・左心室肥大要注意・胃下位部ポリープ再検査・・・ 昨年1年で飲む・食う・温泉の大名旅行も良く行った。 まずは、高松への讃岐うどん食べまくり日帰りツアーを皮きりに6回も週末リフレシュ旅に出かけた。最初の高松では、讃岐うどん店6軒計七杯、そしてラストフライトまでの時間を寿司屋で握りを摘まみまくった。 http://www.ana.co.jp/kuyujiteki/burari/takamatsu/ そして秋田・青森、雪の湯煙紀行も凄かった。八戸市場では回転寿しを食べままくった。それから山陰松葉蟹尽くしの旅にも出た。 http://www.ana.co.jp/kuyujiteki/burari/akita/ http://www.ana.co.jp/kuyujiteki/burari/izumo/index.html 6月には海と空と風を求めて沖縄に飛んだ。泡盛を飲みながら琉球料理に舌づつみを鳴らした。 http://www.ana.co.jp/kuyujiteki/burari/okinawa/index.html 7月には大雪山系の秘湯を求めて温泉三昧に出かけた。帯広の豚丼や十勝牛を食いまくった。 http://www.ana.co.jp/kuyujiteki/burari/hokkaido/index.html 10月開通した能登空港に飛び、加賀・能登の雅を極めた。このときは新鮮な魚介類をこれでもかと食した。 http://www.ana.co.jp/kuyujiteki/burari/noto/index.html ああ、思えば美食三昧の一年であった。今年は肉体改造をしよう。腹八部目を心がけよう。 昔、英語の例文かなんかで、「健全な精神は、健全な肉体に宿る」と習った。そうだ今年の目標は健全なる肉体である。 早速、丹波産黒豆と沖縄もろ味酢・蜂蜜で健康ドリンクの素を作った。黒豆をフライパンで空煎りし、蜂蜜と諸味酢につけ込んだ。能登塩田村で購入した天然ニガリを毎日水に薄めて飲むようにした。 ダンベルも買い込んだ。ウォーキングも毎日するようにした。腹式呼吸の本も買ってきた。日経ヘルスの痩せる特集も何度も読み返した。さてさて、何日続くことやら・・・。 どうですか? お腹のへこまし方、どなたか教えてくれませんか? 三日坊主にならないやり方! ああ今年は、「健康元年!」にしよう。
2004.01.05
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今、私が幹事をしている新年会が三つある。何か面白いことをやりたい。統一テーマは、「非日常体験」にしよう。そこで、企画をいろいろ考えた。 一つは、「癒し・語り・遊ぶ」の非日常企画にしよう。金曜・夜7時に後楽園・ラクーア受付集合。天然風呂、低温サウナ、バリ・ドイツ・韓国式バーデン、リラクゼーション、映画とスポーーツを観戦できるシアター、読書や瞑想にふけれるロッキングチェアーやべっドで各自がそれぞれ日頃を癒す。八時半より囲炉裏付きの個室で浴衣のまま酒を傾けつつ語らう。そしてそして十時以降は新宿か上野の夜のネオンに消える・・・。なんてのはどうでしょう。 料金的には1万円で充分お釣りがきます。 二つ目は、歴史と本物に触れる「非日常体験」企画です。 新宿・河田町に知る人ぞ知る「小笠原伯爵邸」があります。ここは本格スペイン様式を今に残す歴史的な建造物であります。戦後、アメリカ軍に撤収去れてましたが、その後東京都が買上げ使用し、建物の老朽化のため25年間放置されていました。それが民間との共同プロジェクトで、レストランに変身したのです。 ここでスペイン料理とワインに舌づつみを打ちながら、大人の時間をまったりと過ごすなんてのはどうでしょう。 もう一つは、ショウをみながら楽しむ「非日常体験」企画です。六本木にショーシアターの老舗「レディバード」があります。ここは25年間も続いている草分け的存在です。たまにはこういうところでの新年会も面白そうです。 どうですか? 実施したらまた皆さんに結果を報告します。
2004.01.04
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年末から風邪を引いていたおかげで、正月は読書三昧ができた。天気も好天。いうことなし。 少しは日本経済の行方を考えてみようと4冊の本を買い込んだ。 まずは「長谷川慶太郎の2004年世界はこう変わる」を読む。この本は元気がでた。ようやく、日本にもツキが回ってきたようだ。アメリカの圧倒的軍事力で一人勝ちであるが、イラクの戦後復興などで、日本の技術力が大いに発揮される。以前から唐津氏が指摘してきたように、付加価値の高い物づくりは日本の独壇場である。それらを発揮できる場が出揃ってきたという。例えば中国の今後の経済発展も日本の機械や先端技術力無しにはありえないという。アメリカの軍事兵器も主要となる先端部品や技術はすべて日本製である。 日本経済はトンネルを抜けた。デフレはは日本に追い風だというのだ。今後、日本の製造業は真価を発揮する。 資本主義化に邁進する中国もますますアメリカとの関係を深める。そのために北朝鮮への援助をやめざるを得ないと言う。早かれ遅かれ中国が見放したときが、北朝鮮の終わりを意味する。 日本にも浮上のチャンスは広がってきたようである。あとは、政治での大失敗さえなければ・・。 最も気になるのは、将来的な国家財政である。副島氏「預金封鎖」を読むと、鳥膚が立つような内容である。財政破綻から将来、日本國は、統制経済に向かうと言うのである。 浅井隆氏の本はもっと過激である。国家破産へのシナリオを95%の確率で予測する戦慄の内容である。 今、借り物のノーパソで打っているのでどうも調子が出ない。家に帰ってからつづきを打とう。 今、どこにいるか分かります? 外を眺めると遥か下に百万ドルの夜景。そうです。ここは、六本木ヒルズの49階なのです。目の前を満月があがりつつあります。誰もいない(正確には三、四人勉強をしている。会員制のライブラリースペースにいるのである。なぜここに居るかって?話すと長くなるのでまたにしよう。ここは年会費70万円払って審査にパスした人だけが入れる秘密のエリアなのである。お酒は飲み放題・・現在バドを飲みながら打っているのだが、どうも落ち着かないのでまた後にしよう・・。
2004.01.03
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昨年末、「よし、これで仕事修め」と思ったら、気が緩んだのか珍しく風邪をひいてしまった。ゴホゴホゴホ・・・。 ただ、良く考えてみると26日に学生時代の悪友五人で3次会まで飲み歩いたのがいけなかったようだ。その時は喧喧諤諤,声を枯らして議論した。まあ、皆、世間の偏差値からかなりずれたハチャメチャな連中。まあ、ちょっとその様子のほんの一部をご紹介会しましょう。では、嘘のような本当の話・・・。 よりによって私が幹事。でも忙しさにかまけて前々日に知ってる店三軒に断られ、はじめての店をかけ込みでやっと予約。目黒駅徒歩1分、昔、蕎麦屋「一茶庵」のあった辺りである。名前はアント・ミミ、女性好みのオープンキッチンの小奇麗な雰囲気。おじさん達には全くに似合わない。これは、ミス・チョイス。周りはカップルや、若い女性客。一番奥というのが唯一の救いか・・。 料理はイタリアンやアジアン風の洒落た無国籍料理。店員も若い女性スタッフのみ。 最初は一応気を使ったのか、比較的小さな声で近況のエール交換。しかし、物の十分もすると、身の上話をO氏が難しい顔であれやこれや冷静にかつまわりくどく解説しだす。それに対しN氏が自分の事例を現在進行形で状況説明。これに対しY氏と私が口を挟む。T氏はへー、へーとうなずき驚きながらも料理を必死に摘む。 議題はO氏の弁護士の適任性についてである。いや、O氏が弁護士なのではない。離婚訴訟で弁護氏を頼んだのである。一般に昨今の統計によると、離婚訴訟の約3分の2は女性が言い出すものである。しかるにここの五人の顔ぶれをみると、男性から言い出した離婚訴訟中が2組という異常集団だ。それに浮気がばれて修羅場を踏んだ経験者1名という状況である。だから話しの内容に説得性がある。どんどん皆の声が大きくなっていく。 「だからさあ、その弁護士ちょっとまずいよ。即刻、変えるべき・・」Y氏は仕事の関係上から弁護士に詳しく、今は弁護士も専門分野の時代で、離婚訴訟のスペシャリティに頼むべしとの正論。 「いやいや、弁護士変えてもO氏にしゃべらせるとやっぱり不利になるんじゃないの・・」と私。 「だから、O氏にしゃべらせないような専門の弁護士に・」Y氏 「大体、O自身がはっきりしないとネ。優柔不断・・」N氏 なにしろN氏は12月に家出を決行。将来の奥方との大恋愛驀進中なのだ。現在戸籍上妻と裁判継続中という現役バリバリの猛者である。男N氏、やるときはやるものだ。 因みに昨年の年賀状は2通きた。1通は連名で奥方の手書き、もう1通は正真正銘彼自身の直筆。昨年末喪中の知らせも2通来た。 しかも、昨春私に奥方からメールが来た。「夫が私に別れようと言ってるが、私はそのつもりはありません。みつおかさんからも説得してください・・・」 これにはさすがの私も驚いた。以前には別のもっと驚いたメールがきた。これも大学時代の親しい友人の奥さんからだったが、会社に直にメールがきた。その内容は「いつも大変お世話様になっております。●○の妻でございます。夫がかくかくしかじか(かなり具体的内容)で浮気をしております。みんな◇◇大学の方はこういう事を平気でするのでしょうか?もし違うのなら、諭してやってください。また夫の言動で不審な点がありましたら、私に言って下さい。私としても、今後出るところに出なければいけませんから。なお、この事実を彼のお父様に申し上げましたら、彼にたいそうご立腹なさっておりました」 ガーン!この日は朝からショックで仕事どころではなかった。大事な会議も、珍しく沈黙の私であった。あのメールの免疫があったので、今回は少し冷静かつ迅速であった。直ぐに彼と会う。それがちょうど半年前の目黒。そして事態は意外な方向へ急展開。 話しを元に戻そう。 話題の中心O氏曰く。「どう考えてもNの場合より、俺の方がはるかに有利な状況だと思うんだけれど・・。なんで俺はうまくいかないの・・」確かにO氏の場合は、語るも涙聞くも涙の圧倒的に被害者である。堪忍袋の緒が切れての病むに病まれぬ訴訟である。しかし全くうまくいかない。世の中とは不思議なものである。 「だから弁護士を変えなければ・・・」と正論のY氏。黙々と食べつづけるT氏。行動あるのみと自信を見せるN氏。 なにしろ話しが話しである。しかもこうも大声で議論しているとまるぎ声であろう。若い女性スタッフは料理を出すとさっと引っ込む。ああー、またこの店も二度と使えまい。2次会、3次会と議論はさらに白熱する。 因みに、O氏の弁護氏は、N氏の紹介で高校時代の後輩である。私も弁護士の友人は多い。五六人はいる。ただし、友人に紹介するのはやめよう。特にこの連中には・・。 私は今まで18人の結婚の司会をしている。つらつら考えるとそのうち離婚は2組、そして、離婚の相談が現に3組もある。これってすごい確率?それとも母集団が悪いの? 嘘のような本当の話、もっと凄いのがあるのだが、差し障りがあるといけないので・・。 2次会から遅れて参加したS氏から、今年メールがきた。「昨年は現役引退したONが方や日本一、方や世界一を目指して大活躍しています。我々仲間内のON両氏も昨年は話題を播いてくれました。今年のONの場外活躍やいかに?」
2004.01.02
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明けましておめでとうございます。 昨晩、紅白も終わり除夜の鐘を聞きながら急に初詣がしたくなりました。車を飛ばし,家族総出で都心に向かいました。 まずは、六本木ヒルズ。けやき通りのイルミネーションに家族一同感激。次は赤坂の神社に。もうそれは一杯の人で、入場制限が行われる混雑。真夜中の初詣をすませてきました。 皆様に獅子座流星群のようにいいことが起きる年であります様に お祈りしてます 本年もよろしくお願いいたします ところで年末年始の番組について一言。 昨年は、「ラーメン」と「温泉」の番組のラッシュでした。今年は格闘技系の爆発です。癒し系から、英雄願望に変わってきたのかな・・? みんなはどう思います? では、よいお正月を・・。
2004.01.01
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