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台湾は多言語社会です。最も多く使われているのは、福州語が元になっている「台湾語」です。次に北京語。これは戦後台湾を占領した中華民国により強制されたものです。ただ、まず台湾に逃げてきた国府軍残党には四川省など地方出身者が多かったこと、中国との断行が数十年に及んだことなどによって、独自の変化を遂げており、人によっては「台湾華語」と呼んでいます。台湾語と福州語が違うのは、日本語から外来語として取り入れた単語や、戦後中国語の影響を受けた表現などがある点です。また、台湾華語と純粋な中国語が違うのは、台湾華語には台湾語からの単語や表現がまじり、日本語からの影響も強くうけていることです。台湾語スピーカーはマジョリティーですが、台湾語は共通語ではありません。客家系や原住民、戦後に中国から逃げ込んできた人々やその後裔には基本通じないので、そういう意味で種族にかかわらず一番通じる言葉は台湾華語です。特に台北では台湾華語が多く使われているし、そもそも台湾語には文字がなく(オランダ人宣教師が作ったアルファベット表記はある)、看板に書かれている文章は9割方中国語ですし、新聞も中国語で書かれています。で、なぜかそのような中国語・台湾華語を「台湾語」と呼ぶ人がいるわけです。単一言語で暮らす日本人には、一つの国には一つの言語しかないと思っている人もいるようで、この前笑福亭鶴瓶がブラジル人が喋っている言葉を「ブラジル語」などと言い出して呆れました。台湾人が中国語を喋っているのを見て台湾語を喋っていると思っている人は、もしかしてアメリカ人は「アメリカ語」を喋っているとでも思っているんでしょうか?まあそれでも台湾に興味が無い人がそういうなら仕方ないのかもしれないですが、「台湾大好き」とか言いながら台湾語と中国語の区別がつかない人がいるんだから困ったものです。
2016.04.07
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台湾に住んでると町中でよくガイドブックをもってうろついてる日本人観光客を見かけます。何もB5サイズのでかいガイドブック外に出しながら歩くことないだろうにと思うんですけど。私も台湾通いを始めたころは、いろいろガイドブックを買いました。でも、だいたい情報はかぶってるし、必要な情報はそれほど多くはないので、そのうち必要な部分だけ切り取ってファイルしたものを持っていくようになりました。で、その後はそういう情報そのものを持っていくこともなくなりました。年ごとの最新情報が乗っているムック形式のガイドブックは、自宅でチェックして持っていかなければいいと思います。大抵のガイドブックには地図がついているので、それだけ切り取っていけばいいんじゃないですかね?最近また台湾ブームみたいになってて、こちらに来る前の昨年11月ごろに、本屋で何冊かのガイドブックを立ち読みしてみました。でも、ほとんどが女性向けでオサレ感重視。私の目で見てガイドブックとして役立ちそうなものはありませんでした。自分自身で使って、一番役に立ったガイドブックというと、『ブルーガイドわがまま歩き台北』と、地球の歩き方の『歩く台北』ぐらいですかね。この2冊はオサレ感より情報重視で、サイズ的にもかさばらないので便利でした。でしたって過去形なのは、私にはもはやガイドブックは必要ないからです。まあ、一番いいのは台湾に来てからコンビニで地図買うことですけど。台北 ブルーガイド / ブルーガイド編集部 【全集・双書】【楽天ブックスならいつでも送料無料】地球の歩き方(D 11(2016~2017年) [ ダイヤモンド・ビッグ社 ]
2016.04.06
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台湾は飲食店ではオーダーシート式を採用しているところが多く、言葉がわからなくてもシートにチェックを入れれば注文できます。でも、夜市ではほとんどの屋台が口頭で注文しなくてはなりません。まあ、だいたいの屋台はメニューと値段が看板に書いてあるから、日本語で「これー」と言いながら指差せば、「ああこいつは日本人だな」と思って対応してもらえるのが、日本人慣れしている台湾ならではなんですけど。でも、多少中国語を勉強しているから、中国語で注文してみたいという人も多いと思います。そして、思い切って中国語で注文してみたものの、通じなくて玉砕なんて話もたまに見ます。で、多くの人が勘違いしているのは、発音が悪かったせいと思っているということ。でも、実は発音などそれほど問題ではないんですよね。台湾の中国語というのは、戦後台湾を占領した国民党が押し付けたものです。お年寄りで中国語の発音がへたな人なんていっぱいいます。私だって、そんなに発音が上手というわけではありません。でも、注文が通らなかったということはありません。そのコツはごく簡単。「大きな声ではっきり言う」です。これで大抵通じます。通じないというのは、発音が悪かったからではなく、ほとんどの場合声が小さかったり言い方が不鮮明だったりするためです。大きな声ではっきり言えば、多少発音がへたくそでもだいたい理解してくれます。これは、台湾が多言語社会だからで、中国ではこうはいきません。中国の場合、大きな声で言っても発音がおかしいと相手にしてくれなかったりします。こういうところも、台湾と中国が違う部分です。
2016.04.02
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