天皇賞(春)の◎テーオーロイヤルは、
好位追走から、直線、楽に抜け出し、快勝!
終わってみれば、まるで2000mの
オープン特別を勝つような楽勝ぶり。
13秒台のラップの無い厳しい流れで、
好タイムの決着だったことを思えば、
テーオーロイヤルの圧倒的な強さだけが
際立っていたレースだった。
テーオーロイヤルは、ここまで、
3000m以上の超長距離戦を
3連戦して、2着→1着→1着。
これをプラス材料と考えていたが、
データ的には、ダメージが蓄積する為、
本番では減点材料が正解のようだ。
こんなローテーションで好走してる
のは、メジロマックイーンくらい?
終わってみれば、それも杞憂で、
超長距離戦での無双ぶりを発揮。
レース前、発汗が目立ったが、
基本的に、暑くて汗をかいているとか、
寒くて冬毛が出てきてるなんてのは、
自然なことで、むしろ体調がいい証拠。
あまり気にしないことにしている。
暑くもないのにダラダラ汗をかいてたり、
暖かくなって冬毛が残っているのは、
多少、気にしたいが。
▲ブローザホーンは、後方待機策から
直線よく伸びたが、2着確保が精一杯。
全5勝中4勝が2400m以上、
阪神大賞典3着のステイヤーだが、
ここは、勝ち馬が強すぎた。
2番手追走から3着に粘り込んだのは、
2年連続2着だった…ディープボンド。
近走成績から軽視してしまったが、
この厳しい流れを2番手追走から、
いったん先頭に立つ、あわやの3着。
2年連続2着のレース適性と、
ステイヤーの資質を問われる厳しい
流れになったことが大きい。