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土・日曜日は朝早く家を出て、遅く帰ります。今朝は子供に「遊んでほしい」と泣かれましたが、来週も平日からフルで仕事の予定が入っており、家族サービスはできそうもないイダケンです。
2015年9月23日のセミナー無事終了しました。懇親会はセミナー出席者全員参加で盛り上がりました。次回は10月12日(体育の日)に開催予定です。企画が決まり次第近日中にお知らせします。
さて・・本題です。
イダケンが顧問契約しているマンションは、理事会とは別に専門委員会を常設化していることが多いのですが、理事会運営が活性化している管理組合は専門委員会はいらないのでしょうか?
この議論をする前に、理事会はそもそも活性化しえるか・・と言う点を考えてみます。
・一年任期の役員は、毎年総入れ替えで、よくわからないまま任期が終わってしまう
・組合のトップである理事長は毎年変わり、選任方法もくじ引き。貧乏くじを引いたイメージで理事長を引き受ける
・持ち回りの役員は、理事会参加意欲に個人差があり、役員に任命されてその責任を放棄し理事会を毎回欠席する等の事態が起きる
・お任せする管理会社は、フロントマンが複数物件の担当を掛け持ち。一つのマンションに力を注ぐ時間に制約があり、一遍通りの業務しか行われない、また2-3年ごとに担当者が変更になり、社内の引継ぎが十分に行われていない
・新旧役員の引継ぎ体制がしっかりしていない。書類と印鑑の引継ぎだけで終わるケースも多い。管理組合は築年数経過とともに歴史を積み重ねることになるが、ノウハウの蓄積が難しい
こんなことから、理事会運営は「脆い」状況にあります。役員に一度選ばれ、一年間活動するとおぼろげながら上記のような課題が見えてくると思います。
こうした状況を踏まえて理事会は運営改革をするかと言うと、なかなかそうしません。
理由は・・
・公平性の見地から、持ち回りによる理事会体制は崩したくない
・理事会運営上の課題が明確になってくるのは、任期の後半から。ここから改善に向けた行動をすることは残された任期が少ないという制約がある。 かといって、役員を留任してまで、管理組合のために頑張ろうとする方は少なく、次期に申し送りしてしまう。
・2年任期半数改選等の役員任期の変更は、管理規約改定で総会の特別決議が必要。多くの組合員が役員になること自体が嫌で、任期が増えることは後ろ向きに考えるため、合意形成が難しい。
そこで、 やる気のある役員は、こう考えます。
やる気のある有志組合員を集めて、専門委員会を結成し、理事会を補佐しよう!と・・
続く
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