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カテゴリ: 管理組合

現在、300戸超の団地型マンションの規約変更に取り組んでいます。

規約変更に要する期間・・

規約変更をする上で重要なポイントではないかと思います。

お任せ型の発想だと

管理会社に変更案をつくってもらい、理事会で1・2度確認。説明会を行った後、総会で承認

手間も時間も最小限です。説明会を行わないで総会に一発で上程するマンションもあるようです。

部分的な規約改定であれば、これでもいいかもしれません。 

イダケンの推奨は、

専門委員会(または理事会の分科会)で5・6回時間をかけて協議。マンションの実態に合わせて修正を行う。

理事会に説明

住民説明会で説明

アンケートで意見聴取

アンケートを踏まえて最終修正

説明会・アンケートで意見が多ければ再度説明会を開催

総会で承認

以上の工程で、最短8か月程度、慎重に行うのであれば1年かけて行います。

なぜ、これほど時間をかけて行うかというと・・

・国交省標準のコピーでは、マンションの固有の事情や運営実態に合わない場合があるため、居住者の意見を聞き、内容を最適化する必要がある

・周知や理解が不十分のまま、規約変更が行われると、ルールの認知が低く、規約が形骸化する恐れがある

・管理会社お任せの案だと、 執行部である理事会や、意識の高い専門委員会が、規約内容を理解できず、規約に基づく管理組合運営が行われなくなる懸念がある

以上です。

全面(広範囲)の規約変更は、しょっちゅう行ることではありません。

多少負担が増えても、マンションに定着するようなルールをつくることを考えて、規約変更を行いませんか? 

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最終更新日  2017.05.23 01:00:04


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