照千一隅(保守の精神)

照千一隅(保守の精神)

PR

×

Free Space

「照千一隅(しょうせんいちぐう)」(一隅を守り、千里を照らす)は伝教大師・最澄の言葉。本を読み、考えたことをこのブログに書いて参ります。ご意見、ご感想など御座いましたら是非お寄せください。

Profile

平成ソクラテス

平成ソクラテス

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

まだ登録されていません
2017.12.02
XML
カテゴリ: 政治
どうして日本の憲法の問題を日本の議会で積極的に議論せず外国の意見を優先しようとするのかが分からない。変えたいような変えたくないような、何とも優柔不断でこのままでは埒が明かないから「外圧」を利用しようということになってしまっているのであろうが情けない限りである。

《衆院憲法審査会が30日午前、約半年ぶりに再開された。7月に欧州3カ国を視察した委員らが、欧州連合(EU)離脱の是非や憲法改正を問う国民投票が行われた英国やイタリアの事例を踏まえ、政治的多数派だけで改憲に踏み切る危険性などを指摘した。

 審査会の実質的な議論は6月8日以来。審査会では7月に自民、公明、民進、共産、維新の7議員が、スウェーデンを含めた3カ国を訪問。当時の民進、共産委員は衆院選で落選し、今回は参考人として報告した》
(朝日新聞デジタル11/30(木) 11:58配信)


 一定の識見ある人間が視察を行うのであれば有効となり得るかもしれないが、国会で披瀝すべき見識も度量も持たないような人間が視察などしても、海外の事情を歪んで持ち帰り報告するのが落ちである。

《調査団長を務めた森英介会長(自民)は、レンツィ首相(当時)が進退をかけて臨んだ憲法改正案が否決されたイタリアで「政府を支持する多数派と憲法改正を支持する多数派は別の存在。その時々の政治的多数派だけに頼って憲法改正をすることは極めて危険」との指摘があったと紹介した》 (同)

 <政府を支持する多数派>と<憲法改正を支持する多数派>が別の存在だというのは日本も同じである。公明党は与党ではあっても、改憲には慎重である。むしろ、野党の日本維新の会や希望の党の方が改憲に前向きである。したがって、憲法改正を行おうとするのであれば、今とは別の連立を模索する必要がある。

 私は、イタリアの事情に疎いからであろう、<その時々の政治的多数派だけに頼って憲法改正をすることは極めて危険>との指摘の意味がよくわからない。改正要件を満たしたとしても<極めて危険>などと言い出せば民主主義の否定にならないか。

 勿論、民主主義はヒトラーの例を持ち出すまでもなく危険を孕(はら)んだものではある。が、そういった本質的問題とは程遠い次元で憲法改正慎重論が述べられているような気がする。つまり、ただ憲法改正に反対したいがゆえに、あちこちから都合の良い情報をただ持ち込んできているだけのように思われるのである。

 自国防衛がままならないような憲法を変える必要がないなどというのは一体どういう了見なのであろうか。不思議でならないのである。(続)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.12.02 22:00:09
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: