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工事現場では、基礎の型枠が外れていた。
きれいにアンカーボルトも打ち終わっている。
断熱材のミラフォームもきっちり施工され、なかなかの仕上がりである。
(土台にも断熱材が入ることを、実はこの時に知った)
ひとつひとつ、きっちり丁寧な仕事ぶりは相変わらずのようである。
これからは、細かい仕様を、さらにひとつひとつ詰めていかなくてならない。
さて、ここでいつも頭に入れなくてはならないのが、追加工事とオプション費用。
やりたいようにやってしまうと(変な言い方だけど)、どうしても予算をオーバーしてしまう。
我が家のように、パツパツの予算で頑張っている場合、
(どこのお宅でも、いろいろとご苦労されているようですが)
予定外の出費があると、とたんに頭を悩ますことになる。
どこの部分には納得いくまでお金をかけ、どこは妥協するか、という点に常に葛藤することになる。
まず、ここへくるまででも、下記のような予定外工事があった。
A.地盤改良工事 ... 表層部分だけの予定(期待)を、杭工事まで追加
B.外構工事 ... 予定外だった隣地との境界塀の撤去と、
土止めと景観をかねた周囲にぐるり枕木設置工事の追加
これを補填すべく思案した結果、涙をのんで、次のいずれかにより予算削減することにした。
1.外壁のコストダウン
2.台所のカップボードをやめ、従来の食器棚を使う。
3.浴室テレビを諦める。
そもそも外壁については、ちょっとカナディアンな雰囲気を醸し出そうということで、
パワーボードのラップ模様に決定していた。(夢は、石とレンガを積み上げたイギリス風なんだけど、狭く細長いお土地と、予算の面で却下。
せめて『赤毛のアンのグリーンゲイブルスを感じる』外観がコンセプトである。)
1案については、外壁のパワーボードのラップ模様を一部削る、というものである。
(ラップ模様は特注品で、パワーボードの中でも一番コストのかかる種類である)つまり、「1階部分だけを標準仕様のフラットにする」とか、
「隣地に面した南一面だけをフラットにする」という妥協案である。
これは、ハッキリ言って相当悩んだ。会社で仕事していても、通勤電車で揺られていても
ずっと、外壁のことが頭から離れない。
外を出歩くたび、電車から景色を眺めるたび、一戸建ての壁ばかりに目をやっては、
「この家の外観はセンスがなかなか良いではないか」とか、
「うう~ん、このお宅はどうしてここに、この壁材を持ってきたのかな...予算面でか?惜しいッ!」
とか、自分なりに(勝手に?)他所様のお宅を採点したりしていた。
ちなみに、現実派の姉に相談すれば、あっさりと
「外壁なんか、家ん中入ってしまえば見えないんじゃない?」と、実もフタもないご意見であった。
しかし、やっぱり『赤毛のアン』としては、外観の中途半端さは許せない気がした。
(肝心の家の形は、土地の都合上、残念ながら『グリーンゲイブルス』とは程遠いものなんだけど...)形で可愛いく出来ない分、せめて色と外壁材だけでも気合を入れたいものである。
女は度胸。よしッ、全面ラップボードだぁ。(いいのかい?…本当に)
っちゅうことで、1.は却下。後は、2.か3.である。
となったときに、どちらが「どうしても欲しいか」具合なのだが、
これはダンナも私も3.で意見の一致。一見贅沢のようだが、
「浴室テレビを見ながらの腰浴で長風呂 ⇒ 新陳代謝促進によるシェイプアップ」という
図式がパァ~っと浮かんだのだ。そうだ!ダイエットには、浴室テレビが絶対必要だぁ!!
と、いささか強引な理屈により、結局「2.カップボードをあきらめる」に決定した。
それに2.と3.は、後で貯金がたまったら(いつだ?)また追加できるけど
(きっと、しないと思うけど)、1.の外壁だけは、あとから替えることは出来ないのだ。
そう思って納得させることにした。はぁ、疲れた...。
このような日々の繰り返しである。さぁ、次はやっと、照明器具と取付け位置である。ハッ、その前に来週は、もう上棟式ではないかい。…まだ何も段取りしてないし。
次々と、決めなくてはならないこと山積で、焦る日々はまだまだ続くのであった。
(無理矢理、狭い足踏み台に潜って、ご満悦の風たん) (上から見ると、頭隠して尻隠さず状態)
(物陰から、密かに覗くのも好きだけど)
(でも、やっぱり最後にはお邪魔ムシで、大満足♪)
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