多摩川土手。光る空の下。
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パーフェクト富士登山。前にウェルさんがやってた練習。富士山一筆書きというのが一般名称?つか、そんなの一般には認知されてないですが。馬返し~山頂~須走口~山頂~御殿場口~山頂~富士宮口~山頂~馬返し、というルートで富士山に4回登る、という、まあ本気で変態な練習ですが、完踏しました。8/2にも挑んだのですが、3本で脚が終わり、富士宮を断念、失敗に終りました。今回は再挑戦。吉田ルート馬返しを、8/15(木)15:50にスタート。天気はいいのですが、夕方なので暑過ぎず、山頂近くでも寒くなくいい感じ。19:24、暗くなってから山頂着。2週間前には人がいなかった夜の山頂。今回は盆休みシーズンなので、ちらほら人がいます。山頂で、一人の男性に話しかけられました。「山頂ってどこですか?」ん?ここだけど??聞くと、朝日岳に行きたがってる様子。ライトつけてないけど大丈夫か聞くと、3本持ってるとのことで安心。朝日岳の近くまで案内し、さあ自分は下山。と思ったところで、別の男性から声をかけられました。「帰ルニハドコニイケバイイデスカ」中国人ぽい20代くらいの男性2人組。「どこから来たのですか?」「仙台デス」いや、どこから登ってきたか聞いてるんだけど(T-T)「吉田口ですか?須走口ですか?」「ワカリマセン」「スバルライン5合目ですか?」「ワカリマセン」日本語が微妙に通じず苦労しましたが、どうやらスバルライン五合目から来たっぽい。ご来光を見るでもなく、すぐに下山したい様子。道はまぁ教えられるけど、気になったことが。「ライト持ってますか?」「モッテマセン」「・・・。」夜の山でライトないのは自殺行為。自分は2灯持ってるけど、予備の1本は万が一のときの命綱なので、渡せない・・。一緒に降りようにも、須走に降りたい自分とは方向違う・・。そうだ、さっき朝日岳に向かった男性がライト3本持ってたじゃん!その男性が戻ってくるのを待ち、事情を説明すると、「安いライトだからあげますよ」とのこと。そうこうしてるうちに、スバルライン五合目に降りる別の男性も合流し、一緒に連れて行ってくれるとのこと。人の親切が有難い><そんなこんなで思いがけず山頂で20分以上休憩し、須走口に向けて下山開始。下山道にもこんな夜なのに、何組かの人が。3人組なのに小さいライト1本とか、そんな人たちばかり。。そして聞こえる会話から、多分その大半が中国人か韓国人。時間の読みも装備も甘い、、、外国人遭難者が増えてる理由がわかる気がしました。須走ルートの下山道も、前回はガスっていて恐る恐る、そろりそろりと下りましたが、今回は視界良好でガンガンに飛ばせました。飛ばしすぎて転倒、両膝から流血しましたが、擦り傷なのでまぁ問題なし。20:40、須走口五合目に到着。1本目終了。10分ほど補給休憩&傷口を洗い流し、2本目開始。23:30、八合目の小屋でうどん休憩(800円)。00:25、2度目の山頂着。さすがにこんな時間に山頂に人いないよね、、、、と思ったら、いました。年配の男性と、高校生くらいの女の子の2人組。声をかけられました。「剣が峰にはどうやっていけばいいですかね?」またかいな。その2人はおじいさんとお孫さんで、剣が峰でご来光見たいとのこと。お孫さんのほうが小さいライト持ってるけど、年配の方は持ってない。それで剣が峰に行くのは危険。夜のお鉢は足場が悪い上にコースもわかりにくく、自分も前回は1時間くらい迷いました。なので、明るくなるまで動かないほうがいいですよ、と言ったのですが、寒いので動きたい、と聞いてくれない。。仕方ないので、御殿場ルートの山頂(そこから剣が峰はすぐ)まで自分のライトで照らしながら案内しました。あれから夜明けまで大丈夫だったのだろうか・・。深夜の大砂走り、上を眺めると天の川まではっきり見える澄んだ星空。でも上見てると危ないので、ずっと下を見ながら激下り。02:25、御殿場5合目到着、2本目終了。自販機で水補給し、15分ほど補給休憩して3本目開始。AM5時過ぎ、標高2400mあたり。東の空からご来光。このあたりまでは元気だったのですが、そこから睡魔が。ふらふらと壁面にぶつかったり、ちょっと危険な状態なので、寝ることに。AM6時頃、標高2700mあたり、登山道の脇でしばし睡眠。・・・起きたら8時過ぎ。2時間以上経過、、寝すぎた。密かに24時間以内を狙っていたのですが、断念。10:30、3度目の山頂到着。富士宮ルートで下山。富士宮ルートは初でしたが、ガタガタで岩場多くて下りにくい。距離は短いけど疲れるコースでした。あと、吉田ルートに比べて物価が高い。ペットボトルは吉田だと350円が相場ですが、富士宮は500円。高価な水分を補給しながら、下山。12:45、富士宮5合目到着。ラーメン、ゆで卵、アイス、ジュース、、と最後のガッツリ補給し、13:15、4本目スタート。富士宮ルートは、登山道と下山道が分かれておらず、完全に同じ。登ってると、多分下ったときに抜いた方々から、あれ?というリアクション。また登るんですか?がんばって下さい、と声をかけてくれる人もいました。脚はボロボロに疲れてるけど、元気になります。16:40、4度目の山頂到着。剣が峰を経由し、17:25、吉田下山道から最後の下山開始。暗くなる前に戻りたいけど、長時間シューズで締め付けられた足先が痛く、飛ばせない。18:50、6合目に到着し、ライト点灯。二晩目に突入するとは思わなかった・・。吉田ルートも標高低いところでライト点灯してると、虫がフヨフヨと集まってきて不快><はよ帰りたい、、転ばないように急いで下りました。20:20。馬返しゴール。所要時間28時間30分。特に感動もせず、安堵感でいっぱい。うまいことやれば24時間切れそうだけど、もういいです^^;所要時間:28:30走行距離:67km獲得標高:7700m15:50 馬返(吉田口0合目)19:24 山頂(久須志神社) (馬返 →山頂 3:34)(山頂トラブルで20分ロス)20:40 須走口五合目 (山頂 →須走口 0:55)(10分休憩)00:25 山頂(久須志神社) (須走口→山頂 3:35)02:25 御殿場口五合目 (山頂 →御殿場口 1:35)(15分休憩、道中で2時間睡眠)10:30 山頂(浅間神社奥宮) (御殿場口→山頂 7:50)12:45 富士宮口五合目 (山頂→富士宮口 2:10)(30分休憩)16:40 山頂(浅間神社奥宮) (富士宮口→山頂 3:25)17:25 山頂(久須志神社)20:20 馬返(吉田口0合目) (山頂 →馬返 2:55)
2013年08月15日
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