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日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の令和6年6月30日現在の運用成績は、基準価格15,648円(評価額を投資額で割っただけの話)。半年前の14,237円から急上昇となった。此処までの急上昇は初めてのケースだが、やはり円安ヘッジが有効に作用してゐると考える。例えば豪ドルやNZドルのMMFも、円安効果と毎月の分配金が堅調であることが追い風となった。相模太郎ファンドの推移とにかく金は堅調だった。困ったのは、何時まで経っても積立が増えないこと。金の延べ棒に達するまで延びゝゝになってしまうのだ。スポット購入を真剣に考えざるを得ないが、価格急伸後だけに慎重になってしまう。完全なジレンマだ。日本株は波乱の展開宝塚大劇場(管理者撮影) さて、持ち株の一つである阪急阪神HDの株主総会は大荒れであった。あの会社の総会と云えば、阪神タイガースのユニフォームを着込んだ株主が、珍提案珍発言を繰り返して笑いを誘う、エンタメ要素の濃いものだった。今回に限っては、もう其れどころの騒ぎではないのは御承知の通り。現役のタカラジェンヌの命が奪われると云う取り返しのつかない事態となった。株主の怒りを買ったのは、トップが率先して事態収拾に動かなかったことであろう。 演劇は、無限の価値創造の見本のような存在である。単なる客寄せパンダから、国民的娯楽に発展した歴史が其れを物語っている。こうした仕事に就く人達に、手段を目的化したような仕事を強要してはならない。歴史に名を借りた因習に正面から向き合い、改善する勇気が必要だし、其れを上手に導くのが経営なのではないか。ジェンヌ様達だけでなく、我々のような名も無き人間だって、新たな価値を創造しようと云う観点が必要だと思うし、人を苦しめる因習を打破せねばならぬし、こうした意欲を引き出す経営がなされねば、日本の衰退は止まらない。タカラヅカの問題は、日本全体の問題に通じるのだ。小林一三先生も泣いてますよ東宝が最近乱高下気味。4月に年初来高値を付けた後から、あっと云う間に年初来安値へ転げ落ちた。どうもGW期間中の興行成績が大コケだったらしい。東宝配給だけでなく洋画も含めて、是と云って見に行きたくなるやうな映画が無かったと思われる。そう云う拙者だって翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~以来、映画に行って無いから偉そうなこと云えないのだが。かと思へば、アニメが好調で決算が増収増益だったことで、今度は神風が吹いたように株価が急上昇と、乱高下が止まらない。映画は見に行ってないけど、東宝プロムナードビルでしっかり喫茶タイムをさせていただきましたぞ!401kも過去最高益へ確定拠出年金の推移401kで運用している投信は、先進国株式や新興国株式、日本株式にバランス型と分散して投資。一つ失敗したのが、MHAM日本成長株ファンドの見切りが遅すぎたこと。小型成長株に投資すると云う趣旨は立派だが、とにかく上がらない。3年リターンがマイナス5%だと?諸先輩方の御意見でも「どおいうポートフォリオ組んだらこんなに弱い運用になるんだ?」と首を傾げる方も。いくらなんでも拙者のやうな「ど素人」よりパフォーマンスが悪いのは異常である。もっとバカなのは拙者自身で、早々に日経平均インデックスとかに切り替えれば良かったのに、判断が遅すぎた。もっとも、保有比率が少なかったのが不幸中の幸い。DCプランナー資格保持者として、せめて人に自慢できる程度の成績を出さねば!
2024.07.20
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の令和5年12月31日現在の運用成績は、基準価格14237円(評価額を投資額で割っただけの話)。半年前の14049円から引き続き上昇となった。円安で日本が貧しくなるほど基準価格が上がる。元々の投資目的が円安ヘッジだったからだが、本当に実現してしまうのは複雑な気分だ。拙者の住居からほど近い「よこはまみなとみらい」は、三十年に渡る再開発の総仕上げとされている。一見立派な高層ビルが建てば建つほど日本は凋落の一途とは皮肉なものだ。かつて、小汚い桜木町駅前に夥しい数の貨物列車が行き来し、赤レンガ倉庫に「ちゃんと物が入っていた」時代の方が、よっぽど世の中に対して富を生んでいた訳か。相模太郎ファンドの推移とにかく金は堅調だった。円安の性もあるが、世の中が荒れる程、金価格は上がって行く。ネガティブ要因で上がるのも複雑な気分だ。世に必要なのは景気のいい話なのだが、万博すらポジティブに捉えられない我々日本人は、やはり凋落する一方なのだろう。前途に希望を持たずして何が人生だ。人類は進歩せねばならない。進歩せねば、環境問題も解決できないのだ。日比谷シャンテにて金は「財産の保険」だから、主役ではない。主役はもちろん日本株だ。阪急阪神HDは、阪神タイガース優勝の狂騒で不自然なほど暴騰したので売却した。そして宝塚歌劇団における一連の騒動でネガティブに捉えられている最中に買い戻す。宝塚歌劇団に起こった一連の不幸な出来事については、伝聞情報だけで安易にコメントするのは極めて危険だ。ただし、一株主として感じたのは、阪急側が統率力を失っているのでは無いかと云うこと。宝塚は「女の軍隊」と云われて久しい。拙者も或るジェンヌ様の御両親からお話を伺ったことがあるが、音楽学校の実態は、日本海軍の海兵団より厳しいのではないか。少なくとも軍隊は寝る時間くらい与えられていた訳だから。帝国政府が陸海軍をコントロール出来ず、臣民の熱狂的支持が後押しした結果、行き着いた先は歴史が示す通りである。熱狂的なファン、統率できない阪急、よく似た構図ではないか。もし小林一三先生が健在ならどう考え行動したか、立ち止まって考える時であろう。小林一三記念館にて投資信託は、先進国株式や新興国株式、日本株式と分散して投資。先進国株式(日本除く)が利益のほとんどを稼ぎ出し、他は伸び悩む。先進国株式は円安で基準価格が上がるから、長期的に保有する方針は変わらない。米国の利上げ=債券安も一服しそうなので、外国債券の投信(ただし為替ヘッジ有り)を組み入れることにした。為替ヘッジ有りを選んだのは、いきなり円高もあり得るため。為替がどうなるのか、本当に読めない。引き続き慎重に粘り強く。分散投資しないとこんなに不安定確定拠出年金の推移401kで運用している投信は、先進国株式や新興国株式、日本株式にバランス型と分散して投資。こちらも先進国株式(日本除く)が利益のほとんどを稼ぎ出し、他は伸び悩む。バランス型は、債券の下落で一時マイナス圏に沈む。日経平均が上がっているのに日本株式のファンドも思ったより上がらなかった。相模太郎ファンド本体より圧倒的に不安定と云うことは、やはり金を含めた分散投資が有効であることを示している。
2024.01.20
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の令和5年6月24日現在の運用成績は、基準価格14049円(評価額を投資額で割っただけの話)。半年前の13243円から大幅な増加となった。過去最高益となったが、素直に喜ぶべきなのか。金価格は最高値をつける場面があり、まぁ地道な積立が功を奏したと云えば其の通りなのだが、円安で日本が貧しくなりつつあり、最低限のインフレヘッジを確保しただけのような気がする。相模太郎ファンドの推移日経平均株価が此処まで上がるとは思わなかった。拙者のようなアマチュアは、短期的な相場の予測をすることが出来ない。年初から日経225インデックスファンドを少しだけ買ったが、直ぐに利益確定して終わらせてしまった。アベノミクスに匹敵する大相場がやって来るなどと、想像も出来なかった訳だ。完全に外の世界からの御都合で上がった訳で、安倍さんのような強力なリーダーシップが将来への希望を見い出せた時代と全然違う。まぁ手持ちの長瀬産業の株価は上がっては呉れた。増配に自社株取得と良いニュースばかり。株主優待もオリーブ豚のハンバーグを頂きましたぞ。先月、実家の片付けを手伝っていたら、昭和50年代の株券が出て来たことで、吉兆かも知れないと思ったが其の通り?今や観賞用に過ぎないが東宝は、一部を利益確定させた。間もなく札幌すすきのに映画館を出すとか、ワクワクする話も出ているけど期待のし過ぎは禁物だ。拙者自身、すずめの戸締り以降、見に行きたい映画が一つも無いから困ったものである。阪急阪神HDは、是までが下がり過ぎていたから戻っただけのこと。阪神タイガースの今後がねぇ、やっぱし心配なんですよ。期待をすれば裏切られ、消化試合になったら勝ち続ける、人生とは思い通りに行かないことは千も承知だが、今年ぐらいは何とかならないだろうか。最近、ズルズルと負け続けて横浜銀行などと云っていられなくなった。野球に期待出来なくなったら、本業に期待するしかない。其れなりに愉しませていただきました外貨MMFだが、豪ドルとNZドルは円安に加えて利回りの上昇が心強い。MMFの分配金に加えて個別株の配当も来ることで、勝手に増殖モードになって来たのは嬉しい。一方、スイスフランと人民元は外貨預金で保有。為替の効果は出ているが、預金利息はさっぱりなのが悩みどころだ。外貨預金の利息などと銀行次第で、銀行が手数料で儲けることが出来ないと何も還元しないことが露骨に分かる。確定拠出年金の推移401kで運用している投信は、先進国株式や新興国株式、日本株式と分散して投資。今年から、日本株の積立を中止していた。明らかに外国株の方がパフォーマンスが良かったからだ。最近の日経平均株価の爆騰で基準価格の上昇が楽しみだったが、蓋を開けたら新興国株とほぼ同じ。如何に日本の株式が上がっていないかが分かる。ちなみに、新興国の投信はBRICSではなくアジア株。ロシアなんかに投資するような愚かなことはしませんよ。 報道によると、ロシア民間軍事会社プリゴジン何某が、プーチンに反旗を翻したなどと騒ぎが起きている。拙者は、チャイコフスキー交響曲第四番を改めて聴いてみた。ガラスのように繊細な芸術文化を生み出せる国だと云うのに、本質はツァーリの時代と何も変わらぬ帝国主義国家であり、奴隷制国家である。今度こそ、かつて大日本帝国が瓦解した時のやうに、二度と這い上がれない状態にまで解体せねばならない。
2023.06.25
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の令和4年12月29日現在の運用成績は、基準価格13243円(評価額を投資額で割っただけの話)。半年前の13340円から微減となった。昨年末は12993円で着地だったので、年間を通して考えるとプラスを確保したことになる。相模太郎ファンドの推移実は11月30日時点で13400円をつけた後、日銀の金融引き締めとも受け取れる動きに市場が一気に円高に進み、評価益がかなり吹っ飛んだのである。此の記事を書いている最中も円高が進んでいるから、さらに評価益が減少すると思う。結局、投資と云うものは「円安にならないと儲からない」ことを示している。手持ちの豪ドル、NZドル、人民元も米ドルと相関があるし、金に至っては実質ドル建てである。まぁ、円安・インフレヘッジが上手く機能したことが分かったから、少し安心した面もある。物価が上がった分の資産防衛効果が現れた訳だ。確定拠出年金の推移一方、確定拠出年金部門は冴えない結果に終わった。主力は外国株式投信である。ある有名経済評論家が「令和4年は米株が下がるから全部売った」と云った。確かに米株は年間を通して少し下がったかも知れない。しかしながら、彼が予期していなかったのは急激な円安である。米株が多少下がっても、ドル高で投信の基準価格があまり下がらなかったのである。逆に、是からは外国株投信を持たない方がリスクだと感じ、投資割合を増やしている。あの彼は貧乏神である。日本人が貧しくなったことを何時も嬉しそうに話していて、云うことを聞いたらもっと貧乏になってしまう。やっぱり経済評論家は強気に行かねばならないが、人類の未来を熱く語るような人間が、最近めっきり減って来た。最近上昇基調なのが池田泉州HDの株価である。是までが安すぎた性もあるが、金利の先高感を反映してふわっと上昇して来た。昨年、大阪へ行って来た際にもらったタカラジェンヌのポスターを眺めながらお開き。ちなみに、店舗で配布されているポスターは、ラックに一枚だけ置いてあって、無い時は行員に声を掛けて呉れ!と断り書きがあった。コスト削減に相当気を配っているようである。
2023.01.22
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の令和4年6月29日現在の運用成績は、基準価格13,340円(評価額を投資額で割っただけの話)。半年前の12,993円から300円以上の上昇となった。コロナ禍が始まる前の、令和元年末の基準価格が、当時としては過去最高の12,224円であったが、その記録も大幅に塗り替えていることになる。相模太郎ファンドの推移 コロナ禍が始まってから、長期的に見ると一本調子で上がっているように見えるが、その間にも数々の出来事があった。今年に入ってから顕著だったのは、外国株式の投信が下げた代わりに、積み立てていた金が急上昇、前から保有していた豪ドル・NZドルのMMF、人民元とスイスフランの外貨預金が円安で上昇したことである。プラス要因とマイナス要因があったが、結果としてプラス要因の方が強かった訳である。外国株式投信も外貨のようなものだから、NY株式市場が軟調でもドル高で下げにくい効果もある。投資している立場となると、円安にならなければ儲けが出ないのである。日銀総裁が物価高を家計が容認している旨の発言をしたことに猛烈な批判が出たが、拙者は資本主義国の住人として投資家を自認している以上、文句を言える立場ではないのだ。もっとも、マクロで見れば家計の金融資産は増えているから日銀総裁は事実を言っているに過ぎないが。確定拠出年金の推移一方、確定拠出年金部門は、先進国株式や新興国株式、日本株式のファンドとバランスファンドで積立中だが、それでも変動が激しかった。金のように逆相関に動くものが組み込まれていないので、株安基調になると影響をモロに受けるのだ。ただし、円安基調だから外国株式ファンドは手放せない。じっくり積み立てる意義は大きい。QRコード開発者に敬意を表して・・・日本株は、デンソーの下落が顕著だった。12/29現在は9490円で、現在は七千円台前半。ほぼ米国株と連動している感じ。このデンソーだが、チコちゃんの番組を見ていて興味深い話があった。QRコードを開発した社員の方は、何と囲碁からヒントを得たと云う。囲碁を嗜むとは、何とも高尚な趣味をお持ちである。其処からヒントを得るとは素敵なエピソードだ。QRコードとマス目が同数の囲碁版を作って、石を置いて上からスマホをかざしたら、ちゃんと機能する実験も面白かった。アナログとデジタルの融合が奥ゆかしい。デンソーの下落を阪急阪神HDや池田泉州HD、長瀬産業などの大阪集団が補った感じ。人流が増えて宝塚もタイガースもお客さんが入っているから、阪急阪神HDは飛躍が期待される。今年こそ阪神タイガースが優勝へ突き進むのかと思ったら、そうは問屋が降ろさないのが浪速の球団、スタートから大コケであった。にもかかわらず、お客さんがあれだけ詰め掛けて、頭が下がるばかりだ。報道によると、阪急電車は二年後を目途に有料座席指定の列車を走らせると云う。さては京阪プレミアムカーの成功をじっと眺めていたなと思った。確かに、あれが成功するとは意外な驚きで、コロナ禍における指定席のニーズも後押ししたのだろう。京とれいん~観光気分が裏目に?逆に、乗車券だけで乗れる京とれいんは、外出自粛のあおりを喰って何度か運休に追い込まれた。観光電車だから損をしたのである。さて、指定席車両をどの線区に走らせるかと云う話になると、路線距離が長い京都線が想像される。それでも京阪に比べて乗車時間が短いから、果たしてニーズがあるのか疑問符が付くが、阪急の有料座席はきっと豪華なはずで、妄想するだけで楽しくなる話である。
2022.07.09
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の令和3年12月29日現在の運用成績は、基準価格12,993円(評価額を投資額で割っただけの話)。半年前の12,755円から200円以上の上昇となった。コロナ禍が始まる前の、令和元年末の基準価格が、当時としては過去最高の12,224円であったが、その記録も大幅に塗り替えていることになる。相模太郎ファンドの推移外貨MMFは、豪ドルとNZドルを保有している。為替でみた年間の動きは一進一退であった。外貨は預金として人民元も保有しているが、こちらは手堅く上がっている。最近、人民元が上がると気持ち悪い。中国人にとって日本は「お買い得」でもある訳だ。自衛隊基地や原発等、国防上重要な地点における土地売買の厳格化を強く望む。 外国株式インデックスファンド(先進国・新興国)は、オミクロン株について楽観的な見方が広まると上昇に転じる。欧米各国の人々は総じてポジティブである。ポジティブだから給与も上がり、経済も成長するのだろう。 曲がり間違っても「もう成長なんかしなくてもいい」などと云うものではない。金銭的に十分余裕がある人間ほど、そんな事を平気で宣うのである。これぞ偽善の最たるもので、低賃金による生活苦を再生産していることさえ気付いていないのだ。オリンピックの商業主義を否定する人々に言いたい。ビジネスとして成り立たなければ、選手はどうやって生活するのか。確定拠出年金の推移一方、確定拠出年金部門は、コロナ禍で暴落した際に、バランスファンドから外国株式インデックスファンドへ幾分かスイッチングさせた効果が大きかった。新興国株は、あまり進展がないものの、長期にコツコツ投資して行く姿勢を続けている。デンソーの株価が上がり続ける日本株は、デンソーの上昇に助けられた。6/7に年初来高値の7970円をつけ、12/29現在は9490円だ。将来的に重要になってくるテーマは、やはり自動運転であろう。年末、実家に帰省した際、羽田空港を降りたついでに「羽田イノベーションセンター」を見て来た。第3ターミナルからイノベーションセンターまで、自動運転バスの乗車体験をする機会にも恵まれた。もちろん実験段階なので、添乗員の一部操作が必要。羽田イノベーションセンターに着くと、若い女性ばかり長蛇の列を作っている。何のことかさっぱり分からなかったが、嫁さんによると、韓国アイドル目当てらしいのだ。既に、Z世代の多くは韓国の方が進んだ国だと思っているそうだ。自分達がしょぼいだけだろ等と嗤うことなかれ。其処まで日本の競争力は落ちているのである。そういう危機感も無いなら、ますます給与は上がらない。ちなみに、羽田イノベーションセンターは、デンソーの自動運転実験施設が設置されている。屋上から実験用道路などを見ることが出来た。自身を持って投資しよう。一方、阪急阪神HDや池田泉州HDは軟調だった。池田泉州HDは成績が悪くないのに株価が上がらない!年々進歩しているのが、タカラジェンヌをモデルにした広告の美しさ(笑)。キャンペーン自体はしょぼいのに、広告だけは立派なのである。グッズは要らんから金利を何とか・・・長瀬産業も、世界的な景気回復により過去最高益となるそうだ。やはり株価も上がった。K字回復の名の通り、業種によって差が開いた一年だったことを実感。長瀬産業の株主優待は、飛騨高山産のハンバーグを選ばしてもらいました。
2022.01.03
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の令和3年6月26日現在の運用成績は、基準価格12,755円(評価額を投資額で割っただけの話)。半年前の12,462円から300円近くの上昇となった。コロナ禍が始まる前の、令和元年末の基準価格が、当時としては過去最高の12,224円であったが、その記録も大幅に塗り替えていることになる。相模太郎ファンドの推移原油ETF、外国株式インデックスファンドの多くを昨年のうちに売却していたので、今年に入ってからの日経平均株価の上昇やNYダウの最高値といった、株式市場全体の上昇基調に上手く乗れていない。非常にまったりとしていた訳だ。金価格の上昇に助けられた側面さえある。確定拠出年金の推移一方、確定拠出年金部門は、バランスファンドから外国株式インデックスファンドへ幾分かスイッチングさせた効果が持続し、上昇傾向が続いた。やはり長期にコツコツ投資して行く姿勢が有効である。日本株は強弱まちまちの展開日本株は、デンソーの上昇に助けられた。6/7に年初来高値の7970円をつけ、現在は7779円だ。トヨタ系は軒並み強かった。逆に駄目なのは阪急阪神HD。やはり分散投資することは重要である。それでも阪急阪神HDは、他の大手私鉄に比べれば軽傷で、四半期の減収は2.3%。二割を超える某関東大手私鉄とは大違いだ。令和3年度は当期純利益60億円に回復する見込み。ちなみに、今年の阪急阪神HDの株主総会は、阪神タイガースが好調だけあって、平和裏に済んだそうだ。おいおい、重大局面だと云うのに、阪神が強いからって簡単に終わって大丈夫なのか(笑)。鹿児島市在住の拙者にとっての悲しい知らせは、レム鹿児島が閉鎖されること。直営から外れるだけで営業は続くそうだが、鹿児島から引っ越す際は、最終日に泊まってやろうと思っていたからショックだ。長瀬産業は増収増益で株価もしっかり。池田泉州HDは、本業がきちんと増益なのだから大したものである。でも株価は一向に上がらず、日本株部門で唯一の評価損が続いている。よほど経費を切り詰めているのか、イメージガールのタカラジェンヌ様のチラシがもらえなくなった。株主通信の裏表紙にかろうじて・・・
2021.06.27
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の令和2年12月31日現在の運用成績は、基準価格12,462円(評価額を投資額で割っただけの話)。半年前の12,106円から300円超の上昇となった。コロナ禍が始まる前の、令和元年末の基準価格が、過去最高の12,224円であったので、其の記録も塗り替えたことになる。はっきり言って、此処までの展開は予想していなかった。相模太郎ファンドの推移 拙者は、新型コロナがここまで世界的に流行するなど、想像も出来なかったうちの一人でもある。大きな誤りは、昨年2月上旬に伝播した、何とかなるんじゃないか、という雰囲気。騒動の中心が中国だった時分である。この時に購入したのが、カナダドルMMF、原油ETF、外国株式インデックスファンド、である。正に地獄を見るような流れだった。此処でどう対処したかと云えば、1.原油ETFをナンピン買いした2.外国株式インデックスファンドもナンピン買いした3.米国株ベア型に投資し、直ぐに利益確定した それでも焼け石に水であった。が、無意味と云う訳でも無かった。問題だったのは、年後半の対応だ。原油や株価が持ち直して来たため、原油ETFや、外国株式インデックスファンドを解約したのだが、其のタイミングが早過ぎたのかも知れない。原油ETFは、損失をカバー出来なかった。原油価格との乖離が生じているのである。外国株式インデックスファンドは、利益確定は出来たが、金額が僅かでしかなかった。今思えば、やはり早過ぎたのである。確定拠出年金の推移 一方、確定拠出年金部門は、バランスファンドから外国株式インデックスファンドへ幾分かスイッチングさせた効果が持続し、上昇傾向が続いた。やはり長期にコツコツ投資して行く姿勢が有効である。東宝の株価推移は不思議が多すぎる日本株で動きがあった。東宝を利益確定したのだ。鬼滅効果で大幅に株価が復活したが、4,500円台で一旦利益確定した。株価とは不思議なもので、鬼滅効果で好決算が発表された直後に株価が急落、現在は4,000円台まで下がっている。東宝の株は持っていたいので、今後は積立方式で買い付けて行くことにした。現在の日本株が、コロナ禍バブルではないか、との指摘もある訳で、適正水準を見出せないのだ。阪急阪神HDは、引き続き保有を継続。2021年3月期連結業績予想で、営業損益を90億円の赤字(従来は120億円の赤字)に上方修正、と云うニュースにホッとした。エンターテイメント事業が予想以上に持ち直したそうだ。最後はジェンヌ様頼みなんだね。拙者は観劇に行けない代わりにDVDは買いましたよ。ブラームスとクララシューマンですよ!ちなみに、阪急京都線で有料特急を走らせる計画が持ち上がっている。是まで、阪急電車に有料特急は存在しなかった。坪庭まである京とれいんだって、普通料金で乗れた(ただし混んでて座れないと意味がない!)。路線の長い京都線でも乗車時間が短いことと、小林一三先生の思想(普通料金でちょっと高級感みたいな)が背景にあったからだろう。通勤時間でもパソコンで仕事ができる、ちょっとビジネスクラス的なお座席になるようだ。一体、どんな列車が生まれるのか、興味も膨らむ。いくら豪華でも座れないと意味ないか
2021.02.28
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の6月27日現在の運用成績は、基準価格12,106円(評価額を投資額で割っただけの話)。昨年末の最高値12,224円から118円の下落に終わった。昨年のちょうど今頃の基準価格が12,002円から見ると微増と言えるが、この半年間の経過は激動であった。そして数々の反省すべき点があった。相模太郎ファンドの推移拙者は、新型コロナがここまで世界的に流行するなど、想像も出来なかったうちの一人でもある。大きな誤りは、2月上旬頃の「何とかなるんじゃないか」という雰囲気。騒動の中心が中国だった時分である。この時に購入したのが、カナダドルMMF、原油ETF、外国株式インデックスファンド、である。正に地獄を見るような流れだが、それで基準価格が118円しか変わらない、というのが奇跡と言っていい。それには訳があった。とにかく我慢の投資が続く・・・まず、原油ETFは、底値で買い足したのだ。原油先物相場がマイナスに振れるという、経験したことも無いアクシデントの時である。それでも、そこからの反発は弱かった。原油ETFの難しいところで、ETFの値が原油価格との乖離が生じているのである。何処まで値を戻すか分からないが、最悪の場合に損切りも有り得る。外国株式インデックスファンドも底値で買い足した。だが、まだ評価損が生じている状態。これは損切りする気は全くない。何年でも待つ姿勢である。それでも、かなり値は戻して来た。実は、確定拠出年金部門では、相場が底を打つ頃にバランスファンドから外国株式インデックスファンドへ幾分かスイッチングさせたのである。それが功を奏して、確定拠出年金は一気にプラス圏に浮上した。確定拠出年金の推移投資信託では、ブル・ベア型のファンドがある。その中で、米国株ベア型、に投資した。これは短期だった。新型コロナ急拡大に伴い、ニューヨーク株式市場が大暴落した訳だが、その過程で利益確定させる。際どいタイミングだった。これだけで原油ETFの損を全て穴埋め出来ないが、幾分か取り返した意義は大きい。カナダドルMMFは、原油暴落に伴い急降下したが、幾分か戻している。為替差益が得られるまで気長に待つ姿勢だったが、ここで予想外の事が起きた。MMFの運用そのものが終わる、というのだ。これは投資会社の判断で、短期市場にて運用することが難しくなったとか。6月末まで置いておくと、カナダドルで償還するという。為替差益を得る為には、外貨で受け取ることにした。ちなみに、MMF終了後は「外貨お預かり金」という項目に切り替わっていた。ネットで「外貨売付」を指定することも出来ることが分かる。この辺は経験した事が無いので、今後どうすべきか勉強しておくことに。以上、様々なアクシデントに見舞われたが、大きな援軍があった。それは、金価格が上昇して、放ったらかし状態の金の積立が、評価額として上昇したのである。やはり有事の際の金、である。
2020.07.11
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月29日現在の運用成績は、基準価格12,224円(評価額を投資額で割っただけの話)。今年6月末の最高値12,002円から上昇し、運用開始以来の過去最高益を達成した。昨年末の基準価格11,851円からみても大幅に反転し、1万2千円台を安定的に維持している。相模太郎ファンドの推移昨年末から世界的に株価が不安定であったため、外国債券投資信託(為替ヘッジ)を急いで購入し、アメリカの長期金利低下の流れを拾うことにした。実は、8月の時点で運用益がかなり出ていたが、まさかの米中雪解けの観測が浮上して金利が上昇し始め、慌てて利益確定することになった。なので効果は限定的だったが、少しでの利益でも助かる。基準価格上昇に最も貢献したのが、金価格上昇による金積立部門。もちろん放ったらかしであり、それが一番儲かっているというのも皮肉である。日本株は一部を除いて堅調に推移個別の株式で、今年最も上がったのが阪急阪神ホールディングス。我が阪神タイガースが、まさかのクライマックス進出というのも嬉しかったが、やはり真面目な経営の部分が功を奏している。株主優待券で、京とれいん「雅楽」の旅を、じっくり堪能させていただいた。あのまま鹿児島中央駅まで走って欲しいくらいだった。後でじっくり述べたいところだが、拙者が住む鹿児島市を見ても、レム鹿児島に阪急交通社、東宝シネマだってあるし、市電の車体を作っているのはアルナ工機(阪急系)である。小さな努力の積み重ねが全体の大きな利益に繋がっている。こういう会社に投資するのは楽しい。残念ながら九州はホークスの独壇場だが、ワンマン経営者の動向に一喜一憂するような会社は勘弁である。好評の京とれいん「雅楽」地銀は、国内の金利低下による苦境に喘いでいるが、池田泉州HDの株価も直撃した。ファンド全体への影響は皆無に等しいが、やはり悩みどころではある。昨年は「すみれの花定期預金」が大当たりして、本当に感謝しか無かったが、鹿児島市に移住してからは、当たっても困るという微妙な立場。鹿児島で圧倒的な存在なのは鹿児島銀行だ。とてつもなく大きい本店ビルを建設中で、テナントがちゃんと入るのか心配になったりする。こんなところに、あんなところに、街中に鹿児島銀行ばっかり。恐らく県民のみなさんのほとんどが預金者なのだろう。池田泉州銀行のすみれの花定期預金鹿児島に住んでいると、テレ東が無いので、朝のモーニングサテライトを見る習慣が無くなってしまった。どうも感覚が鈍くなったような気がする。モーサテを注視していても、来年の動向は測りにくいかも知れない。しばらくの間は中立姿勢としようか。年末を鹿児島市で迎えて天文館界隈にイルミネーションが輝く師走恒例のイベントと言えば、年賀状の準備である。そして毎年恒例なのが、郵便局員が過度のノルマを押し付けられて自腹購入させられるというニュース。常々思うのは、年賀状を書く枚数は個人的事情で決まって来るものであり、営業活動など初めから意味が無いと思う。強いて言うなら「デザイン」であろうか。拙者が熱烈支持するのはロフトの年賀状。鹿児島にもロフトがあるんです。マルヤガーデンズというSCの中に。桜のシールと動物のシールも併せて買う毎年恒例なのは、大日本帝国郵便時代の復刻年賀状だけど、今年はもっと面白いものがあった。この思いっきり旭日デザインの年賀状、パンパカパーン!という感じの、底抜けにおめでたい破壊力を感じる。最後が「ゴザイマウス」なら、さらにバカで面白いけど。逓信省に求めたいのは、これくらいの遊び心と、それを生み出せる心の余裕なのでゴザイマウス。 この記事を書いているうちに、令和元年も残り数時間となって来た。先ほど、嫁さん作成の年越しそばをすすり、お歳暮で頂いたユーハイムのバウムクーヘンでゲミュートリッヒなひと時を過ごした。紅白なんか絶対に見ない主義だから、ショパン「ピアノ協奏曲第2番」を聴きながら、記事の続きを書き始めるとしよう。
2019.12.31
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の6月30日現在の運用成績は、基準価格12,002円(評価額を投資額で割っただけの話)。平成29年末の最高値12,107円には及ばないが、昨年末の基準価格11,851円からみて大きく戻している。年末から世界的に株価が不安定であったため、外国債券投資信託(為替ヘッジ)を急いで購入し、アメリカの長期金利低下の流れを拾うことにした。効果は限定的だったが、少しでの利益でも助かる。投資とは人生と同じで、小さな利益の積み重ねだと思う。決して博打などではない。目に見えて凄まじかったのは東宝の株価。ここ最近、東宝配給の映画で見たいものが無かった。最近、株主優待を使って観たのは翔んで埼玉だっけ。テレビの映画放映で昔の傑作を鑑賞しているが、最近放映された中で、続三丁目の夕日は素晴らしかった!ヒロミが特急こだま号の車内で茶川先生渾身の大作「踊り子」を読んで号泣するシーンや、戻って来たヒロミが茶川先生の腕に飛び込むシーンは、何度見ても泣ける。日を追うごと、時を経るごと、あの時の涙が僕の胸をしめつける。会いたい、ただひたすら君に会いたい。あの細くて折れそうな指に いつか、本物の指輪を・・・もう覚えちゃったよ。この名文はどういう経緯で生まれたのかは承知していないが、純文学の本物の恐ろしさとは、このことだろう。読み手を一気に惹き付けたり、奈落の底へ落としたり、あるいは人生において生き方まで左右する影響を与え得る。拙者はブログを拾何年やってたってそんな文章は書けない。それは、例えばメッセンジャーからヒット打て!と言われてかすりもしないぐらい困難なことなのだ。そう言えば阪神はどないした!これ以上、某球団の独走を許すことは、青少年の健全な育成の妨げとなり得るだろう。10分の1の模型でもデカい!早くも話が脱線、ただ今年は「アルキメデスの大戦」「天気の子」など、見たい映画が続々と出て来たよ!今年の連休中、広島県呉市の大和ミュージアムへ行ったのは偶然ではなく、ちょっと意識していた。楽しい夏にして行きたいが、このところ天候不順で早くも水を差された感じ。祝!百舌鳥・古市古墳群が世界遺産に東宝とは対照的に低迷を極めたのが池田泉州HD。地銀はどこもかしこも苦戦している。減配はやむを得ないが、池田泉州銀行イメージガールのポスターやチラシが激減したのが寂しい。最近、久しぶりにチラシが手に入った。ポスターのセンスは素晴らしいのに、景品のお皿がダサい。ここはいつもそうで、企画がしょぼい割にポスターだけ超素晴らしいのね。そう言えばこの会社が応援していた古墳が世界遺産に登録されて、それはおめでとうございますだ。鳥みたいに空を飛ばねば見えない古墳、どうやって盛り上げて行くのかお手並み拝見ってところかな。ちなみに外国債券ファンドを大量に買ったのは池田泉州の投信口座にて。購入手数料のかからないファンドですけどね。モデルは有紗瞳(宝塚歌劇団)それ以外の分野で特筆することと言えば、最近猛烈に上げたのは金価格。積み立てて放ったらかし状態で、実はパフォーマンスが一番いいというのも皮肉だ。ただしリスクオフで金が上がる展開になれば、負の相関関係で下げに転じるものもある。例えば豪ドルとか。豪ドルは分配金をひたすら稼ぐ目的だから、やはり放ったらかし状態だ。確定拠出年金部門の状況相模太郎ファンドの推移さて、計算上は別にしているけど、イデコの運用成績についても一言二言。現在基準価格は9,903円。こちらはマイナスの状態だ。運用成績はプラスなんだけど、初期手数料が高かったので、それを考えると総合的にプラスになっていないのだ。バランス型ファンドと日本株ファンドを7:3で運用しているが、積立方式なのでリスクが小さいのである。ただ、時間が経過して残高が増えてくると、どこかのタイミングでスイッチングも有り得る。考えているのは株価急落時に外国株へ切り替えることだが、まだその時ではない。
2019.07.20
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月30日現在の運用成績は、基準価格11851円(評価額を投資額で割っただけの話)。今年1月末の基準価格12107円からみると、じわりと下げた感じ。もちろん、年末の株価急落の影響が大きい。ここで、日本株ベア、のファンドで下落をフォローしようとしたが、あまりに乱高下するから余計に損失が出てしまった。とは言っても1900円くらいだから構わないが・・・。日本株で堅調だったのは東宝だった。ここんところ見たい映画が無い状況だったが、来年はいよいよ新海誠監督の新作が登場する。それ以外で、拙者は海軍ヲタだからアルキメデスの大戦も見たいし、来年の夏は楽しみが増えそうである。 阪急阪神HDについては、大阪北部の地震や台風など、試練の連続だったと思う。ここで関西を奮い立たすのは、阪神タイガースの怒涛の進撃があってこそなのだが、まさかの最下位に沈むとは、突っ込みどころ満載の浪速の球団だけのことがある。クライマックスシリーズを逃した責任は大きいが、天候不順で試合が流れた不運も重なり、大きな影響を受けたはずだ。 一方、今年は初めて宝塚歌劇を観劇する機会があり、大劇場の売店でお土産を随分買ったから、阪急側の売り上げは堅調だったんじゃないか?今月に入って、子会社の北神急行を神戸市に売却するというニュースが飛び込んで来た。「北神弓子」はこの後どうなるのだろうか、という素朴な疑問を抱いたのは拙者だけではないようだ。神宮球場で観戦した時は完敗相模太郎ファンドの推移投資信託については、米国株、新興国株、リートに至るまで年前半で利益確定させた。おかげで株価急落の際も気楽になったものだが、最も良い判断だったのが原油ETFを9月中に利益確定させたこと。10月から年末にかけて、まさか1バレル40ドル台まで下がるとは思わなかった。おかげさんでガソリンも安くなったのでちょっと大目に入れている。 投資信託は、積立てNISAで先進国+新興国の株式を積み立て始めているので、つまり「上がっても下がっても構わない」というのが現実。こういうポジションに持って行くことが大事だと思う。外貨MMFについては、やはり米ドルやカナダドルを利益確定させた。カナダドルは売るタイミングがちょっと悪かった。原油が急落するなか、資源国通貨は弱くなるという見立てで利益確定することになったが、既に落ち始めているので利益は僅かに。豪ドルやNZドルは利回りで稼ぐのでそのままの状態。これからどうなることやら・・・。年末最後の追い込み~指輪ケース修理&戦争と平和さて、大納会後に運用成績の記事を書いていると、年末であるという実感が少し湧いてくる。今年最後の洗車を済ませて、嫁さんとイオンモールへ買い出し。合間に、モール内の一番静かなカフェでケーキセットでも食して一服。結婚指輪を入れるケースが汚れてきたので何とかしたいのだけど、これが意外と売っていない。映画:三丁目の夕日、のなかで、主人公が指輪を買うカネもないからケースだけ買った、というシーンがあるが、ケースが汚れたからケースだけ買いたい、というニーズもあまり無いのだろうか。そこでふとアイデアが浮かんだ。自分で作ればいいじゃないかと。汚れているのは指輪をセットするフワフワの部分、そこだけ取り外して、似たようなフワフワの素材=台所用スポンジ、をカットして付ければいいじゃないかと。早速やってみたが、既存の部分の取り外しがけっこう大変だった。随分と頑丈にできてるもんだ。寸法を測ってスポンジをカットして真ん中に切り込みを入れたら完成!何ともファンシーな出来具合で、指輪が砂に埋まっているかのようなビジュアルである。結局、家にあるものだけで解決してしまった。年末の残り時間は、嫁さんが録画してた「戦争と平和(オードリーが主役のやつ)」を見た。戦争と平和については昔にソ連映画を見た記憶がある。大昔のことなのでストーリーなど忘れてしまったが、街道沿いにフランス兵の死体が延々と散らばっている光景だけよく覚えている。ソ連映画の重厚さを思えば、オードリー主演の映画はまるで学芸会のようだ。驚くべきことに、戦争と平和は宝塚でもやったらしいが、アンドレイとナターシャの恋を中心に描くという手法は何だか納得。 ロシア遠征といえば、チャイコフスキー:序曲1812年であるので、年越し蕎麦を食べながら久しぶりにCDを聴いた。こんな曲を聴きながら年越し蕎麦を食う奴もあまりいないだろう。今年の残り時間もあと僅か~生活リズムを崩さぬよう今日も早めに寝て、本年もこれにてお開き。
2018.12.31
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の6月30日現在の運用成績は、基準価格11940円(評価額を投資額で割っただけの話)。今年1月末の基準価格12107円からみて若干下がった。 およそ投資の世界が平均的にうっすら下げてるような感じなので、自分だけ勝てる実力があるなどと思っていない。ただ、細かく内容を見てみると、金価格が下がった影響、投資信託を利益確定したために税金を払った影響、これが大きかった気がする。堅調だったものもある。原油ETFと阪急阪神HDの株式だ。阪急阪神HDの株式については、値上がり益云々よりも「阪神ファンだから」「阪急電車オタだから」という理由で持っているようなもんである。それでもちゃんと値上がりしてくれるのは嬉しい。6月15日は、年初来高値である4775円をつけた。株価と勝率は比例しない!相模太郎ファンドの推移 毎年恒例、この時期に話題となるのは、このカイシャの株主総会である。 総会は、冒頭から阪神球団スコアラーが盗撮容疑で逮捕された件の謝罪から始まった。一個人の個人的犯罪に、会社がいちいち謝罪する必要性については一抹の疑問を感じている一人だが、人気商売故に属人的な要素が強いから、ある程度仕方がないことかも知れない。 最近、名前も言いたくない某球団の選手が酔って脱いだとかで騒ぎになったが、こうした覗きなり露出症なり「人間の奇妙な行為の数々」について学ぶ機会あった。今年はオーストリア・ハンガリー帝国の崩壊から100年にあたり、拙者の中では空前のウィーン世紀末ブーム。帝国の生んだ有名な精神医学者「フロイト」の本を読んでて、たまたま解説しているのを見つけたのである。それによると、要は手段が目的化してしまったからであり、このような事態に至るのも、幼児期からの発達的な体験過程から理解しようとする・・・超難しいのでこの話はほどほどでやめておく。 甲子園駅にて・・・阪神特急はなんで「ジャイアンツカラーなのか」、株主からこの種の質問も相変わらず出た。ある株主によると、幼い孫に聞かれて答えに窮したそうである。幼児期から疑問に思うことは、後々のことも考えて早目の解決が望ましい(笑)。 確かに!一部の特急や急行の車両は笑えるほど巨人軍なんだよね。この現象を冷静に考えると、「他のモノを連想させる」ということは、つまり阪神電車自身のイメージがうまく確立されていないから、とも言える。 阪急電車といえばマルーンの電車と決まっている。創業以来ずっと変わっていないから、もうそれが当たり前だし、それが「イメージ」「ブランド」として確立している。もし阪神電車が大正時代からずっとオレンジだったら、逆に「巨人が阪神電車に似てしまったのも皮肉なもんだ」と評されただろう。タイガースの虎のマークもオレンジだったかも知れない。そもそも本物の虎はオレンジに近いし。 確固としたイメージ像を持てずにその時気分で考えるから突っ込まれるのだ。 6月18日、まさに朝の通勤ラッシュ時のことだが、大阪北部を中心に震度6弱の地震が襲った。拙者が生まれた高槻市が直撃を受けた訳で、阪急京都線をはじめ、阪急阪神各線がストップした。茨城市駅の電光掲示板が破損した写真などをネットで見て、こらやられたかも、と観念した。阪神淡路大震災を嫌でも想起させたのである。 JRや私鉄、地下鉄に至るまで広範囲で運休が相次いだが、意外に復旧が早い一幕もあった。JRは軒並み広範囲に運休していたが、阪神本線や阪急神戸線は午後には一部復旧、阪急宝塚線は午後4時頃に復旧、午後7時までには今津線や伊丹線といった支線区も復旧を始める。残るは京都線系統の復旧だが、何とその日の夜には高槻市まで運転を再開。京都側は長岡天神折り返しで運転を始める。南茨城駅は破損が著しく、通過運転の措置が取られた。残る高槻市-長岡天神の区間も深夜にほぼ復旧する。保線担当者のみなさんの努力に感服である。 高槻市~長岡天神間を快走する特急 混乱が続いたなか、とても嬉しい知らせも。台湾の蔡英文総統が今回の震災に対する支援を表明したのだ。しかも日本語で!地震の多い両国の連携がさらに深まることを願う。
2018.06.30
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の1月31日現在の運用成績は、基準価格12107円(評価額を投資額で割っただけの話)。一昨年末の基準価格11779円からみて、順調に上がった。本当は昨年末で運用成績を集計したかったが、ちょうど投資信託を解約したタイミングだったので、集計が出来ないでいた。 恐らく、昨年末が過去最高益だったと思う。そこで解約し、税金をかなり徴収された。これがNISAだったら良いのだが、解約した投資信託は約12年前から運用していたから、どうしようも無い。源泉徴収の大半は「外国株式インデックスファンド」から。それ以外の「ワールドリートオープン」「USハイイールドファンド」は、分配金再投資の積み重ねで成長したもので、「USハイイールドファンド」に至っては倍になったが、ここ2年ほど伸びが停まった感がぬぐえず、一旦利益確定となった。ワールドリートオープン外国株式インデックスファンド ここで利益確定の判断が妥当かは自分でも分からない。外国株式のインデックスファンドは、分散投資をする上で常に持っておきたい存在で、次に再開する場合は「積立NISA」を使うことを視野に入れている。もちろん、超長期になることが前提だ。 ある将棋の本を読んでて、著者が「人生は小さな利益の積み重ねである・・・」と述べていたのが忘れられない。その棋士は、藤井五段のような華々しいデビューでは無かったのだろうが、コツコツと小駒を進めて結果を出して行ったのだろう。 さて、拙者は普通の「NISA」も設定してはいるが、それで運用している「原油ETF」は、まだマイナス。原油価格が急落して運用を始めたものの、それからも下がり続けたから底値で買うことが出来なかった。NISAで運用しているものだけマイナス、というのも間抜けだが、NISAにツキがない→だから「積立NISA」始めても、利益出るのは随分先なんだろうな、と先回りした考えが頭をよぎる。東宝は絶好調?相模太郎ファンドの推移 日本株の状況だが、特に利益確定もせず、コツコツとデンソー株を積み立てている状況である。主力の阪急阪神HDと東宝は、まぁ運用益は出ているが、それ以前に阪神ファンとしてのネタ作りや、映画優待券とその映画のネタのために持ってる感じ。お正月の「君の名は。」地上波放映はもちろん見たが、そうだRADWIMPSのCD借りなきゃ、と渋谷ツタヤまで行って来た。例の「聖地の一つ」でもある。渋谷の品揃えは何でもあるから、ついでに中森明菜「もう一人の明菜」とか、城南海のCDも借りた。城南海で「きずきみなみ」とすぐに読めなかった。てっきり沖縄の方かと思ったら鹿児島県奄美大島の方だそうで・・・。月と月がものすごく良くて、試聴コーナーで泣きそうになって気まずいのなんの・・・。渋谷スクランブル交差点に立っているだけで、不思議なものを沢山見た。大音量を流しながら「宣伝広告」を掲げている大型トラック、スーパーマリオの格好?でレーシングカートみたいな乗り物を運転している外国人観光客の一団、思わずわが目を疑った「水色のポリバケツみたいな色したベンツ」・・・瀧君に入れ替わった三葉が、「東京って毎日がお祭りやね」と言ったのも、かなり実感のこもったセリフだと思う。 また明日から関東にも寒波がやってくる。もう「桜花抄」みたいな大雪は勘弁だ・・・。
2018.02.04
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の6月30日現在の運用成績は、基準価格11868円(評価額を投資額で割っただけの話)。昨年末の基準価格11779円からみて若干上げている。「トランプ相場」も一服してどうなることやらと思ったが、いろんな要素が効果を出した感じ。 まず外貨MMFだが、もう米ドルを手放してしまい、今から買うのは考え物と躊躇していたものの、手持ちのカナダドル、豪ドルNZドルが上昇したので基準価格上昇に貢献した。この辺が上がったということは、やはり新興国株式の投資信託も上昇、外国株式インデックスファンドと並んで、過去最高を記録している。持ってて楽しい日本株の各銘柄 まず東宝だが、「君の名は。」を巡る一連の大盛り上がりも一服し、あとは「特典を小出しに付けてDVDを売りまくって如何にえげつなく儲けるか」であろう(笑)。いったいどれほど売れるのか、ツタヤに並んでもいつまでスッカラカンなのか見ものだ。君の名はカフェ~とにかくSNS映えする 個人的には、映画そのものよりも「君の名はカフェ」に行ったことの方がいい思い出だった。何かと重要視されているコト消費の一種であろう。これから映画を製作する際は、食べるシーンをふんだんに盛り込んだ方がいいのかも知れない。特典でいかに釣るか・・相模太郎ファンドの推移 阪急阪神HDだが、株価はまずまずとして、いつもこの会社で話題になるのは株主総会。今年も出た!「ジャイアンツカラーの電車を何とかせえ」のネタ。これどういうことかというと、阪神本線は急行を赤胴車、各駅停車を青胴車と色分けしている。問題なのは赤胴車で、白とオレンジのツートンカラーが「口にも出したくない某球団」のカラーそっくりなのだ。 阪神電鉄側は、熟慮を重ねた結果だというが、何を熟慮しているのかよく分からない。全てタテジマの電車にしろとまでは言わないが、自社ブランドを絡めたイメージ戦略のかけらも見受けられないのは確かに痛い。(それに比べて近鉄乗り入れ対応の1000系電車は、阪神の球団旗を連想させる配色だが、それが単なる偶然というならさらに痛い。) さて、当ファンドでは新たにデンソーに投資することにした。トピックスコア30で何に投資したいか?と問われたらやっぱりデンソーに行き着く。コア30だからといって決して安心できないのは東電とか東芝の例が物語っているが・・・。 デンソーについては、過去にも投資実績がある。まぁ利益確定に成功した訳だが、今回はそう簡単にいかないと思っているので積立方式で増やす。限りなくSNS映えしない会社だけに、とにかく技術力を買うという感じ。コメダHD~投資には二の足を踏んだ・・・愛知県発祥の会社もなかなか凄い訳で、そういえば去年の今頃はコメダHDの上場が大きな話題を呼んだ。でもやっぱりコメダ珈琲はあくまで利用者として、に限る。今年6月6日に年初来高値を2007円と付けて、1ヶ月後の7月5日に年初来安値1770円だって。株主優待は要らないから、やっぱり気軽な利用者としてクリームコーヒーでも飲むに限る。
2017.07.09
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月29日現在の運用成績は、基準価格11779円(評価額を投資額で割っただけの話)。昨年末の基準価格11635円からみて若干上げている。ただし、今年は年初から株価が急落し、為替も円高に振れて何もかも下がる展開となった。最終的に11月からの「トランプ相場」が押し上げたと言っていい。 冴えなかった相場の中でも自助努力は続けられる。まず原油価格の下落で原油ETFをナンピン買いした。短期的には損失が増えたが、年末にかけてじわりと効果が出始めている。 新興国株の投資信託は惨憺たる状況だったが、積立を継続し終えて徐々に効果が表れてきた。人民元の外貨預金も積立中で、人民元安の局面で積立を継続している。マイナス金利政策はいろんな意味で影響大だった・・・ 今年の大きな局面と言えばもう一つあって、日本のMMFが相次いで償還となったことだ。これで運用先に困った挙句に為替ヘッジ付債券ファンドへ乗り換えたが、夏ごろから金利が上昇傾向になり早々に利益確定する。代わりに株価が上昇し始めたので、購入手数料0円のインデックスファンドを購入したが、先行きが分からなくなり、すぐに利益確定。成果はそれなりにあったが、今後どうすればいいか悩むところだ。東宝は絶好調?相模太郎ファンドの推移 日本株は放ったらかし状態だ。東宝は相変わらず堅調。「君の名は。」が社会現象になるまでの大ヒットになった。初めのころは既存メディアもほぼノーマークだったと思う。 何かと体育会系が重んじられる日本の企業風土において、この種の映画は一部のアニヲタが見るものという、偏見のようなものがあるような気がする。さすがにここまでのヒットとなると、流行に疎いオジサン連中も無視する訳にはいかなかったようだが、少なくとも日本の「ものづくり」でコンテンツを創造する重要さを悟った人も多いのではないだろうか。ふと10年前の記事を見てみると ちなみに10年前はこんなことを書いていた。 ミニ株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月の運用成績は、基準価格10900円。過去最高益を更新した。~略~ソニーは未だに元本を割っている。ミニ株だから助かったようなものである。それでも戻してくれただけでも大助かりだ。トヨタは7900円をつけた。取得価格の約2倍になったのである。東京電力も堅調だった・・・ 今思うとゾッとするような記述もある。東京電力に投資していた時代もあったのだ。東日本大震災が起きるずっとずっと前の出来事だ。ちょうど10年前は「過去最高益」だったそうだが、基準価格は今より低かった。これが進歩と言えるかは定かではないが、10年も経過すると諸々の何かが蓄積されていったのだろう。 来年もさらにさらに方向感を予測するのが困難な1年になるだろうが、引き続き根気と粘りで歩を進めていく決意を固めて、今年はこれにて幕・・・。
2016.12.29
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の6月30日現在の運用成績は、基準価格11446円(評価額を投資額で割っただけの話)。昨年末の基準価格11635円からみて下げ幅を拡大した。何が下がった? 下げ幅を大きくしたのは池田泉州銀行で積み立てている人民元の外貨預金と新興国株式の投資信託。昨年、中国の景気低迷と株価下落が鮮明になって以降、大きくパフォーマンスを落としたが、今年はさらに追い打ちをかけた。外貨預金はまだ目標の半分くらいなので、今後いかに安く買えるかが焦点。中国は嫌いな国だが、不当なダンピング輸出を許さないためには外貨を持って元高に追い込め!そしてこっちは儲ける!というのは冗談。 原油ETF~これは仕方がない。損失覚悟の買いを行ったから。ご存知のとおり原油価格は下げに下げまくったので損失覚悟の買い増しをする。年初の買い増しは若干の成功を見た。後は相場の変動を待つだけだ。資源国通貨も下げまくったので、カナダドルのMMFを数年ぶりに買う。もちろん損失覚悟だ。 米ドルもいよいよ買いモードに入った。円高傾向となると、投機筋はドル売りをかけるのだろうが、素人は損失覚悟でMMFでも買って後は待つしかない。米ドルMMFを買うのは久しぶりのこと。思えばアベノミクス到来時、「もうちょっと買っておけば良かった」と後悔したものの、最後に売ったのは122円くらいでの出来事。ユーロは140円台で売ったし、それなりのことは出来た訳だ。米ドルは90円台への下落も見込んで、十分余力を持って買う姿勢だ。 阪急阪神HD~本業も堅調?相模太郎ファンドの推移 最後に日本株・・・長瀬産業は円高が直撃して下げたのはある意味必然。東宝は、見たい映画が無いにもかかわらず絶好調だ。池田泉州HDはマイナス金利の影響で明らかに撃沈。堅調さが目立ったのは阪急阪神HDだ。この時季となると、この会社の株主総会の話題が必ずと言っていいほどニュースになる。株主総会の場で野球のユニフォーム姿が見られるのはこの会社だけではないだろうか。 さて、株主総会における金本監督の方針については、概ね好意的な意見が大勢を占めたらしく、それって単なる金本のファンだったからじゃない? 目先の結果だけにとらわれず、我慢して若手を使い、試していくという方針は正しいと思うが、やはり投資と同じく「我慢」が必要だ。それを押し通せるのは金本さんの力量にかかっていると言える。既に全盛期のベテラン選手を高報酬で迎え入れても、先は決して長くは無い。長期を見据えて次の時代の「ミスタータイガース」を育てて行くべきなのだ。 結局、阪神の話が長くなってしまった。もっと会社の経営の話せぇ!となるのだが、「京都線のダイヤは使いづらい」「甲子園の女性トイレの充実を!」などなど、利用者目線の提案もいろいろあったとか。
2016.07.03
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月30日現在の運用成績は、基準価格11635円(評価額を投資額で割っただけの話)。昨年末の基準価格11776円からみて若干下がった。 何が下がった? 下げ幅を大きくしたのは意外にも「金」だ。金は毎月積み立てて10年以上になるが、積立額が増えるほど価格変動の影響が大きくなる。ただし金は保険的なものなので、積極的に利ザヤを稼ぐような手法は一切取っておらず、そのまま放置である。というか、勝手に放置していた金積立がパフォーマンスのトップを走ってたこと自体がおかしい。原油ETF~これは仕方がない。損失覚悟の買いを行ったから。ご存知のとおり原油価格は下げに下げまくっていて、今年半ばから原油ETFを買い始めた。もちろん短期的に損するのは覚悟で、余力を残しながらの買いである。 ETFは駄目だが、ちょうど軽自動車を買ったので、ガソリンを買う立場としては好ましいこと。嫁と相乗りすれば、運賃は低コストで済むことになる。新興国株式の投資信託~これも仕方がない。ただし投資信託は積立中で、安くなった時点で買えているのも事実。ただし目標数量に達するのはあと3ヶ月程度のため、これ以上下げ基調だと苦しくなってくる。アメリカの利上げがずしりと効いてきた分野だが、かと言ってドルもほとんど変わっておらず、利ザヤを稼ぐモノが本当にない。 円高に振れたら得をする「ベア型」ファンドを持っているが、ユーロは中途半端なところで利益確定してしまった。あれだけギリシャでゴタゴタが続いてもけっこう持ちこたえたのは驚き。利益確定と言っても、もう無視していいほど微々たる額だ。為替はそう理屈通りにいかない? ドル(ベア型)はまだ持っているが、数量が少なく、かと言って増やすのもどうかと思い、やはり放置。来年は円安になるのか、円高になるのか、識者の見解も分かれているが何となく大幅な円安はなさそうな気配。 東宝は絶好調?(帝国劇場)相模太郎ファンドの推移唯一パフォーマンスとして良かったのは、日本株の長瀬産業と東宝。東宝は、例の「ゴジラがいるとこ」の開業でも分かるように絶好調。ただし見たい映画が結局一つも無かった。株主優待を何に使ったかというと、TOHOシネマで上映された「海難1890」~これ東映の映画でした。
2015.12.31
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の6月30日現在の運用成績は、基準価格11823円(評価額を投資額で割っただけの話)。年末の基準価格11776円からみて僅かに上昇となった。日本株の状況 阪急阪神、東宝、池田泉州、長瀬産業・・・関西臭がムンムンと漂う現体制を堅持しているが、既に良くも悪くも無いという感じ。もちろん、株主としての楽しみを味わうことも念頭に入れている。 阪急阪神の株主としての面白さは、何と言っても株主総会で暴れ回る虎党の面々をネットニュースで拝見することだろう。今年は、背番号「84」のユニフォームを着た株主が発言した。 「タイガースの最大の欠点は外野がうるさいこと。腰を据えて若い選手を育てて、カネの力でなく、実力で日本一を勝ち取ってほしい!」 うーん、その通りや。どうも阪神の野球というのは、突っ込みどころが多い。期待すれば裏切られ、諦めてたらいつの間にか勝ってる。ちゃんと見てあげてる時に勝て!というのは勝手な言い分か?打率も打点も盗塁もビリなのに首位に立つところが「なんでやねん」と、ここもまた突っ込みどころ。パリーグの選手が「みんな打ちそう」で、全くその通りなんだけど、阪神のバッターがどうも不甲斐なく感じるのは、嫁のこの一言に現れている。 「大和が出てくるときの曲がすごい。なんか、すごい人が出て来たみたい・・・」 あのなぁ、プロ野球の一軍選手なんだから、一応みんな「すごい」ねんけどなぁ。 東宝の株主としての楽しさは、株主優待券をくれることだが、悲しいかな、見に行きたい映画がない。新宿に完成した「ゴジラがいるとこ」も行きたいが、とにかく見たい映画がないのが不安(不満ではなく)である。それは拙者の好みの問題もあるが、元々映画の興行成績は水物で、浮き沈みが激しいのが難点。それをカバーしているのが「超一等地」の不動産収入だという。小林一三翁が全国に映画館を作ろうとして取得した遺産が未だに生きている訳だから恐ろしい。 ゴジラ人気は未だに根強い相模太郎ファンドの推移投資信託の状況 外国株式インデックスファンド、外国債券オープン、ワールドリートファンド、USハイイールドファンド~それに新興国のファンドを少々積立中。今年新たに加えたのは、原油ETFだ。ご存知のとおり、原油価格が急落した後、一進一体の状況が続いている。今後のことは分からないが、安くなったのは買っておこうという単純な理屈。当然、性急な結果などと求めるつもりはない。さて、これからどうなることやら・・・。
2015.07.05
まずANAを売却した。一昔前の増資ショックで株価が大きく下げたものの、やっとこさ株価が元に戻って来た。航空株というのはここまで難しいものなのか・・・それを痛感した日々だった。手元に残ったのは、1枚の株主優待券・・・これは札幌を去るときに使うとするか。株主優待でプレミアムクラスに乗るのも悪くなかったが・・・ ・阪急阪神HD 去る6月13日の株主総会は、いろんな意味でニュースになった。経営側は、系列ホテルで起きた食品偽装の件をお詫びするなどの対応に追われたが、世の中とはええ加減なもんで、とっくにそんなこと忘れてる。注目を集めたのは、やっぱり我らが虎党の厳しい意見だ。「お金さえ出せば誰でも獲れるという風潮は、青少年にとっても悪い教育になっている。親であるならば、こういう球団には任せられない」 この株主の発言は非常に味わい深い。なるほど、どえらい金額をかけて福留を入れたのはいいが、金額に見合った働きをしていない。そういうものに対する不満が噴出している(また、こーいうタイミングで福留を2軍落ちさせたのも意味深である)訳だが、それ以前に「巨人のマネしてどないすんねん」というのが、オールド・ファンに根強い意見だろう。若虎を育ててこそのタイガースやないか。 無名だった若手が電撃的デビューする時の盛り上がりといったら、これまたこたえられないものがある。上本君もええが、緒方君もええな。ベース踏み忘れ男とか言われ、打った瞬間「なんや、ファウルか・・・」と勘違いして実はヒットだったとか、小学生みたいなアホなプレーがたまらん(笑)。 ・東宝 東宝の業績もいいんじゃないかい?それ以前に株主優待で映画を観て愉しむ!これに尽きる。GWに見たのは「テルマエ・ロマエ パート2」だ。すっかりこれにハマってしまった。ブルガリアで大規模なセットを作ってのロケ~琴欧洲の出演はまさにブルガリアつながりで、もっと何かカマしてくれるのかと思ったら、案外出番が少なくてがっかり・・・。ヨーグルトを食べるシーンを作るとか、もっと工夫して欲しかったな。でも風呂にまつわる小ネタが今回も満載で、十分楽しませていただいた。原作者の発想の豊かさには脱帽させられる。 テルマエ・ロマエ2 ムジカ・コレクティオン 風立ちぬも待望のDVD化!相模太郎ファンドの推移・投資信託の状況 外国株式インデックスファンド、外国債券オープン、ワールドリートファンド、USハイイールドファンド~しばらくこれらのファンドで様子を見ていた。年初から、じわっと値上がりが続いている。特にUSハイイールドファンドは、長期投資が如何に有意義であるのかを教えてくれる。 これからの相場がどう動くのか、正直読めない。ただ、感じていたのは新興国系のファンドを保有しておらず、ちょっとこの辺も触手を広げたいということ。一昔前、新興国の株式やら債券やらがもてはやされたが、ブラジルレアルなんかが「どっかん」と落ち込んで、改めてリスキーな世界であることを立証した。が、やはり分散投資という発想から、新興国のファンドは欲しい。そこで導入したのが 「Brics5」「悠々債券」 ~悠々債券は、何も新興国に特化した訳ではないが、一部含んでいる。 あんまりリスキーでも困るから、導入にあたっては、1ヶ月1万円ずつ積み立てるという、拙者が得意とする気長な投資方針でいくことにした。そらね、これからどうなるか分からんからな。
2014.06.28
日本株・投資信託・外貨MMF・金積立に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月31日現在の運用成績は、基準価格11387円(評価額を投資額で割っただけの話)。年初の基準価格10845円からみて手堅く上昇となった。日本株の状況トヨタ・デンソーを売ったのだが、まぁ素人だけに売り急いだという感じ。でもそれは今だから言えることかも知れない。思えばトヨタ株はずっと損をしていた。我慢を重ねてようやく利益確定できた喜びは大きい。それで十分なのである。保有中の日本株だが、まずは東宝。こちらも手堅く上昇となった。今年最も印象に残った東宝映画は、もちろん「風立ちぬ」だ。拙者は現在札幌市在住~札幌シネマフロンティアで株主優待で鑑賞させていただいた。映画としては素晴らしい。文句の付けようもなく素晴らしい。だが、今から30年前に拙者が初めて見た宮崎駿作品~風の谷のナウシカ、に見られた、現世に対する鋭い批判精神があるとも言えず、宮崎駿さんも年を取るごとに丸くなってしまったのかな、という感想を持った。主役の二郎さんは、明らかに国鉄二等車に乗車する御身分の人。菜穂子様もまた然り。一般庶民には縁遠いラブロマンス物語である。こうしたものに特段反発も覚えず、素直に感動している巷の人々は素直過ぎる(笑)。当時のすさまじい格差を思うと、近くのコンビニでパスタもグラタンも手に入るいま現在の幸せぶりを噛みしめるまでだ。コスプレ衣装まで!相模太郎ファンドの推移池田泉州HD・・・こちらの株価は伸び悩んだ。心配だったのは、この銀行の中国への思い入れ。関西だけに中国との結びつきが強い訳だが、日中関係はここ数年で最悪の状況。最近、ベトナム・ハノイにおいて、関西の国立3大学と共同シンポジウムを開いたそうで、この辺は変化の兆しなのだろうか。 日本とベトナムは、外交関係を樹立して40周年を迎える。関西経済界が、官民あげて経済交流の最重点エリアと位置づけているのはベトナム。方向性としては妥当この上ない。ANAHD・・・こちらの株価も伸び悩んだ。痛し痒しの航空業界。円安になればなるほど燃料代がかさみ、景気回復の恩恵も帳消しに成りかねない・・・これではいつまで経っても利益が出ないのではないか。 しかも下にぶら下がっている「エアアジア・ジャパン」が業績不振で「バニラ・エア」に生まれ変わった。名前からして甘い匂いがする。やっぱりお菓子が出て来るのか?とホームページを拝見したら、んー、まぁお菓子は売ってるけどバニラ味にこだわったという感じでもない。とろーりクリームパンが、「ほんのりバニラの香りの濃厚な・・・」と説明されてるが、ほんのりでは不足でしょう!CAさんも常にあめちゃんを常備しとくとか・・・(まるで大阪のおばちゃんやな)で、結局何で利益が出てるかというと・・・外国株式投資信託、そして外貨MMF、これでだいぶ利益が出ていた。ユーロMMFが単体で含み益に転じたのは何年ぶりだろう。豪ドルのような高金利通貨なら、利回りで稼ぐことも出来るが、ユーロは為替が全てだ。長い我慢の旅だった・・・。 ということで、今年最後の12月31日、勝手に大納会をやらせてもらって2013年はこれで幕・・・。
2013.12.31
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の6月30日現在の運用成績は、基準価格11225円(評価額を投資額で割っただけの話)。年初の基準価格10845円からみて続伸となった。日本株の状況 2月末に、トヨタ・デンソーを売却する。このタイミングで売ったのは、確かに早過ぎたかもしれない。拙者は神様じゃないので、先のことは正確には見通せない。自分で納得のいくラインに達したから売った、それだけだった。 で、今も手元にあるのは、東宝、ANA、長瀬産業、池田泉州HDである。全て株主優待があるので、今のところ売る気がない。 東宝は都市部に不動産を多数所有していることから、アベノミクスの追い風を受ける銘柄だ、と書くマネー雑誌があった。拙者は現在札幌市在住、すすきのの真ん中に位置する東宝公楽も、再開発の計画がある。不動産価格の下げ止まりがあれば、これら再開発に弾みがつくかもしれない?そんな思惑もあってか株価は乱高下・・・見ていて「トホホ」・・・である。建替えが迫る東宝公楽~羽田空港で翼を休めるANA機 ANAは、去年の増資ショックから株価が完全に戻っていない。株主向けミニ報告書を見ると、近年ドイツのルフトハンザと業務提携してるのか、欧州の路線図にコードシェア便もぎっしり書き込まれていて、えらい 「煩雑」 な路線図になっていた(笑)。後はボーイング787にトラブルが起きないことを祈るばかりだ。 長瀬産業は、今年も来ました・・・株主優待が。林原の 「トレハ」 のセットが。拙者は料理は自分でもするけど、トレハの使い道だけはよく分かりません。 今年も「トレハ」のセットが届く・・・「すみれの花」はポスターが命! 池田泉州HDだが、株主優待がだいぶ拡大したようだ。今年初めて優遇金利の券をいただいた。プラス0.3%というのは大きい。だが!定期預金は 「すみれの花」 に入れてしまっている。これ何の効き目があるのかというと、宝塚歌劇のチケットが当たるかもしれないという定期預金。まず当たらない。当たっても宝塚南口まで行けない。なに意味ないことやってんだろ。外貨MMFも一部利益確定~そして金価格は?金価格の状況相模太郎ファンドの推移 米ドルとカナダドルのMMFを利益確定させた。豪ドルとNZドルは、高金利のため保有を続行。一方、金価格はえらい下げた。金と米ドルは逆相関とも言われている。さて、米ドルを売ったのは正しかったのか・・・。だが、金は積立最中。要は下がっても全然構わないのである。全体に言えることだが、 「もう利益確定は完了!後はどっちに転んでも・・・」というのが正直なところ。さあ、今年の後半戦が明日から始まる!
2013.06.30
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月22日現在の運用成績は、基準価格10845円(評価額を投資額で割っただけの話)。年初の基準価格10349円からみて大幅上昇となった。特に、衆議院解散総選挙からの思惑に釣られた相場の急上昇が色濃く反映された感じだ。日本株の状況トヨタ・デンソーを所有しているが、年末にかけての円安傾向に釣られて急上昇した。元々業績は悪くないので、あとは株価次第といったところだが。東宝も成績がいい。絶好調、一人勝ちと言ってもいいかもしれない。ちなみに最近の株主優待で見に行った映画は 「のぼうの城」~北条氏の支城であった 「忍城」 が秀吉軍に包囲され、絶体絶命の状況に追い込まれるが、小田原開城まで持ちこたえるという奇跡の物語である。これはけっこう見応えがあった。忍城がある埼玉県行田市では、見学者が後を絶たないという。拙者は現在札幌市在住~いつか関東に出た際には立ち寄ってみたいものだ。オフィシャルブック出た!相模太郎ファンドの推移長瀬産業の株主優待~謎の粉末「トレハ」意外にも株価が伸び悩んだのは長瀬産業。増収増益を達成し、これまた成績は申し分ないのだが・・・。気になったのは、林原の買収にともなう食品関連への参入。株主優待ということで、入浴剤やら化粧品のカタログと同時に、林原の開発した 「トレハ」 という食品添加物が送られてきた。長瀬産業の株主優待~右は「トレハ」のセットこれは砂糖と同じ糖分の一種だそうで、過酷な環境に暮らす植物や昆虫が体内に持っているという。要は 「フシギな力がある」 というのだ。トレハを溶かした水に野菜を浸すと、鮮度を保つという。魚介類の臭みを抑制し、出し巻卵がふっくら焼きあがるという。 舐めてみると、確かにちょっと甘い。でも砂糖の代わりは無理と言える。 野菜なんて買ったらすぐに使ってしまうし、魚介類の臭みも味のうちだと思ってるし、出し巻卵はちょっと作れない。付属のレシピに従って料理に使ってみたが・・・お好み焼きに入れるとさすがに甘い!ご飯に入れても味の違いが分からない!ホットケーキに入れたらどうも「?」 結局この粉末、どう使おうかと悩みつつ、しばらく放ったらかしになってしまった。一般消費者向けの代物ではなさそうだ。保有している投資信託も軒並み上昇 やっぱり為替の影響が大きい!というのは、「日本株は個別株で、外国株式・外国債券は投資信託」 というスタンスだから。だから為替の影響をモロに受ける。 ここで、新興国の株式に投資する投資信託を売った。新興国の債券に投資する投資信託も売った。幸いだったのは、新興国債券投信が米ドル建てだったということ。ブラジルレアルが下落し、資源国通貨も軒並み下落し、ああ手を出さないで良かったと思っていた。 だが、新興国の株式・債券とも魅力が無い訳ではないので、長期的にこつこつ買い増すことも考えている。積み立てるような感覚で。 思えば8年ぐらい前、東京電力とかソニーとか持ってた時代もあったなぁと、昔のことを思い出す。両親がシャープの液晶テレビを買った時分、シャープの株に投資する気が無かったのは、単に運が良かっただけ、かもしれない。それでも野村HDの株は失敗だったし、投資信託でもまだ元本を割っているものが複数ある。長期的にリスクを分散させ、急激な環境変化に耐えうる運用を来年も目指したいところだ。 ということで、少し早すぎるところだが、勝手に大納会をやらせてもらって今年はこれで幕・・・。
2012.12.22
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の6月22日現在の運用成績は、基準価格10494円(評価額を投資額で割っただけの話)。年初の基準価格10349円からみて多少上昇はしたが、冴えない結果であることは否めない。野村HD株を売却~もはやこれまで野村證券本店(管理者撮影) 野村證券に不祥事が相次いでいる。組織が大きくなれば、まぁいろんな人間が関与する訳だから、どこかで不祥事が起きるであろうことは十分承知している。しかしながら、インサイダー事件を相次いで起こした件はあまりにも痛い。インサイダー事件は、「うっかりミスした」というレベルの話ではない。確信犯だからだ。 そんな中、一人の株主の出した提案が一部で話題を呼んだ。一人で数十件の株主提案をしたそうで、「貴社のオフィス内の便器はすべて和式とし、足腰を鍛練し、株価四桁を目指して日々ふんばる旨定款に明記するものとする」「野菜ホールディングスへ商号変更する(唯一の目新しい「新規参入」が農業だったことへの皮肉か)」等、一見悪ふざけのような印象があるものの、株価と連動した役員報酬についての鋭い提案なども行っており、ユーモアとシュールさを織り交ぜながら、経営陣への責任追及を行っている。和式便器に被せるだけで洋式便座に早変わり サニタリエースOD据置式(標準タイプ)和式を洋式に変えるのは出来ないことはないが、逆は難しい 何年前だったか、いきなり公募増資を発表した「野村ショック」以降、株主はひたすら裏切られ続けてきた。それを思えば、これらの株主提案はささやかな抵抗に過ぎないなぁという感を強くする。世の中、とにかく要領がよくて頭のいい人間が必要なリターンを得るように出来ているのだ。株主を裏切ろうが、損失を出そうが、そんなのは関係がない。野村の経営陣は、これからも栄華の道を歩み、適当なところで引退していく。損をしたのは弱小投資家のみ。これが冷徹な資本の論理だ。 とにかく、拙者は株式を売却した。ユーロMMFの一部をNZドルへスイッチング 全世界が注目したギリシャ総選挙は、新民主主義党など「ユーロ残留派」が勝利を収め、ギリシャがユーロを離脱するという最悪のシナリオは回避された。ところが、ギリシャの新政権は早くも、財政緊縮の延長を仄めかすような姿勢を取り始めた。おいおい、全世界に迷惑をかけていて、その態度は何だと言いたい。 ギリシャだけではない。スペインの財政も極度に悪化しており、国債の利回りは急上昇(債券価格は低下)した。お前ら、サッカーやってる場合じゃねーだろ、と言いたくなってくる。スペインだけではない。イタリアも不安材料となっており、ユーロ圏でまともなのはドイツとフランスぐらいという、厳しい情勢だ。 で、拙者もとうとう覚悟を決めなければならなくなった。保有している外貨MMFで最大与党は何とユーロなのだ!ここで考えたのは、「だからと言って外貨保有比率を下げたくはない。リスク分散を前提としている以上は・・・」ということ。かといってユーロをこのまま大量に保有しておくのはやはり不安だ。結論は、「ユーロMMFの半分をNZドルMMFにスイッチングする」 ということだった。大きな評価損を抱えているが、もしもユーロが反転した場合も考え、半分は暫定的に残して様子を見ることにした。これで、外貨MMFは、米ドル・カナダドル・豪ドル・NZドル・ユーロと、ほぼ均等に分散されることになった。その他の日本株の状況 トヨタ、デンソー、長瀬産業の「主力」は、ここ半年でまずまずの上昇。一方、東宝、池田泉州HDは下落してしまった。さらに最近「全日空」を取得した。格安航空会社が相次ぎ参入する厳しい状況下、なぜ全日空を? 取得直後の日経新聞で、全日空が「2014年3月期で繰り越し欠損金をゼロ化」できるというニュースがあった。やはりそれだけ財政基盤が安定したのだ。燃費の良いボーイング787投入で、さらに輸送採算が向上するという。ボーイング787のANA機は、前から強い印象を持っていた。それと、現実的な問題として、札幌市に居住していると株主優待を使う可能性も高いという計算もある。片道半額の優待は案外大きいからだ。
2012.06.22
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月25日現在の運用成績は、基準価格10349円(評価額を投資額で割っただけの話)。年初=10486円から見ても冴えない結果に終わった。東日本大震災直後の混乱からの立ち直りは予想外に早かったものの、超円高だけはどうしようも無かった。何のための投資なのか?将来的に起こるかもしれない、予想外のインフレをヘッジするなどという想定は完全に裏目に出てしまった。長期金利を見よ・・・世の中とんでもない日本国債バブルが起きているではないか・・・。プラスに貢献した部門商品:金積立 株も駄目、外貨も駄目となったら最後に残るのは金しかない。これが金投資の基本的な考え方で、保険をかけるような消極的な投資姿勢であるが、1年間を通してプラスだったのは積立によってたまった金だけだった。哀愁が漂うばかりだが、金積立のおかげでファンドの基準価格が10000円を割ることなく今日に至っているのだ。金価格の推移相模太郎ファンドの推移 積極的な投資に撃って出る訳にもいかない金投資・・・当サイトでは、金の魅力をお伝えするべく、珍スポット「土肥金山」を紹介しています。かなり笑えますのでぜひご覧ください。→詳しくはこちらマイナスに作用した部門日本株:トヨタ自動車、デンソー、野村HD、東宝、池田泉州HD って全部じゃないですか(笑)。特に野村HDは年初から見ると半分になってしまった。惨憺たる結果と言える。で、その野村證券について何やらネット上で「破綻説」なるデマが飛び交っているという。ある評論家の書き込みからネット上で噂が噂を呼んだらしく、野村證券側は法的措置も辞さない構えだ。欧州の危機的状況に野村HDが多大な影響を受けるであろうことは分かるが・・・。もっとも年末の市場はこんなことでビクともしなかった。ブロガーがこんなことを言うのも変かも知れないが、ネットなんていうのは所詮その程度の存在だということだ。中川淳一郎著「【送料無料】ウェブはバカと暇人のもの」を思い出す。少なくとも、ネット上の噂だけで投資判断をしないように心がけたいものだ。 日本株で唯一安定していたデンソーも、超円高につられて元本割れ。年間を通して変わらなかったのは東宝ぐらいであろうか。東宝については、業績は相変わらず堅調だ。東宝作品で何と言っても忘れられないのが、映画「阪急電車」~阪急阪神東宝グループバンザイ映画みたいだが、きちんとした小説作品がベースなので念のため。詳しくは管理者相模太郎のホームページ・映画「阪急電車」の世界のコーナーからどうぞ。東宝作品の中で、「予告編見て、こんな映画見たくもない」と思ったのは、「星守る犬」。拙者は現在札幌市在住。札幌駅で大々的に宣伝していたのは、北海道ロケを大々的にやったから。 「北海道の小さな町で、死後半年を経過したとみられる男性(西田敏行)と、死後ひと月の犬の遺体が・・・」の予告編を見ているうちに、「もういいです、こんな映画・・・」と思ったっけ。予告編だけでうんざり阪急電車萌え・・・外貨MMF:ユーロMMF、米ドルMMF、豪ドルMMF(つまり全部!) 今年一年を振り返って、やはりユーロの不振が響いた。ギリシャにおける財政危機に端を発したユーロ危機。欧州各国をドミノ倒し的に財政危機・金融危機の波が押し寄せた。どっかの国債が格付けを下げたとか、そんなニュースばかり。不思議なのは、日本やアメリカを含めてみんな格付けを下げているんだから、お互い様でしょと言いたくなるのだが、ユーロ安に歯止めはかからなかった。ユーロが下がりに下がったもんだから、ドイツの製造業が堅調とのこと・・・うらやましい。 一方、ドルもずるずると下げた。米ドルMMFについては、まだ保有量が少ない状況だったので、ちびちび買い足して行った。それでもドルは下げ続け、買い足すのも辛い状況に。↑米ドルの動向↑ユーロの動向 上のグラフは、「matanuki様」のはてなグラフ。いつも貴重な情報をありがとうございます。投資信託~これも全銘柄です。詳しくは相模太郎のホームページ「投資信託入門~投資した結果こうなってます」からどうぞ・・・。
2011.12.25
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が 「相模太郎ファンド」 の6月25日現在の運用成績は、基準価格10609円(評価額を投資額で割っただけの話)。年初から半年の期間で見ると続伸だった。東日本大震災直後の落ち込みが多少あったが、ほぼ全て取り戻しているという状況。ただし、各分野にてそれなりの変化は認められた。引き続き分散投資・長期投資のスタンスで推移を見守って行きたい。プラスに貢献した部門日本株:デンソー、東宝 この半年間、やはりデンソーの底堅さが目立った。ドイツ証券によると、デンソーの投資判断「Buy」を継続し、目標株価を3400円→3500円へと引き上げたという。日本の自動車産業の回復は、予想以上に著しいというから、頼もしい限りだ。 東宝については、電力不足に伴う上映制限とか・・・とにかく今後が心配。震災後の消費の落ち込みがモロに効いてきそうな気がする。しばらく映画を見に行かなくても、人生困るものではないからだ。拙者はどうしても見たかったのは、有川浩原作の「映画:阪急電車」~それは子供の頃に毎日乗っていたから・・・。 映画:阪急電車は、異例のロングラン上映だそうで、西宮北口駅前のTOHOシネマズでは、「アバター」 よりも多くの観客を動員したらしい。東宝という会社は、元をたどれば阪急が作ったようなもの。有川浩の小説が出たのは偶然なのかも知れないが、阪急にとってものすごい宣伝効果になったろう。 オリジナルCD登場です投資信託:三菱UFJ外国株式インデックスファンド、国際投信ワールドリートオープン、グローバルソブリン この半年間で見ると、多少紆余曲折があったものの、それなりに微増といった感じ。三菱UFJ外国株式インデックスファンドと国際投信ワールドリートオープンは、まだまだ評価損を抱えている。微増の「グロソブ」相模太郎ファンドの推移外貨MMF:豪ドルMMF、ユーロMMF、スイスフラン(外貨預金) ユーロの回復が顕著だった。欧州各国の財政問題で去年はユーロ安に苦しんだだけに、値を戻してくれてちょっと安堵。ギリシャ債務問題の動向次第といったところで、まだ 「ギリシャ問題」 が尾を引いているのだ。そんな中、この半年間で顕著だったのはスイスフランの上昇。スイスフランにMMFが無いから、外貨預金で持っている。対円で見てもそれなりに値を戻している訳で、対ユーロで見ると最高値を付けているらしい。これどういうことかというと、ユーロ圏の国債で大損こいた投資家が、仕方なしにスイスフランに資金を逃避させているらしい。マイナスに作用した部門日本株:野村HD 野村ホールディングスの下落が止まらない。黒字は出しているんだけど・・・。総会招集通知によると、当期純利益は287億円、四半期ベースで8期連続での黒字計上を果たしたという。年初来高値は557円を付けていたのだが、東日本大震災以来、下落につぐ下落という展開になってしまった。外貨MMF:米ドルMMF 現在のところ、ドル円は80円そこそこの展開。80円を割るとかなり辛くなってくるだろう。ここでドルを追加すべきか、いつも悩ませられる訳だ。野村證券金融市場調査部チーフ為替ストラテジストの○○氏によれば、「これまでのドル全面安の状況が一変して、ドル全面高になる可能性が考えられる」、とのこと。それでも85円ぐらいというのだから、迫力がない。しばらく経過観察としよう。
2011.06.26
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月25日現在の運用成績は、基準価格10486円(評価額を投資額で割っただけの話)。年初から見ても微増の結果に終わった。これまでにも、ギリシャ発のユーロ危機、円高進行に伴う日本株の続落など波乱もあったが、NY株式市場もある程度堅調であるし、新興国の勢いもまぁそれなりにある。引き続き分散投資・長期投資のスタンスで推移を見守って行きたい。プラスに貢献した部門日本株:デンソー 年間を通して見た場合、やはりデンソーの底堅さが目立った。バレー女子部がプレミアリーグ3連覇中の東レをフルセットで下し初優勝とのことで、おめでとうございます・・・。それはそうと、2011年度の通期見通しについても売上高・営業利益を上方修正するなど、頼もしい限り。新技術としては、路線バスの背中に付けてるパッケージクーラーの部品。新型ハイブリッド路線バスに搭載されるそうで、アイドリングストップ時の冷房を可能にしたシステムで、これでさらなる燃費向上を図れる・・・一例ですが、こんなものを作っている会社です。 投資信託:三菱UFJ外国株式インデックスファンド、国際投信ワールドリートオープン 年間を通して見ると、紆余曲折があったものの、それなりに微増といった感じ。ただしまだまだ評価損を抱えている。回復続くリートファンド相模太郎ファンドの推移外貨MMF:豪ドルMMF 円高基調だが、オーストラリアドルに関しては対円で見てもやや堅調だった。ということは、米ドルやユーロを基準に考えたら猛烈な豪ドル高だったことになる。この通貨は、商品市況と関連が強いので、多少評価損が出ようがずっと持っている。金利も高いからそれなりの投資妙味があると言えようか。マイナスに作用した部門日本株:トヨタ自動車、東宝、池田泉州HD さて、東宝の第2四半期報告書によると、東宝帝国劇場が開業100周年を迎えたというネタが紹介されていた。演劇界の最高峰に位置する帝国劇場~映画よりはるかに古い歴史を持つ演劇・・・この世から決して無くなることはない!という高井社長のセリフに、すいませんね、わたし全く演劇に疎い人間なんで・・・と己の不勉強を感じた。ミュージカル、歌舞伎、タカラヅカ・・・こうしたジャンルはやはり個人的に好みが分かれるし、それが出足を鈍くする。帝国演劇が次に目指すものは何か?特定の好みの人たちだけで盛り上がるのか、何でもアリなのか、お手並み拝見といったところ。外貨MMF:ユーロMMF、米ドルMMF 今年一年を振り返って、やはりユーロの不振が響いた。ギリシャにおける財政危機に端を発したユーロ危機。ユーロだけでなくアイルランドもあやしい等など、ドミノ倒し的に市場不安が駆け巡った。 しまいにユーロ解体論まで出ている訳だが、ではユーロ解体となればどうなるのだろう。拙者は迷わずドイツマルクに替える。多くの投資家が同じことを考えるだろうし、そうなると超マルク高になってドイツ輸出産業は壊滅する。なんだかんだ言ってドイツ産業界は、ほどよいユーロ安で得をしている訳だ。 ユーロが安かったこともあり、1ヶ月毎の積立を延長していたが、このヘンで打ち切ることにした。さてこの後はどうなるのか・・・。
2010.12.26
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の6月27日現在の運用成績は、基準価格10405円(評価額を投資額で割っただけの話)。4半期毎に成績を調べることにしているが、前期末(3月末)に比べると、続落してしまった。さて、ギリシャにおける深刻な財政赤字が表面化し、ユーロ圏全体が危機に陥った。ギリシャ一国でここまで大騒ぎになるとは予想外だった。これまでの教科書的な知識を前提にすると、財政危機で通貨安になり、インフレの進行で国民の貯蓄がパーになって相殺されて終わり、というところだろうか。ところがギリシャはユーロ圏に組み込まれており、ギリシャ一国の問題では済まなくなってしまった。 ユーロ圏各国は財政赤字に対して一定の規律が課せられているが、ギリシャは財政赤字の実態を隠蔽していた。もちろん投資家サイドでは恐慌状態となり、ギリシャ国債暴落→ユーロに対する信任が根本から揺らぐ事態となり、世界同時株安を招く。ギリシャ国内では、財政赤字削減の政府方針に反対するデモやストライキが頻発するなど混乱が続いた。こうした混乱が、さらなるユーロ売り・株安の連鎖を招いてしまった。4月~6月期の運用成績プラスに貢献した部門商品:金積立上がりに上がってるのが純金だ。ユーロが駄目、株も駄目だから金にしておこうという訳だ。何も考えずに積み立てている金が最も高いパフォーマンスとは皮肉なものだ。もちろん、金価格が上がると積立で買える金のグラム数は減ることになる。金価格の推移を示す「ブログパーツ」を貼り付けてみました。金価格の状況↑相模太郎ファンドの推移マイナスに作用した部門日本株:トヨタ自動車、デンソー、東宝、池田泉州HD東宝の第121期報告書によると、映画事業でメガヒット作品には恵まれなかったものの、ROOKIES~卒業~を筆頭に数々のヒット作品を世に送り出したことで業績も順調に推移、ただし映像製作関連事業では不況によるクライアント側の予算削減の影響を受けたようだ。ハッピーフライトROOKIES~卒業~東宝が絡む、2010年夏公開の作品については興味深い。スタジオジブリ最新作~借りぐらしのアリエッティが登場する。前作:崖の上のポニョに匹敵する作品なのか、大いに注目だ。池田泉州HDのディスクロージャー誌も拝見させていただいた。5月6日、池田泉州銀行発足記念セレモニーが行われ、来賓を交えてのテープカットが行われたそうだ。制服デザインを手掛けたコシノヒロコ先生や、イメージガール野々すみ花さん(宝塚歌劇団宙組)も参加。いかにも阪急沿線、いかにも関西らしい雰囲気がいい。好みの問題もあるかも知れないが、池田銀行のポスターの華麗さはため息が出る。関西独自の文化発信力に、これからも期待したい。ユーロMMF、米ドルMMFユーロ安でドイツの輸出企業が恩恵~日本は円高に苦しむギリシャ救済に多額の資金を供出するドイツ国内では、ユーロから離脱してマルクに戻そう!と主張する人々が出始めた。ドイツ離脱となれば、ユーロは終わったも同然と言える。ユーロをせっせと積み立てている私は正直焦った。ところがユーロ安になったことで、ドイツの輸出企業が恩恵を受けているという微妙な状況が続く。ドイツマルクが復活すれば、恐らく猛烈なマルク高になってドイツ経済が壊滅するのではないだろうか。とにかく損をしたのは日本だ。消去法的に円が買われ、日経平均株価は製造業を中心に大幅安だ。日本の財政赤字はそれこそギリシャどころの騒ぎではないが、日本の高い貯蓄率から国債消化は順調に進んでおり、長期金利も歴史的な低水準となっている。ただし、貯蓄が減れば大変なことになる訳だ。日本の将来について海外のエコノミストがこんなことを言っていた。日本の人口が減り続けるのが致命的だとした上で、1:とにかく出生率を上げる。2:それが駄目なら移民を受け入れる。3:それも駄目なら、生活水準を大幅に落とすしかない。 これは厳しい指摘と言える。一個人として出来るのは、鎌倉武士のように質素倹約に務めて、そして内部留保を確保することしか考えられない。いつかは相殺される。相殺されるものが無ければ自分が借金生活になってしまうからだ。
2010.07.04
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の3月27日現在の運用成績は、基準価格10554円(評価額を投資額で割っただけの話)。4半期毎に成績を調べることにしたが、前期末(12月末)に比べると、結局のところマイナスになってしまった。プラスに貢献した部門日本株:トヨタ自動車・デンソー・野村HDさて、トヨタについては大規模リコール問題を受けて株価が軟調に推移。デンソーもそれにつられる動きだった。3月も下旬になって、ようやく復調の兆しが見えている。様々な情報が乱れ飛ぶなか、一株主としての意見をまとめようとしたものの、やはり何が何だか分からなくなってしまった。バッシングという事態になると、まず問題の本質が分からなくなる。私は「モーニングサテライト(テレビ東京)」から情報を得ていた。6時30分に家を出て出勤せねばならないからだ。この物理的な制約は、「精神衛生上」良かったかもしれない。サラリーマンの大半がテレビを見る暇もない時間帯、「ワイドショー」をはじめとする「?」な報道が相次いでいたという。豊田社長のお辞儀の角度とか、英語能力とか、メーカー目線が云々とか、「不明確な根拠」に基づく情報が乱れ飛んでいたのだ。これはリコール問題なのであって、技術の問題に収束されるはずだが、「高飛車な態度を取っているから急加速した」とでも言いたげなのだ。メディアが絡むと「刹那的な」次元で善悪や正邪を決め付けられるからたまらない。騒動の発端となったアメリカでは、さらに政争も絡んだ悲惨な様相を呈していた。そもそも、アメリカにおけるトヨタ車は「トヨタ車である以前にアメ車」でもある。批判の鉄拳は、もちろん巡りめぐって自分達に跳ね返る。モーニングサテライトを見ている限りでは、実利という面で判断するアメリカ人も多いという印象を受けた。日本叩きだと声を荒げるのも「?」という気がする。 投資信託:ワールドリートオープン、フィデリティハイイールドファンドワールドリートオープン(国際投信)の回復が著しい。リーマンショック以来、面白いぐらいに値を下げた。分配金が出ると、基準価格が安いことで購入口数がやたらと増えていくという、いいような悪いような状況だった。フィデリティハイイールドファンド~ドル建の高利回り事業債に投資するファンドで、市場が急回復するに従って評価益を出すまでに回復している。ドル安の一服も追い風になったようだ。分配金再投資による長期的な累積投資によって良い結果を出すことが出来るファンドと言える。設定来の成績表を見て、それを痛感させられた。回復続くリートファンド相模太郎ファンドの推移外貨MMF・外貨預金カナダドル・豪ドルがじわっと値上がりしていた。とにかくユーロが下落してしまったので、分散投資によってどうにか下支えしたという感じ。マイナスに作用した部門日本株:池田泉州HD、東宝 大阪北部に拠点を持つ池田銀行は、大阪南部に拠点を持つ泉州銀行と合併する。池田銀行というと、阪急グループと親密な銀行で、大阪在住時代は親の代からお世話になっていた。さて、この「池田泉州HD」は、公募増資発表後に急落に急落を重ねた。おそらく手持ちの評価額は半分ぐらいになったと思う。タカラジェンヌを起用しての宣伝は素晴らしいが・・・ 1単元が100株で、もともと保有数が少ないから、大きな影響は無かったものの、ここまで急落すると心配になってくる。ちなみに「池田泉州銀行」としてのスタートは5月1日から。イメージガールは野々すみ花様が引き継ぐと思われるが・・・。投資信託グローバルソブリンオープン~有名な「グロソブ」だが、若干下げた。やはりユーロ安の影響があるのだろう。このファンドはユーロ圏の国債にかなり投資している。およそ6割ぐらい。しかも、何かと話題の「ギリシャ」の国債も含まれている。純資産に占める割合は4%ぐらいしかないが、独仏より割合を大きくしている!影響については、次回の運用報告書が送られて来た時に、何が書いてあるのか注目したい。外貨MMF・外貨預金ユーロMMF~やはりこちらのギリシャの財政危機に伴うユーロ安で軟調な推移となった。ギリシャだけでなく、ユーロ圏各国も景気を下支えするために財政支出を増やしており、ユーロ圏の不安要素を指摘する声は多い。 日経新聞の見出しは印象に残った。欧州の経済不振が長引き、政権基盤が弱体化するなか、「大衆迎合に傾斜懸念」だという。世論の「批判」を恐れるあまり、翼賛的な物言いしか出来なくなる・・・行き着く先は、あまり想像したくない。そう言えば「上から目線だ」という「批判」をよく見聞きするようになった。相模原市が4月1日から政令指定都市に管理者が在住する神奈川県相模原市が、4月1日より政令指定都市になりました。管理者が勝手にやっている「相模原検定」も、受験者がちょうど600人に!ありがとうございました。相模原市といってもイメージがつかめない方も多いと思うので、写真集みたいなのをやっています。冷やかしたい方は→こちらからどうぞ・・・。
2010.04.03
純金の価格が急騰している。NYの金先物は1トロイオンス1千ドルを突破した。投機資金が金市場に流れ込んでいるようである。世界的に景気が低迷する最中、商品の価格が上がるというのも不思議だが、金市場というものは、景気だとか株式市場とかに連動するとは限らない。そこに目を付けて、資金逃避の手段に利用されるなど、奥が深いものがある。さて、「金」という資源そのものは、かつて日本国内でも採掘が盛んに行われていた。圧倒的に「佐渡金山」が有名であるが、日本第二位の産出量を誇っていた「静岡県伊豆市:土肥金山」も見逃せない。既に廃鉱となっているものの、跡地を資料館に改修し、坑道を見学することが出来る。知る人ぞ知る「珍スポット」と紹介されることも多い。土肥金山を見学してきました。→詳しい写真はこちら 坑道の内部は、江戸時代の様子をマネキン人形のみなさんが伝えてくれている。資料館の中も、江戸時代の様々なミニチュアや、当時使われていた道具などが多数展示されている。また、時価○億円相当の金塊に触れることもできて、金の持つ魅力・迫力を堪能できる。「砂金館」で、砂金取り体験に血眼になる人も・・・。10月の投資運用成績~金積立部門は確かに成績がいい! 日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の10月31日現在の運用成績は、基準価格10551円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末に比べて再び反発した。プラスに貢献した部門日本株:野村HD証券各社の業績が回復傾向とのニュースもあった。野村HDは、前月末に急落していただけに、もうちょっと反発してほしい。今のところ大きく元本を割っている。投資信託DWSグローバル新興国株投信~例えばロシアの株価は、原油価格が上昇していることと連動している。中国・ブラジル・インドなどに投資しているファンドで、基準価格の上昇幅はかなり大きい。しかしながら、ハイリスクな世界なので、ポートフォリオを考える際には、どうしても金額は小額とならざるを得ない。グローバル・ソブリン・オープン~こちらも先月末より上昇している。ドル安も一服したし、欧州通貨も若干高かった。相模太郎の運用成績~はてなグラフを使用してます。↑豪ドルは値動きが激しい・・↑相模太郎ファンドの推移外貨MMF・外貨預金豪ドルMMF、ユーロMMF、スイスフランの外貨預金~いずれも上がっていた。中でも豪ドルの上昇が著しい。豪ドルMMFは、毎月の積立をこの辺で終了しようかと思っている。実はまだ元本を割っている訳だ。ドルコスト平均法も、うまくいくとは限らない訳だ。商品:金積立おそらく最も上昇した部門であろうか。ところが単価が上昇すればするほど、買える金のグラム数は少なくなってしまう。はっきり言って、素直に喜べないところ。1キロバーへの道が、どんどん遠くなってしまうのだ。何も考えないでやってる積立が、一番リターンが良いというのも笑える。
2009.10.31
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の9月26日現在の運用成績は、基準価格10468円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末に比べると、反落してしまった。プラスに貢献した部門商品:金積立ドル安を受けて、金が買われた。NY金先物は、1000ドルを一時突破する。ここでも中国の存在が出て来た。ご存知のとおり、中国は対米黒字でもって莫大な米国債を抱えている。ドル安をヘッジする為には、金を持っておこうという発想につながる(考えていることが、私とほぼ同じ)。中国人民銀行(中央銀行)が、金準備を増やすという観測から、金は大きく買われた。ただし、NY金先物はドル建てなので、日本の地金取扱業者が提示している円建て価格は、期待したほど上がっていない。換金した際にいくらになるか、で考えているので、「弊社発表小売買取価格」にグラム数を掛けて推測することにしている。金価格の推移を示す「ブログパーツ」を貼り付けてみました。↑金価格の状況↑相模太郎ファンドの推移マイナスに作用した部門外貨MMF:米ドルMMFドル円は、ついに89円台!これはさすがにきつい。かと言って「ドル安だから買おうか」という気になれなかった。しばらく様子見・・・。日本株:トヨタ自動車、デンソー、野村HD円高になったら一挙に下落しそうな株ばかり持っている。さすがにそれは改めないといけない、と考え始めている。さて、野村HDは大幅下落した。野村は10月に5千億円の公募増資をすると発表、市場の間に「野村ショック」が襲ったのである。G20サミットで、金融機関の自己資本規制強化が議論されており、大手銀行も軒並み増資を迫られる、との思惑が売りに拍車をかけた為、もう銀行株・証券株は総崩れといった様相だ。兜町に激震が走った!さて、管理者が野村HD株を購入したのは数ヶ月前だから、損をしてしまったのは仕方がないことだと思っている。よく考えてみると、野村HDが増資を発表したのは9月24日の木曜日、これ何の日かというと、権利付の最終売買日である。つまり配当や優待を期待して買う人がものすごくいる訳である。このタイミングで増資発表とは・・・「権利取り」の楽しみ・醍醐味を味わいたい人にとっては、まさに「野村ショック」であったと思う。 証券会社はお客を楽しませるという義務は無いから、夢の売り逃げという批判は難しいかもしれない。しかしながら、お客はみんな投資に夢を持ってるし、何らかの楽しみなりロマンを感じてこそ、逆境にも耐えようとする。証券会社である以前に、カイシャであることは十分承知しているが、あまりにも淡白というか・・・これが資本の論理と言えばそれまでか。相模太郎のホームページ~学びと生活のコンテンツ・血液型性格学~疑似科学の迷宮 ・地上デジタル放送 ・阪神ファンと生活経済 ・相模原市快速バス計画 ・宇都宮市LRT計画 ・電子申請で確定申告 ・消防出初式写真集 ・北朝鮮の工作船~海上保安庁展示室を見学 ・ジンバブエの100兆ドル札
2009.09.26
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の8月29日現在の運用成績は、基準価格10543円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末から引き続いて続伸している。プラスに貢献した部門日本株:トヨタ自動車、デンソー 日経平均株価は、1万500円あたりから上値が重い。リスクを承知の上で、野村HDを買うことにした。現在のところ約830円くらい。それでも一昔にくらべて安くなった、という感じがする。投資信託:ワールドリートオープン 「積立方式」でやってきたにもかかわらず、どうしようもないほどの損失を被っていた投資信託。最近かなり堅調なのだ。2月末に比べると、1.5倍になっている。Jリートについても、やっと市場も落ち着いてきた、という声も聞かれるようになった。これまでが売られ過ぎだったのだろう。 ↑ワールドリートオープン↑相模太郎ファンドの推移マイナスに作用した部門外貨MMF米ドルは明らかに軟調である。現在のところ、93円台の後半。外国株式の投資信託や債券投資信託も、やはりドル安になると、基準価格が上がらなくなってくる。NYダウも9500ドルと堅調なのだが・・・。米ドルは、高金利通過(例えば豪ドルなど)に対して下落している。米ドルMMFを持っていたところで、分配金が少ないから、あまり面白くない展開と言えようか。
2009.08.29
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の7月31日現在の運用成績は、基準価格10532円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末に比べて再び反発した。プラスに貢献した部門日本株:トヨタ自動車、デンソー。日経平均株価もついに1万円を突破したことによる。投資信託:三菱UFJ外国株式インデックスファンド・DWSグローバル新興国株投信 アメリカをはじめ、世界各国の株価が堅調に推移しているので、外国株で運用しているファンドは上昇した。DWSグローバル新興国株投信は、いわいる中国をはじめとした新興国に投資するファンドだ。ハイリスク・ハイリターンの投信なので、上がる時は確かに上がる。改めて考えた「中国」という存在さて、中国について、大変残念な事件が起きた。ウイグル族の人々が居住する「新疆ウイグル自治区」で暴動が発生、多数の死傷者を出したのだ。中国政府は徹底した報道管制を行っているが、漏れてくる情報を拾うと、漢族とウイグル族との深刻な対立が浮き彫りとなった。経済発展の恩恵を受けるのは、主に漢民族主体の企業で、経済格差が広がっている。さらに、ウイグル族に対する宗教の制限など、多様な価値観を認めない閉塞感が暴発した感がある。今回の暴動は、「世界ウイグル会議の陰謀だ」とする中国政府は、亡命ウイグル人議長カーディル女史への攻撃を開始、ビザを発給した日本政府を非難するなど、高圧的な態度に出始めた。 この画像は、「http://www6.atwiki.jp/sanseiken/pages/15.html」様から。画像は常識の範囲内でご自由にご使用ください、とあったので、さっそくいただいてしまいました。 さて、をご覧になって分かるとおり、ウイグル族は「トルコ」との関係が深いことが分かる。トルコ国内では、一斉に反中国感情が沸き起こったが、中国との貿易額が無視できない規模に膨らんでいる現実に、トルコ政府も対応に苦慮しているという。トルコだけではない。世界各国が、中国との付き合い方に苦慮している。それだけ経済的つながりが深いのだ。GDPは、もうすぐ日本を追い越す~ただ大きいだけでは駄目 もはや日本企業は中国を無視できない。我々も、中国製品に囲まれて生活している。中国のGDPは、もうすぐ日本を追い越してしまうのだ。しかしながら、中国が一党独裁体制・多様な価値観も認めない旧来的な「人民共和国」のままでは、真の先進国にはなり得ない。世界の工場は、要は「ただの工場地帯」に過ぎず、中国国民は「ただの消費者」に過ぎないのなら、それまでのことだ。 必ずや起きる異種・異文化の流入、異なった価値観の衝突、そして対立を克服し、共存共栄していく大人の態度・・・確かに苦労の連続ではあるが、欧米や日本は長い時間をかけて今日に至っている。電化製品やクルマを所有し、それだけで人間は満足しない。より高次元の精神文化を求めるはずで、そこから社会の諸矛盾を克服しようとする努力が生まれる。彼らの試練は、正にこれからなのだろう。↑世界で愛用、ウイグルの綿花↑相模太郎ファンドの推移
2009.08.02
男の子牧場~はじめ、「女王様が出てくるやつなのか」と早合点したが、それは大間違いだった。サイバーエージェント社が始めた「男の子牧場」という婚活サイトが、「ネット世論の猛烈な批判」を浴びて中断した、という。広報担当のブログは、ほぼ炎上状態だったという。詳細は分からないが、草食系男子を放牧して、優秀な種馬を見い出そうという、何だか「畜産」「公営競馬」の実務を応用したようなリアルさがある。優性保護という生物学的本能が「市場間売買」の手法を通して薄気味悪く露呈した気もする。婚活という現象に、異性への単純な憧れとか、ロマンスといった既存の概念を超えたものがある、と指摘する専門家もいる。あたかも市場の原理のような舞台に自分を売り込み、なぜか売り手だけが圧倒的に多い状況の先には、上場廃止という運命が待ち構えている・・・そんな悲愴感ただよう雰囲気があるが、この「男の子牧場」こそ、婚活ブームの本質を案外うまく言い当てている気がする。本来皮肉の意味で使うべきところを、まともに「商品」として出してしまった。そこに判断の誤りがあったような・・・。太宰治生誕百年~自分なりの思いをFMさがみに投稿してみる伊藤はるかさん、こんにちは今年は太宰治の生誕100年だそうです。俗世間を生きる私は、太宰治のことなどよく分かりません。玉川上水で愛人と投身自殺だなんて、とんでもねぇ野郎だ、と怒りたくなります。金持ちの家に生まれた放蕩息子の、「人間失格ごっこ」の為に、二人の女性が命を奪われたわけです。 こんなこと言ってるから僕はモテないのかなぁ!伊藤はるかさん、どう思います?文学少女だったらすいません・・。~投稿してる番組のHPです。マスコミによると、「現代の生きにくさを映し出すように太宰治が人気を集めている。」というが、納得できない。戦中戦後の庶民は、生きにくいどころか餓死寸前だったというのに、親や愛人に食わしてもらってそれでも生きにくいというなら、一人で勝手に死ねばいい。 政治・経済の混乱から目を背けたくなる気持ちは分かるが、たまたまそこから逃避できる立場をいいことに、自分一人の心が純であるつもりでいる。そこには社会人としての自覚も責任もないが、そういう人間の言葉が、現実社会で悩み苦しむ人々に希望を与えるとは驚くべきことだ。文学の力は恐ろしい・・・。私という人間は上場廃止寸前かもしれないが、現実社会を信じて投資はしぶとく続けてみる。 日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の6月27日現在の運用成績は、基準価格10446円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末に比べて反落した。結局のところ、どん底から下値をすくう!という野心も空回り。もう少し何か買おうか、と思いつつ、何もできないでいる。そして推移を見守っているうちにほとんどの銘柄がだらだらと下がってしまった。マイナスに作用した部門日本株:トヨタ自動車 先月末に比べて下がってしまい、4月末と同じ水準の株価に。さて、トヨタ自動車の株主総会は、いろいろニュースになった。豊田章男氏が副社長から社長に昇格する予定で、創業家から社長を出すのは14年ぶりだそうだ。危機に際して創業家を担ぐ~何とも日本的な人心掌握術に感じる。GMもクライスラーもコケた今、世界に号令を発するトヨタの立場はとほうもなく重大だ。投資信託DWSグローバル新興国株投信:今年から投資をはじめたファンド。去年、ものすごい下落をみせた新興国市場。「だから、そこであえて買った」という訳だ。といっても、新興国の株式市場はリスクが大きい。だから購入数量は少な目となってしまう。先月末は、えらく上昇したが、また元に戻ってしまった。元に戻ると、「購入手数料の高さ」をしみじみと感じるものだ。ワールドリートオープン(国際投信):このファンドの下落もまたすさまじいもので、投資額の半分を失った。先月から再び反落。リート市場について、じわじわっと復活の兆しを垣間見ることができる。大和証券さんが「なんとリート事業に今から参入」するそうだ。Jリートの再編も加速するとみられ、官民あげて融資・基金創設などを進めるらしい。心強いまでだ。外貨MMF・外貨預金 ユーロ、豪ドル、米ドル、スイスフランと分散に心がけているが、全てが「ほんのちょっと」下がった。ドルについては、米国がゼロ金利政策を維持することに決まり、再びドル安傾向に振れている。商品:金積立先月末に比べて金価格も下がった。行ったり来たりの連続という感じだが、商品市況も再び投機マネーの流入が始まった、などの報道がされている。困るのは原油価格の上昇だ。原油が上昇すれば、もちろん日常生活に必要な物の値段が上がることになる。この不況下で、それは辛いものがある。去年、「資源エネルギーファンド」という投信を購入したことがあった(既に利益確定済み)。もしかして再投資を考えるべきか。これもかなりリスキーなことだが・・・。
2009.06.28
イタ車の傘下に入るニュースでまず驚いた。別にイタリア人をバカにしている訳じゃない。米ビッグスリーのメーカーが、フィアットに助けられる、という事実がピンと来ないのだ。フィアットの可愛らしいクルマが自分の頭の中で勝手なイメージを湧かせていたのだろう。重厚なアメ車こそ、時代遅れの産物に成り果てたようだ。 それどころか、今日のニュースでは、クライスラーが経営破たんとのことだ。債権者団体との交渉が決裂、日本で言うと民事再生法にあたる方法でもって再建を目指す、という。アメリカという国そのものの再建を目指すオバマ政権も節目の100日を過ぎた。「新しい責任の時代」 の前途はなお厳しいものが予想される。4月の投資運用成績~先月末より、また下落! 日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の4月29日現在の運用成績は、基準価格10299円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末に比べて反落した。プラスに貢献した部門日本株:トヨタ自動車現在のところ、日本株はトヨタ自動車のみ保有している。ずっと売る気がなくて、そのまま持ってるだけ、である。デンソーを売却した後、「もう一度下がったら買い戻して、あと3銘柄くらい買う!」と決めていたものの、日経平均株価はふわりと上昇し、完全に買うタイミングを逃してしまった。ところが、4月下旬になり、株価は膠着状態の感がある。また円高に振れてきたので、輸出企業の株価が下落する場面はあると考える。↑今後の動向に注意↑相模太郎ファンドの推移投資信託外国株式インデックスファンド、ワールドリートオープン これらは面白いように下落していた投信である。外国株のインデックスファンドが下落したとなると、まず文句を言えない。世界の平均株価が下がった訳だから・・・。これらのファンドは先月末に比べると基準価格の持ち直しが見られた。アメリカの景気についても薄明かりが見えた、との報道もあるが、私はよく分からない。ちなみに、この2つのファンドは積立購入だった。現在は目標金額に達して積立は終了している。積立にもかかわらず下値をすくえない不運があった。マイナスに作用した部門投資信託グローバルソブリン、三菱UFJ外国債券オープン やはり円高に振れたからではないだろうか。債券相場は決して悪くないと思う。ただ・・・各国が協調して景気対策を行っているが、大幅な財政出動が債券市場に悪い影響が出ないか、不安が残る。そんな膨大な借金、誰から借りたつもりなのだろうか。不景気なのに金利上昇などと、考えただけでもぞっとする。外貨MMFユーロMMF、米ドルMMF 要は円高に振れている、というところだろうか。米ドルについては、目標金額の半分しか買ってないが、90円割れした場面で買い増すことも出来なかった。実は買う勇気が持てなかったのだ。為替差益を狙うのは案外難しい。「じゃ、今買う気はあるのか」 というと、はっきり言って 「ない」 のだ。ユーロについては「積立中」なので、どっちでもいいという感じ。商品:金積立先月末に比べて金相場が下落したので、もちろん一緒になって下落した。と言ってもこちらも積立中なので、どっちでも構わないという感じ。当然のことだが、金価格が高いと買える量は少なくなってしまう。ここ数年、積立数量がほとんど増えない状況。「matanuki」さんのグラフ、いつも重宝させていただいてます。↑米ドルの動向↑ユーロの動向
2009.04.30
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の3月28日現在の運用成績は、基準価格10330円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末から引き続いて続伸している。 ↑現在の運用状況プラスに貢献した部門日本株:トヨタ自動車 2月にデンソーを売った。実は利益確定売り。為替が円安に振れたことで、自動車関連は、ふわりと上昇していた。また円高になって安くなったら買おうという素人判断は裏目に出た。日経平均株価は3月に入るなり堅調に推移。昨日の終値で8626円となっている。こら失敗したな、と思った。今のところトヨタ自動車だけ持っている。安いうちに何銘柄か仕入れておきたいのだが、いつ頃買えばいいか悩む!トヨタ自動車の不振によって、名古屋市内の商業地の地価が大幅に下落した、というニュースを耳にした。トヨタ一社がコケるだけで、関連会社・取引先等、一斉に影響を受けたのだ。中京圏がいかにトヨタに依存しているのかが分かる。投資信託三菱UFJ外国株式インデックスファンド・グローバルソブリン 為替が円安に振れたことで、海外債券に投資するファンドは全て値を戻している。しかも株式市場は世界的にちょっと持ち直しているからインデックスファンドは値を戻した。インデックスファンドについては、積立数量が自分なりの目標に達したので、積み立てを打ち切った。時間分散投資を試みても、ものすごい評価損を抱えている。基準価格は最盛期の3分の1近くに減じた。積立でも、やはり元本の6割弱、という状況だ。外貨MMF・外貨預金ユーロMMF、スイスフランの外貨預金 為替が円安に転じ始めた。ユーロについては130円台を回復。ユーロを多めに持ってる身になれば、さすがにだいぶ違ってくる。スイスフランも上昇を続けている。 ただし、ユーロMMF・豪ドルMMFは積立最中、はっきり言って「どっちでもいい」というのが本音。ちなみに「外為証拠金(FX)で、1ドル100円になったら売りから入るように設定」しておいた。100円まではいかないだろうな・・・と内心思っていたが、本当にいかなかった。だから取りやめておく。証拠金も引き揚げて、MRFに戻す。マイナスに作用した部門商品:金積立 と言っても先月末に比べると、ほんの僅かな下落。以上、プチ株屋さんの成績発表でした。ハイパーインフレが続くジンバブエ アフリカ南部の国ジンバブエの経済が完全に破綻している。ムガベ独裁政権による経済政策の失敗により、ハイパーインフレが進行、いろいろなニュースを拾っていくと、年間インフレ率は2億3000万%!~ノートパソコン一台が7兆ジンバブエドル、なんだそうだ。ここまでくると、もう紙幣は「重量で」値段がいくらか判断するという。数えていられないのだ。 実はノートパソコンが7兆ジンバブエドル、というのは過去の話だそうで、10兆ジンバブエドルの紙幣まで登場したという。もう何が何だか分からなくなる。 たつをのChangelogによると、インフレ率897垓(ガイ)%に達しているらしい。はっきり言って垓なんて漢字、初めて使った。10の20乗ということも、改めて知ったという感じ。核と読んでしまいそう・・・。貨幣経済が破綻したジンバブエ~ほんとうにすごい世界です。→ジンバブエドルをオークションで入手しました。詳しくはこちら
2009.03.28
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の2月28日現在の運用成績は、基準価格10242円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末から急反発した。理由は単純なもので、ずばり「為替」である。プラスに貢献した部門日本株:デンソー 日経平均株価が最安値を付ける展開があったが、ここでデンソーを売った。実は利益確定売り。為替が円安に振れたことで、自動車関連は、ふわりと上昇していた。期末にかけて、いつまた円高に振れるか分からないし、株価の上昇も力が無いので、ここで撤収して様子を見ることに。今年は安いうちに3銘柄くらい買っておきたい! ←近いうち、またお世話になります・・・。投資信託USハイイールドファンド・三菱UFJ外国債券オープン・グローバルソブリン 為替が円安に振れたことで、海外債券に投資するファンドは全て値を戻した。もっとも債券価格は上昇しているはずなので、後は為替の問題ということになる。外貨MMF・外貨預金為替が円安に転じ始めた。いい意味の円安とは言えない。日本売りに近い意味での円安だ。日本の貿易赤字が巨額だという情報も手伝ってか、これまでの円高の流れが一変する。 ただし、ユーロMMF・豪ドルMMFは積立最中、はっきり言って「どっちでもいい」というのが本音。ただし米ドルは評価損を抱えているだけに、若干救われた。ちなみに「外為証拠金(FX)で、1ドル100円になったら売りから入るように設定」しておいた。100円まではいかないだろうな・・・。商品:金積立金価格は上昇した。1月末に比べて、かなり上昇している。これも積立中なので、はっきり言って「どっちでもいい」のだ。一時期、金融危機のあおりで金価格は下落に転じたが、投資家のリスク回避手段としての金は相変わらずの人気。株や為替がイマイチな時に「金に助けられてるな」と分かると、改めて投資の面白さを感じてしまう。金は長期的に強気の見方をする人も多い。何しろ泡となって消えない強みがある。金価格の状況と相模太郎ファンドの推移!↑金価格の状況↑相模太郎ファンドの推移マイナスに作用した部門投資信託ワールドリートオープン 下落したのはこのファンドのみだった。リート市場だけは、もうどうしようもない、と言った感じ。特にJリートの低迷は、「時価が純資産を割り込む異常事態(産経ニュース)」~つまり「全てのリートが破綻しても、投資家は損失を被らない(産経ニュース)」というヘンテコな展開に。だから!手放せないのではあるが(笑)。
2009.02.28
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の1月31日現在の運用成績は、基準価格10004円(評価額を投資額で割っただけの話)、もう評価益は限りなく「ゼロ!」だ。ソースネクストのカエルちゃんのように「ゼロ!」である。マイナスに振れないだけましだが、為替の動向如何ではマイナスになるのは時間の問題と思っている。プラスに貢献した部門投資信託USハイイールドファンド なぜこのファンドだけが反発しているのか全く分からない(笑)。大勢にはほとんど影響しないけど。商品:金積立金価格は上昇した。金融危機のあおりで金価格も下落に転じたが、投資家のリスク回避手段としての金は相変わらずの人気。株や為替がイマイチな時に「金に助けられてるな」と分かると、改めて投資の面白さを感じてしまう。金は長期的に強気の見方をする人も多い。何しろ泡となって消えない強みがある。マイナスに作用した部門外貨MMF・外貨預金ユーロMMF、スイスフランの外貨預金 為替が再び円高に振れた。ユーロ圏の経済悪化懸念から、再びユーロやスイスフランが下落。スイスフランは前月末にかけてかなり下げがきつかった。スイスフランが下がった!と言っても、これは日本人から見た感想。対ユーロや対ドルでは、スイスフランは上昇している。過去最高の上げ、なのだ。スイスフランは「金」によく似た通貨。投資家が資金の避難先として好んで使う。スイス側は「通貨高は経済に悪影響を及ぼす」と為替介入を宣言したが、市場関係者は「スイスフランはまだ上がる」と強気らしい。 いかに円高が続いているか、ということがよく理解できた。「matanuki」さんのグラフ、いつも重宝させていただいてます。↑スイスフランの動向↑スターリングポンドの動向投資信託中央三井高金利ソブリンオープン~豪ドルやノルウェークローネなど、どちらかというと資源国の比率が高い。資源価格が急落するともちろん為替も総崩れに。しかも「このところ安値を試しているポンド」もかなり組み入れている。ポンドは、240円くらいだったのが、最安値で118円台まで売られた。半分以下になってしまったのだ(笑)。バグパイプの楽しげな音色が「残念でした!」と冷やかしているように聴こえる。先ほどの「スイスフラン」が「実質的に上がっている」ことがよく理解できた。しかしながら・・・こんな状態ならファンドの基準価格も上がる訳がない!英ポンド下落~バグパイプの音色がシュールに聴こえる・・↑この国の価値は半分に↑相模太郎ファンドの推移 ちなみにイギリスの女王陛下も数十億円の損失を被ったとか。わたしはまだ「ゼロ!」勝ちましたな(笑)。三菱UFJ外国株式インデックスファンド~積立中なので下値を着々とすくっている状況。じわじわと下がり続けている。インデックスファンドが下がるのは、文句の言いようがない。ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド~電力会社等の公益企業に投資するファンド。値下がりが続いている。下げが緩慢になりつつある。我慢我慢・・・。
2009.01.31
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の12月30日現在の運用成績は、基準価格10128円(評価額を投資額で割っただけの話)、前月と全く変わらずということで、かろうじて踏みとどまった。まだプラスを保っている訳で、案外しぶとくやらせてもらっている。詳細に点検してみると、分野ごとにプラスマイナスがまちまちだった。プラスに貢献した部門投資信託グローバルソブリンのみ 先進国の長期債は堅調だと思うし、やっぱりユーロが少しだけでも持ち直したからだと思う。比較のために保有してる「三菱UFJ外国債券オープン」も若干反発した。外貨MMF・外貨預金ユーロMMF、スイスフランの外貨預金 比較のために保有してるスイスフランの外貨預金が、前月に比べて評価損を減らした。こういうのが一つでもあると助かる。ほかでの損を打ち消してくれるからだ。はてなグラフで「為替相場」を記録している「matanuki」さんのグラフのリンクを貼ってみました。左側が米ドル、右側がスイスフラン。為替相場の動きが一目瞭然です。「matanuki」さんのグラフ、これからも重宝させていただきます。↑米ドルは不安定な展開↑スイスフランは反発マイナスに作用した部門日本株トヨタ自動車、デンソー 自動車産業は全滅だ、などと週刊誌が大袈裟に騒ぎ出した。最悪の組み合わせかもしれないが、自信を持って保有している銘柄。もちろん短期で回す発想など、初めからない。来年は、あと2銘柄くらい、何かを買いたいところ。 ついに営業赤字に転落したトヨタ自動車。去年の2月は株価8000円台をつけていた。6割も下落したことになる。そんなに下げても、自分のファンドが「まだ評価益が残っている」ことに満足せねばならない・・・。↑苦戦する「レクサス」↑相模太郎ファンドの推移投資信託中央三井高金利ソブリンオープン~豪ドルやノルウェークローネなど、どちらかというと資源国の比率が高い。資源価格が急落するともちろん為替も総崩れに。ノルウェークローネは、「ひたすらずーっと下げている」状況。3ヶ月かそこらで「20円から13円まで下げた」のだ。もう笑うしかない。三菱UFJ外国株式インデックスファンド~積立中なので下値を着々とすくっている状況。やっと下げが止まった!世界全体の流れをよく反映すると思うので、引き続き注視。ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド~電力会社等の公益企業に投資するファンド。値下がりが続いている。少し下げがキツいのが気になるところだが。外貨MMF 米ドル・カナダドルが引き続き下げている。アメリカはゼロ金利になる訳だから、分配金が期待できないのが辛い。助かったのは保有口数が少ないこと。*今年もいよいよ終わりです・・・。 今年後半の、悪夢のような状況・・・アメリカ発の金融危機でドミノ倒し的に襲ってきた不景気・・・トヨタさえも営業赤字に転落するという深刻な事態だ。派遣労働者が次々と「解雇」され、住むところも失い街をさまよう人もいる。 困るのは、この危機は誰の性なのか?と問われてもよく分からないこと。マスコミは、大企業のバッシングや政治の非をあげつらうことに終始している。日本を駄目にしたのは、自分以外の誰かだ、と全員が思っても、何も解決しない。「問題の片棒は、自分も担いでいる」と考える方が現実的ではないか?若い人々は「派遣切り」に苦しみ、お年寄りは「後期高齢者」の施策に憤慨しているが、今の政権与党を総選挙で大勝利に導いたのは誰だったのだろう?「ホリエモン」に代表する市場原理主義者に喝采を送ったのは、誰だったのだろう・・?
2008.12.31
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の11月28日現在の運用成績は、基準価格10128円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末に引き続き続落となった。まだプラスを保っている訳で、案外しぶといが、「あと数ヶ月で基準価格が1万円を割れるのは確実」と踏んでいる。鍵を握るのは、やっぱり為替相場だと感じている。プラスに貢献した部門商品:金積立金価格は、一時底をつけた後に反発。積立中なので、どっちでもいいが、一応「財産の保険」なので・・・。マイナスに作用した部門投資信託グローバル・アンブレラUBSフード(豪ドル連動型)~これは食料品価格と連動するファンド。豪ドル建債券に投資するから、豪ドルが安くなるとそのまま基準価格の下落につながる。商品市況の下落と豪ドルの下落で元本を大きく割ってしまった。たった3ヶ月で基準価格が半減ですよ! だからって食料品が半値になった訳じゃない。最近「円高還元セール」なるものを流通各社が実施している。今後もオーストラリア産の輸入食材が多少割安になるだろう、という期待ぐらいはしていいか。中央三井高金利ソブリンオープン~豪ドルやノルウェークローネなど、どちらかというと資源国の比率が高い。資源価格が急落するともちろん為替も総崩れに。三菱UFJ外国株式インデックスファンド~これはもう仕方ないという感じ。株式市場全体が下がっているので・・・。積立中なので下値を着々とすくっていきたいところ。ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド~電力会社等の公益企業に投資するファンド。値下がりはしたが、下げが緩慢なのが特徴。一般的に公益株は下落局面に強い抵抗を示す。そうは言っても株式市場全体が下がると、やっぱり下がることも事実。オーストラリアドルの急落・・・MMFや投資信託にも影響が!Au@FunWeb オーストラリア大好き!さんからいただきました。↑相模太郎ファンドの推移外貨MMF外貨MMFは、米ドル・ユーロ・豪ドル・カナダドルを分散して保有するというやり方。このところの円高で、元本を割ってるのは仕方ないが、ユーロと豪ドルは積立中だから「はっきり言ってどっちでもいい」という感じ。米ドルも余力を残してやってるから助かったが、「いつ追加するか」悩んでいる。というか「米ドルなんか持ってても仕方ない」という感じも。 とにかく「円高」のダメージをまともに被った、という感想しか出てこない。しかしながら、円高のメリット・・・輸入品の価格下落などなど、前向きに考えられることも決して少なくない。日々の生活で「円高還元」を積極的に享受していきたいところ。
2008.11.29
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の10月31日現在の運用成績は、基準価格10242円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末に引き続き続落となった。 かろうじてプラスを保っただけ良しと思わねばなるまい。およそ投資対象となるべきもののほとんどが「暴落」したからだ。なんとか助かったのは、「日本株はトヨタしか持ってなかった」「新興国株の投信は去年のうちに処分した」「外貨は積立中」、という理由が考えられようか。プラスに貢献した部門日本株:デンソー 今週の始め、デンソー株を買った。1430円で。思えば去年とかは四千円台だったような・・・背筋が寒くなってくる。配当利回りも3%を超えるところまで売り込まれたら、買うしかない。買った途端、ふわっと上昇してくれた。本当は日産自動車も指値400円(!)で買い注文を出したが、こちらは失敗。買えなかった。日産の配当利回りは9%に達していた。確かに異常だ。マイナスに作用した部門投資信託:持ってるもの全部 最悪だったのは、ワールドリート。要は積立期間が上がり調子だったから、これはタイミング的に悪かった。次に最悪なのはグローバル・アンブレラUBSフード(豪ドル連動型)、もはや半値以下に。なのに店頭の野菜果物が半年前の半値になっていないから、世の中うまく出来ている。要は豪ドルがすさまじい勢いで下がったということだ。買い足そうか悩むところ。 グローバルソブリン、三菱UFJ外国債券オープンも元本割れした。円高になると元も子もない訳だが、きっちり分配金だけもらっていきたいところ。↑かなり笑える状況↑相模太郎ファンドの推移外貨MMF:ユーロ、豪ドル やはり「円高」であることを実感した。外貨MMFは、自動積立を利用しているが、はっきり言ってそういうやり方なら、円高の方がいい、ということになる。ユーロの値動きは、いまいち読めないものだ。豪ドルなんか、なぜそうなるのか本当に分からない。分からないけど利回りが魅力、ということなら積み立てるしかないのだろう。短期で為替差益を本気で狙っているのは米ドルだが、105円で買って見事に失敗(笑)。93円で買おうかと思ったら、もう98円くらいまで戻してしまった。どうするか考え中。 ←豪州産牛肉が安くなれば・・・商品:金積立 こっちこそ下がっても構わない部門。ちっとも積立が増えないからだ。各国がどんどん利下げをするだろうから、マネーがさらに漂流する可能性がある。金に集まってくる可能性は無いとは言えない・・・。
2008.11.01
江戸時代から続いてた名門リーマン・ブラザーズがあっさり経営破たんした。野村HDがリーマンブラザーズの日本および中東・欧州部門の再建に名乗りを上げる。中東・欧州部門の買収総額はたった2ドル(210円)だった。ただし、人件費などの費用が数百億円かかるとみられる。したたかな戦略じゃ、と舌を巻いた。日本勢のサブプラ関連損失は、まだまだ少ない方なのだ。 1919年創業の名門保険会社AIGも事実上破綻、アメリカ政府の管理下におかれることとなった。AIGはあまりにも巨大企業、大きすぎて民間の金融機関も支援できない。そこで打ち出したのは事実上の国有化、であった。AIG関連企業の社員は日本国内だけで2万5千人にもなるそうだ。AIGの巨大さが分かる。 AIGショックは投資信託にも影響した。AIGの関連会社が発行する債券の信用力がなくなったことで、この債券で運用されている投資信託の一部で購入や解約の手続きができない事態が発生したのだ。ほかにもグループ会社が発行する指数連動債の値がつかなくなって、解約もできなくなるなど一時的に混乱した。まさに連鎖反応である。AIGが国有化されずに破綻したとすると、それこそ背筋が寒くなるような事態が生じたのだろう。9月の投資運用成績~円高が響いてガタ落ち日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の9月27日現在の運用成績は、基準価格10831円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末に引き続き続落となった。プラスに貢献した部門商品:金積立金価格は、一時期かなり落ち着きをみせたものの、アメリカの金融危機を受けて再び急反発した。NY金先物12月物は、44ドル上昇の909ドルを回復するなど急反発。金価格の推移を示す「ブログパーツ」を貼り付けてみました。↑金価格もまた反発↑相模太郎ファンドの推移マイナスに作用した部門投資信託グローバル・アンブレラUBSフード(豪ドル連動型)~これは食料品価格と連動するファンド。豪ドル建債券に投資するから、豪ドルが安くなるとそのまま基準価格の下落につながる。商品市況の下落と豪ドルの下落で元本を大きく割ってしまった。中央三井高金利ソブリンオープン~豪ドルやノルウェークローネなど、どちらかというと資源国の比率が高い。このところの円高傾向で元本を大きく下回った。三菱UFJ外国株式インデックスファンド~これはもう仕方ないという感じ。株式市場全体が下がっているので・・・。積立中なので下値を着々とすくっていきたいところ。ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド~電力会社等の公益企業に投資するファンド。値下がりはしたが、下げが緩慢なのが特徴。一般的に公益株は下落局面に強い抵抗を示す。豪ドルMMF~為替相場の変動が荒っぽい!Au@FunWeb オーストラリア大好き!さんからいただきました。外貨MMF ユーロ、豪ドル共に下がったが、特に豪ドルの下げが激しく、久々に元本を割った。豪ドルの動きはかなり荒っぽい。82円近辺まで下げる場面もあったが、19日のシドニー外為市場で急反発している。資源国通過は商品市況の動向に左右されやすく、世界のマネーの思惑に振り回されている。 リーマンショックで揺れているどさくさに米ドルをちょこっと買った。だいたい106円近辺で。何が功を奏すのか分からない展開だけど、何もしない訳にもいかない、という感じ。
2008.09.27
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の8月30日現在の運用成績は、基準価格10925円(評価額を投資額で割っただけの話)、先月末から大幅に反落した。先月末が「できすぎ」だったことは感じていた。あれこれ理由を分析してみると・・・・ プラスに貢献した部門投資信託~JPM新興国ソブリンオープン 新興国の債券に投資するファンドだが、基準価格がじわっと上がった。実はこれがよく分からない。リスク資産への不安感が増して、資金が流失(特にロシアとか)しているとの報道だが・・・。 ←世界の嫌われ者にマイナスに作用した部門投資信託 グローバル・アンブレラUBSフード(豪ドル連動型)~これは食料品価格と連動するファンド。豪ドル建債券に投資するから、豪ドルが安くなるとそのまま基準価格の下落につながる。 中央三井高金利ソブリンオープン~このファンドを買った理由は、ノルウェークローネの割合が大きいこと。資源国の通貨に比重を傾けていた結果だが、このところの原油価格の調整と円高で基準価格は急落した。同じ外国債券ファンドでも、欧米各国に満遍なく投資してる「グローバルソブリンオープン」と明暗が分かれた。このヘンの違いはかなり奥が深い。外貨MMF 外貨MMFが軒並み下げていた。ということは「円高」に振れていることになる。ちなみに米ドルは全く持っていない。ユーロ、豪ドル、外貨預金のスイスフランと分散させて保有している。その全てが下がった訳だ。これが本当の「円高」と言えるだろう。特にスイスフランの値動きは金と連動している面もある。商品:金積立 8月12日、円建て金相場がストップ安まで売り込まれた。「資源高・ドル安」という方程式が崩れたことを示した訳だ。その後は原油がじりじり反発する中で金相場も上昇に転じる場面もあった。が、先月末(1グラム約3100円)に比べて現在だと約2890円くらい。それでも十分高いか。積立グラム数が増えると、1グラムあたりの変動で大きく評価額が変わってしまう。積立中だから、安くなっても構わないが、「投資信託の評価損を金が助ける」という方程式が崩れたのも事実。金価格の推移を示す「ブログパーツ」を貼り付けてみました。↑金価格の推移↑相模太郎ファンドの推移
2008.08.30
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の7月27日現在の運用成績は、基準価格11021円(評価額を投資額で割っただけの話)、6月末と比べると、全くと言っていいほど変わらなかった。ここ数ヶ月、様子見姿勢が続いているので、何も動かしてないまま惰性で持ってる銘柄の値動きをチェックするだけだ。プラスに貢献した部門商品:金積立金価格が再び反発した。数年前、何も考えずに始めた純金積立が、最大のパフォーマンスを生んでいる。最近、金価格ETFが登場したというので、そちらに乗り換えようか?と悩んでいる。金積立は、手数料的に割高だと思うが、1キロバーを目指すという楽しみも捨てきれない。マイナスに作用した部門投資信託:ワールドリートオープン、ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)、三菱UFJ外国株式インデックスファンドこれらは、常に下げ続けている部門。ピクテ・グローバル・インカム株式ファンドは、電気・ガス・水道などの公的インフラに関連する企業に投資するファンド。だから下げも緩慢なのが助かる。三菱UFJ外国株式インデックスファンドは、ただいま積立中。目標金額に達したら、新興国に投資するファンドを徐々に買い増していこう、という計画。↑我慢の積み立て・・・↑相模太郎ファンドの推移日本株:トヨタ自動車日本株で持っている株が、現在のところトヨタのみである。そろそろ何か追加しようか?と考えているものの、なかなか決心がつかない。野村ホールディングズを買おうかと思っていたが、あのとおりサブプライムローンの巨額損失を抱え込んで赤字に転落・・・そういう時こそ種を撒くべきか? ところで、気になるのはトヨタの北米戦略。ガソリンをがぶ飲みするピックアップトラック部門の売れ行きがさっぱりだという。ピックアップトラック・・・アメリカのことしか考えないアメリカ人を象徴するような存在だが、さすがの彼らも最近のガソリン高はこたえたらしい。今や北米市場も小型車への転換が猛烈な勢いで進んでいる。 ←アメリカ人もこーいうのに乗らないと投機マネーを排除せよ!と一部マスコミは吠え立てているが所詮、小口の個人投資家に「商品市況にカネをつぎ込むことの倫理的な問題」に悩む必要は無いと思うのだが、いかがだろう?これからのインフレリスク、食料品や光熱費の高騰というリスクをヘッジするためには、何らかの指標に連動する投資信託を検討する発想につながる。 グローバル・アンブレラUBS フード(豪ドル連動型)というファンドを購入することにした。これは、商品市況における食品関連セクターとの連動を目指す投資信託だ。豪ドルとも連動するから、為替のことも考慮に入れなければならない。食料品価格は今後とも上がるだろう、という漠然とした不安から買ってみたものの、こんなことをするから食料品は上がるんだ!という葛藤が生じてくる。かと言って、何もしなければ、手持ちの預貯金は実質目減りするしなぁ。
2008.07.27
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の5月30日現在の運用成績は、基準価格11020円(評価額を投資額で割っただけの話)、5月末と比べると、ほとんど変わらなかった。ところが内訳を見てみると、分野によって変動が激しい。結局のところ「プラスマイナスでゼロ」という結果だった。プラスに貢献した部門投資信託:グローバルソブリン、三菱UFJ外国債券オープン 外債投信は大きく続伸した。ユーロ高が進んだことも大きいかもしれない。外貨MMF&外貨預金:ユーロMMF、豪ドルMMF、スイスフラン(外貨預金)米ドルを手放しているから、かなり身軽になった。スイスフランの伸びは顕著だったが、ユーロとほぼ連動しているような感じだ。これらでもって、リートファンド・日本株の下落の穴埋めを見事にやってくれた。ちなみにスイスフランは「金より堅い」と言われる通貨。金が高騰するような「世界情勢の不安定なとき」に保有すべき通貨とされる。商品:金積立 エネルギー関連株に投資する「ダイワ・ブラックロック資源エネルギーファンド」を売却した。だから商品部門で頑張っているのは金積立のみだ。原油相場はついに140ドルを突破、経済的な悪影響は既に物価高で現れている。そのリスクを「金」はうまく助けてくれる。いまのところ「もっともパフォーマンスが高い投資」が金の積立。5年前に何も考えずに始めた訳だが。↑下げに下げたリートファンド↑助けてくれたグロソブマイナスに作用した部門日本株:トヨタ自動車 日本株で持っている株が、現在のところトヨタのみである。日経平均株価は、最近かなり下がってきた。先週末のNYダウが大幅安となっているから、今週の相場はかなり下がると思う。かと言って「買い?」とは思えない。↑今週はまた下落するのか?↑相模太郎ファンドの推移投資信託:ワールドリートオープン、ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)、三菱UFJ外国株式インデックスファンド ワールドリートだけはどうしようもない。かなり変動が激しく、落ちるとなったらすさまじい。一方、株式に投資する「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド」も下落した。「世界の電力、ガス、水道等を提供する公益企業に投資する」このファンド、リスクは抑え目なのだが、やはり株式市場全体が落ちているだけに、基準価格の下げは免れない。 三菱UFJの外国株式インデックスファンドは、世界の株式市場に連動する。今のところ積立購入中。安いなら安いうちに積み立てるしかない。
2008.06.29
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の5月30日現在の運用成績は、基準価格11003円(評価額を投資額で割っただけの話)、4月末から少しだけ続伸。米ドルや資源エネルギーファンドなどを解約したが、利益はほんの僅か・・・。プラスに貢献した部門投資信託:外国株式インデックスファンド、ダイワブラックロック資源エネルギーファンド 株式市場も世界的に戻しているのでインデックスファンドが上がった。こちらは現在積立購入中。市場全体が冴えないうちに積み立てるのは悪くはない。 ダイワ・ブラックロック資源エネルギーファンドはじりじりと上げた。もうこのへんにしておこうと利益確定させた。最近の原油価格について「投機的なのか、実需を反映してんのか」判断が分かれている。わたしの判断は「投機的」なんだけど確証がない。↑原油高から追い風に乗る!↑外国株ファンドも堅調?外貨MMF:ユーロMMF、豪ドルMMF外貨MMFの米ドルを全て解約した。104円50銭のところで解約、評価損を少し残してしまったが、悔いはない。はじめ115円で買ったのだが、97円でナンピン買い、そして戻したところで売って撤収だ。手持ちのユーロ、豪ドルが上がってとりあえず損した分は帳消しに。金積立原油価格の高騰が注目されているが、商品価格の上昇は、結局のところ自分の生活に直結してくる。原油が上がるとガソリンだけ上がる訳でない。気になるのは食料品の価格高騰。最近のニュースでは、バターだけでなく牛乳までも品薄になっているとか。こうした「リスク」をどうやってヘッジするか・・・。商品に投資する方法を近年いろいろ考えるようになった。一つは「資源エネルギーファンドへの投資」だったのだが、もはや高くなってしまったものに投資しても利幅はしれている。一番結果を出しているのは、「なんにも考えずに始めた金積立だった」というから皮肉だ。投資は「長期」「分散」「割安感」でいくのが一番か。小麦粉に続いて乳製品も価格上昇~特にバターは貴重品に 金価格の推移グラフ~いつも重宝しております。↑金価格の推移↑相模太郎ファンドの推移
2008.06.01
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の4月26日現在の運用成績は、基準価格10959円(評価額を投資額で割っただけの話)、3月末より大幅に戻した。ドル円相場だが、一時は95円台をつけて冷や汗ものだったが、もう104円台まで戻した。ここまで戻してくれると助かる。外貨MMFだけでなく、投資信託も「ドル建債券に投資」しているものが多いのだ。プラスに貢献した部門○投資信託:ワールドリートオープン、外国株式インデックスファンド、ダイワブラックロック資源エネルギーファンドリートファンドは大幅下落して大損していたが、先月末に比べたら急反発している。サブプライムローン問題を発端とする信用収縮懸念も若干和らいだ感じで、市場全体は落ち着きを取り戻しているのではないだろうか。 株式市場も世界的に戻しているのでインデックスファンドも上がった。こちらは現在積立購入中。市場全体が冴えないうちに積み立てるのは悪くはない。 ダイワ・ブラックロック資源エネルギーファンドはじりじりと上げた。原油価格は1バレル119ドルまで急騰、こうした「リスク」を投資信託で対処する!こういう考えで購入した訳だが「そうやって資金をつぎ込むから商品価格が上がるんだよな」と複雑な気分に。かと言って何もしない訳にもいかないが。↑原油高から追い風に乗る!↑リートファンドも急反発○外貨MMF:米ドルMMF外貨MMFは大幅に戻した。先月は、急激に進んだ円高に苦しんだ。115円の時に購入したので壊滅的状況となったのだ。97円のときにナンピン買いを行う。これも勇気がいる行為だったが「週刊誌とかで『1ドル70円台時代が来る!などと言い始めたらそろそろ反対側に振れる』という経験則(笑)から」判断した。今やドル円は104円台をつける場面も。評価損も大幅に圧縮できた。マイナスに作用した部門○金積立さすがに金は上がり一本調子とはならなかった。金がバカ上がりしたのは、ドル建てに投資してた人々が運用先に困って金を買ったという「一時払い保険」のような現象から。金が高い、ということは、世の中荒れてる証拠、と言ってもいい。ドル安もちょっと一服?NYダウも最近堅調となれば、保険を解約したっていい。もっとも金が上がりすぎると「積み立てのグラム数がちっとも増えない」からこちらとしては困るけど。金価格もそろそろ頭打ちに?となるか分からないけど↑金価格の推移↑相模太郎ファンドの推移
2008.04.27
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の3月28日現在の運用成績は、基準価格10822円(評価額を投資額で割っただけの話)、2月末より大幅下落した。先月末に「こんな状況でも戻したのか!」と、ちょっと嬉しい気になったが、ここまで円高が進めばどうにもならないことを示したまでだ。 外国株式ファンドを半分以上売却し、不安定な新興国ファンドも解約、投資信託は外国債券型に偏ったポートフォリオとなっている。日本ミニ株ポートフォリオも解体、今やトヨタ自動車だけが半永久保有銘柄と、かなり整理整頓している。 プラスに貢献した部門→強いて言えばスイスフランの外貨預金のみマイナスに作用した部門投資信託:ピクテグローバルインカム株式、ワールドリートオープン、ダイワ/ブラックロック資源エネルギーファンド 投資信託は基本的に海外モノへ投資している。ピクテグローバルインカム株式は、主に高配当利回りの世界の公益株に投資する。景気に左右されにくい業種にシフトするために、今年から買ってみた。それでも株式だから市場と共に動くのは当然のこと・・・。それとリートファンドは徹底的に負けている。1年で3割も下げたのだ!それでも積立方式でやっていた。下がり始めたところで目標額に達して積立終了をしたからこのような結果に。資源エネルギーファンドも下げに転じた。投資ファンドが商品から資金を引き揚げる動きが出て、金などは1割も下落してしまった。↑商品指数連動ファンドもついに下げた!↑リートファンドは負けすぎ外貨MMF:米ドルMMF、オーストラリアドル米ドルは95円台に急落し、悲鳴ものだったが、ここで買い足すしかない。思い切ってナンピン買いを敢行!97円くらいのタイミングで買えたが、それでも評価損を抱えたままだ。オーストラリアドルも下落して評価損に転落したが、こちらは積立中。金価格の推移(左側)、相模太郎ファンドの推移(右側)です。↑金価格の推移↑相模太郎ファンドの推移
2008.03.30
日本株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の2月末の運用成績は、基準価格10969円(評価額を投資額で割っただけの話)、1月末より若干戻した。こんな状況でも戻したのか!と、ちょっと嬉しい気になった。 外国株式ファンドを半分以上売却し、不安定な新興国ファンドも解約、投資信託は外国債券型に偏ったポートフォリオとなった。日本ミニ株ポートフォリオも解体、今やトヨタ自動車だけが半永久保有銘柄と、かなり整理整頓しておいた。要は規模を大きく縮小させたのだ。今年は我慢して「待つ」としようか。 プラスに貢献した部門日本株:野村ホールディングス野村ホールディングスの株で「買ってすぐ売れ」た。このような短期投資は、あまりやらなかったが、確か4年くらい前もちょこちょこ短期で小遣い稼いだ記憶がある。このところの株価下落で野村ホールディングスの配当利回りは2.5%くらいになっている。配当狙いの長期保有も魅力的だけど、今後も配当がきちんと出ればの話・・・。投資信託:ダイワ/ブラックロック資源エネルギーファンド 先々月に買ってみた「資源エネルギーファンド」~「主に、世界の資源・エネルギー株に50%、商品指数連動債等に50%の割合で分散投資する」というファンドで、商品価格上昇を念頭に置いて買った。そうやって資金をつぎ込むからガソリンも農産物も上がってしまう。「こんなに上がるのなら、もっと買えば良かった」と後悔したが、世界景気が低迷すると、商品価格も下がるかも知れない。やはり大量購入はせずに時間をずらして購入することに。商品:金積立金の積立を始めて約6年。割高な手数料ばかり取られ続けたが、ここへ来て「もっとも貢献してる部門」になった。金価格の上昇が止まらないのである。もし換金したらこのくらい、と見積もってみたが、はっきり言って今のことろ一番評価益が出ている。それはいいけど「1キロバー」は遠のくばかりだ。マイナスに作用した部門投資信託:ピクテグローバルインカム株式、USハイイールドファンド、ワールドリートオープン 投資信託は基本的に海外モノへ投資している。ピクテグローバルインカム株式は、主に高配当利回りの世界の公益株に投資する。景気に左右されにくい業種にシフトするために、今年から買ってみた。それでも株式だから市場と共に動くのは当然のこと・・・。それとリートファンドは徹底的に負けている。1年で3割も下げたのだ!それでも積立方式でやっていた。下がり始めたところで目標額に達して積立終了をしたからこのような結果に。外貨MMF:米ドルMMF ユーロ、オーストラリアドルも持っているが、このヘンは堅調だった。とにかくドルはユーロに対して最安値をつけている。ドルの独歩安に「ここで買い増しするか」大いに悩んでいる。下値をすくい上げれば、平均取得価格を下げる効果があるからだ。ドルの下げは、ユーロで少しだけ助けられた。金価格の推移を示す「ブログパーツ」を貼り付けてみました。↑金価格の推移↑相模太郎ファンドの推移
2008.03.02
ミニ株・投資信託・外貨MMF・商品に分散投資する我が「相模太郎ファンド」の1月末の運用成績は、基準価格10942円(評価額を投資額で割っただけの話)、年初より急激に悪化した。去年後半から米国発のサブプライム問題が大きな懸念材料だったが、欧米の銀行が巨額の損失を出したことでさらに狼狽売りが加速、世界同時株安の様相を呈した。米国では利下げを断続的に行って急場をしのいでいるが、米国は本格的な景気後退に入ったのか、不安の声が絶えない。プラスに貢献した部門商品:金積立~これだけが唯一の価格上昇!金だけでなく、ガソリンから小麦までみんな上がっている。景気減速に加えて各種商品の値上げ、という最悪のシナリオである。だから「そのリスクをヘッジする」資産の保有はそれなりの意義があろう。ただし、世界景気の減速が本格的に顕著になれば、商品価格の上昇もどうなるか分からないが。マイナスに作用した部門・ミニ株:トヨタ自動車を除いて全て売却主要銘柄で勝手にポートフォリオを作って楽しんでいたが、株の下落を金積立が救うという構図も既に限界。トヨタを除いて全て売却してしまった。ミニ株ポートフォリオを再開するか考え中・・・。・投資信託:グローバルファンド、新興国ファンドを売却投資信託も売り買いをかなりやった。年初に解約したのはフィデリティグローバルファンド。こつこつ4年近く持ってたが、この辺で利益確定売り。新興国ファンドも解約した。かろうじて利益は出てた。インド・中国株の下落はこのところすさまじい。いかに新興国と言えども先進国がコケたら打撃が大きい。もちろん機を見て再開するつもり。 あたらしく買った投資信託もある。ダイワ・ブラックロック資源エネルギーファンド。これは資源株に50%、商品指数連動債に50%を投資する。つまり「エネルギー価格の上昇対策」という実生活に根ざした目標からである。確かにガソリンも高止まりが続いている状況であるが、世界景気が悪化すれば値崩れするかも分からない。だから購入は最低単位から始めた。・外貨MMF:米ドルMMF110円近辺でうろうろしてたドルも、一気に105円近くまで下げる場面もあった。米国の利下げで、ドル安+分配金の減額というダブルパンチを受けている状況・・・。104円をつけたら買い増しをする計画。閉店するガソリンスタンドさんも増えています~商品価格の上昇はもう勘弁して欲しい!↑ガソリンスタンド情報↑相模太郎ファンドの推移
2008.02.02
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