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michiyo@ Re:復活したぜ(08/17) Jemさん♪ Phantom繋がりの大阪のmichiyoで…
Adandonian@ 大好きな曲です。 大好きな曲です。なんだか人を殺してしま…
lunajoon @ ご無事で何よりです。 心よりお見舞い申し上げます。 どうか…
マコ8896 @ Re:断水下における食器の「洗い」方(03/18) ご無事で何よりです。 早く春が来ると良…
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2013.01.29
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福島県精神保健福祉センター講演 2013.1.29 福島市AOZ

不登校・ひきこもり支援を通して  爽風会佐々木病院 斎藤環先生 

100分 休憩なし 基本的にスライドに基づいて

不登校:平成11年 文部省(当時)による定義
年間30日以上の長期欠席者のうち「何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により登校しない、あるいはしたくてもできない情況にある状態」
*それまでは「学校嫌い」を理由とする長欠者を対象としており、さらに定義が拡大された。
*主として小・中学生を対象とする言葉であるが、同様の状態は高校生、大学生、近年に至っては大学院生にも珍しくなくなりつつある。
*長期化するにつれ、ひきこもり状態、あるいは家庭内暴力、自殺企図といった問題行動に至る場合もある。また、頭痛、腹痛などの心気症状、対人恐怖症状、頻回の手洗いなどに代表される脅迫症状、抑うつ気分などといった精神症状があらわれてくることもある。
一部は確実にひきこもりに移行


*不登校解決までのフローチャート*

ひきこもりの予防は不可能だが、不登校をこじらせ「ない」ことにより確実に減らすことができる。小中学校の対応により、いたずらな長期化は減らせる。

不登校対策:さまざまな対策がとられてきたが、目に見える効果はない。
例外は2002年に実施された「学校週5日制」のみ。
休みが増えただけで、不登校人口が激減した。

(自民党の「週6日」により、引きこもり・ニートは増えるであろう。)
(学校で多く教えれば、みな賢くなるであろう、という幻想がある。)

不登校の「状態」:5分類:実は分類しても意味がない。
分類の意味があるとしたら「原因」:3分類:「身体理由・精神理由・その他」
特に「その他」の場合。

身体的理由。精神理由: 理由・原因がある場合は専門医にかかる。

(実は児童生徒精神学 本物の専門家はいない。そもそも大学に講座がない。)
(経験豊富な者が「専門家」をかたる。)
「医原病」 とされるものとボーダーラインである。
(子どもは素直だから)「病気だ」と言われれば「病気だ」と思ってしまう・
教師「医療にバトンタッチする」のはダメ。 「私もかかわりますから。」がよい。

*「見捨てられた」という感覚は怒りを引き起こす。

相談の目的:まず、外的な要因の有無を確認する。

「なんでもない」「なにもない」と1回言われた程度であきらめない。
(外に原因がない時に、本人の内面を操作する:いじりまわす ことの無意味さ。)
*信頼する相手にしか、子どもは本当のことを言わない。フェアに振る舞うこと。
*「いじめられる側にも責任がある」はタブー。
まず加害者対策。徹底した介入、または配慮のある「処罰」を。
被害者の心の傷が固定されてしまう。
ひきこもってしまったら「傷の冷凍保存」状態。「時は解決しない。」

登校刺激の是非について:「不必要な」登校刺激の禁止。
不登校の子に「かかわってはいけない」という選択肢はない。「かかわらない」もない。
基本的対応 休養期間の保障
「再登校」を目標にしても価値がない。
「子どもが元気になること」を目標にすること。
「対話ができる状態」まではたらきかけを続けていくこと。

いじめ問題に関して 
1原因の除去 2本人の休養 3外部原因の除去

発達障害診断 
医療現場では見過ごされがち。医療以外の現場では過剰診断。(6%はあきらかに多すぎ。)

社会的ひきこもりの特徴
社会側から見る「ひきこもり」 は「社会的排除」
欧米では「ホームレス」 日本は「ひきこもり」:家族的主義が強い。
儒教文化圏 日本・韓国  カトリック文化圏 イタリア・スペイン
親子同居率70%  引きこもりが多い。
男性の場合:社会や世間からのプレッシャーが高いのでこじれやすい。(男尊女卑の裏返し)

不登校はどんな家庭のどんな子にも起きる。
長期化に至った事例が自力で復帰するケースは非常に稀 (3例しか経験なし)
「ぬけだしたひとの手記」に共通することは「家族以外の第三者の介入」

*「ひきこもりシステム」のホメオスタシス(現状保持機構)は強靱。
「どこできっかけを作るか」が重要。家族ぐるみでひきこもる→援助希求行動を取りにくい。
*円グラフ いったん就労した後でのひきこもり 高齢化
現在40代の引きこもりは珍しくない。ニート・引きこもりの「援助年齢」制限撤廃すべき
*日本の精神科医:家族・職場の上司に介入できる人が少ない。
家族相談必須。家族への介入、不可欠。
精神科医として「ひきこもり」は病気でないと思う人が多い。
*援助を求める場合のチェックポイントは「家族相談の有無」。そこを訊けばよい。
*まともな支援を受ける努力を。「矯正」施設は、捨てられた、というトラウマになるだけ。
*戸塚ヨットスクール的施設の効果は検証不可能である。
うまくいけば、家族は「なかったことにしたい」し、うまくいかなかった場合「後ろめたい」。
*アパートに出す:最悪。アパートで引きこもる。鍵を開けない。電話に出ない。

*家族と社会の接点回復。
*家族と本人の接点回復。(図参照)

*ひきこもりの原因は家族です。
家族がなければひきこもりができません。 家族抜きでひきこもり支援はできません。
原因が家族だからです。

*不自然に:人為的に:回復を試みる。

家族が不安にかられて本人に叱咤激励をする、は防ぐ。
しかし、やらない人は少ない。→ 引きこもりの情況がどんどん強化される。

「通院への誘い」は、本人にやっていい、唯一の不快な刺激である。
(就労刺激に比較すると本人の抵抗は少ない。)

病院に通いはじめた時から親は本人にそれを伝えること。
「何で行くのか?」「俺の個人的なことを他に言うのか?」「プライバシーの侵害」「守秘義務違反」 いろいろな理屈をこねるが、本人が受診していない場合「守秘義務違反」は全く関係ない。

子どもを心配するのは「親の権利」である、という1点で通すこと。それだけで十分。
本人に「なぜ病院に行くのだ?」と訊かれても、理由づけをしない。
「心配だから。」「心配だから。」だけで説明不要。
理由を話さないこと。心配するのは当然。

*病院に「一緒に行こう」(本人にやってほしいことがあったら、まず親がやる。)
誘うポイント:説得しないこと。
・病院に行く朝に一声かけて誘う。
・行かなかったらあきらめて親だけ病院に行く。
・帰ってきたら、行ってきたよ、と話す。
説得しようとすると「本人に恥をかかせることになる」。
本人のプライドを優先する。
プライドが高すぎて損をしているように見える、が、そこで鼻をへし折っても無駄。

引きこもっている人の気持ち 恨み半分 感謝半分。
そのうち「親が気の毒だから医者に行ってやるか。」
「家族に迷惑をかけているんだから病院に行くくらい当然」はダメ。

で、医者は何をするか? 治療ではない。(薬だって使わないことがほとんど。)

次の手段:デイケア 社会性の回復 親密な関係になる。
集団に参加する意味は非常に大きい。

1:意欲の回復 欲望の回復 
自分がどうしたいのか何をしたいのかわからなくなってしまう。浪費する、が開封もしない。
→自分が欲するものがわかってくる。
意欲や欲望はひとからもらうもの。自分の中と向き合っても出てこない。(非常に才能がある方は例外。)
2:自信の回復 今の若い人たちは、他人から承認してもらいたい、という欲望が、今までのどの世代より水準が高い。承認欲求が高い。
*今から高い地位を狙って一発逆転を狙う。ということになりがちだが、めったに成功しないし、万一成功しても自信が回復するとは限らない。劣等感はそのまま。

対人関係ができると「考えたことが実行できる」ようになる。
他人からもらった「欲望」が混じっているとプラス。

ひきこもっていると、「したい」と「しなくちゃ」の区別がなくなる。
義務感100%ではひとは動けない。

相談を受けた側の対応
再登校をテーマにしないで「本人に元気になってもらう」
引きこもり 「安心して引きこもれる環境を作ってもらう」
*単純に「本人が家の中で安心できる環境を作って下さい。」
マズローの欲求段階説(図参照)
(*衣食足りて礼節を知る、の心理学バージョン)

人は何故働くのか?
上の世代の方 食べるため。
今の若い世代には通用しない。今の若い世代が就職するのは、承認欲求から。

現在の若い人の就労動機のほとんどは承認欲求から。
単純に食べるためなら「職種は問わない」が、それが見られないことからもわかる。

だが、引きこもりをかかえる家族の最大の欲求は「就労」

どうしたらお子さんに「就労欲求をもってもらえるか?」

家族はマズローの3段階まで満たしてやる必要がある。

今の若い人にとっては「食うために働く」ことは現実感ゼロ、ファンタジーである。
兵糧攻めは、うまくいかないことが多い。
(へたに直面させようとすると衰弱死、どうかすると餓死にいってしまう。)

「ひきこもり」 自分はいつ追い出されるのであろうか?という恐怖がある。
そういうことは考えていない! と言う対話が必要。

まず、両親が一致団結すること。
引きこもりをきっかけに両親が不和になっていると、子どもは罪悪感にかられる。
自分のプライドか子どもか。どちらを優先するか。(夫婦関係の修復。)

愛情だけだと距離を縮める方にしかいかない。距離をおいた「親切」配慮へ。

受容の枠組み設定。
生理的欲求、安全欲求 金銭の与え方は月給制。(不要だと言ってもあげる必要がある。)

ひきこもり 欲がない、というのは、実は非常に危険な状態。
欲望は意欲と同意義。欲望なしで意欲なし。

コミュニケーション メモ・メールは直接話す代用にはならない。
冗談が言える 弱音が吐ける関係づくりを。
まず挨拶から。本人だけでなく両親の間も、家族間の挨拶から。
本人からの「話したい」はまず恨みつらみ。
親は覚悟を。最初の訴えをさえぎらず最後まで聞く。反論なし、自己弁護なし。
事実かどうかにこだわらず(反論したい気持ちを抑えて)最後まで聞く。
抜ければふつうの会話にたどりつく。辛抱すればするほど期間は短縮される。

家庭内暴力 引きこもりの1割強にともなう。(一過性のものも数えると5割)

タブー  暴力で押さえ込む (終わらない。)
家庭内暴力で強制入院 復讐で暴力 連鎖。

通報・避難が有効。 ただし、パフォーマンスであること。
暴力拒否のパフォーマンス。(やりすぎれば失敗。)
絶対拒否、の姿勢が伝わるかどうか。

予告とセット。
今度このレベルの暴力をしたら通報。予告した以上は実施。

器物損壊:身体的暴力 通報レベル。予告する。
部屋に水をまく つねる  避難レベル。予告する。

やめなかったら粛々と実行あるのみ。

警察がくる頃には大体、暴力がおさまっている。説諭するだけになることも多い。
しかし、本人が「親の通報に驚いている。」

避難 暴力があったその日のうちに。
直後に連絡する 本人に電話する。
あなたから逃げたんではなく、暴力から逃げたのである。

帰るタイミング 
1週間ぐらいで、本人の「態度が投げやりになる」頃、
「暴力がないかどうか確認する」と一度帰宅。
一時帰宅は数回やって、「確認」ポーズを繰り返す。
(ただし、夫婦間暴力には適用できない。←もっと悪質である。)






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Last updated  2013.01.31 21:24:35
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