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伊勢市二見町荘
御祭神は御塩殿鎮守神(みしおどののまもりがみ)とされていますが
塩土翁(しおづちのおじ)であったとする説もあります。
境内の前にある二見町教育委員会による案内板には
「塩土翁を祀る神社」と書かれてありました。

社殿の向かって右にあるのは御塩殿(みしおどの)です。
屋根は茅葺で鳥居と板垣がありますが、社殿ではありません。
境内に入ると、鳥居もあって大きな建物なのでこちらが本殿かと思ってしまいます。
御塩殿(みしおどの)は粗塩を焼き固め堅塩を得る施設です。
三角形の土器につめて焼き固め、堅塩(かたしお)に仕上げるのだそうです。
御塩御倉はここの板垣内にあります。

御塩浜(伊勢市二見町西)
御塩殿神社の境内には、神宮の神饌として神事に使う堅塩を作る施設
御塩汲入所・御塩焼所・御塩御倉・御塩殿があります。
内宮の所管社ですが、ここで作られた御塩は
外宮の神事にも使われるのだそうです。
神宮で使われる御塩は、五十鈴川河口の御塩浜で濃い塩水(鹹水・かんすい)を取り
境内の施設で荘の住民の奉仕により製塩が行なわれます。
最終的な作業、御塩焼固(みしおやきがため)の作業は神職が出向し、
身を浄めて奉仕するのだそうです。

社殿裏手にあるのは、御塩汲入所と御塩焼所。
社殿ではありませんが、鳥居が建てられています。
砂浜に近いため、周辺は砂地。
しかし小径やこの施設の前も綺麗に掃き清められていました。

御塩汲入所(みしおくみいれしょ)は御塩浜から運ばれた濃い塩水を壷で保管する倉庫。
御塩汲入所の建築様式は天地根元造(てんちこんげんづくり)と呼ばれるそうです。
古代の建築様式のように見えますが、それほで古いものではないと言われています。

御塩焼所(みしおやきしょ)は鹹水を鉄鍋で煮込み、粗塩を得る施設。
鉄の平釜で焚き上げて粗塩を作るのだそうです。
作業は8月に行なわれます。
御塩汲入所と同様の天地根元造ですが、こちらは一回り大きく造られています。

神宮の神事に用いる神饌などを調進する施設を御料地というのだそうです。
そのうち神社となっているのがこの御塩殿神社と
今回の伊勢神宮125社巡りのスタートとなった
神服織機殿神社(かんはとりはたどの)と神麻続機殿神社(かんおみはたどの)。
御塩殿神社参拝は今回が3回目です。
数年前の参拝時、御塩殿と御塩焼所の扉が開けられていました。
次回、その時の写真をご紹介させていただきます。
雨の内宮 2017.04.11
伊勢神宮の見どころ ~ 内宮編2015 ~ そ… 2015.08.26
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